日本で最も難しい漢字たち22選｜書くのも読むのも面白いし珍しい！

漢字の魅力って何？

漢字の魅力①漢字1つ1つに意味がある

漢字の魅力1つめは、漢字1つ1つに意味や成り立ちがあることです。漢字には、その漢字ができた経緯や意味が存在しています。そのため、使われている漢字を見ただけで、その意味を理解することができ、その意味から文やその話の予測をたてることができます。

このことから、漢字を知っていることで全てとはいきませんが、ほぼ全てに近い熟語の意味を理解することができます。また漢字を知ることで楽しみが増え、そのことが新しい漢字を知ろうとする意欲に繋がり、そのことが漢字の魅力だと言えます。

漢字の魅力②漢字を入れると読みやすくなり文が引き締まる

漢字の魅力2つめは、文章の中に「漢字」を入れることでその文が引き締まります。日本語には、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」を使って文を書きますが、ひらがなやカタカナだけで文を書いた場合は、どこで切って読んでいいか分かりにくく、また文の意味もとりづらくなり文に締まりがありません。

しかしその文に、漢字を入れることで締まりのなかった文が、読みやすくなります。また漢字を入れたことで、文の内容を予測するのにも役立つため、文を書くのに漢字はとても大切なアイテムです。

難しい漢字を知っているメリットは？

難しい漢字を知っているメリット①難しい本でも読めるから面白い！

難しい漢字を知っているメリット1つめは、難しい専門書なども漢字で止まることなく読むことができることになります。専門書や古書などには、難しい漢字を使って書かれているものが多くあります。そのため、読み始めると漢字で躓く場合があります。

しかし難しい漢字を知っていることで、難しい本の文を読んでいても漢字で躓くことなく、本の内容を理解することができます。また、熟語の意味が分からなくても、漢字の組み合わせからなんとなくですが漢字の意味を理解することもできるため面白いです。

難しい漢字を知っているメリット②恥をかかず逆に面白いくらい尊敬される！

難しい漢字を知っているメリット2つめは、難しい漢字を知っていることで、周囲の人に聞かれたときに恥をかかずに済むことになります。漢字はその読みや、画数の多い漢字の書き方を、周囲の人に聞かれる可能性は高いです。

そんなときに、スラスラ読んだり書いたりできることで、恥をかくことがありません。また逆に、難しい漢字を知っていることで尊敬のまなざしで見られることもあります。またすごい珍しい漢字を学ぶことが、クイズを解いてるように感じて面白いと感じることもできます。

漢字の成り立ちは？

漢字の成り立ち①最も古い「象形文字」の一覧から漢字になった！

漢字の成り立ち1つめは、漢字は「象形文字」などの一覧が漢字になったと言われています。この象形文字とは、見たものを線などの絵を基本とした文字形態の一覧になり、その絵は時間が経つにつれて崩れていき漢字へと変化しています。この象形文字は、1番ポピュラーな成り立ちとなります。

またこの象形文字の一覧は、別名を「ヒエログリフ」とも呼ばれています。最も古い文字は紀元前3100年前のシュメール文字の一覧となり、メソポタミアの南部で誕生しました。また1番代表的な文字が、エジプト文字になります。また元が絵なため、漢字の予想がつきやすく見ていても面白いのが特徴です。

漢字の成り立ち②たくさんある「指事文字」の一覧から漢字へ変化した

漢字の成り立ち2つめは、たくさんある「指事文字」の一覧が漢字へ変化しています。この指事文字とは、絵などの形では表しにくい物や約束などを、「点」や「線」を使って表した図をもとにしてできた文字の一覧のことです。

しかしこの指事文字は数か少ないのが特徴になり、象形文字と混ぜて使う象形指示の文字もあります。指事文字の代表的な文字は「一・二・三」です。またこの指事文字と象形文字の2つが、漢字の根幹になっています。

漢字の成り立ち③漢字の一覧で漢字同士を合わせて作られた「会意文字」

漢字の成り立ち3つめは、漢字の組み合わせを作ったのは「会意文字」になります。この会意文字は、象形文字の一覧と指事文字の一覧にある漢字が2つ以上組み合わせることで、新しい意味をもつ漢字になった文字のことです。

漢字で例えるなら「口+鳥＝鳴」、「山+石＝岩」、「林+木＝森」などの、複数の漢字を組み合わせることで、新しい意味がある漢字が誕生するためとても面白いです。

漢字の成り立ち④意味と発声を合わせた形声文字！日本では最も多い！

漢字の成り立ち4つめは、音声を使った「形成文字」も漢字に変化しています。この形声文字とは、「意味」を表す部分と「発音」を表す部分が組み合わせてできた漢字です。また形声文字は、複数の漢字を組み合わせて新しい漢字を作りますが、一方から意義をとり、また一方から音をとって構成されるのが特徴になります。

