【ピークの時間帯】紫外線量
①お昼の12時がピーク
紫外線は、お昼の12時がピークです。朝に日が出てから太陽が高くなるに連れ、徐々に紫外線量が多くなります。紫外線の強さは、太陽の高さに比例しています。1年の中で、最も太陽が高くなるのは夏です。夏のお昼の12時は、紫外線が最も強い時間帯なので注意しましょう。
また、紫外線は赤道に近いほど強くなります。そのため、東京よりも大阪、大阪よりも沖縄の紫外線がより強いです。旅行やおでかけで、いつも過ごしている地域よりも赤道に近い場所に行く時は念入りに日焼け対策をすることが大切です。
②10時~14時に1日の6割が集中
紫外線は、10時~14時に1日の6割が集中しています。もし、おでかけする時間帯を選べるのなら10時~14時は避けた方が良いでしょう。お肌が荒れている時に、紫外線のダメージを受けるとより肌荒れが加速する恐れがあります。
また、紫外線は体内の水分を奪うので注意が必要です。お肌や体調が優れない時は、10時~14時以外におでかけするようにしましょう。夏至は、1年の中で1番昼間の時間帯が長いとされています。夏至の時期は、毎年6/21や6/22となっています。
2020年の夏至は、6/21の日曜日です。日曜日なので、外出する人も多いと思います。夏至は、紫外線が降り注ぐ時間帯が他の日よりも長いので、日焼け対策をしっかりましょう。
【夕方の時間帯】紫外線量
①夕方になってもほとんど減らない
紫外線は、夕方になってもほとんど減りません。お肌にダメージを与える紫外線は、主にUVAとUVBの2種類です。紫外線の9.5割は、UVAなので注意する必要があります。なぜなら、UVAは光老化の主な原因だからです。UVAはお肌の奥まで差し込み、シワやたるみ、しみの原因を作ります。
UVAの量は、お昼の12時前後がピークになります。しかし、ピークを過ぎても減らないのです。夕方になり太陽が西日に変わったとしても、UVAの量はほとんど変わりなく降り注いでいます。「日が落ちてきたから安心」「夕方だし大丈夫」と油断していたら、あっという間に紫外線ダメージを受けてしまいます。
紫外線の0.5割を占めるUVBは、そばかすや日焼けによる炎症の原因となります。UVBはお昼の12時前後がピークで、夕方にかけて少しずつ減っていきます。しかし、降り注いでいることには変わりないので夕方でも日焼けしてしまいます。
②西日でも日焼けする
西日でも日焼けするので、注意しましょう。西日には、お昼時のギラギラした太陽光と違い柔らかな温もりがあります。そのため、お昼の紫外線ほど西日を意識しないという人が多いです。しかし、西日は昼間の太陽光と差し込む位置が違います。
西日は、横や下から私達を照らすようにして紫外線を降り注ぐので気を付けましょう。頭上から降り注ぐお昼の日差しとは違い、西日は照らされる範囲が広くなります。
そのため、紫外線ピークを避けて夕方におでかけしたのに、西日で日焼けしてしまった!という事態になりかねません。お顔だけでなく、首元や腕など広範囲での紫外線ケアが必要です。
【夏・冬】紫外線が降り注ぐ時間帯は?
①夏は6時~18時まで
紫外線は、夏は6時~18時まで降り注いでいます。朝から昼にかけて徐々に紫外線量が増えていきます。早朝6時頃の紫外線は、お昼の紫外線に比べかなり弱いです。しかし、紫外線ダメージは日々蓄積されていくので注意が必要です。
たとえ、早朝や夕方遅くの時間帯の弱まった紫外線でも、毎日浴びるとお肌にダメージを与えます。特に、夏場は日が昇るのも早いです。日差しが照り始めてから紫外線ケアをするのは、遅すぎます。日差しが強くなる前に、朝起きたら早めに日焼けケアをすることが大切です。
②冬でも7時~17時まで
紫外線は、冬でも7時~17時まで降り注いでいます。日焼け対策は、春と夏だけしたらいいわけではありません。紫外線は、秋や冬でも年中降り注いでいます。朝7時や夕方17時頃は紫外線量が比較的少ないです。また、春や夏に比べると紫外線量が減っています。
しかし、冬は夏の3分の1の紫外線が降り注いでいるので気をつけましょう。冬の3日分が、夏の1日分に相当するからです。冬だからと油断していては、紫外線ダメージがどんどん蓄積されてしまいます。寒い季節の日差しは温かく心地良いですが、紫外線がたっぷり降り注いでいることを忘れてはなりません。
【おでかけ前の日焼け対策】紫外線ピークの時間帯
ここまで、紫外線のピークや紫外線が降り注ぐ時間帯をご紹介いたしました。日焼け対策のためには、紫外線ピークの時間帯を避けて外出するのが好ましいです。しかし、友人との約束やデートで紫外線ピークの時間帯に外出する時もあるでしょう。そんな時には、事前に日焼け対策をすることでおでかけを楽しむことができます。
①念入りなスキンケア
紫外線ピークの時間帯におでかけする時は、念入りなスキンケアをすることが大切です。乾燥した状態のお肌は、紫外線のダメージを受けやすくなります。保湿と保護重視のスキンケアをすることで、紫外線に強いお肌を作ることができるのです。
