一富士二鷹三茄子を初夢に見ると縁起の良い理由は?
一富士二鷹三茄子を初夢に見ると縁起の良い理由①富士は末広がり
一富士二鷹三茄子を初夢に見ると縁起の良い理由の1つ目をご紹介いたします。それは『富士は末広がり』ということです。富士山は山の形が末広がりになっています。「末広がり」は昔から、大変縁起の良い形とされてきました。また、富士山はご神体でもあります。末広がりでご神体でもある富士山は、大変縁起が良いのです。
一富士二鷹三茄子を初夢に見ると縁起の良い理由②鷹は賢くあれ
一富士二鷹三茄子を初夢に見ると縁起の良い理由の2つ目をご紹介いたします。それは『鷹は賢くあれ』ということです。当時、武将の間では鷹狩りが流行っていました。鷹は獲物を捕らえると、必ず飼い主のもとへ獲物を持ってきてくれます。鳥の中でも大変賢いと言われていました。その鷹の賢さにあやかっているのです。
一富士二鷹三茄子を初夢に見ると縁起の良い理由③茄子は成し遂げる
一富士二鷹三茄子を初夢に見ると縁起の良い理由の3つ目をご紹介いたします。それは『茄子は成し遂げる』ということです。「茄子」を「成す」という漢字に変えて考えます。自分の目標や目的を成し遂げられるように、という意味が込められているのです。成し遂げる為の努力や才能が得られるように、という意味もあります。
一富士二鷹三茄子を初夢に見ると縁起の良い理由④一年の占い
一富士二鷹三茄子を初夢に見ると縁起の良い理由の4つ目をご紹介いたします。それは『一年の占い』ということです。年の初めにこれらの夢を見ることで、その年がどんな一年になるのか、ということを占っていました。これらの夢を見ると、その一年は平穏無事に過ごせるとされていました。
初夢として夢の中に出てくるモチーフには、さまざまな意味があります。11個のモチーフに焦点を当ててご紹介している記事があります。こちらも参考にしてみて下さい。
一富士二鷹三茄子には実は続きがあるって本当?
一富士二鷹三茄子の続き①四扇五煙草六座頭
一富士二鷹三茄子の続きは、『四扇五煙草六座頭』と言います。四以降があまり知られていないのは、由来や語源が明確になっていないからです。前半部分も語源や由来は複数ありますが、どの語源も由来もそれなりの理由があります。ですが後半部分は、出所も明確になっていない為、知っている人が少ないのです。
一富士二鷹三茄子の続き②一富士二鷹三茄子の語源
「一富士二鷹三茄子」の語源は2つあります。ひとつは、徳川家康が深くかかわっているとされています。徳川家康は富士山が大好きでした。また、趣味として鷹狩りを大変好んでいました。更に、初物の茄子が好物だったと言われています。これらのことから、「一富士二鷹三茄子」は縁起が良いとされたという説です。
もうひとつは、駒込富士神社という説です。駒込富士神社は富士信仰の拠点とされていました。その名残で、現在でも「お富士さん」と呼ばれています。駒込富士神社の近くには、なぜか鷹匠屋敷がたくさんあったと言われています。更に、駒込の名産品は茄子でした。このことから、縁起が良いとされたという説もあります。
一富士二鷹三茄子の続き③四扇五煙草六座頭の語源
「四扇五煙草六座頭」の語源ですが、こちらは明確になっていません。地域によっても大きく異なりますし、また文献によっても異なっています。「四扇五煙草六座頭」は「俚言集覧(りげんしゅうらん)」という自筆本に記載があったそうです。ただ、明確な欄が設けられていたのではなく、欄外に記載されていました。
この自筆本には、「四扇は一富士」と「五煙草は二鷹」と「六座頭は三茄子」と対応していると書かれていたと言われています。これらがどのように対応しているのかについては、次の項目で詳しくご説明して参ります。気になる方は、次の項目をぜひご覧下さい。
一富士二鷹三茄子の続き④七以降もあるという噂
「一富士二鷹三茄子」の続きには、「七以降もある」という噂があります。ただし、文献としての資料は存在していません。ちなみに七以降は「七丁髷(ちょんまげ)、八薔薇、九歌舞伎」とされています。十以降については、ネット上でも情報がありません。
一富士二鷹三茄子の続き四扇五煙草六座頭の意味は?
