ローライト・ハイライトの意味は?
ローライトの意味|暗色の髪を部分的に入れること
ローライトの元の意味は英語で弱光のことですが、ヘアー業界では元の髪色より暗くした髪色を部分的に入れることを指します。髪の毛を指で挟める程度に取って、束ごとに染めるのが普通です。ローライトを入れる例としては、画像のように茶髪に黒を束で入れたりします。
ハイライトの意味|明色の髪を部分的に入れること
ハイライトは英語で強光のことですが、ヘアー関係では元の髪色より明るくした髪を部分的に入れるという意味になります。ブリーチが必要なときもあります。ローライトと同じように束で取って染めます。ハイライトには髪を柔らかく、軽く見せる効果があります。
ローライトを入れることによる髪の効果は?
ローライトの効果①顔が引き締まって見える
ローライトの効果1つ目は、顔が引き締まって見えることです。顔周りにローライトを入れるのがポイント。暗色のカラーは収縮色と言って小さく見えるので、小顔効果があります。画像のように耳にかけたときに見える部分にもローライトを入れると2通りの小顔効果が手に入ります。
ローライトの効果②雰囲気を落ち着かせる
ローライトの効果2つ目は、雰囲気を落ち着かせることです。明るい髪色にすると派手に見えますが、細かくローライトを入れることで髪色を落ち着かせます。会社など規定の厳しい場でも、髪色が浮かないように適度に暗くできます。
ローライトの効果③髪に奥行きが出る
ローライトの効果3つ目は、髪に奥行きが出ることです。明るい髪色のなかに暗い色のローライトを入れると、収縮色なので奥まって立体的に見えます。髪に動きを出すパーマやヘアアレンジをするとより効果が分かりやすくなります。
ローライトの入れ方の種類は?
ローライトの入れ方①メッシュカラー
ローライトの入れ方1つ目は、メッシュカラーです。メッシュは所々に入れるカラーのことで、暗色の髪に明色をプラスすることが多いです。ローライトでメッシュカラーを入れると明るい髪色にアクセントを付けられます。
画像は明るいブラウンにブラックのメッシュローライトカラーを入れた髪色です。コントラストがくっきりしていますが、部分的なので馴染みます。ローライトは落ち着いた色がほとんどなので、メッシュを初めて入れるという方におすすめです。
ローライトの入れ方②ポイントカラー
ローライトの入れ方2つ目は、ポイントカラーです。アクセントカラーとも呼ばれます。ポイントカラーはメッシュよりも入れる範囲は狭く、ごく1部に違うカラーを染める手法です。ローライトをポイントカラーとして入れると、髪の雰囲気が引き締まります。
ポイントでローライトを入れるなら顔周りがおすすめです。画像のように顔のサイドに入れると小顔効果が期待できます。斜め前髪にしてポイントローライトを入れるのも良いですね。
ローライトの入れ方③インナーカラー
ローライトの入れ方3つ目は、インナーカラーです。インナーカラーは髪の内側に色を染める手法です。部分的だったり、外から見えない部分を全て染めたりします。最近はインナーローライトが流行で、外側は明るい髪、結んだりかき上げたりすると暗い髪が見えるのがおしゃれと人気です。
画像のようにショートカットで髪のトップをすいて薄くしてローライトをチラ見せすると簡単におしゃれに見えます。ワックスで必死に髪を立ち上げなくても動きが出ているように見えるので、ものぐさな方におすすめです。
ローライトの入れ方④セクションカラー
ローライトの入れ方4つ目は、セクションカラーです。セクションカラーは髪のあるブロックで異なる色に染める手法です。毛先だけ、前髪だけと部分的に色が違っているのが分かりやすく、目立ちやすいのが特徴です。
セクションカラーは、色の違いを楽しむためにシンプルな髪型で染めるのがおすすめです。画像はシンプルなグラデーションボブで、ベースはホワイトブロンド、毛先と耳部分に入っているローライトは黒っぽいグレーとかなり明度の違う髪色で、よく目立ちます。
ローライトを入れた髪の画像15選
髪の画像①メッシュローライト
髪の画像1個目は、トップの部分にメッシュでローライトを入れたショートカットです。ベースはブラウン、メッシュ部分はネイビーよりのブラックです。光の当たり具合で色が青っぽくなったりと変化します。個性的な髪色にしたいという方におすすめです。
おしゃれなのはもちろんですが、伸びてきた黒髪をごまかせます。バレイヤージュという海外でも大人気な手法があり、根本は暗く、毛先は明るくするというカラーです。画像はショートカットですが、ロングヘアーならより髪色を楽しめます。
髪の画像②白髪とハイライト&ローライトのヘアカラー
髪の画像2個目は、白髪とハイライト、ローライトを駆使したヘアカラーです。髪型はシンプルなストレートボブですが、ストライプのような髪色で変化を付けています。ポイントは白髪。老けて見える白髪を、部分的に残すことでおしゃれに変身させています。ハイライトを混ぜて白髪とローライトをなじみやすくしています。
髪の画像③ハイライトを消すローライト入りヘアカラー
髪の画像3個目は、ハイライトを消すローライト入りのヘアカラーです。ハイライトの色が明るすぎて失敗した、というときにもローライトは活用されます。オレンジのハイライトにプラチナベージュの色味とブルージュのローライトを入れることで、青みを足して落ち着いたきれいな色になっています。
髪の画像④明るいオレンジブラウンにローライトの入ったヘアカラー
