左馬の読み方や将棋の駒の置物の意味とは?【読み方や意味】
左馬の読み方や将棋の駒の置物の意味①左馬とは「馬を左右逆さに書いた字」
左馬の読み方や将棋の駒の置物の意味の1つ目をご紹介いたします。左馬とは「馬の字を左右逆さに書いた文字」の意味です。置物を見てみてください。確かに、『馬』の字が左右逆さに書かれています。馬の字を左右逆さに書いた置物は、大変縁起が良いとされています。それには読み方などが関係しています。
左馬の読み方や将棋の駒の置物の意味②逆さの読み方
左馬の読み方や将棋の駒の置物の意味の2つ目をご紹介いたします。それは『逆さの読み方』です。「馬」という文字は「うま」と読みます。この「馬」を逆さまにして読むと、「まう」になります。「まう」に漢字を当てると「舞う」と表現することができます。昔、お祝いの席では必ず舞いが行なわれました。
また、神様に舞いを奉納するという儀式も、日本全国で執り行われていました。神様に華やかな舞いを奉納することで、幸運がもたらされると信じられていたのです。このことから、「馬を逆さまにした置物は大変縁起が良い」という考え方が生まれました。馬を左右逆さまにしたものは縁起が良い置物とされているのはこの為です。
左馬の読み方や将棋の駒の置物の意味とは?【将棋の駒の置物】
左馬の読み方や将棋の駒の置物の意味③王将
左馬の読み方や将棋の駒の置物の意味の中でも、将棋の駒の置物で縁起の良いものをご紹介いたします。それは『王将』の駒の置物です。王将はすべての将棋の駒の中でも、「大将」にあたります。将棋の駒の中でトップに君臨する駒なのです。これは家の中なら「家長」に当たります。また、会社では「社長」が王将に当たります。
このような意味から、新しい家を建てた時に王将を贈ったり、会社で社長に就任した時に王将を贈ったりします。新しい家を建てた時は、「いつまでもこの家の長としてあり続けることができるように」という思いが込められています。社長に就任時は、「社長として存分に能力が発揮できるように」という意味になります。
左馬の読み方や将棋の駒の置物の意味④夫婦駒
左馬の読み方や将棋の駒の置物の意味の中でも、将棋の駒で縁起の良いものはもう一つあります。それは『夫婦駒』という将棋の駒の置物です。夫婦駒は、黒い文字で書かれた左右逆さまの駒と、赤い文字で書かれた通常の馬が二つ並んだ置物です。大きさも左の方が大きく、通常の馬は小さめに作られています。
これは、黒字を男性に見立てて左側に、赤文字で書かれた通常の馬を女性に見立てて右側に置きます。男性に見立てた方は、男性はますます仕事などで大きな成果が上げられるように、という願いが込められています。また、女性に見立てた通常の馬は、飛躍する男性に寄り添って支える事ができるように、という意味があります。
縁起の良い置物としては、カエルの置物も縁起が良い置物として重宝されています。風水的な観点からご説明している記事をご紹介致します。参考にしてみて下さい。
左馬が縁起が良い理由7選
左馬が縁起の良い理由①天に向かって願いが舞い上がる
左馬が縁起の良い理由の1つ目をご紹介いたします。それは『天に向かって願いが舞い上がる』という理由です。馬は逆さまに読むと「まう」となります。これに「舞う」という漢字を当てます。先ほど、おめでたい席では舞いをする習慣があるとご説明いたしました。また、神様に舞いを奉納する習慣があることもご紹介ました。
「舞う」という言葉には、「願いを天に向けて届ける」という意味もあります。願い事を書いた紙に火をつけ、天に向かって舞い上がると願いが叶うという方法があります。それになぞらえているのです。持ち主の強い願いや希望を天に届け、現実の形になるようにとの願いが込められています。
左馬が縁起の良い理由②お財布巾着
左馬が縁起の良い理由の2つ目をご紹介いたします。それは『お財布巾着』という理由です。昔はお財布の代わりに巾着袋を使っていました。お財布の巾着袋は紐をしっかり縛ることで入り口が狭くなり、お金がこぼれ落ちにくくなります。この置物は逆さまにすると、口をしっかり縛った巾着袋と形が大変似ています。
