人たらしの意味・特徴16選｜女/男たらしの違い・人誑しになる術・天然も

人たらし（人誑し）の意味とは？

人たらし（人誑し）の意味①人を騙し欺くこと

人たらし（人誑し）の意味の1つ目は、人を騙し欺くことです。人たらしという言葉は本来悪い意味合いで使われていました。しかし現状では良い意味合いで使われることが多い言葉になっています。悪い意味合いもあるということだけ押さえておきましょう。

人たらし（人誑し）の意味②人の懐に上手に入り込み心を掴むのがうまいこと

人たらし（人誑し）の意味の2つ目は、人の懐に上手に入り込み心を掴むのがうまいことです。この意味合いは豊臣秀吉が、人の心を掴みつつ天下統一を図っていったことに由来していると言われています。今から紹介する人たらしの特徴や人たらしになるにはどうするのか、こちらの良い意味合いであることが前提となります。

人たらし（人誑し）の特徴11選

人たらし（人誑し）の特徴①笑顔が多い

人たらし（人誑し）の特徴の1つ目は、笑顔が多いことです。人たらしは笑顔が多く相手に警戒させず人の心に入り込んでいきます。基本的に人は笑顔の人を警戒しづらいものです。もちろん知らない人が笑顔で近づいてくれば最初は警戒するでしょう。

しかしそれが知人であれば、その笑顔に好印象を持ちます。そしてお互いの人間関係が深くなっていくほどにその笑顔は力を発揮していくのです。人たらしは笑顔を武器に人間関係を良好に築いていくものなのです。人たらしになるにはまず素敵な笑顔が大前提です。

人たらし（人誑し）の特徴②聞き上手である

人たらし（人誑し）の特徴の2つ目は、聞き上手であることです。人たらしは自分の武勇伝を語ったりすることなく、また自分の考えを最初から語ることをせず、とにかく人と話をする時には相手の話を聞くところから始めます。そして相手が話しやすいように合いの手を入れていくのです。

そして相手が話し終わって満足したところで自分の話を切り出していきます。相手は満足感が高い状態で、自分の話を聞いてくれた信頼感のある人が言っていることなので、提案に対して承諾しやすくなっているのです。

人たらし（人誑し）の特徴③人見知りしない

人たらし（人誑し）の特徴の3つ目は、人見知りしないことです。人たらしは基本的に人見知りせず、どんな人にも自分から近づいていきます。これは重要なことで、自分から話しかけることで、話しかけた方が主導権を握ることができるため、人心を掌握しやすくなるのです。

人たらし（人誑し）の特徴④人が不快になることを言わない

人たらし（人誑し）の特徴の4つ目は、人が不快になることを言わないことです。人たらしは決して相手を不快にさせません。冗談で人の悪口を言うような人も中にはいますが、こういった人に対して悪印象を抱く場合もあるため、テクニックのある人たらしは基本的に人が不快になるかもしれないアクションはとりません。

そして、自分が人から不快になるようなことを言われたとしても反論したりスルーしたりせず、うまく受け止めて返すことができます。人たらしは不快な言動に対しての対処がしっかりできるものなのです。

人たらし（人誑し）の特徴⑤褒め上手である

人たらし（人誑し）の特徴の5つ目は、褒め上手であることです。人たらしは褒め上手なのですが、何でも褒めまくるのではなく、褒めるタイミングや褒める項目を図って人を褒めています。そのため、相手から「この人は本当に分かっている」と思われる傾向にあるのです。

人は基本的に褒められて不快にはなりません。しかしながら褒める内容やタイミングを間違うと、見え透いたお世辞や相手はそう思っていないと勘繰るものです。そのため、相手の心に響く誉め言葉を投げかける必要があり、人たらしはそれができるのです。

人たらし（人誑し）の特徴⑥落ち着いた雰囲気を持っている

人たらし（人誑し）の特徴の6つ目は、落ち着いた雰囲気を持っていることです。人たらしは落ち着いた雰囲気を持っているため相手を警戒させません。はしゃいでいる雰囲気や、いつも怒っているような人を寄せ付けないような空気だと、相手がそれを理解するまでに時間がかかり、またその雰囲気に合わない人もいます。

しかし落ち着いた雰囲気を持っていると、ほとんどの場合外見におけるマイナススタートはなく、またビジネスにおいては好印象を持たれる場合が少なくありません。一方ではしゃいでいたり厳格な雰囲気を持っている場合には大きなプラスからスタートする場合もありますが、挽回できないほどのマイナススタートもあり得ます。