髪の画像4個目は、明るいオレンジブラウンにローライトの入ったヘアカラーです。髪型はボブの控えめウェーブで柔らかさを出しながら、部分的に入ったローライトが強弱をつけています。オレンジカラーは日本人の髪色と相性が良く色落ちが自然なのが長所です。ローライトはブラックがオレンジのアクセントにしやすい色です。
髪の画像⑤明るいミルクティーベージュにローライトを入れるヘアカラー
髪の画像5個目は、明るいミルクティーベージュにブルージュのローライトを入れたヘアカラーです。髪型は切りっぱなしのボブにパーマをかけてあります。ミルクティーベージュは柔らかい色味なので、同じくソフトな色味のブルージュでなじませつつ引き締めます。明るいカラーに飽きてきた方にもローライトはおすすめです。
髪の画像⑥ハイライトにローライトをプラス
髪の画像6個目は、ハイライトを活かしてローライトをプラスしたカラーです。髪型はウルフカットのミディアムヘアーです。ローライトは色が暗めなので明るいハイライトと合わせると目立ちますが、ハイライトの色が落ちてきたころにローライトを入れると自然に混ざります。境目をはっきりさせたくない方に向いたやり方です。
髪の画像⑦ハイライト多めにローライトを入れたヘアカラー
髪の画像7つ目は、ハイライトを多めにローライトを入れてあるヘアカラーです。髪型はボブの外はねヘアー。ローライトを少なめに入れることでハイライトに立体感が出ます。ハイライトはブリーチで、ローライトはグレーパールです。ハイライトは明るく髪が傷んで見えることもあるので、ローライトでカバーします。
髪の画像⑧ハイライトグラデーションにローライトを入れたヘアカラー
髪の画像8個目は、ハイライトグラデーションにローライトの入ったヘアカラーです。髪型はロブベースのパーマヘア。カーキアッシュのベースにカーキグレージュのハイライト、アッシュベージュのローライトをアンダーの部分に入れてあります。
グラデーションカラーといえばアンダーが明るい髪色なのが人気ですが、暗いローライトを入れることで大人らしい印象になります。カーキ系の色は赤みを消してくれるうえに色が抜けても濁らないので、ベースカラーに向いています。
髪の画像⑨顔周りにポイントローライト
髪の画像9個目は、顔周りにポイントでローライトを入れたウェーブヘアーです。顔周り全体に入れると目立つので、彩度に入れるようにしましょう。画像のように同系色のローライトなら周りの髪色から浮かず、自然に見えます。ウェーブヘアーは小顔効果があるので、髪がセミロング以上の方はパーマがおすすめです。
髪の画像⑩ハイライトとローライトを交互に入れたヘアカラー
髪の画像10個目は、ハイライトとローライトを交互に入れたセミロングヘアーです。ハイライトはブリーチして染めたゴールド、ローライトは暗いブラウンです。全体的に似た色ですが、明るさで差をつけることでメリハリがついて垢抜けます。ヘアアレンジをするとよりおしゃれに見えるので、髪を巻いたり編んだりしましょう。
髪の画像⑪同系色のメッシュローライト
髪の画像11個目は、同系色のメッシュローライトを入れたウェーブヘアです。ベースはブラウン、ローライトは暗めのチョコレートブラウンです。チョコレートブラウンはグレーとグリーンが混ぜられているので、透明感のある落ち着いたブラウンになります。髪がきれいに見える効果もあり、暗めなのでオフィスでも大丈夫です。
髪の画像⑫ポイントインナーカラー&ローライト
髪の画像12個目は、インナーカラーにポイントでピンクとローライトが入ったロングヘアーです。ピンクはインナーカラーの中でも特に人気があります。ピンクは可愛い色ですが、ポイントカラーなのでブラウンだけだと浮きやすく、ローライトを入れて馴染ませます。画像のようにアップスタイルにすると色の変化が楽しめます。
髪の画像⑬ローライト入りウェーブヘア
髪の画像13個目は、ローライトを入れたウェーブヘアーです。ローライトは細かい入れ方で動きを出します。ロングヘアーは髪が重力に引っ張られるのでのっぺりしがちです。パーマと合わせてローライトを入れることで立体感を出します。奇抜さはないので、年代を問わずできるヘアカラーです。初心者にもおすすめです。
髪の画像⑭インナーローライト
髪の画像14個目は、インナーローライトのロングヘアーです。ベースはベージュ、インナーカラーはラベンダーグレーです。画像の髪型はストレートなので、普段はそのままの髪色、巻いてランダムになった髪色と2通り楽しめます。ヘアカラーに飽きやすい方におすすめです。
髪の画像⑮部分的なローライト
髪の画像15個目は、部分的にローライトを入れたロングヘアーです。ベースは明るいブラウン、ローライトはヴァイオレットです。色の性質的には正反対になるので、目立つこと間違いなしです。グラデーションは高い位置から染めるのでロングヘアーがマストですが、部分的に染めるセクションカラーは長さを問わず楽しめます。
きれいにカラーリングできた髪は、できるだけ長持ちさせたいですよね。こちらの記事ではヘアカラーを維持できるシャンプーが紹介されています。カラーケアシャンプーを使って色落ちを遅らせましょう!
ローライトでヘアカラーに変化を付けよう
ローライトはおしゃれに見えるという他に、顔が小さく見えることや動きが出るという実用的な面もあります。1色だけだとマンネリになりがちなヘアカラーですが、メッシュやポイントカラーなど入れ方を工夫して、変化を付けて遊びましょう!
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