職場で評論家気取りの人の心理的特徴とは?
①仕事の責任を取りたくない
1つ目は、仕事の責任を取りたくないという心理です。職場や会社で評論家を気取る人は、大きな責任を背負うことを恐れています。他人のしたことに上から目線で物を言っていれば、人を非難するだけで何の責任を負う必要もありません。自分が安全な場所に居続けるために、他人を評価してリスクを回避しているのです。
実際に評論家気取りの人は、人の仕事に対して文句などをいいますが、具体的な解決案などは全く口に出しません。「この人はここがダメ」「こういった所がなっていない」と批判を繰り返すだけです。これは、具体的な策を言うことで発生する責任を避けているためです。
②自分が仕事を受けられない理由を探す
2つ目は、自分が仕事を受けられない理由を探す心理です。評論家気取りの人は、自分では全くと言って良いほど仕事をしません。それは、「自分が仕事をこなせない」と仕事をすることを拒んでいるからです。会社や職場などで「誰かがこの仕事をやらなくてはならない」という状況になっても、絶対に名乗りを上げません。
それどころか、「私は今忙しいのでできません」「自分には合っていない仕事なので無理です」というように、できない理由ばかり探します。何がなんでも仕事をしないという心理を持っているのです。この態度が「うざい」と思われてしまう理由になっていると言えるでしょう。
③自分が優秀だと知らしめたい
3つ目は、自分が優秀だと知らしめたいという心理です。会社や職場で評論家を気取る人は、批評を言うことで自分の能力を他人に見せつけたい、と思っています。人の提案を批評することで、案を出した人よりも立場が上であることを知らしめようとしているわけです。
会社や職場の不満や不平を並べ、職場の同僚や部下から「こんな評論ができるなんて優秀な人だ」と思ってもらおうと画策していると言えるでしょう。ただしその思いは空回りすることがほとんどで、実際には「うざい」としか思われないようです。
Twitter上で評論家気取りの人の心理的特徴とは?
①自分の意見が支持されると思っている
1つ目は、自分の意見が支持されるという心理です。Twitterでは様々な意見が飛び交っていますが、評論家気取りになる人は自分のコミュニティの範囲でしか意見を集めません。自分と似たような意見ばかりを吸収するため、「自分は正しい」「周りに認めてもらえるに違いない」と考える特徴があります。
絶対に自分が正しく、Twitter上で認めてもらえる確信があるため、上から目線の物言いになりがちなのです。その自信に満ち溢れた語り口が「うざい」と思われてしまう原因になっています。
②自分と違う意見が面白くない
2つ目は、自分と違う意見が面白くないという心理です。Twitter上で評論家気取りになる人の大半が、自分と異なる意見を受け付けないという心理的特徴を持っています。「こういった意見もあるのだ」と考えるのではなく、「真逆の意見は絶対的な悪だ」と思う傾向にあります。
自分と同じような都合の良い意見ばかり取り入れ、違う考え方は切り捨てる、というのが、Twitter上で評論家を気取っている人の大きな特徴でしょう。
③優越感を得たい
3つ目は、優越感を得たいという心理です。Twitterは簡単に発言できる一方、世界中に発言を配信できるという面を持ちます。またTwitterに乗せた内容に対して「いいね」や「リツイート」などのアクションが取れることから、そういった評価ボタンを押されたい、優越感を得たい、という心理を持つ人が多いです。
Twitterで評論家気取りになる人は、リツイートやいいねボタンの総数を評価対象にします。そのため、自分が投稿した内容が批判されていることにはあまり意識を向けないという研究結果があります。Twitterで評論家を気取る人の大半が、反応した人の数だけ見て優越感を感じる傾向にあるのです。
なんj・2chなどのネット上で評論家気取りの人の心理的特徴とは?