人たらし（人誑し）の特徴⑦必要以上に出しゃばらない

人たらし（人誑し）の特徴の7つ目は、必要以上に出しゃばらないことです。人たらしは必要以上に出しゃばらず、基本的に後ろで控えるスタンスを取ります。しかしながら相手がサポートを求めているが言い出せないような状況はしっかり察知し、相手にサポートを申し出ます。

基本的にその提案が人のためになることであっても、でしゃばってくる相手に辟易してしまい、その提案にいい印象が持てないことも少なくありません。しかし人たらしはそのタイミングをしっかり図ることができるので、いつも人から感謝されるのです。

人たらし（人誑し）の特徴⑧悪くなくても謝る

人たらし（人誑し）の特徴の8つ目は、悪くなくても謝ることです。人は相手が悪いのに、その場を収めるために謝るということが中々できないものです。しかし、相手は謝罪を受けるだけで満足し、その場が収まることも少なくないのです。人たらしはこの、自分は悪くないが必要な謝罪ができるのです。

人たらし（人誑し）の特徴⑨幅広い知識を持っている

人たらし（人誑し）の特徴の9つ目は、幅広い知識を持っていることです。人たらしは、様々な人に話を合わせることができるよう、幅広い知識を持ち、相手の興味に合わせて話題を選ぶことができます。相手はもちろん自分の興味が高いカテゴリに関してはテンション高く話をします。

人たらしはこの幅広い知識を維持し、また高めていくために人が見えないところで努力をしています。人たらしは人に努力している姿は見せないのですが、人の心を掴むための努力を欠かさないのです。

人たらし（人誑し）の特徴⑩人に合わせて話す技を持っている

人たらし（人誑し）の特徴の10個目は、人に合わせて話す技を持っていることです。人たらしは相手が興味のある話題を選ぶことができ、またその話に合わせるだけでなく、興味の違う人が大勢いる場所でも話の流れを作り、またそれぞれの人に合わせて話をする技を持っています。

そのため、多くの人からその人がいると場が盛り上がると言われ、ムードメーカーやまとめ役としての信頼を得ることになるのです。それはどんな人にも合わせて話をすることができるからなのです。

人たらし（人誑し）の特徴⑪異性からも同性からも評価が高い

人たらし（人誑し）の特徴の11個目は、異性からも同性からも評価が高いことです。よく異性からは評判がいいものの、同性からは評判が悪い人というのがいます。そしてその逆もいます。しかし人たらしは老若男女かかわらず評価が高いものなのです。同性異性、そして幅広い世代の人から指示を受けるのが人たらしです。

人たらしは同性からも異性からも高い支持を集めるために、自分から男女関係なく近づいていき、話をする傾向にあります。逆に男女どちらかの支持しか集められない人は、男女どちらかと話をする機会に偏っていることが少なくありません。人たらしはそのバランスを常に意識しているのです。

天然の人たらし（人誑し）の特徴5選

天然の人たらし（人誑し）の特徴とは①何事にも一生懸命

天然の人たらし（人誑し）の特徴の１つ目は、何事にも一生懸命であることです。天然の人たらしとは、意識せず人をたらしこんでいる人のことです。このような人は周囲の人を常に引き付けています。また、カリスマ性を持っていることも少なくありません。

何事にも一生懸命な人は、言っていることに説得力があります。何もせず、過去の栄光だけを語っているような人と比べたら、同じことを言ってもまったく説得力が違います。何故なら、周囲がその人の努力を常に見続けているからです。

天然の人たらし（人誑し）の特徴とは②裏表がない性格

天然の人たらし（人誑し）の特徴の2つ目は、裏表がない性格です。天然の人たらしは裏表がなく、どんな人にも同じように優しく接することができます。裏表があるような人は悪いうわさが立ちやすいのですが、天然の人たらしと言われる人は悪いうわさが立つことがありません。

天然の人たらしは、普通の人たらしと違い何かを考えて人をたらしこんでいるのではなく、その人の行動が自然と人をたらしこむ結果になっているのです。そのため裏表がないことで、常に相手からの信頼感があることが天然の人たらしである前提となるのです。

天然の人たらし（人誑し）の特徴とは③謙虚な姿勢

天然の人たらし（人誑し）の特徴の3つ目は、謙虚な姿勢です。人は謙虚な人物に対して好印象を持ちやすくなります。そして謙虚な人物は成長が早いことが多く、その姿がさらに尊敬を集めることとなります。

