手遊び歌とは?効果も
歌を歌いながら体を動かす遊びのこと
手遊びとは、歌をうたいながら体を動かす遊びのことです。雨の日でお外にいけないときや体調がいまいちな時、車の中で飽きてしまった時など道具や準備も必要がないのでどこでも簡単にすることができます。寝っ転がっている赤ちゃんから保育園や幼稚園のお子さんまで体全身であそぶことができます。
手遊びの効果①五感の影響
手遊びの効果1つめは「聴覚・視覚・触角の影響」です。手遊びは、「歌を歌う」、「見て体でまねる」、「音感を感じる」という遊びながら体のそれぞれの機能に刺激を与えます。「聴覚」は発達と中の「リズムがついた音」を成長させてくれます。リズミカルな音を繰り返す手遊び歌は聴覚にいい刺激を与えてくれます。
「視覚」はねんね期の赤ちゃんにとって一番初めに発達する器官です。モノを追うようになった視覚は興味を抱いて次第にまねるようになります。まだ自分できなくても、大好きなママやパパがやることによって、楽しみや嬉しさにつながり、次第に言葉と動作を真似するようになってきます。脳にいい刺激を与える遊びですね。
「触角」はねんね期の赤ちゃんはママやパパに体のいろいろな部分に触れられて感覚を発達させていきます。手遊びを通して、頭や顔の位置や自分の肌の触った感覚、ママやパパの手の感覚を覚えていきます。手遊びの中で簡単な手の動作もあります。手のひらをくっつけたり、指を握ったりなど手の発達にも刺激を与えます。
手遊び効果②親子ふれあいによるコミュニケーション能力
手遊び効果2つ目は「コミュニケーション能力」です。小さい子供にとって、保育園や幼稚園では遊びを通して他の人とのコミュニケーション能力を向上させます。お家では親子で手遊びをすることによって親子のふれあいの時間が持て、子供の大事な心の部分を親子のコミュニケーション能力として向上させることができます。
子供の体や手に触れることや手遊びを通してのコミュニケーションを図ることによって子供は心の安定感を得ることができます。それは月齢が低ければ低いほど効果的で、大好きなパパやママに触れてもらう、遊んでもらうというのは子供の心を成長させるのにとても大事な栄養素です。
手遊び歌ができるようになる時期
手遊びができる時期①簡単な物とふれあい手遊びができる1歳前
手遊びができる時期1つ目は「1歳前」です。出生してから1歳まで体の成長が目覚ましい赤ちゃんはたくさんの刺激をたくさん受けることができます。この刺激をたくさん受けることによって、脳や体、感情を育むことができます。この時期の赤ちゃんは自分で手遊びをするのは難しい時期ですので体を動かしてあげましょう。
首がまだ座っていない赤ちゃんは無理しない範囲で手足を優しく動かせてあげるのがポイントです。手足を動かすだけではなく、体を優しく触ってあげるのも一つの手段です。首が据わった赤ちゃんは、ママやパパのひざの上に座らせて、手足を一緒に動かしてみましょう。一人座りができる赤ちゃんにはお手本を見せましょう。
一人で座れるようになってくると、大人の真似っこもさらにグレードアップしてくるので、ゆっくり大きい動作をして手を叩いたり、指と指を合わせてあげたり、体の部位に手を持っていったり子供のペースに合わせて真似っこ遊びの1つとして取り入れてみましょう。
手遊びができる時期②親子とのふれあいの1歳児から2歳児
手遊びができる時期2つ目は「1歳児から2歳児」です。この時期の子供は、多くの子が一人でたったりあるいたり、大人の真似っこもパワーアップしているふれあい時期で一緒に簡単な手遊びはできるレベルです。また、この時期の子たちは言葉を増やしている時期ですのでいい刺激になります。
