黒ニキビとは?原因は?
黒ニキビとは毛穴に溜まった皮脂が酸化したもの
黒ニキビは、ほくろに似た黒いポツポツした見た目をしています。いちご鼻と言う言葉をよく耳にすると思いますがこれも黒ニキビです。ニキビには、白ニキビや赤ニキビなどいくつかの種類がありますが、黒ニキビは白ニキビが進行したものです。
黒ニキビは、鼻周りやおでこなど皮脂の分泌量が多い部分にできやすいと言う特徴があります。黒ニキビになると毛穴が黒く見えてしまうためそれを隠すために化粧を厚塗りしていると言う人も多いと思いますが、これは逆に黒ニキビを進行させてしまいます。
黒ニキビからさらに進行すると炎症を起こし赤ニキビになります。ニキビは進行するごとに治療に時間がかかってしまいます。黒ニキビは炎症を起こす前段階なのでかろうじて症状は軽い状態です。そのため、炎症を起こす前に治すことが大切になってきます。
黒ニキビの原因は毛穴の詰まり
黒ニキビの前段階は白ニキビですが、この白ニキビも毛穴の詰まりによって起こるため、元をたどれば黒ニキビも毛穴の詰まりによって引き起こされることになります。白ニキビは、毛穴に角質が溜まり毛穴が閉じてしまいその部分が白くなって盛り上がった状態のことを言います。
毛穴が閉じることによって皮脂もどんどん毛穴に詰まっていきます。そして、角質や皮脂の詰まりが限界に達すると閉じていた毛穴が開き、溜まった皮脂が空気に触れます。これが空気に触れると酸化を起こし毛穴が黒く見えます。これが黒ニキビの正体です。
生活習慣の乱れも黒ニキビの原因
ニキビは毛穴のトラブルだけの問題かと思いきや、生活習慣の乱れもニキビの原因になります。睡眠不足、ストレス、喫煙、食生活の乱れなど生活習慣が乱れると、体の免疫が落ちて病気にかかりやすくなったり、うつになってしまったりと体に様々な障害が出てきます。
生活習慣の乱れは肌トラブルにも深く関係しており、必要以上に皮脂が分泌されたり、肌の新陳代謝が悪くなり古い角質が肌に溜まるなどニキビができやすい環境を作り出してしまうこともあります。
また、日々の生活の中でほとんどの人が人間関係でストレスを感じていると思います。そこで、人間関係におけるストレスを解消する方法をご紹介します。その記事を下に貼っておきますので、こちらも合わせてご覧ください。
黒ニキビの治し方やスキンケアのポイント5選!
黒ニキビの芯や角栓を上手に取り除く方法①オロナインを塗る
黒ニキビの芯や角栓を上手に取り除く方法1つ目は、オロナインを塗る黒ニキビの治し方です。オロナインは、火傷やすり傷などあらゆる傷に効果があるため、古くから親しまれている軟膏です。そして、黒ニキビにも効果があります。
オロナインは、クロルヘキシジンと呼ばれる成分が配合されており、これは消毒液にも含まれている成分です。そのため、黒ニキビなどの軽い症状のニキビに塗ると効果を発揮します。
しかし、赤ニキビや痛みを伴うニキビなど炎症を起こしているニキビに塗ると症状が悪化してしまう恐れがあるため、黒ニキビよりも進行してしまっているニキビには使わないようにしましょう。
黒ニキビの芯や角栓を上手に取り除く方法②アクネプッシャーを使う
黒ニキビの芯や角栓を上手に取り除く方法2つ目は、アクネプッシャーを使う黒ニキビの治し方です。毛穴の汚れを除去する時によく使われるアクネプッシャーですが、黒ニキビを取り除く時にも効果的です。しかし、むやみやたらにこれで取り除こうとすると細胞が傷つけられて跡が残ってしまう場合があります。
そのため、まずはアクネプッシャーで取り除けるかどうかを見定めることが大切になってきます。その方法とは、黒ニキビを中心にして周りの皮膚を分厚めにつまみます。その時に、黒ニキビの芯が出てきそうならアクネプッシャーで取り除くことができます。
ニキビは、皮膚の温度が高くなると柔らかくなり角栓が取れやすくなります。そのため、アクネプッシャーを使う前は患部を温めたり入浴するとより簡単に取り除くことができます。黒ニキビを取り除いた後は毛穴が開いた状態になっているため、化粧水や乳液をつけて肌を整えるようにしましょう。
黒ニキビの芯や角栓を上手に取り除く方法③洗顔方法を見直す
