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曇りの日でも紫外線対策が必要な理由は?

①紫外線量は晴れの日の90%~60%

曇りの日の公園と街並み画像

曇りの日の紫外線量は、晴れの日の90%~60%です。強い時で、晴れの日とほぼ変わりない量の紫外線が降り注ぐので注意が必要です。曇りだからと油断している人は多いと思います。曇りの日でも日焼け対策をしないと、あっという間に日焼けするので気をつけましょう。

曇りで日差しが無くても、紫外線が極端に減ることはありません。曇り空から雨が降り出した場合、紫外線量は晴れの日の30%ほどになります。たとえ雨が降ったとしても、紫外線はゼロにはならないのです。天気が悪い時でも、紫外線は容赦なく降り注いでいます。

②晴れの日よりも紫外線が強くなる時もある

雲の隙間から差し込む光画像

曇りの日は、晴れの日よりも紫外線が強くなる時があります。晴れの日に匹敵する紫外線が降り注ぐことがあるという理由から、曇りの日であっても紫外線対策が必要です。紫外線は太陽から降り注がれています。雲で太陽が隠れることで、晴れの日よりも曇りの日の方が基本的には紫外線量がやや少なくなります。

しかし、注意しなければならないのは散乱光です。散乱光とは、紫外線がさまざまなところに反射したものです。紫外線は、雲にまで反射します。曇りの日で、雲の隙間から太陽が出ている時は注意が必要です。雲に紫外線が反射し散乱光となり、さらに多い紫外線が降り注ぐからです。

散乱光の多い時間帯は、お昼の12時前後です。この時間帯は、紫外線のおよそ60%が散乱光なので気をつけましょう。紫外線は雲だけでなく、空気や道路などさまざまなものに反射します。曇りの日に日陰や室内にいたとしても、さまざまな角度から散乱光や紫外線が降り注ぎます。

【紫外線が多い・強い時間帯は?】曇りの日の紫外線対策

①お昼の12時前後が一番強い


曇り空をバックに上を向き目をつぶる女性画像

曇りの日の紫外線は、お昼の12時前後が一番強いです。紫外線の強さは、太陽の位置と関係しています。太陽が高い位置にあるほど、紫外線が強くなります。そのため、基本的には朝からお昼にかけて徐々に紫外線が強くなります。

しかし朝の10時頃であっても、1日で一番紫外線が強くなる時があるので注意が必要です。2019年7月には、お昼12時の2倍以上もの紫外線が朝10時に降り注いでいます。朝はお昼に比べて日差しが穏やかなので、油断しがちです。たとえ曇りであっても紫外線は降り注いでいるので注意しましょう。

②10時~14時が最も多い

カフェのテラスで曇り空を見上げる女性画像

曇りの日の紫外線は、10時~14時が最も多いです。1日の紫外線のおよそ60%が10時~14時に集中しています。そのため外出する時間を選べる時は、10時~14時を避けることをおすすめします。

【外出時の予防は?】曇りの日の紫外線対策

①曇りの日でも日焼け止めを塗る

ボディクリームを塗る女性画像

紫外線対策として、曇りの日でも日焼け止めを塗ることが大切です。紫外線は、さまざま角度からお顔だけでなく全身に降り注いでいます。UVカット機能がある洋服を着ていない限り、身体も知らず知らずのうちに紫外線のダメージを受けているのです。

お顔だけでなく、首元やボディも日焼け止めを塗るようにしましょう。特に、耳の後ろやうなじなどは塗り忘れが多い箇所です。耳の後ろやうなじなど首元が日焼けしてしまうと、お顔との色味の差が出てしまいます。また、年齢は首元や手元にも表れやすいです。意識して、日焼け止めをまんべんなく塗ることが大切です。


②日傘やUVカット機能がある帽子をかぶる

テラスに座り黒い帽子をかぶって微笑む女性画像

紫外線対策として、曇りの日でも日傘やUVカット機能がある帽子をかぶることが大切です。日傘や帽子は、直射日光を遮るアイテムという認識を持っていませんか?春や夏の晴れの日には日傘や帽子をかぶっている人が多いですが、曇りの日や寒い季節は日傘や帽子をかぶる人は少ないです。

紫外線は、年中曇りの日であっても降り注いでいます。お肌は、頭からつま先まで1枚の皮で繋がっています。頭皮に紫外線が当たると、地肌がダメージを受けます。そして、お顔までたるむ原因になるのです。季節や天候を問わず日傘や帽子をかぶることで、UVダメージから頭皮やお肌を守ることができます。

ポイントは、UVカット機能がある日傘や帽子を使うことです。UVカット機能がないものは、紫外線が突き抜けお肌に当たります。そのため、たとえ日傘や帽子をかぶっていても日焼けしてしまうのです。UVカット機能があるか確認してから、使うようにしましょう。

【生活習慣の予防は?】曇りの日の紫外線対策

①日頃から果物やトマトを食べる

バケツいっぱいに入ったさまざまな種類のベリー画像

曇りの日の日焼け予防方法は、日頃から果物やトマトを食べることです。果物にはたっぷりのビタミンCが含まれています。ビタミンCには紫外線ダメージを予防してくれる働きがあるという理由から、日々意識して摂ることが大切です。

