サビ加工の魅力
サビ加工の魅力①サビのような塗装でアンティーク調にリメイクできる
食べ終わった後の缶や瓶など捨てずにあえて古びたような加工をしておしゃれに飾って再利用したり家にある小物をリメイクしてみませんか。サビたようなペイントをすることが「サビ加工」「サビペイント」「エイジング加工」などと呼ばれていて、簡単にDIYできると人気です。
インテリアなどにもサビ加工をすることで長く使ってきたような重厚感があり、一気にアンティークでシャビーな雰囲気にすることができます。また、サビたようなペイントをしているだけなので実際にサビているわけではなくそのまま十分に使えることも魅力です。
サビ加工の魅力②ブリキもサビペイントでグリーンとの相性も良くなる
ブリキの雑貨や金属でできたジョウロなど、金属にサビ加工することでよりリアルにアンティーク感が出せるのもサビ加工の魅力です。近年、塗料や道具も増えてきていて手軽にペイントできるので簡単な方法から試してみましょう。アンティーク調にしたサビ加工はグリーンとの相性はバッチリです。
サビ加工のコツやポイント
サビ加工のコツやポイント①まずは本物のサビを観察する
サビ加工のポイントは、いかにリアルなサビ感を再現できるかです。身近にサビているものがあれば色や形を再現できるようじっくり観察しましょう。また、再現したいのがよく見る赤茶色の赤サビなのか、黒っぽい黒サビ、銅など10円玉にでるような青い青サビなのかもふまえて観察できると良いですね。
サビ加工のコツやポイント②サビやすい場所などを観察して塗料を塗る
サビ加工のコツは、サビやすい場所を観察して塗ることです。皆さんもサビは目にしたことがあると思いますが、まずサビてくる場所というのが凹凸がある場所、角や傷のついた個所から始まります。凹凸や角があるものを塗装する場合には参考にしたらリアルなサビを再現することができます。
サビ加工の方法
金属風に見えるサビ加工DIYに必要な材料
- 空き缶などのサビ加工する物
- 下地のプライマー
- ペンキなどの塗料
- スポンジ
- 刷毛、筆
サビ加工をするために必要な材料
サビ加工をするのに使える塗料は上記のほかにもアクリル絵の具などがあります。美術の授業などで使った残りなどが家にある場合はアクリル絵の具を使ってみても良いですね。
サビ加工の方法:①「ステンレスにも塗れるようになる下地のプライマー」
サビ加工の方法1つ目は、サビ加工をしたい対象にプライマーという下地をムラなく塗ります。下地はとても大切でプラスチックやステンレスなど、金属にペンキなどを塗っても時間がたつとはがれてきてしまいます。
そのためステンレス、金属やプラスチックとペンキとの間に下地を挟むことによってペンキなどの塗料が定着しやすくなり、持ちがよくなります。刷毛で塗るタイプやスプレータイプがありますがニオイがキツめなので換気は十分にして塗装しましょう。プライマーの色は透明にすると何色にも対応できて便利です。
表面がツルツルではない木材に塗料を塗る場合には、木材をやすりがけしてできるだけなめらかにしてからペンキをぬることでペンキの定着をよくします。
サビ加工の方法:②「メインのカラーを塗装する」
サビ加工の方法2つ目は、メインとなるカラーを全体に塗装します。スプレータイプのペンキか刷毛で塗るタイプか選びましょう。下地を塗った缶などにそのまま塗料を刷毛を使って塗る方法もありますが、あえてざらざら、ごつごつした質感を出すために石灰をペンキなどに混ぜて塗る方法もあります。
なんとDIYで人気の「ミルクペイント」も100均で手に入るようになりました。カラーも豊富でペンキ特有のイヤなニオイも無く、乾くのも早いので部屋の中でペイントすることができると大人気です。ダイソーの「ナチュラルミルクペイント」が気になる方は下記の記事も参考にしてみて下さいね。
サビ加工の方法:③「サビの色を塗っていく」
サビ加工の方法3つ目は、いよいよサビを作り出していきます。簡単な塗り方としては、黒や茶色の絵の具をサビの色に配合してスポンジに取り、ポンポンと少しずつ押し付けながら色を乗せていく方法です。スポンジの模様が徐々につくことによりリアルな質感がだせます。アクリル絵の具は乾くと耐水性となります。
スポンジ以外にも刷毛にペンキを取ってポンポンと塗ることで鉄がサビたようなザラザラ感を出せたり、小さな筆を使って流れたようなサビをペイントで表現することもできます。表現したいサビに近づけるよう、道具を使い分けても良いですね。
エイジング加工がブームになることによって専用の塗料も販売されるようになりました。こちらの塗料などのようにエイジング加工のために売られている塗料です。まるでブリキがサビたようなリアルなサビを表現できるよう2色に分かれており、より本物に近いサビ加工をすることができます。
サビ加工の方法:番外編「アイアンペイントでステンレスやブリキ風に」
