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指編みの基本になるリリアン編みの編み方は?

指編みの基本になるリリアン編みの編み方①編み物の基本!編み紐の始め方

指編みの基本になるリリアン編みの編み方、編み紐の始め方を初めにご紹介します。まず、親指に毛糸を2回巻きつけ、固定します。次に、人差し指の前に通し、中指の後ろ、次は前…と、前後するように、小指まで毛糸を渡します。今度は、小指から人差し指に逆のことを行ないます。

小指の前に通し、薬指の後ろ…と前後させながら、人差し指まで毛糸を交互に渡します。その後、今度は一気に、人差し指から小指まで毛糸を渡します。1番初めに親指から人差し指に渡した毛糸を、人差し指ですくい上げます。そして、そのまま後ろの手の甲側に送ります。同じ作業を、中指~小指にかけて行ないます。

小指まで来たら、もう1度人差し指から小指かけて、手の平側に毛糸を渡します。そして、人差し指から順番に、同様のすくい上げる作業を繰り返します。好みの長さになるまですくい上げたら、次は編み紐を閉じていきましょう。映像で確認したい方は、下記動画をご参照くださいね。

指編みの基本になるリリアン編みの編み方②編み物の基本!編み紐の閉じ方

指編みの基本になるリリアン編みの編み方、編み紐の閉じ方をご紹介します。上記のステップでどんどんと編んでいけますが、最後は少なくとも、10cmほど残しておくことをおすすめします。そして、その毛糸を、薬指~人差し指にかけて、上から下へと通していきます。

人差し指まで来たら、指から毛糸を外します。残った毛糸を、裏の渡り糸の下にくぐらせます。全体的に引っ張って、形を整えたら完成です!1つ1つの指の動かし方さえ覚えておけば、後は繰り返すだけです。意外にも、とっても簡単だと思いませんか。

なお、編み紐の閉じ方を、分かりやすく解説している動画もあります。どうしても映像で確認したい!という方は、下記動画をご参考になさってくださいね。

指編み初心者や子供におすすめの糸や編み方のコツは?

指編み初心者や子どもにおすすめの糸や編み方のコツ①太めの毛糸

簡単とはいえ、編み物に慣れていないと不安ですよね。そこで、指編み物初心者や子供におすすめの糸や編み方のコツをご紹介します。1つ目は、太めの毛糸を選ぶことです。太めの毛糸ならば、フワフワでモコモコなので、多少手編みの目が不揃いでも、それをカバーすることができます。

逆に、細めの毛糸を選ぶと、粗が目立ちやすいです。また、編み込まなければならない量が増えるため、作業量も増えます。初めての人に長時間の手編み作業は、ちょっとしんどいですよね。集中力が途切れやすい、小さな子供たちなら、なおさらです。

最近では、100均でも手編み用毛糸の種類は豊富に揃えられているので、ぜひ探してみてください。ワンコインで気軽に始めてみましょう。また、下記記事には、100均で手に入る毛糸について、詳しく書かれています。お気に入りの毛糸探しの、ご参考になさってくださいね。

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指編み初心者や子どもにおすすめの糸や編み方のコツ②ゆるめ編みで簡単に

指編み物初心者や子どもにおすすめの糸や編み方のコツ、2つ目は、ゆるめに簡単に手編みすることです。指編みは、そのザックリした風合いが味わいでもあり、魅力でもあります。ぜひ、その魅力を最大限に活かすためにも、毛糸を引き締め過ぎないようにしましょう。


また、ゆるめに手編みすることで、全体の作業量も減ってきます。時間の短縮にも繋がるのですから、一石二鳥ですよね。気合いを入れ過ぎず、あえてゆるく簡単に編むことで、指編みらしさが発揮される作品に仕上げられますね。

指編み初心者や子どもにおすすめの糸や編み方のコツ③デザイン性のある毛糸

指編み物初心者や子どもにおすすめの糸や編み方のコツ、3つ目は、デザイン性のある毛糸を選ぶことです。単色の手編みでも充分可愛いですが、デザイン性のある毛糸を選ぶなら、簡単にオシャレな手編み作品に仕上げることができます。

例えば、糸の太さに変化がある毛糸。毛糸自体が独特の風合いを持っているので、編むだけで、とても味わいのある作品となります。また、色に変化のある毛糸もおすすめです。カラフルなので、たった1つの作品でも、華やかさを出すことができます。何本もの毛糸を使い込んだようにも見えるので、上級者風に仕上げられます。

