アサイーボウルのレシピは？フルーツの栄養豊富で美肌・ダイエットの味方

アサイーボウルのアサイーってどんな食べもの？

アサイーボウルのアサイーはブラジル原産のフルーツ

アサイーはブラジルのアマゾンが原産のフルーツです。アサイーはベリー系のフルーツとイメージされやすいですが、実は全く関係がなくヤシ科の植物です。見た目は一回り大きいブルーベリーのようで、ほうき状の房に黒紫色の実をつけます。和名では「ワカバキャベツヤシ」という名前で呼ばれます。

アサイーの実は硬いので、食べられる部分が1粒の5％しかありません。しかし、その5％に豊富な栄養素が含まれているため現地では15世紀以前（大航海時代前）からアマゾンの先住民に貴重な栄養源として食べられていました。

また、種の輸出が禁止されているため生のものを購入する場合は直接ブラジルへ行く必要があります。そのため、国内に出回っているアサイーは冷凍ピューレやパウダーに加工されたものです。

アサイーの本場の食べ方と日本の食べ方は違う

日本やハワイではアサイーをミキサーにかけてその上にフルーツやグラノーラを乗せる食べ方が主流となっていますが、本場の食べ方は違うようです。アサイーの原産地であるアマゾンでは、お椀型の容器でピューレ状にしたアサイーと一緒にファリーニャ（キャッサバ芋）をフレーク状にして混ぜて食事として食べています。

また、好みで干し肉や魚のフライなども乗せるようです。このお椀を使う「アサイー・ナ・チヂィイラ」と呼ぶアマゾンの本場の郷土料理の食べ方が影響してアサイーボウルをお椀型の容器で食べるスタイルになり、そして英語に直訳した「アサイーボウル」という名称で呼ばれるようになりました。

今ではアサイーボウルとしての食べ方だけでなく「アサイースムージー」や「アサイーパフェ」など様々な食べ方にアレンジしたアサイーを使ったメニューがカフェなどで楽しめます。

アサイー自体は味がなくフルーツとの相性がいい

皆さんはアサイー本来の味を知っていますか？アサイーは甘いフルーツというイメージを持っている方が多いと思います。しかし実際私達が食べているのは果物がブレンドされ甘みがプラスされたものです。実際アサイーの味は甘みや香り、クセがほとんどなく、上品な味でココアの風味に似ています。

またアサイーポリフェノール、アサイーオイルがほんのりした渋みとオリーブオイルのようなコクと香りを加えて美味しくします。アサイ―ポリフェノールは特にアントシアニンが多く、ワインやチョコレートのような渋みを出して味の奥行きを出します。またアサイーオイルはアボカドのようなコクや旨みをプラスしてくれます。

これらの特徴からどんなフルーツも美味しくさせることができるため、いろんなレシピや作り方のアレンジができます。ぜひ自分好みのブレンドを探してみてください。

アサイーボウルが流行ったきっかけは？

アサイーボウルがハワイの朝食としてセレブたちが食べ始めたから

最初のきっかけは、もともとブラジルで食べられていたアサイーボウルがハワイのレストランやカフェのメニューとして食べられるようになったためです。

そしてアサイーが持つ美肌・ダイエット効果や簡単な作り方が注目され、そしてハワイの代表的な朝食として日本人の憧れであるセレブたちが食べるようになったため日本でも流行りました。

女性に嬉しい美肌・ダイエット効果や新しい味・食感が生活に刺激を与える

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いつまでも綺麗でいたいという心を持つ女性にとって栄養価が高く美肌・ダイエット効果があり、作り方が簡単・時短で手軽に摂れる「スーパーフード」は試したくなる食材です。また美のカリスマであるセレブたちに少しでも近づきたいため、オシャレで美味しいアサイーボウルはとても刺激的です。

「スーパーフード」という普段聞きなれない言葉や食材は興味が沸き、挑戦する気持ちが生まれ新しい刺激を与えてくれます。新しい味や食感を楽しむことは食生活が豊かになり、生活の充実につながります。ぜひ、作り方を覚えて普段の生活にうまく取り入れて楽しんで見てはいかがでしょうか？

アサイーボウルが美肌・ダイエットに良い理由は？

豊富な種類の栄養成分で美肌効果が期待できる

アサイーは赤道直下で育つため強い紫外線と強烈な雨という過酷な環境と闘いながら成長しています。そして、その厳しい刺激から自分の身を守るため生み出す色素や苦み成分であるポリフェノールが豊富に含まれます。その豊富さはアサイーがもつ黒紫色からでもよくわかります。