①現実に不満を抱いている
1つ目は、現実に不満を抱いている心理です。なんjや2chなどで評論家気取りの発言をする人の大半が、現実世界で充実した生活を送っていないと言われています。自分を取り巻く厳しい現実に不満を感じ、その不満やイライラをぶつけるためのはけ口として、評論家気取りの発言を繰り返すのです。
なんjや2chで他人を批評する人は、実際に口に出して評価をする勇気を持ち合わせていません。しかしネットの世界では、顔を出さずに匿名で発言ができるため、大きな態度を取ることができるのです。絶対に個人が特定されないというなんjや2chの特徴が、評論家気取りを生み出していると言えるでしょう。
②俯瞰中毒である
2つ目は、俯瞰中毒になっているという心理的特徴です。俯瞰中毒とは、どんなことでも人を分析して見下していないと気がすまない、という症状のことを指します。これは現実世界よりも、なんjや2chなどネット上の世界で多く見られる心理的特徴だと言われています。
この俯瞰中毒が進行していくと、自分とは異なる考え方を持つ人が全員敵に見えてしまいます。そういった人を上から目線で評論し、分析することで「自分は彼らよりも優れている」と感じるようになるのです。なんjや2chなどのネット世界で評論がやめられない人は、この症状を疑ってみることをおすすめします。
③批判をしなければ負けと思っている
3つ目は、批判をしなければ負けと思っている心理です。ネット世界で上から目線の評論をする人は、「批判をすることこそ勝利」だと思っている傾向があります。自分が何を考えているのか、自分が本当に感じている意見がどのようなものかはあまり重視しません。とにかく問題提議されていることを批評をするのです。
何かの事象に対して同調することは、なんjや2chのネット世界においては「負け」を意味するとも言われています。とにかく穿った見方をしてうまい批評をした人が偉い、という風潮が根付いているのです。こういったネット界隈の状況が、「批判しなければ負け」という心理的特徴を作り出しています。
評論家気取りの人が上から目線なうざい態度を取る理由とは?
①自分が優れた人間だと考えているから
うざい態度を取る理由1つ目は、自分が優れた人間だと考えているからです。これはネット上の評論家気取り、会社や職場で上から目線をする人、全員に言える理由です。自分が他の人間よりも優れていると考えているからこそ、人を批評して評論家を気取るのです。
②専門的な知識を持っていると自負しているから
うざい態度を取る理由2つ目は、専門的な知識を持っていると自負しているからです。なんjや2chなど、ネット世界で上から目線の態度を取る人にありがちな理由です。ここにいる人の誰よりもこのことに詳しいという自負が、評論家のような態度を作り出します。
なんjや2chなどで芸能人やアイドルグループなどの評論を行う人のほとんどが、こういった理由から上から目線の態度を取っていると言えるでしょう。「この人のことならなんでも知っている」という自信が、評論に繋がっています。
③自分に自信がないから
うざい態度を取る理由3つ目は、自分に自信がないからです。自信がないため、評論家を気取ることで現実から逃げているパターンです。これは、会社や職場で評論家を気取る理由となることが多いです。自信のなさや重圧から逃れるために、わざと他人を貶めて自分の立場を確固たるものにしようとしています。
またこちらに、自分に自信が持てない人の原因や対処法についてまとめられた記事を載せておきます。もし自分が、自信がないことから評論家気質になっていると感じた場合は、こちらの記事を参考に自信をつけてみてください。
④周りに自分を認めてもらえないから
うざい態度を取る理由4つ目は、周りに自分を認めてもらえないからです。評論家を気取る人は、自己承認欲求が激しいという特徴があります。しかしその自己承認欲求が満たされないために、評論家を気取って周りに認めてもらおうとしているのです。
会社や職場、ネットで上から目線の発言をすれば、人の注目を浴びることができます。この注目を皮切りに本来の自分の才能に気づいてもらおうとしています。しかし実際は流されてしまうことが多いため、更にヒートアップした態度になることが大半です。
評論家気取りのうざい人への対処法とは?
①発言に対してリアクションを取らない
1つ目は、発言に対してリアクションを取らないことです。これはネット・Twitterなどの場面で使える対処法です。自分の意見に対して耳を貸してもらえない、反応してもらえないとわかると、次第に発言が落ち着いてきます。評論家気取りの発言はスルーするようにしましょう。
この対処法は、会社などの現実世界でも有効です。しかし場合によっては真逆の効果を発揮する場面もあると言われています。スルーすることで逆上し、「絶対に自分の意見を認めさせる」と意気込むタイプもいますので注意してください。
②具体的な対策を考えさせる
2つ目は、具体的な対策を考えさせることです。これは会社や職場の評論家気取りに非常に有効な対処方法です。評論家気取りの人は、ただ誰かを批判するだけで具体的な対策を考えていないことが大半です。「あなたが批判していることに対する解決策を教えて下さい」と言えば、大抵の人が何も言えなくなるでしょう。
評論家気取りの人の心理を知りうまく対処していきましょう!
評論家気取りの人は、ネットやTwitter、会社など、様々な場面で表れます。また現れる場面や状況によって心理が異なると言われています。場面ごとの評論家気取りの人の心理を理解し、上手く対処していきましょう。
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