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味①四扇
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味の1つ目をご紹介いたします。それは『四扇』です。四扇には、二つの意味があります。ひとつは、扇が舞を連想させることから、縁起が良いとされています。おめでたい時には、必ず舞が披露されました。また、神様の捧げものとしても、舞が奉納されていました。
もうひとつは、扇を広げた時の形です。扇を広げた形が末広がりになります。末広がりは、大変おめでたい形とされてきました。現在でも、お正月などでは末広がりのものを飾ったりする風習があります。年の初めの末広がりは、一年の良い運気を呼び込むと考えられています。この二つの理由から四扇は縁起が良いとされています。
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味②五煙草
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味の2つ目をご紹介いたします。それは『五煙草』です。煙草にも二つの理由があります。ひとつは、煙草はおめでたい席で必ず出されるものだったということです。当時の煙草は、高級な嗜好品でした。その為、特別なお祝い事の席でしか、供されることはありませんでした。
もうひとつの理由は、煙草の煙です。煙草の煙は上に上がっていきます。煙が上に上がるということから、自分自身の運気も上がると考えられていました。また、神様は天にいると考えられていました。その天に自分の願い事が上り、叶えてもらえるという考えもあったのです。この二つの理由から、煙草は縁起物とされていました。
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味③六座頭
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味の3つ目をご紹介いたします。それは『六座頭』です。「座頭」という言葉が聞き慣れないという人もいらっしゃるかもしれません。「座頭」とは、髪の毛を剃った目が見えない人のことです。琵琶や三味線を使った弾き語りや、マッサージ・鍼灸などを生業としていました。
なぜ座頭が縁起の良い人とされているのか、不思議の思われる人もいらっしゃるでしょう。それは座頭の風貌にあります。座頭の多くは髪の毛を剃っていました。髪の毛を剃っているので毛がありません。「毛がない」が「怪我ない」に転じて、無病息災と考えられていました。ようするに、洒落で座頭が縁起物になっているのです。
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味④一富士と四扇
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味の4つ目をご紹介いたします。それは『一富士と四扇』です。「一富士」と「四扇」には関連がある、という説があります。富士山は姿が末広がりと、大変おめでたい姿をしています。また、扇も広げた形は末広がりでおめでたい形です。どちらも「末広がり」つながりです。
また、富士山はご神体として多くの人たちから愛されていました。富士信仰という富士山を神様にした信仰もあるくらいです。扇は舞の時に必ず使用される道具です。舞は神様に奉納する為のものとして、神聖視されていました。富士山も扇にまつわる舞も、「神様」つながりです。これらから二つは関連があるという説があります。
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味⑤二鷹と五煙草
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味の5つ目をご紹介いたします。それは『二鷹と五煙草』です。「二鷹」と「五煙草」の二つにも、関連性があるという説があります。「鷹」は「高」という漢字を当てることで、「より高みを目指す」という意味になります。これは出世や繁栄を表す縁起物とされています。
また、煙草は煙が天に上っていきます。高いところを目指して上っていくというところから、煙草にも「高みを目指す」という意味が込められています。こちらも出世や繁栄を意味しているのです。どちらも「高みを目指して、更なる出世や繁栄を願う」という意味が込められている事から、この二つは関連があると言われています。
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味⑥三茄子と六座頭
一富士二鷹三茄子の続きの四扇五煙草六座頭の内容の意味の6つ目をご紹介いたします。それは『三茄子と六座頭』です。「三茄子」と「六座頭」の二つにも、関連性があるという説があります。茄子は表面がつるつるしています。野菜によっては、表面に毛のようなものが生えているものもありますが、茄子には毛がありません。
座頭は、多くの人たちが髪の毛を剃っていました。ようするに、毛がないのです。茄子も表面がつるつるで、毛がありません。座頭も髪の毛を剃っている為、毛がありません。「毛がない」という共通点があります。この「毛がない」を「怪我ない」という字に変えることでどちらにも共通点があり、関連があるという説があります。
一富士二鷹三茄子を初夢で見た人って本当にいるの?