謙虚な態度は特に日本人から見ると好印象であり、自然と周囲の尊敬を集め、人をたらしこむ結果となるのです。ただし、外国人から見ると度が過ぎる謙虚な態度は気弱で卑屈に見え、決して良い印象にはならないこともあるようです。

ちなみに下記の関連記事は「シンデレラノート」について紹介しているおすすめの内容ですが、謙虚に勉強をする人にとっては非常に役立つ内容が盛りだくさんになっています。こちらの内容もチェックすることで、さらに自分自身を磨き上げ、良い意味で人たらしに近づくことができるでしょう。

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天然の人たらし（人誑し）の特徴とは④お礼や謝罪を心を込めてきちんとする

天然の人たらし（人誑し）の特徴の4つ目は、お礼や謝罪を心を込めてきちんとすることです。天然の人たらしはお礼や謝罪がきちんとできるので、相手の心に入りやすいのです。

そのお礼や謝罪が計算によるものではなく、本心から出た真心が込められたものであるため、誰もがそのお礼や謝罪を素直に受け入れることができるのです。人たらしのお礼や謝罪にはある程度の計算があるので、この点は大きな違いと言えます。

天然の人たらし（人誑し）の特徴とは⑤辛くても人のために笑顔になれる

天然の人たらし（人誑し）の特徴の5つ目は、辛くても人のために笑顔になれることです。天然の人たらしは、自分が辛くても笑顔を作ります。そうすることで、人に迷惑をかけず、また人に元気を与えることを知っているからです。

天然の人たらしには常に計算がないので、こういった人と仲良くしておくとストレスなく、良好な人間関係を長く継続させることができるのです。

人たらし（人誑し）と「女たらし＆男たらし」の特徴の違いは？

人たらしと「女たらし＆男たらし」の特徴の違い①たらしこむ相手の違い

人たらしと「女たらし＆男たらし」の特徴の違いの1つ目は、たらしこむ相手の違いです。人たらしは男女問わず人をうまく意図する方向に誘導するため動きますが、「女たらし＆男たらし」に関しては異性のみが対象となります。

人たらしと「女たらし＆男たらし」の特徴の違い②私利私欲か人のためか

人たらしと「女たらし＆男たらし」の特徴の違いの2つ目は、私利私欲か人のためかです。人たらしは自分のためにも、また男女問わず人のためにも動きますが、「女たらし＆男たらし」については自分のためにしか動きません。自分が異性とうまくいくように、相手をたらしこむのです。

人たらしと「女たらし＆男たらし」の特徴の違い③相手の印象の持ち方の違い

人たらしと「女たらし＆男たらし」の特徴の違いの3つ目は、相手の印象の持ち方の違いです。人たらしについては相手から尊敬されたり感謝されたりします。しかし「女たらし＆男たらし」に関しては人から感謝されるようなことはまずないでしょう。老若男女問わず人間関係の調整に優れている人たらしは憧れの的なのです。

人たらし（人誑し）になるには｜たらしこむ術・方法は？

たらしこむ術を身に付け人たらしになるには①人のことをよく観察する

たらしこむ術を身に付け人たらしになるための1つ目の方法は、人のことをよく観察することです。人をたらしこむ方法を使いこなせるようになるには、人間の観察を怠らないのが必須条件です。相手のことを知らなければ、相手の心に入り込むような動きは取れません。たらしこむ術の習得は観察から始まるのです。

人の観察は知人の観察はもちろんですが、電車の中にいる人を観察したり、カフェで周囲から聞こえてくる話に耳を傾けたりすることも含みます。たらしこむ術は様々な方向から手がかりを得ることができるものなのです。

たらしこむ術を身に付け人たらしになるには②人のポジティブな面をよく見る

たらしこむ術を身に付け人たらしになるための2つ目の方法は、人のポジティブな面をよく見ることです。人をたらしこむ術は、基本的に人を褒めることです。したがって、人心を掌握する人たらしになるには、人のいいところを常に見つけようという心持ちが非常に重要になってくるのです。

人たらしになるにはまず、人のことを一日1回は褒める努力をしてみましょう。また、その褒めるタイミングは最初に会って挨拶をするタイミングがいいでしょう。人たらしになるには人が喜ぶことを考え実践する継続的な努力が不可欠なのです。

良い人たらし（人誑し）になれるように努力してみよう！

良い人たらしになるには努力が必要ではあるものの、工夫次第で誰でもなることができます。また、人から疎まれる男たらしや女たらしだと見られないよう、注意も必要です。ここで紹介した人たらしの特徴を覚えておき、また人たらしになるにはどのようにすればいいのか、その方法も意識して努力を続けてみましょう！