画数が多くて書くのが難しい漢字11選

書くのが難しい漢字①鳥類の鸚鵡(オウム)

書くのが難しい漢字1つめは、「鸚鵡(オウム)」になります。この鸚哥とは、カラフルで大きな種類もいる鳥類の鸚鵡のことです。そんな鸚鵡の漢字は、「鸚哥(インコ)」と一文字違いなります。

書くのが難しい漢字②イボがたくさん蟾蜍(ヒキガエル)

書くのが難しい漢字2つめは「蟾蜍(ヒキガエル)」になります。この蟾蜍は、蛙の1種になりますが、皮膚がボツボツとイボがあり毒があるのが特徴です。また蟾蜍は蟾の字が最も難しいため、練習が必要です。

書くのが難しい漢字③すごい！霊獣の麒麟(キリン)

書くのが難しい漢字3つめは、「麒麟(キリン)」になります。この「麒麟」は、面白いことに動物のキリンだと勘違いされますが、中国の神話に登場する「霊獣」のことになります。また日本の芸人さんの中には、コンビ名が麒麟のコンビがいるため、難しい漢字の中でも「麒麟」は書く機会があると言える漢字です。

書くのが難しい漢字④高級魚の鮟鱇(アンコウ)

書くのが難しい漢字4つめは、「鮟鱇(アンコウ)」になります。一般的に鮟鱇は、「西のフグ鍋、東の鮟鱇鍋」と言われるくらい、関東の冬を代表する鍋料理です。この鮟鱇は、見た目は深海魚なため少しグロテスクですが、全てが食べられるムダのない魚です。

また世間一般では、高級魚としても知られている魚になります。ぜひ寒い冬には、鮟鱇鍋を堪能しつつも、漢字も書けるように練習してみてはいかがでしょうか。

書くのが難しい漢字⑤カラフルな花色がある躑躅(ツツジ)

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書くのが難しい漢字5つめは、「躑躅(ツツジ)」になります。この躑躅とは、春から夏にかけて花を咲かせる躑躅のことです。ツツジの漢字は、中国では「躊躇(ためらう)」意味があり、羊が躑躅を食べて足踏みしながら死亡したことから、「躑躅」の漢字で表されるようになりました。

書くのが難しい漢字⑥栄養満点な鼈(スッポン)

書くのが難しい漢字6つめは、「鼈(スッポン)」になります。この鼈とは、亀と似た見た目をしている鼈のことです。鼈は、見た目からも分かるように亀の1種になり、漢字もどことなく似ています。そんな鼈は、栄養価がとても高いことでも知られており、鼈鍋としても楽しまれています。

書くのが難しい漢字⑦面白い！黶(ホクロ)には簡単な漢字もある！

書くのが難しい漢字7つめは、「黶(ホクロ)」になります。黶は皮膚にある黒色の斑点のことになり、黶は「あざ」とも読むことができます。簡単な「黒子」と書いてホクロとも読みますが、ぜひ最も難しい漢字も書けるようにしてみましょう。

書くのが難しい漢字⑧フルーツの「檸檬(レモン)」

書くのが難しい漢字8つめは、「檸檬(レモン)」になります。この檸檬はフルーツの檸檬のことになります。この檸檬の漢字は、英語読みの「Lemon」を中国で当て字にしたことが始まりになります。しかし日本では、カタカナでも表記する方法があるため、いつ頃から「檸檬」と書かれていたかは不明です。

書くのが難しい漢字⑨有名な漢字「薔薇(バラ)」

書くのが難しい漢字9つめは、「薔薇(バラ)」になります。この「薔薇」は、書くのが難しいと言われる漢字の中でも、有名な漢字になります。そんな薔薇は、花束としてプレゼントされることの多い花です。

そんな薔薇には豊富にカラーが存在しており、紫色の薔薇も存在しています。その薔薇のことを紹介している記事を下記に付属しておくので、薔薇の花束をプレゼントするときの参考にしてください。

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書くのが難しい漢字⑩鳥類の「鸛(コウノトリ)」

書くのが難しい漢字10こめは、「鸛(コウノトリ)」です。この鸛とは、鸛の漢字は中国から入ってきていますが、中国でも「鸛(カン)」と呼ばれて存在します。この鸛の漢字は、画数が多い分一見すると難しそうですが、よく見ると分かりやすいパーツで漢字ができています。

書くのが難しい漢字⑪作業台の「轆轤(ロクロ)」

書くのが難しい漢字最後の11こめは、「轆轤(ロクロ)」です。この轆轤とは、回転などの力を利用した作業装置のことになります。この轆轤の漢字は、やはり回転させる装置になるため、「車」をたくさん使った漢字になります。

