カヌラニードルとは?
カヌラニードルとは|ピアスホールのために改良されたニードル
カヌラニードルとは一見するとニードルと同じような形状ですが、ニードルの上にチューブがついているという大きな違いがあります。ピアッシングした後にチューブを残してニードルを抜くことで、ファーストピアスの装着が簡単になります。
また、ニードル部分は先端がピアッサーに比べると鋭く、皮膚を綺麗に貫くためダメージが少なくすむことでホールの定着も早いといわれています。ピアッサーのようにファーストピアスがセットされていないので、自分の好きなファーストピアスを選べるという利点もあります。
カヌラニードルとは|ピアッサーより痛みが少ない
カヌラニードルとはニードルにチューブがついていると紹介しましたが、ピアスを開ける上で1番気になる点といえば「痛み」ではないでしょうか。カヌラニードルを含むニードルはピアッサーに比べると痛みが少ないですが、中にはピアッサーよりも痛いと感じる方もいます。
カヌラニードルで強い痛みを感じる人はほとんどの場合、ニードルを刺すのを躊躇したという方が多いです。先端が尖っているカヌラニードルは皮膚に綺麗に貫通するので、綺麗にピアッシングできればその後の痛みも軽減することができます。
カヌラニードルとは|使い回しに注意
カヌラニードルは基本的には、1本に対して1つの穴で使用するようにし、使い回しはおすすめできません。カヌラニードルは1つずつ滅菌されて梱包されているため、衛生的にも安心して使用することができます。
また使い回しを何回か行うと劣化してくるため、ピアスホールが開けにくく痛みを伴う場合もあります。そのため炎症などのトラブルを防ぐためにも、使い回しは避けたほうがいいです。
下の記事ではピアスを開けたくなる心理について紹介しています。ファッションやおしゃれの1つとして身につけている方も多いですが、実はその裏には色んな心理が隠れています。ぜひこちらの記事と合わせてチェックしてみてください。
カヌラニードルの使い方とは?
カヌラニードルの使い方①ファーストピアスを探す
カヌラニードルの使い方1つ目ですが、まずはファーストピアスを選びましょう。耳たぶのピアッシングであれば1番扱いが多い20Gを目安にしましょう。またピアスの素材はアレルギーになりにくいチタンやサージカルステンレスなどの金属を選ぶようにしましょう。
また注意したいポイントはピアスホールが安定するまでの間は、樹脂やアクリル製の透明ピアスは使用しないということです。透明ピアスは柔軟性があるので傷つきやすいため、長い期間で耳に装着することで細菌が侵入しやすい状態になり、炎症や化膿などの原因となるため注意しましょう。
カヌラニードルの使い方②軟膏などを準備しておく
カヌラニードルの使い方2つ目です。お好みのファーストピアスを入手したら、早速カヌラニードルでピアッシングしていきましょう。カヌラニードルを開ける際に必要なものは下記を参考にして、あらかじめ準備しておくようにしましょう。
特にカヌラニードルの滑りを円滑にするだけでなく、抗菌・殺菌作用のある軟膏はピアッシング後のばい菌を防ぐと意味でも必須アイテムです。ワセリンでも代用できますが抗菌成分などは含まれていないため、なるべく軟膏を用意するようにしましょう。
- カヌラニードル
- 軟膏
- 消毒液
- コットン
- タオル
- 消しゴム
- ペン(マーキング用)
カヌラニードルで必要な道具
カヌラニードルの使い方③開けたい場所に印をつける
カヌラニードルの使い方3つ目は、耳たぶに開けたい場所の印をつける作業です。このマーキングした場所にカヌラニードルを刺していくので、仕上がりを左右する大切な工程といえます。
印をつけるものはボールペンやマジックなど、家庭にあるものを使用して大丈夫です。色々な角度で開けたい場所をチェックしながら納得いく場所を見つけましょう。穴を開ける場所が決まったら消毒液でしっかり消毒します。
カヌラニードルの使い方④軟膏をニードルに塗布する
カヌラニードルの使い方4つ目は、ニードルの先端部分に軟膏を塗布し耳たぶに刺していく作業です。刺す方と反対側の耳たぶに消しゴムを土台として当てておくと、安定するためニードルが刺しやすくなるのでおすすめです。
また、ニードルを刺す場所とニードルが垂直にまっすぐなる様注意しながら、マーキングした部分にニードルを貫通させていきます。ニードルが消しゴムに刺さり貫通したら、さらにグッとニードルを差し込みましょう。
耳たぶの後ろや軟骨などは裏側部分が見えずらいため、刺しが甘くなっている場合があるためしっかりとニードルを差し込むことを意識しましょう。ニードルがしっかりと刺さったら消しゴムをはずします。
カヌラニードルの使い方⑤ニードルを抜く
カヌラニードルの使い方5つ目の手順としては、ニードル部分のみを抜いていきます。このときチューブ部分まで抜いてしまわないようにおさえながらニードルを引き抜きましょう。チューブ部分はハサミでカットすることができるので、長すぎてやりづらい場合は適当な長さにカットするとより扱いやすいです。
カヌラニードルの使い方⑥ピアスを接続する
カヌラニードルの使い方6つ目の手順としては、ファーストピアスをチューブにセットし引き抜いていく工程です。チューブを優しく引き抜いていき、ピアスの先端部分が出てきたらチューブをはずし、裏側のキャッチ部分を装着します。
以上でピアッシングの工程は終了ですが、ファーストピアスはピアスホールが定着する1ヶ月程度の間は外さないようにしましょう。また定着するまでの間は毎日ピアスを回転させたり前後に動かし、毎日シャワーで汚れを落とし清潔な状態を保ちましょう。
カヌラニードルを使用して綺麗なピアスホールが出来たとしても、サイズのあっていないファーストピアスや装着期間が短いとトラブルの元です。下の記事ではファーストピアスをどのぐらいの期間つけるべきなのかについて詳しくまとめています。ファーストピアスの選び方も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
カヌラニードル・ニードル・ピアッサーの違いは?
