シェードカーテンとは？特徴やメリットも
シェードカーテンとはブラインドのようなもの
シェードカーテンとは、普通のカーテンとは違って、ブラインドのようなもののことを言います。比較的小さな窓などに使用されるのが一般的だったのですが、最近では大き目の窓にも使用されることが多くなってきています。ブラインドのような機器を使用して、スルスルと上下させて開閉を行うのが特徴です。
また、動きはブラインドのようなものではあるのですが、一般的なカーテンのように素材に布を使用するのも特徴の一つだと言えるでしょう。無機質な印象を与えるブランドと違って、布を使用しているため、あたたかな印象になることもシェードカーテンの特徴だと言えます。
また、実はシェードカーテンには様々な種類があるのです。ローマンとも言われるシェードカーテンは、い一番シンプルなプレーンシェードカーテンをはじめシャープシェードカーテンやバルーンシェードカーテンなど、ブラインドタイプ以外にも好みに応じて選べるところが特徴であり、人気の理由の一つです。
見た目がスッキリするのが最大のメリット
一般的なカーテンではなくシェードカーテンを選ぶ理由といえば、「見た目がスッキリするのが最大のメリット」だと言えるでしょう。これは、一般のカーテンと比べた時のシェードカーテンの最大の特徴でもあります。ブラインドのように上下させることから、カーテンを開けた状態の時、左右に布をよせることがありません。
そのため、シェードカーテンを利用すれば、窓まわりがとてもスッキリとした見た目になるのです。特に、縦に長の種類の小窓では、普通のカーテンだと布部分がもたついてしまい、邪魔になりやすいでしょう。その点、シェードカーテンを選べば、そのような心配もいらないのです。
また、例えば窓の前や横に家具を置いても、シェードカーテンなら邪魔にならず、部屋を広々と使えるのもメリットと言えるでしょう。また、シェードカーテンは「高さの調節ができる」というメリットがあります。これにより、部屋にはいってくる光量を微調整できるというメリットまであるのです。
シェードカーテンを作る時のコツやポイント
DIYするなら100均で突っ張り棒とすだれ巻き上げ器を買ってこよう
シェードカーテンを作る時のコツやポイント1つ目は、「DIYするなら100均で突っ張り棒とすだれ巻き上げ器を買ってこよう」です。もしシェードカーテンを作りたいと思ったら簡単です。まずは100均に行けばいいのです。そして、100均で「突っ張り棒」と「すだれ巻き上げ器」、それから「布」を買ってきましょう。
シェードカーテンをDIYしたいなら、100均で十分材料がそろってしまうのです。「突っ張り棒」は既に有名ですが、「すだれ巻き上げ器」というものを初めて聞いたという人もいるかもしれません。しかし安心してください。これもちゃんと100均で手に入れることができるのです。
ローマンシェードを作るならレールに取り付けるだけのキットを使用する
シェードカーテンを作る時のコツやポイント2つ目は、「ローマンシェードを作るならレールに取り付けるだけのキットを使用する」です。100均で買うよりも場合によっては少し割高になってしまうかもしれませんが、簡単にキレイなローマンシェードカーテンを作るなら、キットを買ってくるのが一番手っ取り早いです。
このキットの中には全ての材料が揃っているため、布と裁縫道具さえ準備すれば、他には何も用意する必要はありません。しかも、キットなのでやり方の手順もとても丁寧に説明されています。どんなに不器用な人でも、その説明書きを見ながら作業を進めていけば、簡単にキレイなローマンシェードカーテンが作れてしまうのです。
シェードカーテンの簡単な作り方
シェードカーテンの簡単な作り方①材料を用意する
シェードカーテンの簡単な作り方その1は、「材料を用意する」です。ここでは、先ほどご紹介したローマンシェードカーテンのキットを用いた作り方をご紹介しましょう。まずはお好きな布と裁縫道具、そしてローマンシェードカーテンのキットを用意します。キットの内容はものによって多少異なってきますが、基本は同じです。
ローマンシェードカーテンの本体やマジックテープ、ネジやアジャストフックなどが入っていることが多いようです。よっぽど大丈夫だとは思いますが、この時にきちんとキットの中のものが揃っているかを確認しておくのもいいでしょう。作っている途中に気付いても、困ってしまうからです。
シェードカーテンの簡単な作り方②柄のあるカーテンを作る人は事前準備を
シェードカーテンの簡単な作り方その2は、「柄のあるカーテンを作る人は事前準備を」です。例えば、シェードの幅の分だけ生地がなかった場合や、柄ものの布を合わせたいという場合には、この段階で生地を縫い合わせておくようにしましょう。この時、生地を縫い合わせるのには少しコツがあります。