読み方が難しい漢字11選

読み方が難しい漢字①大好きな人が多い！「饂飩(ウドン)」

読み方が難しい漢字1つめは、「饂飩(ウドン)」になります。饂飩は、ひらがなで「うどん」と表記されていることが多いため、漢字で記載されている場合には読めない場合があります。しかしメニューに書かれている可能性もあるので、この機会にぜひ覚えてみましょう。

読み方が難しい漢字②海藻の「石蓴(アオサ)」

読み方が難しい漢字2つめは、「石蓴(アオサ)」になります。この石蓴は、沖縄でよく食べられている海藻です。そんな石蓴は、漢字で表記されている場合はあまり多くありませんが、スラスラと読めると尊敬されること間違いなしの漢字です。

読み方が難しい漢字③見た目で漢字ができた「竜髭菜(アスパラガス)」

読み方が難しい漢字3つめは、「竜髭菜(アスパラガス)」になります。この竜髭菜(アスパラガス)の漢字の由来は、竜髭菜の葉っぱが「竜の髭」に似ていることからこの漢字が当てられています。

読み方が難しい漢字④簡単な文字もある「鼷(ハツカネズミ)」

読み方が難しい漢字4つめは、「鼷(ハツカネズミ)」になります。ネズミと言うと「鼠」の文字がすぐに思い浮かび、鼷は「二十日鼠」とも表現できますが、ぜひ最も難しい漢字も読めると便利なため覚えておきましょう。

読み方が難しい漢字⑤昆虫の「蟷螂(カマキリ)」

読み方が難しい漢字5つめは、「蟷螂(カマキリ)」になります。この蟷螂は、昆虫の蟷螂のことになります。漢字の見た目は、難しい漢字が2つ合わさっているように見えます。しかしよく見ると、虫に「富」と「郎」で蟷螂になるため覚えやすいです。ぜひ覚えておきましょう。

読み方が難しい漢字⑥日本では珍しい表記の「菠薐草(ホウレンソウ)」

読み方が難しい漢字6つめは、「菠薐草(ホウレンソウ)」になります。日本語は、漢字以外にもひらがなやカタカナも使うため、菠薐草を漢字のみで表記されていることは少ないです。しかしあまり見かけない菠薐草にも漢字があるため、ぜひこの機会に覚えましょう。

読み方が難しい漢字⑦最も大切な「兀兀(コツコツ)」する姿勢

読み方が難しい漢字7つめは、「兀兀(コツコツ)」になります。この兀兀を見ると、「パイパイ？」と数学で使うパイにと似ているため「パイ」と読みがちです。しかし実は違い「兀兀と作業をする」などの兀兀になります。またこのコツは「ゴツ」とも読むことができます。

読み方が難しい漢字⑧１ずつでも読み方は「蜚蠊(ゴキブリ)」

読み方が難しい漢字8つは、「蜚蠊(ゴキブリ)」になります。この蜚蠊は、苦手な方が多い昆虫である蜚蠊の読み方は面白く2文字で「ゴキブリ」と読みますが、1文字だけでも「ゴキブリ」と読むことができます。

読み方が難しい漢字⑨珍しい食べ物の「蝦蛄(シャコ)」

読み方が難しい漢字9つめは、「蝦蛄(シャコ)」です。この蝦蛄とは、春～初夏に旬を迎える甲殻類の1種になり、食用の蝦蛄はお寿司のネタとしてよく食べられています。漢字で表記されている事は稀ですが、よく食べられているのが和食なため、漢字でも読めるようにしておくことをおすすめします。

読み方が難しい漢字⑩画数が多い「蠃(カタツムリ)」

読み方が難しい漢字10個めは、「蠃(カタツムリ)」になります。蠃は、陸に住んでいる巻き貝の１種になり、貝は退化することでなくなりました。カタツムリは、「蝸牛」とも表記することができ、この蝸牛は読める人が多いです。しかし最も難しい「蠃」も読めるようにぜひ覚えてみましょう。

読み方が難しい漢字⑪動物の「鱷(ワニ)」

読み方が難しい漢11個めは、「鱷(ワニ)」になります。鱷は動物園などにいる鱷(ワニ)のことです。鱷も簡単な漢字の「鰐」なら読める方が多い漢字になりますが、少し難しい方の「鱷」も「鰐」と似ている漢字なため、この機会にぜひ覚えて読めるようになってください。

難しい漢字も読めたり書けたりすると面白い！

今回は、読み方や書き方が「難しい漢字」について紹介いたしました。日本には「ひらがな・カタカナ・漢字」の3種類が存在しますが、漢字を使うと文章を引き締め読みやすくできたりするため面白いです。またそんな漢字の中には、書くことや読み方などが難しいものがたくさんあり、最も画数や多い漢字も存在します。

難しい漢字を知っておけば、難しい本などもスラスラ読むことができますよね。難しい漢字の読み書きができるようになると、なにより自分の自信へになります。ぜひ難しい漢字の一覧を作って最も難しい漢字を学んでみては。