大寒とは?今年の大寒の日はいつ?
大寒とは一年で一番寒い時期を表す二十四節気の最後の節気のこと
大寒とは一年で一番寒い時期を表す二十四節気の最後の節気のことです。大寒は毎年この日であるということは決まっていません。二十四節気が決まるのは地球と太陽の動きによって決まると言われています。そのため毎年のこの日が大寒というように決まっているわけではありません。
二十四節気とは古く中国で考え出された季節を表す言葉です。二十四節気は1年を24の節気(季節)で表すため、1つの節気は15日という計算になります。ちなみに二十四節気は太陽が動く際に通る道である黄道を24に分割したものです。このように細かく24にわけたうちの最後が大寒にあたります。
最初に夏至と冬至の2つに分け、その後に立春・立夏・立秋・立冬の4つに分けるというように360度の行動を半分ずつに分割していくことによって二十四節気となります。二十四節気については以下のサイトで詳しく紹介されていたので参考になさってください。
今年の大寒の日はいつかというと1月20日
今年の大寒の日はいつかというと1月20日になります。例年、大寒は1月20日頃になることが多いのですが、今年はちょうど1月20日が大寒となりました。ちなみに大寒になる時間も存在します。1月20日の何時何分から大寒になるといった細かい時間設定がされています。
今年の大寒に突入する時間がいつかというと17時09分です。2019年01月20日の日曜日の17時09分に大寒になったと言われています。この大寒は一年で一番寒い時期であることから、いつも風邪などが流行しやすく外出の機会が減る時期であると言われています。
現在はインターネットが普及したのでリアルタイムで離れた人とコミュニケーションをとることが簡単になりました。そのため大寒に突入する時間帯を狙っていち早く大寒に入ったことを伝えようというユニークな遊び心を持っている方もいたと言われています。
大寒が終わると立春になり暦のうえでは春になる
大寒が終わると立春になり暦のうえでは春になります。ニュースなどで毎年紹介されるフレーズとして「今日、日本列島は立春を迎えました。まだまだ寒い日が続きますが、これで暦のうえでは春を迎えたことになります」という表現がよく耳に入ると言われています。
大寒の終わりは2月の初旬です。今年の大寒の終わりはいつかというと2月3日の日曜日です。つまり2月4日の月曜日は立春となり暦のうえで春になるのは2月4日ということになります。ちなみに大寒の前の節気は小寒と言います。
小さいという字から大きいという字に変わるところが大寒の本格的な寒さを連想させると言われています。小寒は寒の入りと言われており、まさに寒い季節に入ったことを意味する言葉ですので、普段は使わない言葉にもしっかりとした過去の先人たちの知恵が込められていることがわかります。
大寒の日に行われる行事は?
大寒の日に行われる行事①寒稽古
大寒の日に行われる行事の1番目は寒稽古です。寒稽古は「かんげいこ」と読みます。寒稽古は寒さの厳しい大寒に行われるケースが多く、柔道や空手、剣道などの武道を志す人が寒さに耐えながら鍛錬を積む行事です。テレビなどでも寒稽古が紹介されることは珍しくありません。
雪が降り積もる中、白い道着や上半身裸といった格好で大きな声を上げて修行に取り組む姿は見ている人をも寒さにさらすと言われています。こういった寒稽古はスキルの上達を目的とするというよりも、精神力を鍛えるという意味合いに重点を置いて行われると言われています。
そのため外国のスポーツ関係者から寒稽古を否定する声が上がることは珍しくありませんが、精神面に比重を置いた日本独特の鍛錬法として日本文化に根付いていると言われています。こういった考え方の違いは行動に顕著に表れることから、他国の文化や価値観を認め、多様性を大切にする心は重要であると言われています。
大寒の日に行われる行事②寒仕込み・寒造り
大寒の日に行われる行事の2番目は寒仕込み・寒造りです。寒仕込み・寒造りは味噌やお酒の仕込みを始める時期を意味します。寒さの厳しい大寒は菌が増えにくいことから味噌やお酒の仕込みをする時期に最適であると言われています。
また大寒は秋の後に来る冬の季節であることから、秋に収穫したお米などの原料が手元にある時期であることも、大寒が仕込みの時期に適している理由であると言われています。また寒い中で作られるお酒は時間をたっぷりとかけてもろみを発酵することでとても上質なお酒が出来上がると言われています。
こういった工程を経て作られたお酒は「寒酒」と言われており、寒仕込み・寒造りが始まった時代は江戸時代だと言われていることからも過去の先人の知恵と経験が詰まった仕込みであることがわかります。ちなみに寒造りで作られたお酒が美味しい理由については以下のサイトで紹介されていたので参考になさってください。
大寒の日のおすすめの過ごし方は?