毛糸を使った指編み作品の編み方は?|マフラー

マフラーの作り方①リリアン編みだけ簡単マフラー

それでは、毛糸を使った指編み物の作り方をご紹介します。まず、マフラーの作り方ですが、1つ目は、リリアン編みをするだけの簡単マフラーです!マフラーの基本の作り方ですが、これだけで完成するなんて、初心者でもトライしないのはもったいないですよね。アレンジもたくさんできるので、続けてご紹介いたします。

マフラーの作り方②手編みポンポンマフラー

毛糸を使った指編み物のマフラーの作り方、2つ目は、ポンポンつきマフラーです。まずポンポンを用意します。次に、ポンポンの中心から出ている片方の糸を、マフラーの編み目に通します。その後、ポンポンから出ているもう片方の糸と結び、余分な糸を切れば完成です。

とってもシンプルで、これも簡単にトライできそうですよね。マフラー作りで余った毛糸をポンポンにして、色を合わせて作ってもよいですね。ポンポンの詳しい作り方については、下記記事をご参照ください。

マフラーの作り方③スヌード風マフラー

毛糸を使った指編み物のマフラーの作り方、3つ目は、スヌード風マフラーです。編み紐の閉じ方を変えるだけで、あっという間に、スヌード風に仕上がります。余った編み紐を隠してしまわずに、両端の紐を結んで筒状にしてしまうのです。

その後、形を整えるため、中にゴムを通してあげます。結び目を、見えないように隠して閉じれば完成です。マフラーの編み方は簡単ですし、アレンジも豊富です。手編み初心者でも気後れせず、まずはマフラーから挑戦してみましょう!

マフラーの作り方④ボタンやモチーフつき毛糸マフラー

毛糸を使った指編み物のマフラーの作り方、4つ目は、ボタンやモチーフつきマフラーです。通常のマフラーも、ボタンやモチーフをつければ、さらに可愛く仕上げることができます。つけたい場所付近の編み目で、糸をかた結びし、ボタンやモチーフの穴を通しながら、本体に編み込んでいけば完成です。

また、ずっとつけておくのはイヤ!という方であれば、ブローチやコサージュを、お出かけ前につけることもできますね。その日の気分に合わせて、マフラーの雰囲気を変えることができます。最近では、ブローチやコサージュも100均で売っているので、毛糸と一緒に購入もできますね。


毛糸を使った指編み作品の編み方は?|コースター

コースターの作り方①基本の持ち方

続いて、毛糸を使った指編み物のコースターの作り方、ステップ1は、基本の持ち方です。まず、左手の人差し指に糸をかけます。次に、通した糸で、右手で輪を作ります。作った輪を、左手の親指と中指で押さえて持ちます。輪の反対側を、右手の親指と中指で持ちます。

これが基本の持ち方です。イメージとしては、両手それぞれで、親指と中指でOKマークを作りながら、人差し指を立たせた状態で、両手を向き合わせている状態です。できた人は、次の編み目作りに進みましょう。

コースターの作り方②編み目を作る

毛糸を使った指編み物のコースターの作り方、ステップ2は、編み目を作ります。まず、ステップ1で作った輪の中に、右手人差し指を通します。続いて、左手人差し指から伸びている糸をすくい、輪の中へと通します。この時点で、右手人差し指に、すくった糸が引っかかっている状態になります。

次に、今度は輪の中を通さず、右手人差し指で、直接左手人差し指から伸びている糸をすくいます。そして、すくった糸を、右手人差し指にかかっている輪の中に、滑り込ませるように通します。この編みあがりを、右手親指と中指で押さえ、再び人差し指を輪の中に通します。

左人差し指から伸びている糸をすくい、輪の中へ通します。次は、輪の中を通さずに、同じようにすくいます。そして、このすくった糸を、今度は右手に引っかかっている2本の輪の中へ通します。この時、右手人差し指に残る糸は、1本だけとなります。これで、1つの編み目の完成です。

    編み目の作り方

  1. 1輪を作る
  2. 2輪を通してすくう
  3. 3輪を通さないですくう
  4. 4右指の糸に通す
  5. 5輪ができる
  6. 62~4を繰り返す

コースターの作り方③中心と1段目を編む

毛糸を使った指編み物のコースターの作り方、ステップ3は、中心と1段目を編みます。ステップ2を6回繰り返し、編み目を6つ作ります。その後、短いほうの糸を引っ張って、形を丸く整えます。これで中心の完成です。

