大根の保存方法・仕方|使用するアイテム・物は?
基本的な大根の保存方法は部位ごとにカット
基本的な大根の保存方法は、部位ごとにカットして保存することです。葉がついたままの大根を買ってきた場合は、まず、葉を葉本のギリギリでカットしておきましょう。大根を長持ちさせたいのなら、まず葉を切り落としておくことが重要なんです。次に、大根を先端の部分、中間部分と、根元の部分の3つにカットします。
大根を長持ちさせたいのなら、まず葉を切り落としておくことが重要なのは、葉をつけたままにしておくと大根の栄養が、どんどんと葉に行くのでスカスカになり栄養素も落ち、おいしくなくなるからです。せっかく買ってきた大根ですから、余すことなく最後までおいしくいただきたいですよね。
大根を3つの部位に分けてカットするのは、大根の各部位ごとに辛味、甘味、柔らかさやみずみずしさなど違いがあり、それぞれに適した調理法があるからです。また、長い大根を3分割することで、保存をしやすくします。
大根の葉の保存の仕方は立てた状態で冷蔵庫
大根の葉の保存の仕方は立てた状態でしてください。まず、葉もとに濡らして軽く絞ったキッチンペーパーを巻き、ビニール袋に入れます。それを冷蔵庫で保存するのですが、野菜室に立てて保存すると長持ちします。
上の部分をカットしたペットボトルや牛乳パックを利用すると、立てて保存しやすくなりますよ。この方法での保存では約1週間程度保存することが可能です。ここに、大根と同じ根菜のさつまいもの保存方法があります。ぜひ、こちらも一緒にご覧ください。
3つにカットした大根の保存で使用するアイテムはジッパー
3つにカットした大根の保存で使用するアイテムはジッパーです。カットした大根はまず、キッチンペーパーでくるみ、ジッパーに入れます。1袋ずつどの部位か分かるように、大根先端、大根中間などと書き記しておきましょう。
ジッパーがない場合は、ポリ袋で代用できます。ポリ袋を利用する際はしっかりと口を結んでおきましょう。また保存中の大根を包むキッチンペーパーが湿ってきたら、カビを防止するためにも取り換えることをおすすめします。この大根の保存方法での保存期間は約1週間です。
大根を日持ちさせる時に使用する物は新聞紙
大根を、より日持ちさせる時に使う物は新聞紙です。まず、買ってきた大根は状態よく保存するため葉を切り落とします。葉付でない場合も、葉もとを切りとしておくことで、状態よく保存することができます。
新聞紙を1枚広げ、1本丸ごとの大根を置き包んでいきます。夏季なら冷蔵庫に入れて2週間、冬季なら冷暗所で1カ月程度保存することができます。時々、霧吹きで新聞紙を湿らすとみずみずしく保存することができます。場所は取りますが、カットして保存するより長期間保存できるのでおすすめです。
大根の保存!おすすめの方法・仕方は?
大根保存のおすすめの方法と仕方①カットして冷凍保存
大根保存のおすすめの方法と仕方1つ目は、調理しやすいようにカットして冷凍保存です。大根を短冊切りや、いちょう切り、輪切りなどにし、ジッパーに入れて冷凍庫に保存します。この保存方法では約1カ月程度保存することが可能です。
例とした大根を調理する際は、解凍するのではなく凍ったまま料理に利用してください。解凍してしまうと食感が悪くなってしまいます。忙しい朝のお味噌汁作りなどに、パパっと使える冷凍したカット大根は、とても重宝します。
大根保存のおすすめの方法と仕方②すりおろして冷凍保存
大根保存のおすすめの方法と仕方2つ目は、すりおろして冷凍保存です。すりおろした大根は、ジッパーに入れて薄く平らにならします。折り目をつけておくとあとで取り出しやすいです。そして、極力空気を抜いて冷凍室で保存します。この方法での保存期間は約1カ月程度です。
すりおろして冷凍した大根は折り目で割り、レンジで解凍するか常温、冷蔵庫で自然解凍させます。風味を損ないたくない場合は、低温での自然解凍がおすすめです。いちいちすりおろすのが面倒な大根おろしも、まとめてすっておけば、ちょっと使いたいときに使えて便利です。
大根保存のおすすめの方法と仕方③葉は過熱してから冷凍保存
大根の保存のおすすめの方法と仕方3つ目は、葉は過熱してから冷凍保存です。水分と繊維の多い葉の部分は生のまま冷凍すると、カスカスになってしまいます。それを防ぐために一度過熱してから冷凍保存しましょう。面倒な場合は軽く塩もみし、水分をしぼってから冷凍保存します。
また、葉は小分けにしてラップに包み、ジッパーに入れて冷凍保存しておくと、料理に使いやすいのでおすすめです。この方法での保存期間は約1カ月程度です。
大根保存のおすすめの方法と仕方④乾燥させて長期保存
大根のおすすめの保存方法と仕方4つ目は、乾燥させて長期保存です。大根は干すとうまみや、栄養が増すのでおすすめです。大根は短冊切りか、千切りにし、干しかごやざるに重ならないよう並べ日当たりがよく、風通しの良い場所に置くか、つるしておきましょう。
夜間や夏季は湿度が高くなるので、天日干しに向いていません。大根を干すのにおすすめの期間は冬季の昼間です。その際は、夜間や雨天の時は室内に取り込むなどの工夫をしましょう。乾燥後はビンやジッパーなど密封できる容器に入れて保存します。
この方法での保存期間は約1カ月程度ですが、乾燥状態が良好である、乾燥材を一緒に入れる、水場の近くに置かないなどの工夫で、1年程度保存することも可能です。
大根の保存方法・仕方|注意するポイントは?