大寒の日のおすすめの過ごし方①こたつで金柑を食べる
大寒の日のおすすめの過ごし方の1番目は、こたつで金柑を食べるというものです。大寒はとても寒い時期ですので、家でこたつに入ってゆっくりするのが一番という人は少なくないと言われています。こたつというとみかんが思い浮かぶ人が多いですが、大寒の時期には金柑が旬を迎えます。
金柑は風邪の予防に良いと言われており、皮にもたくさんの栄養が詰まっていると言われています。また生活習慣病の予防にも有効であると言われている他、咳止めの効果もあると言われていることから風邪をひきやすいと言われる大寒に最適のフルーツであると言われています。
金柑は生のまま食べることもできますし、ジャムやソースにしても楽しむことができます。またサラダなどに入れると味に幅ができるということで、大寒の時期に旬を迎える金柑が活躍する時期だと言われています。金柑については以下のサイトで詳しく紹介されているので参考になさってください。
大寒の日のおすすめの過ごし方②大寒卵で栄養と運を取り込む
大寒の日のおすすめの過ごし方の2番目は、大寒卵で栄養と運を取り込むというものです。大寒卵とは大寒に産み落とされた鶏の卵のことです。今年の大寒はいつかというと1月20日でしたから、この日に産み落とされた鶏の卵が大寒卵であるということです。
大寒卵は栄養価が高いうえに金運や健康運が上がるといったご利益も期待できると言われていることから、注目を集めている卵と言われています。大寒卵は寒い時期に産み落とされる卵ですが、鶏は寒い時期にはあまり卵を産まないと言われています。
そんな寒い時期に産み落とされた卵には、あまり卵を産まない分高い栄養が含まれていると言われています。とは言うものの、現在では暖かい環境で育てられている鶏も多いため、期待し過ぎることは控えた方がいいという声もあがっています。大寒卵については以下のサイトで詳しく紹介されていたので参考になさってください。
大寒の日のおすすめの過ごし方③子供と外で元気に遊ぶ
大寒の日のおすすめの過ごし方の3番目は、子供と外で元気に遊ぶというものです。子供がいる家庭の場合、冬の寒い中でも子供から「どこかに出かけようよ」と言われることも珍しくありません。大人としては寒い中に出かけたくないと思う人も少なくないと言われています。
しかしずっと家の中にいると気持ちも内向きになってしまうことがあり、せっかくの休みを有効に使えなかったと後悔する人も少なくありません。そんな時には、思い切って子供の誘いにのってみて、外で元気に遊んでみるというのも1つの手です。
外で遊んでいるうちに身体が暖まって活発になり、ストレスや運動不足の解消につながることは珍しくありません。そういった思い切った行動が翌日の仕事にも好影響を与えることもありますので、状況に応じて外に出かけることも検討してみましょう。
大寒の日や過ごし方を把握して快適に過ごしましょう
大寒の日は毎年同じとは限らないので、毎年確認することが必要です。大寒は一年でもっとも寒い時期を表すことから体調を崩してしまう人も珍しくありません。特にこの時期はインフルエンザなどが流行しやすい時期であると言われているので注意が必要です。
子供は寒くても外に出かけて元気に遊ぶものですが、油断していると風邪などをひいてしまうので注意したいものですね。そんな大寒の日や大寒に適した過ごし方を把握して快適に過ごしましょう。最後に冬のマフラーについての記事を紹介します。人気のメンズブランドをお伝えしているので参考になさってください。
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