続いて、1段目を編んでいきましょう。1番初めに編んだ目に、右手人差し指を入れます。左手人差し指から伸びている糸をすくって、1番初めに編んだ目の中を通します。左手人差し指から伸びている糸をさらにすくい、右手人差し指にかかっている残りの糸の中に通します。これを6回繰り返したら、1段目の完成です。

コースターの作り方④目を増やしながら段を増やす

毛糸を使った指編み物のコースターの作り方、ステップ4は、目を増やしながら段を増やします。コースターは外に向かって広がっているので、2段目以降はそれに合わせて目も増やしていく必要があります。そのため、1段目にやった工程を、1目に対して2回行ないましょう。6目×2=12回繰り返せば、2段目完成です。

3段目は、目の増やし方が少し変わります。2の倍数の編み目(2、4、6、8、10、12目)に対しては2回編みますが、それ以外の編み目に対しては、1回だけ編み込みます。1周できれば、3段目の完成です。なお、4段目では、3の倍数の編み目に対してのみ2回編み込みます。

なお、4段目では、3の倍数の編み目に対してのみ2回編み込みます。難しくなってきたでしょうか。分からない方は、下記一覧表をご参考になさってくださいね。何段編んでも構いませんが、5段目あたりまでがおすすめです。好きな大きさまで編めたら、仕上げに入りましょう。

2回編む目

1段目 なし
2段目 1~6
3段目 2の倍数(2、4、6、8、10、12)
4段目 3の倍数(3、6、9、12、15、18)
5段目 4の倍数(4、8、12、16、20、24)

コースターの作り方⑤指引き抜き編みで閉じる


毛糸を使った指編み物のコースターの作り方、ステップ5は、指引き抜き編みで閉じます。まず、次に編む目の中に、右手人差し指を通し、左手人差し指から伸びている糸をすくいます。そしてその糸を、右手人差し指にかかっている糸も含めて、一気に輪の中にくぐらせます。この工程を、最後の目まで繰り返します。

最後の目まで来たら、糸を15cmほど残して切りましょう。残りの糸をすくい、右手人差し指にかかっている糸に通します。そのまま糸を引っ張れば、輪が閉じます。編み始めと編み終わりの余った糸を切れば、完成です!より詳しく知りたい方は、下記記事をご参考になさってくださいね。

毛糸を使った指編み作品の編み方は?|バッグ

バッグの作り方①輪を作り毛糸を引き出す作業を繰り返す

今度は、毛糸を使った指編み物のバッグの作り方をご紹介いたします。ステップ1は、輪を作り糸を引き出す作業を繰り返します。まず、糸をクロスさせ、小さめの輪を作ります。次に、輪の中に手を通し、長い方の糸をすくいます。そのまま輪の中をくぐらせて、初めの輪が締まるまで引っ張ります。

この時、新たな輪ができるので、同様の工程を繰り返します。あまり隙間を作らないように、ギッシリと編んでいきましょう。均一な力で編めれば、理想的な四角い形に近づきます。

バッグの作り方②輪を重ねて引き出しながら段を増やす

毛糸を使った指編み物のバッグの作り方、ステップ2は、輪を重ねて引き出しながら段を増やしていきます。まず、1段目を終えたら、初めに作った編み目の外側の輪を少し引き出します。その輪の上に、1段目最後の輪を重ねましょう。次に、輪の中に手を通し、下になっている輪をすくい、手前に引き出します。

これで2段目の初めの1目が完成です。2目以降も同様に、1段目に作った編み目の外側の輪を引き出し、重ねながら、編み目を増やしていきます。3段目、4段目以降も、同様の工程で編んでいきます。

バッグの作り方③底に向けて徐々に目数を減らす

毛糸を使った指編み物のバッグの作り方、ステップ3は、底に向けて徐々に目数を減らします。ある程度の段数まで編んだら、底に向けて徐々に編み目数を減らしていきましょう。4目編んで1目飛ばす作業を繰り返します。これで自然と幅が小さくなっていきます。

編み進めていくと、底側から見た時に、まだ編まれていない部分が、丸い穴のようになっていきます。この穴が直径4cmほどになるまで、編み込んでください。4cm程度になったら、完成は間近です。

最後の段の編み目に、1周グルッと糸を通した後、穴が無くなるように引っ張りましょう。残りの糸を、近くの編み目に紛れこませて、カットします。編み目の処理が見えてしまうので、裏返しましょう。これで本体の完成です。

バッグの作り方④手編みorプラ製の持ち手でお好み作品に

毛糸を使った指編み物のバッグの作り方、ステップ4は、手編みまたはプラ製の持ち手をつけます。まず、持ち手をつけたい箇所付近の編み目で、糸をかた結びします。次に、その糸を編み目に通して、輪を作ります。持ち手を挟みながら、本体を作る時と同じように、編み込めば完成です!