ローションだけでスキンケアを終えてしまうと、せっかくお肌に取り入れた水分が蒸発してしまいます。ローションや美容液でたっぷりと保湿し、クリームやオイルでしっかりと保護をすることが大切です。バリア機能が高いお肌は、たとえ日焼けしてしまったとしても回復が早いです。
夏は特に紫外線が強く、エアコンなどの影響でお肌が乾燥しています。紫外線を浴びるとさらに乾燥してしまうので、日頃から保湿と保護重視のスキンケアを念入りにしましょう。
②日焼け止めを抜かりなく塗る
紫外線ピークの時間帯におでかけする時は、日焼け止めを抜かりなく塗ることが大切です。紫外線は1年中降り注いでいます。紫外線を浴びると、シワやシミ、たるみやくすみの原因になります。紫外線を浴びることで、お肌がダメージを受けてしまうと回復するのが大変です。
紫外線を浴びる前に、しっかりと日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めは、お顔だけでなくできれば全身に塗ることが好ましいです。なぜなら、紫外線は洋服を通過してお肌に当たってしまうからです。UVカットの服を着ていない限り、日焼けしてしまうのです。
また、お顔用の日焼け止めを全身に使うとすぐに無くなってしまいます。お顔用とボディ用で日焼け止めを使い分け、抜かりない紫外線対策をするようにしましょう。UV防御ガラスやカーテンでない限り、室内にもし紫外線が入り込みます。自宅にいる時でも、日焼け止めで紫外線ケアをするようにしましょう。
③ビタミンC・リコピンを摂る
紫外線ピークの時間帯におでかけする時は、ビタミンCとリコピンを摂ることが大切です。2週間前から意識してビタミンCを多く摂ることで、日焼けによるダメージを軽減することができます。また、紫外線によるダメージの回復を早めることができるのでおすすめです。
リコピンは、トマトに含まれる栄養素です。リコピンは、「食べる日焼け止め」とも呼ばれています。リコピンを摂ることで、紫外線のダメージに強いお肌を作ることができます。リコピンをより多く摂りたい時には、加熱したトマトがおすすめです。
フレッシュなトマトよりも、加熱したトマトの方がリコピンの吸収率が高まります。紫外線を浴びる機会が多くなる夏場は特に、リコピンを意識して摂るようにしましょう。紫外線を浴びることで引き起こされるトラブルから、お肌を守ってくれる働きがあります。
【おでかけ中の日焼け対策】紫外線ピークの時間帯
①日傘やUVカット帽子を使用する
紫外線ピークの時間帯におでかけする時は、日傘やUVカット帽子を使用するようにしましょう。紫外線の強弱により、日焼けダメージを引き起こすまでの時間が変わってきます。「ちょっと出かけるだけだから」「すぐ室内に入るから」という理由で日焼け対策を怠ってはいけません。
紫外線ピークの時間帯は、短時間であってもお肌や髪の毛に深刻なダメージを与えるからです。紫外線ピークの時間帯に日差しを浴びると、たった15分で日焼けします。
「短時間だから大丈夫」と安易な気持ちでいると、あっという間に日焼けしてしまいます。また、日焼けのダメージは蓄積されていきます。たとえ短時間であっても、日焼け対策は必要です。
②できるだけ日陰に入る
紫外線ピークの時間帯におでかけする時は、できるだけ日陰に入るようにしましょう。日陰でも、紫外線は降り注いでいます。そのため、日陰に入ることで日焼けをゼロにすることはできません。
しかし、日陰の紫外線量は直射日光の50%ほどです。そのため、日陰にいることで直射日光に当たるよりもかなり日焼けを抑えることができます。
③こまめに水分を摂る
紫外線ピークの時間帯におでかけする時は、こまめに水分を摂ることが大切です。紫外線ピークの時間帯におでかけすると、身体の内側から乾燥しやすくなります。乾燥すると、日焼けダメージを受けやすくなるので注意が必要です。
こまめに水分を摂ることで、お肌のバリア機能が高まります。お肌のバリア機能が高まると、紫外線による日焼けダメージを軽減することができます。
紫外線ピークの時間帯を知って日焼け対策をしよう!
紫外線を浴びると、日焼けしてお肌のトラブルを招く恐れがあります。日焼けでやけどのように赤くなるだけでなく、シミやシワを作る原因にもなるので注意が必要です。紫外線ピークの時間帯を知って、日焼け対策をしましょう。
こちらの記事では、「2020年最新紫外線ケア最前線!肌荒れ・ダメージを修復する方法を解説!」や「2020年最新紫外線対策パーフェクトガイド!太陽に負けないお肌はこう作る!」についてご紹介しております。紫外線から美肌を守る秘訣を知ることができます。ぜひ、ご覧ください。
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