特に、1歳児は簡単な1単語の言葉が増えてくる時期です。そういう時期には体や動物、食べ物など見た目で分かったり、知っている単語だったりするとさらに興味もわいてきて子供本人も楽しむことができます。反復することによって、子供の言語力と物と言葉の一致も成長してきます。
2歳に近づくにつれて音程やリズムがある会話ができます。日ごろ聞いている簡単な歌の1フレーズをゆっくり歌ったり、好きな場所だけピックアップして歌ったりします。完璧な音程ではありませんがこれを重ねることによってだんだん本物の歌に近づき、歌のテンポも合うようになってきます。
手遊びができる時期③保育園・幼稚園の入園
手遊びができる時期3つ目は「保育園・幼稚園の入園」です。保育園や幼稚園では園の先生たちが手遊びのお歌を歌ってくれます。2歳以降の子供は手と音が付いてくるようになり、自分で歌いながら手や足を動かすことができます。個人差は出てきますが、歌も原曲に近いようになり指や体使いもさらにレベルアップします。
園の先生もたくさん手遊びの歌を知っているので自分のお気に入りの手遊びを披露してくれるかもしれませんね。また、指使いも発達をしていて「グー」「チョキ」「パー」がしっかりできるようになり、他の指も一本ずつ指折りができるようになるので手遊びの幅が広がり、一緒にすることができます。
手遊び歌を楽しむコツ
手遊びのコツ①親子のふれあい手遊びを楽しむこと
手遊び歌を楽しむのコツ1つ目は「親子で楽しむこと」です。育児の一番大事なポイントでもある「楽しむこと」は遊びに関しては本人も楽しまないと、子供も楽しんでやってはくれません。やる側が楽しむポイントの1つは羞恥を忘れることです。「こんなことして恥ずかしい」というのは子供も感じ取りますのでやめましょう。
やる側が楽しんで行えると、やっている本人の顔の表情は豊かに、優しくなり、声は柔らかく優しいけど大きくなって子供はさらに興味を持つことができます。「すごいね!」「よくできたね!」「その調子!」と子供を褒めてあげるのもやる側が楽しんでやっていると自然に出てきます。
一緒にやっていて楽しんでいるママやパパの姿を見て、子供のテンションも上がり、知らない間に2人で大きな声をしてはしゃいでいる!なんてこともありそうですね。そのふれあいの時間を大切にしましょう。
手遊びのコツ②動作を大きくすること
手遊びのコツ2つ目は「動作を大きくすること」です。初めてみるものには興味津々の子供はしっかり真似をしようと観察をします。手遊びでどんなことをやっているのか見せて分からせるお手伝いとして、する動作は大きくすることがポイントです。また、スピードもゆっくりすることもおすすめします。
月齢が低ければ低いほど大きく、ゆっくりの動作で行うと子供は目でしっかり追ってくれて、何をしているかが分かり、真似をしようとしてくれます。子供の手足を動かす場合も大きくゆっくり動かしてあげるとどんな動きをしているのか感じ取ることができます。
手遊びのコツ③親子のふれあいの時間大切にする
手遊びのコツ3つ目は「親子のふれあいの時間を大切にする」ことです。普段の生活でもふれあいの時間はあると思いますが、月齢や年齢が大きくなるにつれて意図的な親子のふれあいの時間は減っていってしまうものです。一緒に遊ぶ時間を手遊びを通して親子のふれあいの時間にしてみましょう。
また、子供と一緒にやる場合、ひとつひとつの過程がゆっくりでなかなか先に進まないこともありますが子供の納得がいくまで子供のペースでやらせてあげましょう。やる側があせって先に進もうとしてもどちらも楽しく行うことができません。子供のペースに合わせてましょう。
人気の手遊び歌10選
人気の手遊び歌①グーチョキパーでなにつくろう?