実はコレ、くさり編みという編み方なのですが、覚えてしまえば簡単ですよね。このバッグの作り方の、より詳しい工程を知りたい方は、下記記事からご確認ください。

毛糸を使った指編み作品の編み方は?|帽子

帽子の作り方①輪を作り毛糸を引き出す作業を繰り返す

毛糸を使った指編み物の帽子の作り方をご紹介いたします。ステップ1は、輪を作り糸を引き出す作業を繰り返します。まず、糸をクロスさせ、小さめの輪を作ります。次に、輪の中に手を通し、長い方の糸をすくいます。そのまま輪の中をくぐらせて、初めの輪が締まるまで引っ張ります。

この時、新たな輪ができるので、同様の工程を繰り返します。1段目はかぶり口となるので、少しゆるめに編んでいきましょう。頭周りの大きさまで編めたら、1段目は完成です。

帽子の作り方②輪を重ねて引き出しながら高さを出す

毛糸を使った指編み物の帽子の作り方、ステップ2は、輪を重ねて引き出しながら段を増やしていきます。まず、1段目を終えたら、初めに作った編み目の外側の輪を少し引き出します。その輪の上に、1段目最後の輪を重ねましょう。次に、輪の中に手を通し、下になっている輪をすくい、手前に引き出します。

これで2段目の初めの1目が完成です。2目以降も同様に、1段目に作った編み目の外側の輪を引き出し、重ねながら編み目を増やしていきます。3段目、4段目以降も、同様の工程で編んでいきます。なお、編み目は2段目以降もゆるめに編んであげましょう。1段目よりも一回り大きい輪にして編むと、より可愛く仕上がります。

帽子の作り方③頭頂部に向けて徐々に目数を減らす

毛糸を使った指編み物の帽子の作り方、ステップ3は、頭頂部に向けて徐々に目数を減らします。ある程度の段数まで編んだら、頭頂部に向けて徐々に編み目数を減らしていきましょう。4目編んで1目飛ばす作業を繰り返します。これで自然と幅が小さくなっていきます。

編み進めていくと、頭頂部側から見た時に、まだ編まれていない部分が、丸い穴のようになっていきます。この穴が直径4cmほどになるまで、編み込んでください。4cm程度になったら、完成は間近です。最後の段の編み目に、1周グルッと糸を通した後、穴が無くなるように引っ張りましょう。

残りの糸を、近くの編み目に紛れこませて、カットします。編み目の処理が見えてしまうので、裏返して完成です!お好みでポンポンをつけても良いですね。お気づきかもしれませんが、帽子の編み方はバッグの編み方と、ほぼ一緒です。帽子ができた方は、ぜひバッグにもトライしてみてくださいね。

帽子の作り方【応用編】カラフル毛糸ニット帽

最後に、毛糸を使った指編み物の帽子の作り方の、応用編をご紹介いたします。カラフル毛糸ニット帽の作り方です。基本のリリアン編みを、繋ぎ合わせて作っていきます。まず、15cmほどの長さのリリアン編みを作ります。同様のものを、12本作ります。この時、違う色のものを作っておくと、カラフルになります。

12本編み終えたら、今度は長辺が隣り合うように、縦長に並べていきます。隣り合った長辺を、毛糸でかがっていきます。12本全て繋ぎましょう。隣り合った辺を全てかがったら、両端の辺もかがり、筒状にします。次に、頭頂部付近を、波縫いの要領で毛糸を通し、絞ります。裏返して形を整えれば、完成です!

毛糸の指編みで心までホッコリ!

いかがでしたか。指編みでできる毛糸の作品は、たくさんあります。基本のリリアン編みさえできれば、マフラーは簡単にできます。また、コースターやバッグ、帽子も、1度やり方を覚えてしまえば、あとはシンプルです。この冬は、毛糸の手編みを楽しみながら、身も心もホッコリしてみませんか?


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