脱色コンバースとは?
コンバースのスニーカーを脱色させたもの
脱色コンバースとは、市販のコンバースを漂白剤を使って脱色させたものを指します。そのようなサービスがあるというわけではなく、自分で脱色リメイクしているというパターンがほとんどです。近年、色の薄さが可愛いと若い女性を中心に流行しています。
インスタ映えする色合い
脱色コンバースの人気の秘密は、何と言っても女子心くすぐる可愛らしい色合いです。オーソドックスなコンバースの色合いよりも、薄いパステルカラーに近いカラーから、最近ではSNSなどに上げる人も多く見られます。
また、原色の派手な色合いではないので、色々な服装に合わせられるという点でも女子からの人気を集めています。それ単体でもおしゃれアイテムとなるので、あえてコンバースの靴だけSNSにアップする人も少なくありません。
オリジナル感が出せる
脱色コンバースは、自分のさじ加減で色抜きをするため、人と被りにくいオリジナルのコンバースが作れる点も魅力です。もちろん、脱色した後に変わる色は同じですが、漂白時間などで色の濃さが変えられるため、オリジナリティ溢れるコンバースを作ることが可能です。
作り方もそれほど難しくなく手間でもないため、誰でも手軽にオリジナルのコンバースを作ることができます。自分で脱色するため、靴により一層愛着が湧くという声もありますよ。
脱色コンバースへリメイクアレンジする方法は?
脱色コンバースへのリメイクアレンジに必要なもの
- 脱色したいコンバース
- キッチンハイター(液体タイプ)
- 容器
- 重し
- ゴム手袋
用意するもの
脱色コンバースへのリメイクアレンジに必要なものは、コンバース・キッチンハイター・靴が浸るくらいの容器・ペットボトルなどの重し・ゴム手袋です。脱色するためのキッチンハイターは、ムラなく脱色するために液体タイプがおすすめです。
色ムラを防止するため、脱色するコンバースからはあらかじめ装飾品を取っておきましょう。靴のシワもムラの原因となるため、足先にタオルなどを詰めておくのもおすすめですよ。
コンバースの脱色リメイクアレンジ方法①容器に水と漂白剤を入れる
コンバースの脱色リメイクアレンジ方法の1つ目は、容器に水と漂白剤を入れます。漂白剤の分量は、コンバースが隠れるくらいの水に、キャップ3~5杯程度が目安です。水を張った後に、漂白剤を入れてゴム手袋をした手でよくかき混ぜましょう。
漂白剤の種類は他にもありますが、塩素系漂白剤であるキッチンハイターが一番手頃で脱色しやすく、ほとんどの人が使っているアイテムなのでおすすめですよ。漂白剤の量は靴の色の濃さなどでも変わるので注意してくださいね。
コンバースの脱色リメイクアレンジ方法②コンバースをしっかり浸す
コンバースの脱色リメイクアレンジ方法の2つ目は、コンバースをしっかり浸します。コンバースの脱色に失敗した例でよく見られるのが、少量の水にコンバースを浸しているパターンです。
コンバースが水から出ている部分があると当然色ムラの原因となるため、多めに張った水の中にしっかりコンバースを沈めるようにしましょう。この際、先ほど言ったように取れる装飾品はすべて取って浸してください。
コンバースの脱色リメイクアレンジ方法③重しを置いて数時間放置