この意味から、「お金が出て行かないように」という意味が込められています。また、「お金が出て行かない」から転じて、「お金が貯まりやすくなる」という意味もあります。お金はお金を呼びます。お金が貯まってくると、貯まったお金は更なるお金を呼び寄せてくれます。この意味から、金運アップの効果があるのです。
左馬が縁起の良い理由③つまずかない
左馬が縁起の良い理由の3つ目をご紹介いたします。それは『つまずかない』という理由です。馬に乗る際、左側から乗ると馬から落ちないと言われています。その為、馬に乗る時には必ず左側から乗るという習慣があります。これは昔だけでなく、現在でも同じです。現在も馬に乗る際には、必ず左側から乗るようになっています。
馬から落ちるということは、とても不吉とされていました。馬は、昔は移動手段としては欠かせない乗り物でした。その乗り物から落ちるということは、「人生の波やチャンスから落ちる」ということだったのです。左側から乗って落ちないようにすることで、「人生の波やチャンスを必ず掴む」という意味が込められているのです。
左馬が縁起の良い理由④人を引いてくる
左馬が縁起の良い理由の4つ目をご紹介いたします。それは『人を引いてくる』という理由です。昔は、移動手段が馬でした。馬には必ず人が乗っていたのです。これは言い換えるなら、馬が人を乗せて運んできてくれるということになります。また、馬に乗って移動する人は大変高貴な人、というイメージも強くありました。
また、馬を引っ張る人は必ず左側に立つということが習慣となっています。これらの意味からこの置物は、「良い人を引いてきてくれる」という意味が生まれました。ここでの「良い人」とは、お金持ちの人のことです。よって、「人を引いてくる」というのは言い換えると「商売繁盛」という意味になり、縁起物とされています。
左馬が縁起の良い理由⑤馬力が出る
左馬が縁起の良い理由の5つ目をご紹介いたします。それは『馬力が出る』という理由です。馬は底力があります。いざという時には、大変頼りになる生き物です。人間の人生にも困難な時はあります。そんな時、諦めたりしないで乗り越えられる底力を与えてもらう、という意味が置物には込められています。
また、言葉の意味のそのものにも良い意味がたくさん込められています。底力を出して困難を乗り越えた先には、必ず良いことが待っているという期待も込められているのです。更に、乗り越えられないような大きな困難にぶつかった時には、周囲の人たちからの助けが得られるように、という願いも込められています。
左馬が縁起の良い理由⑥天に向かって成長する
左馬が縁起の良い理由の6つ目をご紹介いたします。それは『天に向かって成長する』という理由です。左馬の置物は縁起が良いとされている理由は、逆さまに読んだ時に「まう=舞う」という意味があるからとご説明しました。「舞う」とは天に舞うという意味もあります。天に舞う事で、より高みを目指すという意味もあります。
天に舞うということは、「天に向かって伸びていく」という意味もあります。天のように高いところを目指して伸びていくことで、さらなる成長を遂げていくのです。現状に満足せず、いつでも高みを目指して自分自身を成長させるという気持ちを忘れないように、という意味も置物には込められているのです。
左馬が縁起の良い理由⑦病気にならない
左馬が縁起の良い理由の7つ目をご紹介いたします。それは『病気にならない』という理由です。これは、江戸時代に茶道の初釜でこの絵が描かれた茶碗を焼いて配ったことが始まりとされています。「この配られた茶碗でご飯を頂くと病気にならない」という言い伝えがありました。特に中風にならないとされていたのです。
このことから、この置物や茶碗には「病気除け」のご利益もあるとされています。江戸時代では特に中風に焦点を当てて茶碗を配っていたようですが、すべての病魔に効果があるとされています。
左馬は特に出世や商売繁盛に縁起が良い
左馬は様々な事柄に対して縁起が良いとされています。ですがその中でも最も効果があるのは、出世や商売繁盛です。もっと出世がしたいと思っていたり、商売繁盛を願っている人は、自分自身に贈ってみるのも良いでしょう。充分効果が得られます。
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