冷蔵庫を移動前に行うべきポイントは?
冷蔵庫を移動前に行うべきポイント①引っ越し前には冷蔵庫の水抜き
冷蔵庫を移動前に行うべきポイント1つ目は、冷蔵庫の水抜きです。運搬している時に、冷蔵庫から水が出てきたという経験をした事がある人も多いと思いますが、引っ越しなどで冷蔵庫を移動させる時には必ず、水抜きをする必要があります。引っ越しの際には、家電以外にも多くの段ボールも一緒に運ぶと思います。
その為、冷蔵庫から漏れ出た水により、段ボールが濡れてしまうという事も十分考えられます。そうなると、せっかく梱包した荷物がダメになってしまう懸念もあるので、運ぶ前にはしっかりと水抜きをしましょう。製氷機の容器の中の水や氷を空にし、冷蔵庫に霜が付いている場合には、前日に電源を抜いておきましょう。
冷蔵庫を移動前に行うべきポイント②引っ越しの際には扉の固定しておく
冷蔵庫を移動前に行うべきポイント2つ目は、扉の固定をしておくというものです。冷蔵庫を運ぶ際には、冷蔵庫の扉をガムテープなどで固定しておく事で、扉が途中で開いてしまった事による扉の破損を防ぐ事ができます。また、箱んでいる最中にパタパタと扉が開いてしまうのも非常に危険です。
冷蔵庫を移動前に行うべきポイント③引っ越し前冷蔵庫の中身は空にしておく
冷蔵庫を移動前に行うべきポイント3つ目は、冷蔵庫を移動させる前日にはできるだけ冷蔵庫の中身を空にしておくというものです。霜取り作業などで、数日前から冷蔵庫の電源を切っておく必要がある場合には、それまでに冷蔵保存の食材に関しては、食べきってしまう必要があります。
また、調味料なども同様にできるだけ使い切るか、処分する必要がありますので、事前に冷蔵庫を運ぶのがわかっている場合には、逆算して冷蔵庫の中身を食べきるというのは大事なポイントです。特に、冷凍品に関しては、注意が必要と言えます。
ここに、冷蔵庫の収納アイデアをまとめた記事があるので、この記事を参考に、引っ越した先で使える収納アイデアを採用してみて下さい。
引っ越しの時に冷蔵庫を設置・運搬する際の注意点とは?
冷蔵庫を設置・運搬する際の注意点①冷蔵庫は立てた状態で運ぶのが鉄則
冷蔵庫を設置・運搬する際の注意点1つ目は、冷蔵庫は立てたまま運ぶのが鉄則です。冷蔵庫が縦に通らない場所もあると思いますので、一時的であれば問題ありません。しかし、トラックの中などで運搬している際には、立てた状態にしておかなければ故障の原因となってしまいます。
トラックの中で横にした状態で運んでしまうと、車の振動により、コンプレッサー内のオイルが冷却システムの中に流れ込んでしまうという事が挙げられます。どうしても、トラック内の関係で横にしなければ荷物が入らないという場合には、引っ越し先に設置した後、30分~1時間、時間を置いてからコンセントを入れて下さい。
冷蔵庫を設置・運搬する際の注意点②冷蔵庫内が十分冷えてから食材を入れる
冷蔵庫を設置・運搬する際の注意点2つ目は、冷蔵庫内が十分に冷えてから食材を入れるというものです。お分かりだと思いますが、引っ越し先で設置してからすぐにコンセントを入れたとしても、庫内が十分に冷えるのには約4~5時間かかります。その為、十分冷えていない状態で食材を入れても食材が傷むだけです。
その為、引っ越し先で冷蔵庫を設置したらできるだけすぐに、冷蔵庫のコンセントを入れて下さい。そうすれば、一緒に持ってきた食材の品質も損なわずに美味しく頂けるはずです。
冷蔵庫を設置・運搬する際の注意点③引っ越し先で背面スペースを空け設置
冷蔵庫を設置・運搬する際の注意点3つ目は、冷蔵庫を設置する際には背面スペースを考慮して設置するという事です。これは、放熱不良を防ぐ意味合いがあります。また、直射日光が当たる場所や極端に風通しの悪い場所、ガスレンジやオーブンの近くに設置してしまうと、どうしても冷えが悪くなります。
その結果、電気代の高騰に繋がる懸念もあります。また、しっかりと水平をキープする事も大事なポイントと言えます。ここに、オール電化住宅の電気代の平均をまとめた記事があるので、この記事を参考に冷蔵庫の電気代についても学ぶ機会としてみて下さい。
引っ越しで不要になった冷蔵庫の処分方法3選
不要な冷蔵庫の処分方法①引っ越し前に家電量販店に依頼する
不要な冷蔵庫の処分方法1つ目は、家電量販店に依頼するというものです。引っ越しの際に、家電を新しい物に買い替えるという人もいるでしょう。そんな時には、このタイミングで古い冷蔵庫を引き取ってもらいましょう。リサイクル料金と運搬料を請求されますが、業者側も二度手間にならず、メリットが多くあります。
不要な冷蔵庫の処分方法②リサイクル料金を支払って指定場所に運搬する
不要な冷蔵庫の処分方法2つ目は、リサイクル料金を払って、指定場所に運搬するというものです。自分自身で調べたリサイクル業者に、トラックなどの手配ができる場合には、自ら、持って行くという方法もあります。業者によっては、引き取りに来てくれる事もあるので、そのような業者を探すと楽に運搬できます。
不要な冷蔵庫の処分方法③ネットオークションやフリマアプリを利用する
不要な冷蔵庫の処分方法3つ目は、ネットオークションやフリマアプリを利用するです。品物や使用年数にとっては、高く売れたりするものです。自分で梱包や発送の手間は掛かりますが、それでも新しい冷蔵庫を購入する資金調達にもなります。しかし、場合によっては、損をする事もあります。
これらの方法は、出品者が送料を負担する方が早く売れる傾向にあります。その為、送料を考慮して、値段設定をしなければ損をする事も多いというわけです。必要経費を考慮したうえで、行うようにしましょう。ここに、メルカリを利用する際に役立つマナーについての記事があるので、参考にして下さい。
引っ越しの時に冷蔵庫を1人で車を使って運ぶ方法とは?