紫外線を浴びる14日前からビタミンCを多く摂ると、UVダメージを軽減することができます。昔から、「朝の果物は金・昼の果物は銀・夜の果物は銅」と言われています。果物は、それほどお肌や身体に良いものです。紫外線に強いお肌を作る要となる栄養素が沢山含まれているので、意識して摂ることが大切です。

トマトに含まれるリコピンは、UVダメージをケアできる栄養素です。別名「食べる日焼け止め」と呼ばれています。加熱すると、リコピンの吸収率が高まります。ミネストローネやトマトパスタなどには、リコピンがたっぷり含まれています。紫外線が多い時期は、意識してトマトを食べましょう。


②お肌のバリア機能を高める

白いトップスを着て微笑むロングヘアの女性画像

曇りの日の日焼け予防方法は、お肌のバリア機能を高めることです。お肌のバリア機能が弱まった状態で紫外線を浴びると、より強いUVダメージを受けてしまいます。「乾燥してないから」「面倒だから」という理由でスキンケアを怠ると、お肌のバリア機能が低下します。

特に日焼けをしない日でも、1日におよそ600㎖もの水分がお肌から蒸発しています。毎日コップ3杯もの水分がお肌から失われていることを念頭に、保湿と保護重視のスキンケアを心掛けましょう。バリア機能が高まると、紫外線のダメージに強いお肌になります。紫外線が多い季節は特にスキンケアを念入りにしましょう。

POINT

お肌のバリア機能を高めるコツ

お肌のバリア機能を高め紫外線を予防するためには、水分と油分のバランスが大切です。ローションでしっかりと保湿した後は、お肌の状態に合わせて美容液やジェルを重ねて塗りましょう。スキンケアの最後には、オイルやクリーム、乳液などで保護することが大切です。お肌からは常に水分が蒸発しています。

【番外編・日焼けケア方法】曇りの日の紫外線対策

ここまで、曇りの日の紫外線対策や日焼け予防方法についてご紹介いたしました。紫外線は年中降り注いでいるので気を付けていても、ついうっかり日焼けしてしまうこともあるでしょう。曇りの日に日焼けしてしまった時には、UVケアをしっかりとすることでお肌のダメージを最小限に抑えることができます。

①冷やして保湿をする

お肌をたっぷり潤す女性画像

曇りの日の紫外線で日焼けしてしまった時は、冷やして保湿をすることが大切です。日焼けは軽いやけどという理由から、先に冷やす必要があるのです。お肌を冷やす時は、冷たい水を絞ったタオルや冷蔵庫で冷やしたタオルがおすすめです。お肌をしっかりと冷やした後に、ローションで保湿するようにしましょう。

日焼けは、お肌を乾燥させます。乾燥は、さまざまな肌トラブルの引き金になるという理由からしっとり系のローションがおすすめです。普段はさっぱり系のローションを使っている場合でも、日焼け後はしっとり系のローションを使うようにしましょう。もし、さっぱり系のローションしかない時は、重ね塗りがおすすめです。

POINT

保湿するポイント

ローションを塗ったお顔を手で触り、もっちりと吸い付くようになるまで保湿することがポイントです。手のひらで優しく包むようにして、しっかりローションを重ね塗りしましょう。

②水分と睡眠をたっぷり摂る

白い寝具に包まれ眠る女性画像

曇りの日の紫外線で日焼けしてしまった時は、水分と睡眠をたっぷり摂ることが大切です。人は、日焼けしていない普通の状態でも毎日2.3ℓもの水分が失われています。日焼けすると失われる水分量がさらに増えるという理由から、しっかりと水分補給をする必要があります。

いっきに飲むのではなく、こまめに水分を摂るようにしましょう。1時間にコップ一杯を意識して水分摂取するのがおすすめです。しかし、寝ている間は水分を摂ることができないので注意が必要です。寝る前も水分をしっかり摂ることで、寝ている間の日焼けダメージの修復がスムーズに行われます。

良質な睡眠は、紫外線ダメージを受けたお肌のUVケアに欠かせません。良質な睡眠とは、深い睡眠のことです。深い眠りにつくためには、寝る前のパソコンやスマホのブルーライトを避けることが大切です。就寝前はパソコンやスマホを閉じて目を休めるようにしましょう。

曇りの日の紫外線対策方法を知って日焼け予防をしよう!

紫外線は、曇りの日でも多いため気をつけましょう。また、時間帯によって強い紫外線が降り注いでいるので注意が必要です。紫外線が多い時間帯や強い時間帯を避けて外出することで、ダイレクトなUVダメージを回避することできます。

しかし、友達との約束や彼氏とのデートで紫外線が強い時間帯に出かけなければならないこともあると思います。「直射日光じゃないから」「短時間だし」という理由で、UV対策をしないまま曇りの日に出かけると日焼けしてしまうので注意が必要です。紫外線は、お肌のトラブルを引き起こす原因になります。

曇りの日でもUV対策や紫外線予防をしっかりすることが大切です。曇りの日に紫外線対策が必要な理由や、UV対策方法を知って日焼け予防をしましょう。こちらの記事では、「UVカット術」や「日焼けしたくない乙女のためのおでかけ戦略」についてご紹介しております。紫外線予防の参考になりますので、ぜひご覧ください。

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