コンバースの脱色リメイクアレンジ方法の3つ目は、重しを置いて放置する作業です。靴をそのまま水に浸けていても良いですが、重しがあると浮き上がってこないので色ムラができにくく、きれいに仕上げることができます。
重しはなんでも良いですが、おすすめは水を入れたペットボトルです。靴が沈むくらいの重さのペットボトルを靴の上に乗せましょう。布系の重しは色が変色してしまう恐れがあるのでNGです。
コンバースの脱色リメイクアレンジ方法④コンバースを天日干しする
コンバースの脱色リメイクアレンジ方法の4つ目は、コンバースの天日干しです。コンバースをきれいに脱色させるためには、この作業は欠かせません。数時間浸けたコンバースを取り出し、よく乾くまで日の当たる場所に置いておきましょう。
もちろん、乾かすだけならドライヤーなどでも良いですが、ムラがないよう色に統一感を持たせるなら天日干しがおすすめです。そのため、脱色する作業はよく晴れた日に行うのがベストです。
POINT
脱色する際の注意点
脱色する際は、必ずゴム手袋をして肌を守りましょう。キッチンハイターは用途外の使い方なので、脱色は自己責任で行いましょう。
コンバースから脱色コンバースへ!漂白後の色見本8選
脱色コンバースの漂白後色見本①黒から茶色
脱色コンバースの漂白後色見本の1つ目は茶色です。画像のような鮮やかな茶色は、黒のコンバースを脱色すると作れます。脱色コンバースの中では、最もメジャーで多くの人がアレンジするカラーです。
茶色の脱色コンバースは、それほど漂白に時間をかけなくても作ることが可能なので、脱色が初めてという人は、まずは茶色から挑戦してみるのが良いでしょう。秋冬のファッションに合うカラーです。
脱色コンバースの漂白後色見本②黒からキャメル
脱色コンバースの漂白後色見本の2つ目はキャメルです。上記でご紹介した茶色よりも薄い黄土色系が特徴のキャメルは、茶色と同じく黒のコンバースから作ることができます。オレンジ系のキャメルは、茶色よりも女子人気が高いです。
キャメルの脱色コンバースは、茶色をさらに漂白することで作ることができます。丁度良い色合いに仕上げるのが難しいカラーなので、適度に様子を見ながら脱色するのがおすすめです。
脱色コンバースの漂白後色見本③赤からピンク
脱色コンバースの漂白後色見本の3つ目はピンクです。大方想像はつくかもしれませんが、ピンクの脱色コンバースの元の色は赤です。赤のコンバースを数時間漂白すると、きれいなピンク色に色づきます。
ピンクは女子向けのカラーですが、最近では男性でもピンクのスニーカーを履く人が増えてきています。フェミニンになるのが嫌な人は、漂白時間を短くして色を濃いめにしましょう。
脱色コンバースの漂白後色見本④グレーからベージュ
脱色コンバースの漂白後色見本の4つ目はベージュです。ベージュの脱色コンバースは、チャコールグレーの他、先ほどの黒のコンバースからも作ることができます。ベージュのコンバースは元々ありますが、手作りのほうが茶色が濃いめになります。
薄いベージュの脱色コンバースは、茶色などの濃い色よりも長時間漂白する必要があります。また、色の調整も難しいので確認しながら作業しましょう。
脱色コンバースの漂白後色見本⑤グレーからカーキ
脱色コンバースの漂白後色見本の5つ目はカーキです。意外に思うかもしれませんが、カーキの脱色コンバースはグレーから作ることが可能です。市販のカーキスニーカーよりも色が薄めで、渋さが増しているのがわかりますよね?