運ぶ方法①引っ越し前に冷蔵庫の大きさと重さを確認
冷蔵庫を1人で車を使って運ぶ方法1つ目は、冷蔵庫の大きさと重さを確認するです。冷蔵庫くらい、という気持ちを抱いている人もいると思いますが、冷蔵庫は思っているよりも重い事が多いのも事実です。小型の冷蔵庫であっても50㎏と普通の女性1人分程の重さがあります。大型の物になると100㎏を超えてきます。
冷蔵庫の重さに関しては、冷蔵庫の取扱説明書などに記載があると思いますので、それで確認する事もできますよね。これを確認すれば、1人でもできるのか、または友達の力を借りて行う必要があるのかを把握する事も可能です。
運ぶ方法②引っ越し前に冷蔵庫を立てて運べる車を手配する
冷蔵庫を1人で車を使って運ぶ方法2つ目は、冷蔵庫を立てて運べる車を手配するというものです。冷蔵庫は、先程も説明しましたが、横に寝かせた状態で運んでしまうと、どうしても故障の原因となってしまいます。その為、100L以上の冷蔵庫に関しては、軽トラックなどを手配する必要があるのは、明らかです。
軽トラックは、実家などにあればそれを借りれば済みますが、ない場合には、レンタカーを使用するのがおすすめです。軽トラックであれば1日4000円程で借りられますので、他の荷物も一緒に運ぶ事も可能ですよね。そうすれば、引っ越し業者を通さずに済むので、引っ越し代も節約できます。
運ぶ方法③引っ越し前には冷蔵庫を梱包するものを準備しておく
冷蔵庫を1人で車を使って運ぶ方法3つ目は、冷蔵庫を運ぶ際に梱包するものを準備しておくというものです。冷蔵庫を傷つけない為にも、あらかじめ運搬する前に毛布で冷蔵庫を包み、太めの紐を使って縛っておく必要があります。また、壁を傷つけない為に、養生する為の毛布やシートも必要です。
また、布紐を使うと、小さい冷蔵庫であれば、背負ってトラックまで運搬する事も可能です。賃貸住宅であれば、壁などを傷つけてしまうと、余計な出費が増える懸念もあるので、できるだけの事はやっておいた方が賢明です。ここに、自分で冷蔵庫を運ぶ際の注意点などをまとめた記事があるので、参考にして下さい。
冷蔵庫がガス抜きされてしまう原因は?
経年劣化によるもの
冷蔵庫がガス抜きされてしまう原因1つ目は、経年劣化によるものです。冷蔵庫の冷媒ガスは、コンプレッサーで圧縮され、減圧沸騰する事により気化熱が発生し、それにより冷える仕組みを取っています。この冷媒ガスは圧縮される際には、かなりの圧力が掛かっていますので、経年劣化によりガス漏れが起こってしまいます。
もし、冷蔵庫からガス漏れが起こったとしても人体への影響はありませんので、冷蔵庫の電源を落として、換気をしっかりしてください。しかし、フロンガスが使用されているという事もあり、有毒ガスが発生する事もあるので注意が必要です。
頻繁に引っ越しをする事による衝撃の積み重ね
冷蔵庫がガス抜きされてしまう原因2つ目は、引っ越しを頻繁に繰り返す事による衝撃の積み重ねです。冷蔵庫を移動させる回数が頻繁であったり、引っ越しが多い場合には、それだけ冷蔵庫への衝撃も大きくなります。冷蔵庫に加わった衝撃により、ガス漏れが起こってしまうと言えます。
その為、1人で引っ越しする際や自分1人ではないにしても、友人などに手伝ってもらう際には衝撃に注意しながら行う必要があると言えます。また、軽トラック車は節約にはなりますが、それだけ運搬中に衝撃を受けやすいとも言えますので、自分で引っ越しをする際には特に、注意が必要です。
ここに、冷蔵庫がガス漏れする原因を詳しく紹介している記事があるので、この記事を参考に、自分で引っ越しする際には冷蔵庫への衝撃に注意して引っ越しをするように意識してください。
自分で冷蔵庫を運ぶ際には衝撃に注意しながら運ぶ事を意識しよう
今回は、「自分で冷蔵庫を運搬・設置する際の注意点」をテーマに、ガス漏れの原因にまで言及して紹介してきましたが、いかがでしたか?冷蔵庫を運搬する時の基本は、寝かす事は絶対にしてはいけないという事がよく分かったと思います。冷蔵庫を自分で運搬しようという時には、その大きさから判断する事も重要です。
その為、自分で引っ越しをする時には、友達何人に依頼するのかを把握する為にも冷蔵庫の大きさを把握する事は、大事になってきます。ぜひこの機会に、冷蔵庫の運搬、設置する際の注意点を探るヒントとしてみて下さい。
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