人気の手遊び歌1つ目は「グーチョキパーでなにつくろう?」です。この歌は、「グー」「チョキ」「パー」の判断ができる3歳児からの遊びです。動画のように、両手でいろいろなものを作って遊びます。こちらから提案したもので作ってもいいですが、お子さんにも聞いて作らせると考え、表現の力を養うことができます。
まだじゃんけんの判断ができない2歳児や1歳児、言葉が少ない子供にはできるものをや分かりやすいものでやってあげましょう。例えば、両手で「グー」をして縦に重ねて「ゆきだるま」や両手を「パー」にして「チョウチョ」など種類は豊富ではありませんが、簡単なものなら月齢が小さいお子さんともできます。
また、0歳児のお子さんはこちらで見せるものとしてやるのもいいでしょう。カタツムリなど虫や動物などは動きもあって楽しめます。お子さんと一緒にやる場合は「グー」でできるものを選んであげると、簡単に参加ができます。
人気の手遊び歌②とんとんとんとんひげじいさん(わらべ歌)
人気の手遊び歌2つ目は「とんとんとんとんひげじいさん」です。この手遊びは保育園や幼稚園ではおなじみのの手遊びの曲ですね。ママやパパも知っている人、聞いたことがある人は多いはず!この手遊びをおすすめするポイントとしては全て簡単にできることです。
全て出てくるおじいさんは両手を「グー」で表現ができます。また、鼻やあごなど顔の部位にくっつけて遊ぶので、「みながら楽しむ」「一緒にやって楽しむ」の二つができます。一緒にやるものなら年齢問わずに、自分でやらせられる3歳児や2歳児、一緒に手を動かしてあげる1歳児や0歳児とパターンを分けて行えます。
人気の手遊び歌③はじまるよ
人気の手遊び歌3つ目は「はじまるよ」です。この手遊び歌も知っているママやパパは多いと思います。保育園や幼稚園での絵本の読み聞かせや作品の発表前などに園児とやる場面が多いようです。そのため、保育園や幼稚園に通園されているお子さんには親しみなれている手遊び歌です。知っているお子さんとはすぐにできますね。
まだ保育園や幼稚園に通っていないお子さんでも遊びができます。この手遊び歌は数字を数えていく手遊び歌なので数字を覚える練習や指を1本ずつ立てる練習などにも最適な手遊び歌です。
人気の手遊び歌④むすんでひらいて(わらべ歌)
人気の手遊び歌4つ目は「むすんでひらいて」です。この曲も有名なわらべ歌のひとつですね。この曲も知っている、聞いたことがるママやパパが多いと思います。この手遊びの対象年齢は1歳くらいからで、自分の意思で両手を「グー」と「パー」にできる子供なら自分でできる手遊びです。
人気の手遊び歌⑤バスごっこ
人気の手遊び歌5つ目は「バスごっこ」です。この曲はバスのレクレーションの1つとして有名なわらべ歌です。バスが好きな子供にははまりそうな手遊び歌ですね。この手遊び歌は月齢とわずに遊べることができます。通園されてるお子さんは幼稚園や保育園で習った通りに遊ぶことができます。
人気の手遊び歌⑥こぶたぬきつねこ(わらべ歌)
人気の手遊び歌6つ目は「こぶたぬきつねこ」です。子供向けのわらべ歌でおなじみの曲ですね。動物を認識してきた月齢のお子さん向けの手遊び歌です。まだ認識していないお子さんでも絵本などで登場してくる動物を教えてあげたり、鳴き声を教えてあげましょう。反対に手遊びから絵本などで確かめあうのもいいですね。
人気の手遊び歌⑦しあわせならてをたたこう
人気の手遊び歌7つ目は「しあわせならてをたたこう」です。歌に合わせて手を叩いたり、体の部位を叩く手遊びなので、体の名所が分かる月齢もこれから覚える月齢にもおすすめの手遊びです。毎回叩く場所が違うので、お子さんに「足はどこ?」と聞いてみたりするのもいいですね。分からない月齢は体の部位を教えましょう。
人気の手遊び歌⑧やきいもグーチーパー
人気の手遊び歌8つ目は「やきいもグーチーパー」です。秋の定番手遊びわらべ歌ですね。この曲は歌詞に合わせて「グー」「チョキ」「パー」をする手遊びです。なので、じゃんけんができる月齢はやりやすい手遊び歌になりますが、やる側が見せる遊びとしてもできますので月齢が低いお子さんも一緒に遊べます。
人気の手遊び歌⑨パンダうさぎコアラ
