ソーホースブラケットとは?
ソーホースとはもともと作業台という意味
ソーホースブラケットは、もともと作業台として使われていたものでした。特に、木材をカットする時にう作業台のことをソーホースブラケットと呼んでいました。その見た目が馬に似ていたことから、ホースという名前が付いたと言われています。
特にDIYが盛んなアメリカでは、このソーホースブラケット(金具)だけでも、大きさや形も様々な、かなりの数があるとされています。最近は日本でもDIYが流行ってきていますが、本場のアメリカと比べるとそこまで種類は多くありません。また、DIYと言ってもそこまで大型のものを作る人も多くないでしょう。
そのため、テーブルを作る時の脚として使用する人が多いようです。ただ、組み立てが簡単なのがメリットなので、これを応用して様々な物を作る人も増えてきているのが現状です。この記事でも、実際の使用例について後ほどご紹介していきます。
ブラケットとは金具の名前
ソーホースとは、その名前の通り「馬の脚」という意味です。つまり、ソーホースブラケットとは、「馬の脚を作るための金具」という意味を表しているのです。しかもただの金具ではなく、それ専用の金具のことを指しています。この金具は一から作る必要はなく、ホームセンターなどで簡単に手に入れることができるのです。
2x4の角材を押し込んでビスでとめるだけで簡単に作ることができるので、DIY愛好家の中でも便利だと評判です。また、解体するのも簡単で持ち運びにも便利なため、色々な使い方ができるのです。以下に、ソーホースブラケットを使用した色々な使用例をご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
ソーホースブラケットの自作DIYアイデア集5選
ソーホースブラケットの自作DIYアイデア①作業台
ソーホースブラケットの自作DIYアイデアその1は、「作業台」です。ソーホースブラケットの元々の使い方として使われてきた方法で、今もソーホースブラケットを作業台として使用している人は多いことでしょう。普通のテーブルなどの台に比べて頑丈であるため、ソーホースブラケットは作業台としてとても適しています。
作業台というと、何かを作業する時に使うものです。長時間その場で作業することが予想されますが、もし自分に合ってない高さの台の上で作業をするとなると、最悪の場合腰を痛めてしまうことがあるのです。その点自分で作ったソーホースブラケットであれば、自分で自由に高さの調整が可能となります。
よって、腰を痛めるといった恐れもなくなるのです。また、自分に合わない高さで作業をしていることにより、もしかしたらバランスを崩して大怪我に繋がってしまうかもしれません。そのようなことを防ぐためにも、自作でソーホースブラケットを作って自分にちょうどいい高さの作業台を手に入れましょう。
ソーホースブラケットの自作DIYアイデア②机
ソーホースブラケットの自作DIYアイデアその2は、「机」です。ソーホースブラケットのメリットは、簡単にその高さを変えられる点にあります。そのため、これからどんどん大きくなる子どもの机にソーホースブラケットを利用することは、まさにソーホースブラケットの特性を良い方法に活かした使用例と言えるでしょう。
ソーホースブラケットで机を作るのは基本形とも言えます。ソーホースブラケットは木材を使用するので、小さな子どもが自分の好きなように絵を書いて、オリジナルの机を作ることもできるのです。大きくなってきたら上の板を変えるだけで、年齢に合ったお洒落な机を手に入れることができます。
そして、年齢が上がるにつれて2x4の角材を変えれば、その子に合った高さの机が手に入れられるので、姿勢が悪くなる心配もありません。子どもの机というと値段も高いイメージですが、ソーホースブラケットを自作するのであれば、金具や2x4の角材の値段くらいで済むので、親としても嬉しいポイントとなります。
ソーホースブラケットの自作DIYアイデア③飾り棚
ソーホースブラケットの自作DIYアイデアその3は、「飾り棚」です。ソーホースブラケットは簡単に丈夫なものが作れるのがメリットではありますが、もしDIYが初めてで「強度があるものを作れるか心配」という人は、まずは小さな物が置ける飾り棚などから作ってみるといいでしょう。
案外簡単に作れてしまうことが分かるはずです。そうして自信が持てたら、次にもっと大きなソーホースブラケットを作ればいいのです。また、飾り棚といっても、ただ材料を組み立てるだけでは面白くありません。オイルやワックスを使って使い古したような感じを出せば、一気にお洒落な家具に早変わりします。
オイルやワックスもホームセンターなどで簡単に手に入ることができるので、2x4の角材や金具を買いに行った時に一緒に買っておくといいでしょう。部屋の一角にアンティーク感のあるソーホースブラケットの飾り棚が一つあるだけで、お洒落な雰囲気の部屋に変わるはずです。
