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大文字焼きとは?どうして大の字に山が焼かれる?

京都の大文字(だいもんじ)焼きとは①お盆の行事

夏

京都の大文字(だいもんじ)焼きについて1つ目は、お盆の行事です。京都の大文字焼きは、夏のお盆の時期に行われる行事です。例年、8月16日の20時から始まります。京都市内は、高い建物が少ないので色々な場所から見ることができます。

京都の大文字(だいもんじ)焼きとは②大の字に燃やす意味

大きい

京都の大文字(だいもんじ)焼きについて2つ目は、大の字に燃やす意味です。大の字を使う理由は明確にはわかっていません。なので、いくつかの説を紹介しますよ。陰陽道の五芒星を象っているという説や1年を通して位置が変わらない北極星をイメージしているという説があります。

仏教でいう悪魔退治の意味を持つからという説と弘法大師が大の字の形に護摩壇を組んでいたからという理由なども有名です。どちらにしろ、悪いものを避けたいという気持ちから書かれている字のようですよ。

京都の大文字(だいもんじ)焼きとは③大文字焼きを行う理由

不思議

京都の大文字(だいもんじ)焼きについて3つ目は、大文字焼きを行う理由です。大文字焼きを行う主な理由は、お盆に帰ってきた先祖を再び黄泉の国に送ることです。また、一説には悪霊除けという意味合いもあるようです。

京都の大文字(だいもんじ)焼きとは④行われる場所

京都

京都の大文字(だいもんじ)焼きについて4つ目は、行われる場所についてです。東山如意ケ嶽の大文字焼きが1番有名です。時間で金閣寺附近の大北山でも左大文字と呼ばれる大文字焼きが行われますよ。ほかにも妙法、船形、鳥居形に焼く山もありますよ。

京都の大文字焼きとは⑤よく見える場所


眺め

京都の大文字(だいもんじ)焼きについて5つ目は、よく見える場所です。大文字焼きがよく見える場所も知りたいですよね。大文字がよく見える場所は、丸太町大橋〜御薗橋に位置する鴨川の堤防です。また、京都市内の少し高いホテルなどの建物からも見ることができるでしょう。

この期間中は、大文字焼きを見ながら食事を楽しむことができるプランなどもあるのでチェックしてみてはいかがでしょうか?人気があるので早く予約をすることがおすすめです。また、大の字は小さくなってしまいますが京都タワーなど複数の送り火を見ることができる場所もあります。

京都の大文字焼きとは⑥五山の送り火とも呼ぶ

夜

京都の大文字(だいもんじ)焼きについて6つ目は、五山の送り火とも呼ぶということです。大文字焼きは、「焼き」という言葉が付くから織田信長による焼き討ちを連想することから苦手だという人もいます。五山にそれぞれの文字の形に焼いて行う送り火だから五山の送り火とも言いますよ。

京都の大文字焼きとは⑦送り火を行った後

夜

京都の大文字(だいもんじ)焼きについて7つ目は、大文字焼きの後のことです。大文字を行った後は、消し炭を奉書紙に巻いて水引をかけます。それを家に吊るしておくと、厄除け魔除け、盗難除けのお守りになるので銀閣寺の近くにある家では吊っている家が多いです。

また、消し炭はお守りとして利用をするだけでなく薬として使うこともできるそうです。煎じて飲むと腹痛が治まるそうです。病気封じにも効くお守りでもあります。

京都の大文字焼きとは⑧大の字を飲むと無病息災になれるジンクス

夜

京都の大文字(だいもんじ)焼きについて8つ目は、大の字を飲むと無病息災になれるジンクスです。水やお酒を丸い盃に注ぎます。その盃の送り火を映して飲んでみましょう。飲むと無病息災に暮らせるというジンクスがありますよ。

京都の大文字(だいもんじ)焼きについて紹介をしました。大文字焼きだけでなく、京都の人気ディナーについても気になる方は、下記の記事を参考にしてみてください。


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大文字焼きの歴史・起源とは?