カーキは、茶色と同じく秋冬のファッションにおすすめです。以下の記事に秋冬におすすめのスニーカーコーデの例が載っているので真似してみましょう。
脱色コンバースの漂白後色見本⑥グレーからサーモンピンク
脱色コンバースの漂白後色見本の6つ目はサーモンピンクです。先ほどのピンクよりも淡い色合いが特徴のサーモンピンクは、グレーや赤を漂白すると作りやすいです。ややオレンジっぽさもあるので、元気系が似合う10代・20代におすすめです。
赤を脱色するとピンクが強くなり、グレーを脱色するとくすみが強いサーモンピンクが出来上がります。女の子らしさが欲しい人は赤、大人っぽさを残したい人はグレーと覚えておくと良いですよ。
脱色コンバースの漂白後色見本⑦ネイビーから紫
脱色コンバースの漂白後色見本の7つ目は紫です。紫の脱色コンバースは、ネイビーやグレーから作ることができますが、青っぽい紫にしたいのならネイビーがおすすめです。画像はやや斑模様ですが、きれいに脱色すると藤色になりますよ。
ネイビーのコンバースは、脱色しすぎるとグレーに変わることもあるので注意してください。濃い紫も良いですが、薄い紫にするとキャッチーな印象になってさらにおしゃれに見えますよ。
脱色コンバースの漂白後色見本⑧柄
脱色コンバースの漂白後色見本の8つ目は柄です。コンバースには柄物もたくさんありますが、それらを漂白してもおしゃれな脱色コンバースが作れます。例えば、画像のような深い色合いの花柄の場合、漂白すると柄がより鮮明に浮かび上がりますよ。
柄物は流行の移り変わりが早いので、少し飽きたなと思ったら脱色コンバースにしてみましょう。ややビンテージっぽくなるので、古着好きの人にもおすすめです。
コンバースの脱色に失敗しないコツ6選
コンバースの脱色に失敗しないコツ①きれいに洗う
脱色コンバースの失敗しないコツの1つ目は、事前にきれいに靴を洗浄することです。脱色コンバースで失敗してしまう原因の最たるものが、靴に付いた汚れやシワです。少し汚れが付いているだけでも残念な結果になってしまので、きちんと洗ってから脱色しましょう。
スニーカーの洗浄にも脱色と同じく塩素系洗剤がおすすめです。詳しい洗い方や掃除道具は、以下の記事で詳しく紹介されているので脱色前にチェックしてみましょう。
コンバースの脱色に失敗しないコツ②様子を見て水を交換する
脱色コンバースの失敗しないコツの2つ目は、水の交換です。コンバースの元の色や大きさによって、脱色する時間には差が出てきます。濃い色の場合、5時間以上かかるものもあるため、適度に様子を見ながら脱色する必要があります。
なかなか自分好みの色にならない場合は、水を替えたり漂白剤の量を増やすなどして工夫しましょう。あまり替えすぎるのも良くないので、1、2時間に1回様子を見るようにするのがおすすめです。
コンバースの脱色に失敗しないコツ③カビキラーを使う
脱色コンバースの失敗しないコツの3つ目は、カビキラーを使う方法です。多くの場合はキッチンハイターだけで脱色しますが、慣れてくるとカビキラーで脱色時間を早める人もいます。靴全体に吹きかけて、洗剤につけて脱色しましょう。
コンバースの脱色に失敗しないコツ④しっかり天日干しする
脱色コンバースの失敗しないコツの4つ目は、しっかり天日干しすることです。生乾きのまま取りこむと色にバラつきが出る原因となるので、晴れの日にしっかり外で乾かすようにしてください。天日干しを含めると1日以上脱色に時間がかかることがあるので、余裕を見て作業を行いましょう。
コンバースの脱色に失敗しないコツ⑤いらない布で試す
脱色コンバースの失敗しないコツの5つ目は、いらない布や靴で試しに脱色してみることです。最初からお気に入りのコンバースを脱色することに抵抗がある人や、色の変化がわからなくて怖いという人におすすめの方法です。
布は何でも良いですが、できれば同じスニーカー系の靴で試すのが良いでしょう。もちろん、その靴とまったく同じ色に脱色できるとは限らないので、あくまでも参考程度に考えてくださいね。
コンバースの脱色に失敗しないコツ⑥マーブルにする
脱色コンバースの失敗しないコツの6つ目は、あえてマーブルに仕上げることです。どうしても脱色に自信がない人は、あえて斑模様にしてしまうのも一つの方法です。斑にしたい部分に布を当てたり、カビキラーをつけるなどすると、きれいなマーブル柄になります。斑模様は、レトロで可愛く仕上がりますよ。
脱色コンバースでオリジナルのスニーカーを作ろう!
脱色コンバースは、リメイクとは思えないくらい味が出るのが特徴です。作り方も、漂白剤に浸けて乾かすだけなので、基本的には誰でも簡単にオリジナルのスニーカーを手に入れることができます。元の色に飽きたら、ぜひ一度脱色コンバースを試してみてください!
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