そのポリフェノールが体の中でもストレスや喫煙や紫外線などの有害から生まれる活性酸素と戦って除去してくれます。活性酸素が多く生まれると細胞を酸化させ老化をどんどん進め、シミを作ります。この有害成分をやっつけてくれるのでアサイーには美肌効果やアンチエンジング、しわやたるみの予防が期待できます。

また、うっすらと緑色っぽいのが特徴のα－リノレン酸やオレイン酸が豊富に含まれているのでホルモンバランスの崩れによる肌荒れやニキビの予防や肌のハリツヤをよくする美肌効果が期待できます。またポリフェノールのひとつであるアントシアニンがコラーゲンを結び付ける効果があるので美肌効果があります。

水溶性食物繊維によりダイエット効果が期待できる

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アサイーがもつダイエット効果に最も影響のある栄養成分は水溶性食物繊維です。食物繊維には水溶性と不溶性があります。不溶性はその名の通り水に溶けないので体の中に長くいて逆に便秘を引き起こすことがあります。水溶性は水に溶けて水分と一緒に体の中へ出ていくため、便秘解消できます。

アサイーはこれを豊富に含むため、便秘解消そして食べ過ぎを予防して痩せやすい体を作ってくれます。それだけでなく水に溶けてゲル状になった水溶性食物繊維が腸の粘膜を守ったりインスリンというホルモンの分泌を抑えて炭水化物の消化吸収を緩やかにして糖質が脂肪になりにくくしてくれます。

また、水溶性食物繊維とともに豊富に含むカルシウムは筋肉の働きを活発にして体温を上げ、代謝を促進して脂肪燃焼させます。この効果が美しいスタイル作りをサポートしてくれます。健康的なスタイルを手にれるためには食事だけではなく運動も必要です。エクササイズや筋トレについて詳しい記事もあわせて是非ご参考下さい！

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美肌・ダイエット以外にも嬉しい効果がある

アサイーは豊富な種類の栄養素がたくさん含まれています。またその含有量も他の食材と比べて数倍以上です。それらの栄養素が美容・ダイエット効果だけではなく他にも嬉しい効果を発揮します。例えば、女性にとって大切な栄養素である鉄分が豊富に含まれているので貧血予防になります。

鉄分は普段食事で十分にとることが難しく、不足してしまう栄養素です。主に緑黄色野菜やレバーなどに含まれていますが手間がかかります。アサイーは手軽のより豊富な鉄分また鉄分の働きを助ける葉酸・ビタミンCも含むためより貧血予防効果が期待できます。

その他には、ポリフェノールのアントシアニンが美肌効果だけではなく目の細い血管を強くして血流の流れをよくするため目の隅々に栄養が届けてくれるため、眼精疲労・視力向上にも効果的です。

アサイーボウルのおすすめのレシピと作り方は？

いろんなフルーツでアレンジ！日本人が好む一般的なアサイーボウルのレシピ

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アサイーボウルはペーストにしたアサイーにフルーツやシリアルを乗せた食べるスタイルが一般的です。日本で使用するアサイーはピューレ状やパウダー、ミックスソースなどに加工されるものを使うことが多いので手間がかからず、ご家庭で簡単にアレンジした作り方ができます。

バナナやマンゴー、イチゴなどブレンドできるフルーツの種類はとても幅が広いです。甘さを加えるならはちみつや生クリーム、そしてあんこなどを加えてもおいしいです。

また、栄養にポイントをおいて抗酸化作用の高いベリー系やキウイ、便秘効果をより強くするバナナや食物繊維が豊富のグラノーラでアレンジすると美容・ダイエット効果がより効果的に美味しく発揮できます。

アサイーボウルの材料

• 冷凍アサイーパルプ　　　　　　　　2個
• 氷　　　　　　　　　　　　　　　　3～4個
• 牛乳　　　　　　　　　　　　　　　30ｍｌ
• バナナ　　　　　　　　　　　　　　1本半
• 苺　　　　　　　　　　　　　　　　1～2個
• ブルーベリー　　　　　　　　　　　5～10粒
• はちみつ　　　　　　　　　　　　　お好みで
• グラノーラ　　　　　　　　　　　　お好みで