人気の手遊び歌9つ目は「パンダうさぎコアラ」です。この曲は動物の特徴を表す手遊び歌なので、動物を認識している月齢におすすめの手遊び歌です。認識ができなくても、パパやママと一緒に簡単にできるので子供を誘導してあげましょう。
人気の手遊び歌⑩あたまかたひざポン
人気の手遊び歌10個目は「あたまかたひざポン」です。この手遊びわらべ歌も有名な曲の1つですね。体の部位が分かる月齢だけでなく、ねんね時期の赤ちゃんも顔を自分の手で触れられる場所だけ行ったり、ママやパパが代わりに触るなどして一緒に遊ぶことができます。
手遊び歌のアレンジ方法
アレンジ方法①アニメキャラクターを入れる
アレンジ方法1つ目は「アニメキャラクターを入れる」です。この手遊びの曲は人気の手遊び歌で紹介した「とんとんとんとんひげじいさん」と同じで子供が大好きな「アンパンマン」バージョンです。お子さんが好きなキャラクターや知っているキャラクターにアレンジするとさらに楽しめるでしょう。
アレンジ方法②保育園のバージョンも取り入れてみる
アレンジ方法2つ目は「保育園のバージョンも取り入れてみる」です。お子さんが保育園や幼稚園に通っている園バージョンもお子さんから聞いて取り入れてみましょう。もともと知っている曲や歌詞だけでなく、違ったバージョンもありますのでお子さんに聞いてみましょう。
アレンジ方法③保育園のお友達や親子の名前を入れてみる
アレンジ方法3つ目は「親子の名前を入れてみる」です。手遊びによってはお子さんの名前を入れて歌詞をアレンジすることができます。また、お子さんに「ママ」「パパ」と入れさせてもいいですね。このアレンジはふれあいの時間にぴったりです。
英語の手遊び歌5選
英語の手遊び歌①Zoomzoomrocket(ロケットのうた)
英語の手遊び歌1つ目は「Zoomzoomrocket(ロケットのうた)」です。この歌のおすすめするポイントは、子供にも簡単な表現の英語が使われているのと、首が座っている赤ちゃんからパパやママのひざの上に乗せて遊べられるからです。お子さんが喜ぶスタイルなので試してみて下さい。
②Head,Shoulders,KneesandToes
英語の手遊び2つ目は「Head,Shoulders,KneesandToes」です。日本語版のわらべ歌でもある「あたまかたひざポン」の英語バージョンです。そのため、体の部位の単語を覚えることができるので知育、親子のふれあいが両方できる英語の手遊びわらべ歌です。
英語の手遊び歌③OpenShutThem
英語の手遊び歌3つ目は「OpenShutThem」です。日本語のわらべ歌でもある「むすんでひらいて」に似ている曲です。開くのと閉じるのを繰り返す曲なので「いないないばー」の要領で行ってもいいし、体を広げたり閉じたりして遊んでも楽しい遊びになりますよ。
英語の手遊び歌④IfYouAreHappy
英語の手遊び歌4つ目は「IfYouAreHappy」です。日本語のわらべ歌でもある「しあわせなら手を叩こう」の曲です。出てくる単語は小さいお子さんには難しい点と歌う側がしっかり発音しなければならない点が難点ですが、「英語を聞く」という意味ではとても役立つ手遊び歌です。
英語の手遊び歌⑤OldMcDonaldHadAFarm
英語の手遊び歌5つ目は「OldMcDonaldHadAFarm」です。曲を聴けば誰もが「聞いたことある!」と思う曲です。この手遊びは動物がたくさん出てくるので動物の英単語が覚えられるのと、英語での動物の鳴き声を知ることができます。
子供と一緒に手遊びをしてみよう
いかがでしたか?寒い季節や雨の日や体調がすぐれないときはお家遊びが必須になってしまいますね。そんないつものお家遊びに「手遊び歌」を加えてみてはいかがですか?指が上手に使え、歌も歌えるようになる2歳児にはおすすめのお遊びですね。今回紹介した手遊び歌はどれも簡単にできるものばかりでしたね。
ママ世代にも思わず「懐かしい」と思ってしまうようなわらべ歌手遊びもありましたね。子供に人気の手遊び歌もやってみて下さい。また、幼稚園や保育園に行っているお子さんも園内で教えてもらった手遊び歌を親子で一緒にやってみて下さいね。今回紹介した記事と似ている記事がありましたので合わせてご覧ください。
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