ソーホースブラケットの自作DIYアイデア④テーブル
ソーホースブラケットの自作DIYアイデアその4は、「テーブル」です。テーブルもソーホースブラケットの基本形の一つになります。机と同じように、テーブルの上では何か作業をしたり食事をしたりする用途として使うことになるかと思いますので、上の板と金具はしっかりと固定するようにしておきましょう。
上の板が小さめのものは机、大き目のものであればテーブルとして使えるので、作り方や注意点は机を作る時と同じようになります。作る、というよりは「組み立てる」という方法で自作できるソーホースブラケットは、DIY初心者にはぜひやってもらいたいものの一つです。
またテーブルの場合も、机と同じようにオイルやワックスを使用して、ヴィンテージ感を出すのもおすすめです。自分で作った素敵なソーホースブラケットが庭の片隅にあれば、訪問してきた友だちにも「あの素敵なテーブルはどこで買ったの?」と聞かれること間違いなしでしょう。
ソーホースブラケットの自作DIYアイデア⑤ラック
ソーホースブラケットの自作DIYアイデアその5は、「ラック」です。ソーホースブラケットは、なんと物を掛けるラックとしても使用することができるのです。と言っても、難しいことは何もありません。作り方はこれまでと同様で、ただ一つ違うのが、「上の板を乗せない」というだけなのです。
ソーホースブラケット作りに自信のない人は、まずはこのようにラック作りから始めてみるのもいいでしょう。そしてこのラック、予想以上に使い勝手がよく、使用シーンがたくさんあるのです。フックなどのハンガーを掛けることのできる部品を付けるだけで、服や帽子を行った日常的に使用するものを掛けられます。
また少し大き目に作れば、自転車を掛けておくスタンドとして使用することも可能になるのです。もし衣服を掛ける目的で作る場合、予想以上に服が増えてしまっても、横の板の長さを長いものにするだけで無限に衣服が掛けられるようになるというのも嬉しいポイントです。
ソーホースブラケットの高さの計算の仕方は?
2x4の角材の長さがソーホースの高さではない
ソーホースブラケットの高さの計算ですが、これが難しいところで、まず2x4の角材の長さがそのままソーホース(足の部分)の高さになるとは限りません。なぜなら、ソーホースブラケットは普通の机などと違い、ソーホースブラケットという金具に2x4の角材を斜めに押し込む形になるからです。
そのため、まずは「2x4の角材の長さがそのままソーホースの長さになる訳ではない」ということを認識しておきましょう。買ってきた2x4の角材よりも、出来上がりの高さは確実に低くなるはずです。
ご紹介したように、2x4の角材の長さよりは、出来上がりの高さが低くなります。ホームセンターなどで2x4の角材を切ってもらう人は、その時におおよそのイメージができるようにしておくと、仕上がりの高さがより理想に近いものになることでしょう。角材のカットまでしてもらえば、仕上がりまで30分ほどでできます。
どのくらい角材が食い込むかにもよるので一概に角度の計算はできない
先ほど「2x4の角材の長さがそのままソーホースの長さになる訳ではない」とお伝えしましたが、もう一つの理由としては、ソーホースブラケット(金具)に角材が食い込む具合によっても変わってくるためです。そのため、一概には角度の計算ができないのです。
しかし、おおよその目安をお伝えしておくと、地面と2x4の角材の角度は、だいたいですが77度になるようです。とは言っても、自分の好みの高さによって微調整をすることもあるかと思いますので、これはあくまで目安として考えておいてください。一概には、角度の計算はすることができないのです。
なお、2x4の角材をソーホースブラケットにはめ込むときは、思った以上に固くてなかなか入れることができないかもしれません。そんな時は、はめ込む方の2x4の角材の角を少し丸く削っておくようにしましょう。そうすることでソーホースブラケットにはめ込みやすくなり、あとはハンマーなどで叩き込めば完璧です。
ソーホースブラケットでテーブルや机などをDIYしてみよう
ご紹介したように、ソーホースブラケットというものは、実はけっこう簡単に作れてしまうものなのです。日頃からDIYをやっている人はもちろん、やったことがないという人も、ソーホースブラケットは簡単に作ることができます。今回載せている使用例の中で気になるものがあったら、ぜひ自分でDIYしてみましょう。
またこちらの記事では、ソーホースブラケット以外にもDIYのアイディアについてご紹介しています。ぜひあわせてご覧になってみてください。
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