カヌラニードル・ニードル・ピアッサーの違い①カヌラニードル
カヌラニードル・ニードル・ピアッサーの違いについて1つ目に紹介するのは、カヌラニードルの特徴です。先端部分の鋭さはニードルに比べて丸いですが、チューブがついているためピアスの装着はスムーズに行えます。
またピアッサーに比べ価格も比較的安価ものが多いのも魅力の1つといえます。ピアッサーと比べると恐怖感はあるので、開けるまでに時間がかかる場合もありますが、綺麗な穴を開けたい、好きなファーストピアスを選びたいという方にはおすすめです。
- ピアスホールが綺麗で安定するのが早い
- 好きなファーストピアスを選べる
- 自分で刺していくため恐怖感は強い
- ピアスの装着までが簡単にできる
カヌラニードルの特徴まとめ
カヌラニードル・ニードル・ピアッサーの違い②ニードル
カヌラニードル・ニードル・ピアッサーの違いについて2つ目に紹介するのは、ニードルの特徴です。形状としてはカヌラニードルとほとんど変わらずピアスを開ける際の手軽さという点に大きな違いがあります。
またニードルは穴を開けるという点に特化しているため、ニードル先端がとても鋭利になっておりスーっと穴を開けることができます。しかしながら、自分で皮膚に刺していくため恐怖感はありますが、3つの中で1番価格が手頃なので色んな場所をピアッシングしたいという方にはおすすめです。
- 先端部分が鋭いのでスッと穴を開けやすい
- 低価格で購入することができる
- ピアスホールが綺麗で安定するのが早い
- 好きなファーストピアスを選べる
ニードルの特徴まとめ
カヌラニードル・ニードル・ピアッサーの違い③ピアッサー
カヌラニードル・ニードル・ピアッサーの違いについて3つ目に紹介するのは、ピアッサーの特徴についてです。ピアッサーは一瞬で穴をあけることができる手軽さが魅力です。自分で刺しながら穴を開けるのは怖いという方に向いています。値段は3つの中で1番高く、使い回しができないのが特徴です。
しかしながらカヌラニードルやニードルと違い押しつぶすように穴を開けるので、ダメージが大きくピアスホールが安定するのに時間がかかったり、炎症してしまいピアスが埋まってしまうこともあります。ピアッサーを使用する場合には、ケアを忘れず行いましょう。
- 一瞬で穴を開けることができる
- ファーストピアスがついている
- ダメージが大きいので、安定するまで時間がかかる
- 3つの中では1番価格が高い
ピアッサーの特徴まとめ
ピアスはいくつあっても困らないので、ついつい買いすぎてしまい収納方法に困っているという方も多いのではないでしょうか。下の記事ではピアスの収納方法やアイデアについて難易度別に分けて紹介しています。ぜひこちらの記事と合わせて参考にしてみてください。
カヌラニードルの正しい使い方で、安全で綺麗なピアッシングをしよう!
ピアスホールを綺麗にあけることのできる、カヌラニードルについてやその使い方などについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。カヌラニードルの正しい使い方や使い回しを避けることで、ピアッシングトラブルも軽減することができます。
ピアッサーと比べると安定するのも早いですが、一番大切なのはピアッシング後の状態を清潔に保つということです。ぜひカヌラニードルで綺麗なピアスホールをあけて、ピアスのおしゃれを楽しんでみてください。
ピアスホールを開けたなら、色んな種類のピアスをゲットしたいですよね。最近ではダイソーやセリアなどの100均で購入することができるピアスを紹介しています。また100均で揃う材料でオリジナルピアスの作り方についてもまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
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