大文字焼きの歴史・起源①空海が始めた説

勉強

大文字焼きの歴史・起源1つ目は、空海が始めたという説です。浄土寺が火災に遭ってしまったときに山上に飛来した本尊阿弥陀仏が光明を放っていたという伝説があります。その光明を空海がかたどって書いたという説があります。

その光明をかたどって燃やしているのが五山の送り火とされています。でも、記録としてはっきり残っていないので伝説にしか過ぎない説でしょう。

大文字焼きの歴史・起源②足利義政が始めた説

勉強

大文字焼きの歴史・起源2つ目は、足利義政が始めた説です。銀閣寺にゆかりのある足利義政が自分の子供を亡くした後に行った行事だと言われている説もあります。確かに銀閣寺の近くで行われていますよね。こちらもハッキリと記録として残っている訳ではなく俗説です。

大文字焼きの歴史・起源③能書家・近衛信尹が始めた説

勉強

大文字焼きの歴史・起源3つ目は、能書家の近衛信尹が始めたという説です。こちらの説が1番有力かもしれません。能書家の近衛信尹がが書いたとされる書物に大文字焼きを行ったということが書かれているためです。ここにしか書かれていないなんて不思議ですよね。

大文字焼きの歴史・起源④五山の送り火の歴史

勉強

大文字焼きの歴史・起源4つ目は、大文字焼きの歴史についてです。大文字焼きの歴史は、わかっていないことも多いです。江戸時代の頃には既に行われていた行事になります。それより昔の平安時代や室町時代に行われていたという説もあります。五山の送り火は、地元の人が伝聞で受け継いできた行事なのかもしれません。

大文字焼きの歴史・起源について紹介をしました。ほかにも京都のおすすめホテルについても気になる方は、下記の記事を参考にしてみてください。

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京都以外で大文字焼きが行われる場所4選

京都以外で大文字焼きが行われる場所①奈良県

観光

京都以外で大文字焼きが行われる場所1つ目は、奈良県です。奈良の大文字焼きは、毎年8月15日に行われます。京都と同じようにお盆の行事として有名です。京都のように先祖を供養するのでなく、戦没者慰霊と世界平和を祈る行事になります。

慰霊祭は、仏式と神式の儀式が続けて行なわれるので珍しいでしょう。大文字焼きを行うのは、高円山という山になります。日本最大級の大きさの大文字でもありますよ。

京都以外で大文字焼きが行われる場所②静岡県

観光

京都以外で大文字焼きが行われる場所2つ目は、静岡県です。毎年8月16日に行われます。15、16、17日と3日間にお祭りが行われてその中日の行事です。実は、静岡県の大文字の文字が1番大きくて有名ですよ。賑やかなお祭りも同時開催なので行ってみましょう。

京都以外で大文字焼きが行われる場所③神奈川県

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京都以外で大文字焼きが行われる場所3つ目は、神奈川県です。箱根強羅まつりのときに行われる行事になりますよ。毎年8月16日前後に行われ、花火が打ち上げられたりと賑やかな行事になっています。京都の大文字焼きと違い、有縁無縁の霊を慰めるための行事です。

京都以外で大文字焼きが行われる場所④秋田県

観光

京都以外で大文字焼きが行われる場所4つ目は、秋田県です。毎年8月16日に行われる行事になっています。1日中様々な行事が開催され、夜の大文字焼きには花火も打ち上げられるという規模が大きい行事になりますよ。

京都以外で大文字焼きが行われる場所⑤広島県

旅行

京都以外で大文字焼きが行われる場所5つ目は、広島県です。広島の大文字焼きは、ほかの大文字焼きと違い5月に開催されます。過去に町の家並みが大の字に焼けてしまうほどの大規模火災があったようで、再び火災を起こさないために行うようになった行事です。

火事が理由で始まった行事なので、提灯にろうそくを入れて献灯という形で行われていました。現代では、ろうそくが電球に変化しながら続いています。

京都以外で大文字焼きが行われる場所⑥高知県

旅行

京都以外で大文字焼きが行われる場所6つ目は、高知県です。毎年、旧暦の7月16日に行われています。新暦では8月の終わりくらいの時期でしょう。応仁の乱を逃れて高知に移ってきた一條教房の息子が京都を懐かしんで始めた行事とも言われていますよ。

また、逆に京都より高知で先に始められた行事であるという説もあります。高知の大文字焼きは京都と同じで起源がよくわかっていないようです。歴史も長い行事であるのに不思議な話ですよね。

京都で大文字焼きを見よう

花火

京都の大文字(だいもんじ)焼きについて紹介をしました。大文字焼きとは、お盆に帰ってきた先祖を黄泉の国に送る行事です。なので送り火とも言いますよね。正しい起源や歴史はわかっていませんが、いくつかの説を紹介しましたよ。また、京都以外の大文字焼きの場所についても紹介したので参考にしてみてください。


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