「アイアンペイント」という、塗るだけで金属の質感が再現できる塗料が販売されていて大人気です。木材をステンレスやブリキなど金属っぽく見せたい場合には基本のカラーをこちらのアイアンペイントで塗り、その上からサビ加工をすれば金属のような重厚感を出すことが出来ます。
サビ加工するのにおすすめの物7選
サビ加工するのにおすすめの物:①「空き缶を塗装でリメイク」
サビ加工するのにおすすめの物1つ目は「空き缶を塗装でリメイク」です。食べ終わったツナの空き缶やスープの空き缶を使ってリメイクすることは「リメイク缶」と呼ばれ、手軽にDIYできると流行しています。
材料も食べ終わった後の空き缶なので手に入りやすく、サビ加工もまずは空き缶のリメイクで練習してみることもポイントです。しかし切り口が鋭利なのでペンチで潰したり、やすりなどで切り口を十分になめらかにしてけがをしないよう気を付けましょう。
また、ラベルとの相性もバッチリなのでぜひ組み合わせてみましょう。貼り付ける紙もコーヒーで少し茶色く染めたり薄めた絵の具で染めたりするとさらにアンティーク感が増します。グリーンとの相性も抜群で底に穴を開けておくことで植物を植えることも可能です。下記のラベルの記事もぜひ参考にして下さいね。
サビ加工するのにおすすめの物:②「100均のミニライトを金属風に」
サビ加工するのにおすすめの物2つ目は「100均のミニLEDライト」です。こちらのミニライトは高さが10cmほどの小さくてかわいいライトです。元のカラーは白や黒、シルバーでいかにもプラスチックといった感じですがアイアン風にペイントしてサビ加工することで金属のような質感になります。
ベースをアイアンペイントで塗ることによってブリキのような質感になり、その上からスポンジで黒やこげ茶色を重ねることでプラスチック製には見えない、重厚感のあるライトになりますね。
サビ加工するのにおすすめの物:③「プラスチックもアンティーク風に」
サビ加工するのにおすすめの物3つ目は「プラスチック製のジョウロ」です。こちらはアイアンペイントを使って塗ることによってプラスチックがまるでステンレスやブリキのような質感になっています。花ともよく合っているのでアンティークな雰囲気にピッタリです。
サビ加工するのにおすすめの物:④「木製のボルトナットをサビ加工」
サビ加工するのにおすすめの物4つ目は「木製のボルトナットをサビ加工」です。100均で販売されている木製のボルトナットに色を塗り、サビ加工で本物の金属に見えます。塗料に細かな砂などを混ぜ塗装、角や凹凸の部分をこげ茶に塗りサビ加工することでまさにサビたボルトナットです。
こちらはサビ加工するだけでも可愛いのですが、小さな磁石を付けて冷蔵庫などにくっ付けることでボルトが刺さっているような演出ができます。複数作って並べてみてもかわいいですね。
サビ加工するのにおすすめの物:⑤「スマホケースにサビ加工」
サビ加工するのにおすすめの物5つ目は「スマホケースにサビ加工」です。最近は100均でもスマホケースが手に入るので気軽にチャレンジできます。プライマーを塗ったあとに元の色がわからなくなるまで基本の色を塗り、スポンジなどでサビ色を乗せていきます。
こちらの写真のようにステンシルで模様を付けるとさらにアンティーク感が出て良いですね。好きな文字・模様に紙をカッターなどでくり抜いて作っても良いですし、ステンシルシートが販売されているのでそれを利用しても良いですね。
サビ加工するのにおすすめの物:⑥「空きビンにも塗装してサビ加工」
サビ加工するのにおすすめの物6つ目は「空き瓶にもサビ加工」です。プライマーを使えばガラスにもペンキを塗ることができます。サイズ感が好きでなんとなく取っておいた空き瓶などはありませんか、ぜひサビ加工して活用してしまいましょう。こちらもラベルを張り付けて一輪挿しとして使うこともできます。
サビ加工するのにおすすめの物:⑦「塩ビ管をアイアン風にリメイク」
サビ加工するのにおすすめの物7つ目は、「塩ビ管をアイアン風にリメイク」です。こちらは塩ビ管に黒っぽい塗料などを塗ることで金属でできたパイプのようになります。塗る範囲が増えますが、サイドテーブルや棚の支柱に使用したりして木材と組み合わせると男前な棚やサイドテーブルが作れます。
こちらもアイアンペイントを使用すれば簡単に金属感を出すことができます。本物の金属と比べて安価で手に入る材料なので費用を抑えて棚やサイドテーブルなどを制作したい時にはピッタリですね。
サビ加工で気軽にDIYを楽しみましょう
いかがでしたでしょうか、サビ加工の方法についてご紹介しました。プライマーを使えば塗りにくいステンレスにも塗装できるようになります。費用を抑えたい場合はアクリル絵の具でも始められますし少し本格的にサビ加工をしたい場合は専用の塗料を買って楽しむのもいいですね。
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