一富士二鷹三茄子を初夢で見た人①見る人もいる
一富士二鷹三茄子を初夢で見た人の1つ目です。実際初夢で「一富士二鷹三茄子」を見た人はいます。ただ、夢の中にこれら三つがすべて登場する、というわけではありません。「三つ全部を見なければならない」と勘違いをされている人もいらっしゃるようですが、そうではありません。どれかひとつで良いのです。
三つ全部が一度に夢の中に出てくるということは、めったにないでしょう。ですが、どれかひとつだけでも夢の中に出てきた、というのであれば、割合としてはかなり高めになります。毎年20%くらいの人が、三つのうちのひとつが初夢に出て来ているとされています。
一富士二鷹三茄子を初夢で見た人②富士山が出てきた人
一富士二鷹三茄子を初夢で見た人の中でも、富士山が出てきた人をご紹介いたします。富士山が初夢として出てきた人の多くは、富士山を登っている夢を見ています。「友達と富士山を登っている夢を見た」という人や、「家族と富士山を登っている夢を見た」という人を、インターネット上でよく見かけます。
夢占いでは、富士山を登っている夢は、自分自身のやる気やモチベーションの向上を表しています。また、一緒に登っている人は、自分を応援して欲しいと思っている人を表しています。やる気やモチベーションが上がっているのですから、確かに初夢としてみるには大変縁起の良い夢と言えるでしょう。
一富士二鷹三茄子を初夢で見た人③茄子が出てきた人
一富士二鷹三茄子を初夢で見た人の中でも、茄子が出てきた人をご紹介いたします。茄子が初夢で出てきた人の多くは、料理として出てくる夢を見ています。「茄子の漬物を食べている夢を見た」や「茄子の田楽を作っている夢を見た」という人もいるようです。
ちなみに夢占いでは、茄子が出てくる夢は、あなたの向上心を表しています。「もっと上を目指して頑張ろう」という気持ちが表れています。また、「どんなことがあっても、必ず達成させる」という強い意志の表れでもあります。大変高い志と、強い覚悟を持って挑戦していこうという意気込みを、茄子の夢は表しているのです。
一富士二鷹三茄子を初夢で見た人④鷹が夢に出てきた人
一富士二鷹三茄子を初夢で見た人の中でも、鷹が夢に出てきた人をご紹介いたします。鷹が初夢に出てきた人は、自分が鷹匠になっている人がいます。また、鷹に襲われている夢を見た、という人もいます。鷹匠はかっこいい夢ですが、鷹に襲われている夢は、初夢としては夢見が悪いと思う人もいるかもしれません。
夢占いでは、鷹の夢はどんな形でも大変良い夢とされています。鷹匠などのように、鷹と良い関係を結んでいる夢は、周囲の人たちからの助けが得やすい環境を表しています。悩み事や問題解決がスムーズに行くということです。鷹に襲われるなどの夢は、あなたに大きなチャンスが訪れているという、これも良い夢になります。
一富士二鷹三茄子は夢占いとしても吉夢
一富士二鷹三茄子は、夢占いとしても吉夢となります。特にこの夢は、例え夢の内容が思わしくなくても、逆夢として吉夢になります。初夢にこだわらず、もし富士山や鷹、茄子が夢の中に出てきたら、「良いことがある」と期待すると良いでしょう。きっとあなたに幸運が訪れます。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
KEYWORD
関連のキーワード
NEW
新着記事
RANKING
人気の記事