大根を保存する時の注意ポイント①水気はしっかりと拭く
大根を保存する時の注意ポイント1つ目は、水気はしっかりと拭くです。大根と大根葉は、冷蔵庫保存、常温保存、冷凍庫保存に限らず、保存の際はカビを防ぐためにもしっかりと水気を拭いておきましょう。
大根を保存する時の注意ポイント②冷凍の際は急速冷凍する
大根を保存する時の注意ポイント2つ目は、冷凍の際は急速冷凍です。カット大根もすりおろし大根も、大根葉もジッパーに入れたらできるだけ平らにならし、金属製のトレイなどの上に置き急速に冷凍しましょう。
大根以外の食品も急速冷凍することで、時間をかけて冷凍するよりも新鮮さや質を保ったまま保存することができます。金属製のトレイがない場合は、氷の上に置く、凍った食品の上に置くなどして、より早く冷凍できる工夫を心がけましょう。
大根を保存する時の注意ポイント③保存日の記入
大根を保存する時の注意ポイント3つ目は、保存日の記入です。常温保存も冷蔵庫保存も冷凍保存も、おいしく食べられるうちに消費できるように、必ず保存日を記入しておきます。新聞紙に包んだ大根は、新聞紙にジッパーに入れた大根はジッパーの表に、分かりやすいように書いておきましょう。
長期保存できる大根レシピ
長期保存できる大根レシピ①大根葉の漬物
長期保存できる大根レシピ1つ目は、大根葉の漬物です。漬けた大根葉は香りがよく、食欲をそそります。お茶漬けにしたりチャーハンに入れたりするなど、いろいろな料理に加えてアレンジして食べるのもおすすめです。色と香りのプラスになりますよ。保存期間は1~2週間程度です。
- 大根の葉 250g
- 塩 小さじ1
- お酢 大さじ1
- 鷹の爪 1本
材料
- 1大根葉はよく洗い、水気を切ったら、細かく刻む
- 2ジッパーなどの保存袋に入れる
- 3塩、お酢、小口切りにした鷹の爪も加えてよくもむ
- 4密閉して、半日置いたら出来上がり
大根葉の漬物のレシピ
長期保存できる大根レシピ②ゆず醤油大根
長期保存ができる大根レシピ2つ目は、ゆず醤油大根です。ゆずの風味と醤油の香りで、ごはんをどんどん食べたくなります。さっぱりとした後味で、食事の合間の箸休めや、お茶請けにもピッタリです。こちらも保存期間は1~2週間程度です。
- 大根 大1/2本
- 醤油 200cc
- 砂糖 小さじ1
- ゆず 1個
材料
- 1大根はよく洗い、皮をむかずに半月切りにします
- 2ジッパーなどの保存袋にカットした大根を入れます
- 3そこに千切りにしたゆずの皮、しぼり汁と醤油を加え軽くもみます
- 4後は冷蔵庫で半日から1日寝かせば完成です
ゆず醤油大根のレシピ
長期保存できる大根レシピ③大根の即席漬け
長期保存できる大根レシピ3つ目は大根の即席漬けです。塩昆布を使うお手軽レシピです。食べたいときにさっと作れてすぐ食べられるのが魅力です。塩分が控えめなので、5日以内に食べ切るようにしましょう。
- 大根 お好きな量
- 塩昆布 適量
- お酢 少々
- 塩 少々
材料
- 1良く洗った大根は、皮のまま薄くいちょう切りにします。
- 2大根に塩を振り、水気が出てきたら軽く絞ります
- 3ジッパーなどの保存袋に大根を入れます
- 4塩昆布、お酢を加え軽くもみ30分程度置いたら完成です
大根の即席漬けのレシピ
長期保存できる大根レシピ④味しみ大根
長期保存できる大根レシピ4つ目は、味しみ大根です。ポイントは、お出汁ごと冷凍保存すること。こうすることで、煮崩れせずに、より中まで味が染みた美味しい大根になります。保存期間は1カ月程度です。
- 大根 300g
- 水 2カップ
- 顆粒出汁の素 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 醤油 小さじ1
材料
- 1大根は、よく洗い皮をむいておく
- 2大根を2センチ程度の厚さの半月切りにする
- 3大根を鍋に並べ、水を加えて沸騰させる
- 4沸騰したら、みりん、顆粒出汁の素、醤油の順に入れていきます
- 5落し蓋をし、弱火で15分ほど煮込む
- 6火を消し、冷ましておく
- 7粗熱が取れたら、保存袋か保存容器に汁ごと大根を入れ、冷凍保存します
- 8食べるときは、レンジで解凍してください
味しみ大根のレシピ
大根の保存方法に詳しくなろう!
大根の簡単で、おすすめな保存方法と仕方を紹介しました。葉も大根も、ビタミン類が豊富で、いろんな料理に使いやすいので、残らずおいしく食べ切れるように上手に保管したいですね!
ここに、大根と同じ根菜で、栄養価が高くいろんな料理法がある玉ねぎの保存法が書かれた記事があります。ぜひ、一緒にチェックしてみてください!
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
KEYWORD
関連のキーワード
NEW
新着記事
RANKING
人気の記事