アサイーボウルのレシピ

1. 1盛り付け用のお椀を冷蔵庫で冷やしておきます（食べるときにアサイーが溶けにくくなります）
2. 2盛り付け用のフルーツを自分の好みにカットします（イチゴを縦に5等分、バナナはお好みの厚さの輪切りすると見栄えが良くなります）
3. 3電動ミキサーに牛乳と氷を入れて、ミキサーにかけます（氷が溶けきらないで牛乳の上にシャリシャリの粒が浮いているくらいがちょうどいいです）
4. 4細かくした冷凍アサイーパルプとバナナをミキサーに入れてかけます（包丁と使うと細かくしやすいです）（お好みでここでベリー系を入れても美味しいです）
5. 5見た目がスムージー状になってシャリシャリしていたらミキサーを止めます
6. 6⑤を冷やしておいたお椀へ入れます（どろっとしているとお店のアサイーボウルに近づけます）
7. 7グラノーラをトッピングします
8. 8カットしたフルーツを並べて乗せます（ぜひ自分の理想の盛り付けを楽しめます）
9. 9最後にはちみつを2周ほどまわし入れて出来上がりです！（甘いのが好みの方は多めにかけてもいいです）

一味違う美味しい食べ方！ハワイ本場のアサイーボウルレシピ

私たちがカフェで食べたりテレビで紹介されているアサイーボウルと、ハワイや本場で食べられているアサイーボウルの食べ方やレシピは少し違っています。

ハワイの方には日本のアサイーボウルは少しドロドロしていると感じるようです。では本場ハワイのレシピがどのようなものなのでしょうか？レシピの違いや美味しくつくるコツについて紹介したいと思います！

本場ハワイ流のアサイーボウルの材料

• 冷凍アサイ―　　　　　　100ｇ
• 調整豆乳　　　　　　　　100ｍｌ
• バナナ　　　　　　　　　1本
• シリアル・はちみつ　　　適量
• 飾るフルーツ　　　　　3種類以上（各適量）

本場ハワイ流のアサイーボウルのレシピ

1. 1お椀を冷蔵庫で冷やしておきます
2. 2飾るフルーツをカットします
3. 3冷凍アサイーとバナナは一口大の大きさにします
4. 4電動ミキサーに③を入れて撹拌します
5. 5①に④をいれて、シリアルを先に入れて後にカットしたフルーツを飾ったら出来上がりです！

本場ハワイアサイーボウルの作り方のコツ

• 豆乳には調整豆乳を使用しましょう：無調整豆乳だと無味無臭の豆腐くさいアサイーボウルが出来上がってしまいます。また牛乳も分離するのでやめましょう。そして調整豆乳の量はアサイーと同量を使用することで日本でよく見るどろっとした食感ではなくさらりとしたアサイーボウルが出来上がるので食べやすくなります。
• シリアルは輸入物を選びましょう：日本で売っているパフのような食感ではなく、小麦や大麦がごろっとしたシリアルの方がアサイーボウルに合います。
• フルーツは3種類以上使用しましょう：日本は果物が比較的高いです。節約したい気持ちになりますが美味しい食べ方には3種類のフルーツが必要です。コンビニで売っている冷凍のカットフルーツだと簡単に3種類そろえられるので活用してもいいですね。
• 仕上げにはちみつをかけまましょう：アサイーボウル自体に甘みをつけずに、最後にはちみつをかける食べ方がハワイ流です。

和風にアレンジ！甘酒を使用した作り方が簡単なおすすめアサイースムージー

いつものアサイーボウルの味に飽きたという方にオススメのアサイースムージーです。フルーツの甘さが強いアサイーボウルとは異なり和風にアレンジされたものになっています。そのまま飲んでもよいですし、容器に入れて綺麗にあんこや白玉、抹茶アイスなど和風の食材をトッピングしても美味しく食べられます。

和風アサイースムージーの材料

• 冷凍アサイー　　　　　　100ｇ
• 豆乳　　　　　　　　　　200ｍｌ
• 甘酒　　　　　　　　　　大さじ2～4
• バナナ　　　　　　　　　1本

和風アサイースムージーの作り方

1. 1冷凍アサイーを細かく砕きます
2. 2バナナを一口サイズにします
3. 3全ての食材を電動ミキサーにれて撹拌したら出来上がりです！

美容効果があるアサイーボウルを食べて体の中から綺麗になろう！

アサイーボウルに使うアサイーは女性にとって嬉しい美肌・ダイエット効果を持ち、作り方もとても簡単です。アレンジの幅が広いのでたくさんのレシピが楽しめます。ぜひ手軽で簡単に美容効果を発揮できるアサイーボウルを自分の生活や好みに合った作り方やレシピで、楽しみながら美味しく食べて綺麗になりましょう！