黒ニキビの芯や角栓を上手に取り除く方法3つ目は、洗顔方法を見直すことです。ただ洗顔を泡立てて洗っても毛穴に詰まった角栓を落とすことはできません。黒ニキビを除去するには正しい洗顔方法を行う必要があります。その方法は、洗顔をする前に手で触れるくらいの熱さのタオルを3分ほど顔に当てます。
こうすることにより毛穴が開き汚れが落ちやすくなります。そして次に洗顔をします。ニキビケアには、クレイと言う成分が原料になっている洗顔料がおすすめです。この成分は、古い角質などの汚れに吸着して取り除いてくれるので肌を傷つけることなくニキビケアができます。
蒸しタオルで顔を温めたことによって汚れが落ちやすい状態になっているので洗顔は短時間で大丈夫です。そして、顔をゆすぐ時はぬるま湯で最低30回はゆすぐようにしましょう。しっかりとすすぎ洗いをすることで完全に汚れを落とすことができます。そして、ゆすいだ後は柔らかいタオルで優しく拭きましょう。
黒ニキビの芯や角栓を上手に取り除く方法④電動洗顔ブラシを使う
黒ニキビの芯や角栓を上手に取り除く方法4つ目は、電動洗顔ブラシを使う方法です。電動洗顔ブラシは超音波振動のものも多く、手で洗っても落ちない毛穴の汚れや角栓をすっきり落としてくれるため黒ニキビケアにおすすめです。
しかし、炎症を起こしてしまっているニキビに使用すると症状が悪化してしまうことがあるので、そう言ったニキビがある場合はその部分を避けて使うようにしてくださいね。
黒ニキビの芯や角栓を上手に取り除く方法⑤ピーリング
黒ニキビの芯や角栓を上手に取り除く方法5つ目は、ピーリングによって黒ニキビを取り除く方法です。ピーリングとは、肌に溜まっている古い角質や汚れを除去することです。ピーリング効果のある洗顔や化粧水、軽くマッサージすることで角質を落とすジェルなど様々なタイプのピーリングアイテムがあります。
これらのアイテムは、ドラッグストアなどで手に入る商品で肌にも優しいのでおすすめの治し方です。また、ピーリングをしたあとは、肌の表面がデリケートになっているためしっかりと保湿をすることが大切です。十分に保湿をすることで、毛穴が柔らかくなるので黒ニキビの再発防止にもなります。
ピーリング後は紫外線によるダメージも受けやすい状態になっています。ピーリングをしたあとに外出する場合は、紫外線対策も行うようにしてください。
黒ニキビの治し方の注意点やNGなこととは?
跡が残ってしまうNGな黒ニキビの治し方①むやみやたらに潰す
跡が残ってしまうNGな黒ニキビの治し方1つ目は、むやみやたらに潰すことです。赤ニキビは潰すと跡が残ると言うことは知っている人も多いと思いますが、ニキビの種類によっては潰しても良いとされているものがあり、黒ニキビもこれに当てはまります。
しかし、消毒していない手で角栓を取り除こうとしたり、むやみやたらにアクネプッシャーで芯を取り除こうとすると、雑菌が毛穴に入って炎症を起こしてしまったり、ニキビ跡が残ってしまう恐れがあります。ニキビ周りの皮膚をつまんで芯が出そうにない場合は、無理に取り除かない方が良いでしょう。
跡が残ってしまうNGな黒ニキビの治し方②過度なスキンケア
跡が残ってしまうNGな黒ニキビの治し方2つ目は、過度なスキンケアについてです。黒ニキビの角栓を落とそうと、ゴシゴシとこすったり、一日に何回もスキンケアを行うと必要以上に皮脂を落とすことになり逆に皮脂の分泌を促してしまいます。
スキンケアを行う時は肌をこすらず優しく洗い、一日に2回までに留めておきましょう。そして、スキンケアをした後はしっかりと保湿することも忘れないでください。
跡が残ってしまうNGな黒ニキビの治し方③刺激が強いニキビケア商品を使う
化粧品でも様々な種類がありますが、肌トラブルを起こさないためにも自分の肌に合うものを使うことが大切です。ニキビケア商品もたくさん売られていますが、中には刺激が強いものもあります。ニキビを治す効果が高いからと言って肌に合わないものを使ってしまうと新たなトラブルを招いてしまいます。
黒ニキビは正しく対処しよう
黒ニキビは、炎症を起こす一歩手前のため跡か残らないように自分でも治すことができます。しかし、間違った治し方をしてしまうと跡が残ってしまったり悪化してしまうこともあります。黒ニキビに悩んでいる人は、この記事を参考に正しく対処してくださいね。
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