インターロックをかけるか、1cmほどの縫いしろで、裁断した部分がほつれてこないように「かがり縫い」をするようにしてください。インターロックとはミシンの縫い方の一つなのですが、ミシンをお持ちの方は取扱説明書にその詳細と設定の仕方があるはずですので、そちらをご覧になってみてください。
また、縫い合わせとは少し異なりますが、もし柄のある生地をシェードカーテンに使いたいと考えている人は、もしもの時のために多めの布を用意しておくといいでしょう。もし何事もなくシェードカーテンが作れて生地が余ってしまっても、部屋の小物を作るなどして、トータルに部屋をコーディネートすることもできます。
シェードカーテンの簡単な作り方③生地をカットする
シェードカーテンの簡単な作り方その3は、「生地をカットする」です。いよいよ、DIYらしくなってくる工程です。生地をカットする時は、縫いしろ分を加えるようにしましょう。布地の方向をタテ目にとったら、だいたい「仕上幅にプラスして8cm、仕上高にプラスして12cm」くらいの大きさで布を切っていきます。
この時仕上がり幅の目安もあるのですが、プレーンシェードと他のタイプによっても変わってくるため、その都度確認するようにするといいでしょう。そのため、布を切り始める前にまずは自分の作りたいシェードカーテンのタイプを決めておくということをおすすめします。そうすることで、間違って切ってしまうことを防げます。
また、布をカットする時は「裁ちばさみ」を利用すると上手に切れやすいでしょう。ロータリーカッターというものがあればそれを使用するに越したことはありませんが、一般家庭では家にあるという人は少ないでしょう。裁ちばさみでも、机の上に置いた布を並行になるように素早く切ることで、キレイに布がカットできます。
シェードカーテンの簡単な作り方④生地を縫い合わせていく
シェードカーテンの簡単な作り方その4は、「生地を縫い合わせていく」です。まず、シェードカーテンの両側を2cmほどの三つ折りにしてから縫います。そして、メカと呼ばれるシェードカーテンの本体のコードが下がっている辺りに、リングテープの真ん中がくるように布を置くようにしましょう。
テープの間が等間隔になるのが目安です。そして、生地の裾のあたりの位置から、17cmくらいの部分にリングが来るようにしたら、全部のリングテープを合わせて縫っていくようにしましょう。この時の注意点としては、ついつい塗ってしまいそうになる丸い形状になっているリングを縫い付けないよう、気を付けることです。
それができたら、裾を縫いましょう。両側と同じように三つ折りですが、裾は5cmほど縫いますので間違えないように注意しましょう。またこの時、左右を6cmほど開けておくようにしてください。これは後にウェイトバーを入れる部分になります。そして最後に生地の上を折りマジックテープを縫い合わせるようにしましょう。
シェードカーテンの簡単な作り方⑤生地を取り付ける
シェードカーテンの簡単な作り方その5は、「生地を取り付ける」です。DIYも、ついに最後の工程となりました。と言っても、取り付けるのもそんなに難しくはありません。まず最初に生地をメカにセットするようにしましょう。生地の上の部分のマジックテープとメカのマジックテープ部分を貼りあわせるようにしていきます。
またこの時の注意点ですが、メカから下がっている昇降のためのコードが、リングの真ん中にくるように気を付けてください。そして、先ほどスペースを取っておいた部分からウェイトバーを入れます。昇降のためのコードをリングテープに通し、それが終わったら、コードがたわんでいないかチェックしてみてください。
そして最後に、昇降のためのコードの端を、アジャスターフックに巻きつけるようにしましょう。この時、試しに何度か上げたり下げたりしてみて、生地がキレイに上下しているかチェックしましょう。もしキレイに上がらなければ、コードをもう一度巻いてみましょう。そしてブラケットで取り付ければ完成です。
シェードカーテンの作り方をチェックして自分でDIYしてみよう
ブラインドよりも温かみがあってメリットもたくさんあるシェードカーテンは、思っている以上に簡単にDIYできてしまうのです。今回ご紹介したように、作り方をチェックして、自分でDIYしてみるのもいいでしょう。きっと、自分好みのお洒落な部屋が出来上がるはずです。
またこちらの記事では、今回ご紹介したカーテンの他にも、DIYのアイディアについてご紹介しています。女性でも簡単にできてしまうものばかりですので、「既製品で自分好みのものがなくて悩んでる」という人は、ぜひこちらの記事をご覧になって、自分でDIYに挑戦してみてください。きっと素敵な部屋になりますよ。
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