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ぬいぐるみの簡単な型紙の作り方!流れや起こし方のポイントは?

オリジナルぬいぐるみの簡単な型紙の作り方・起こし方①完成図を描く

オリジナルぬいぐるみの簡単な型紙の作り方・起こし方1つ目は「完成図を描く」です。テディベアやねこなどといったぬいぐるみを作る時には、この完成図イメージが肝心になってきます。完成図を描かず、頭の中のイメージだけを頼りに型紙を作り始めてしまうと、作成時・完成時にバランスが悪くなってしまう場合があります。

完成図の起こし方のポイントは、細かい描き込みはせずに、大まかなラインのみで描くようにすることです。鉛筆などで軽めに描いたラフ画が好ましいです。また、この時点でテディベアなどに使用する生地の色・組合せなども踏まえて描くと形や完成時のイメージがつかみやすくなるためおすすめです。

オリジナルぬいぐるみの簡単な型紙の作り方・起こし方②部位別設計図を描く

オリジナルぬいぐるみの簡単な型紙の作り方・起こし方2つ目は「部位別設計図を描く」です。大まかな部分を描いた1つ目とは違い、こちらの工程では手足・頭などの部位別の設計図を描いていきます。それぞれの形はもちろん、つなぎ部分のしくみや裏側から見た時の手足のデザインなどの細かな部分を描き込んでいきましょう。

また、部分別設計図の作り方のポイントは「360度の姿を描くこと」です。紙などの平面に完成図を描く時には、正面から見た図を描く人が多いですが、それだけでなく横から見た図や背面などを実際に描いておくと、完成時のイメージを浮かべやすくなるため、バランスの良いぬいぐるみを作ることができますよ。

また、ねこやキツネなどといった長い尻尾があるぬいぐるみの型紙の作り方においては、尻尾を作る時に必要な生地の長さを描き、鼻が高い位置にあるデザインのぬいぐるみの場合は鼻の位置や付き方なども描き込んでおくと良いでしょう。

オリジナルぬいぐるみの簡単な型紙の作り方・起こし方③粘土で立体を作る


オリジナルぬいぐるみの簡単な型紙の作り方・起こし方3つ目は「粘土で立体を作る」です。紙などの平面図で大体のイメージを掴めたら、今度は粘土を用いて立体を作っていきます。多めの粘土が用意できる場合は全部を粘土で作っても良いですが、新聞紙をテープで固めたものを土台に用いると、少量の粘土で立体が作れます。

新聞紙とテープで作った土台を用いる場合は、粘土を上から貼り付けていくため、全体の大きさのバランスを保つために少しだけ小さめに土台を作るようにしましょう。設計図を見ながら、丁寧に粘土を土台に貼り付けましょう。この粘土の貼り付け工程が型紙作りの肝になりますので、慎重に行いましょう。

オリジナルぬいぐるみの簡単な型紙の作り方・起こし方④テープで覆う

オリジナルぬいぐるみの簡単な型紙の作り方・起こし方4つ目は「テープで覆う」です。粘土で立体の土台が完成したら、型紙となるテープを貼り付けていきます。テープを貼る前に、剥がす時に楽になるよう土台全体にラップを巻いておきましょう。この時、1枚で均等に包まれるようにすると、型紙にする時により楽にできます。

テープは基本的に何でも良いですが、型紙全体の形が崩れないようにガムテープなどの比較的柔らかく、薄いテープを使用しましょう。また、顔の正面や必要なデザインなどは簡単にマジックペンなどで書いておくと、この後の工程が簡単になりますよ。

オリジナルぬいぐるみの簡単な型紙の作り方・起こし方⑤線に沿って切り取る

オリジナルぬいぐるみの簡単な型紙の作り方・起こし方5つ目は「線に沿って切り取る」です。テープで土台をしっかり固めたら、型紙にした時の縫い目にあたる部分をマジックペンで描き込んでいきます。縫い目部分の付け方によって、ぬいぐるみの立体感などが左右されるため、作り方やお手本を参考に描いていきましょう。

型紙を切り取る時には、はさみやカッターを使用し、切り取ったら土台から剥がしていきましょう。切り込みを少なめに設定すると、きれいな型紙を作ることができますので、曲がったり、線からずれてしまわないように注意しましょう。実際に型紙として使用する時には、フェルトなどの生地に合わせてマチ針で留めて使用します。

ぬいぐるみの服の型紙の作り方や起こし方は?


ぬいぐるみの服の型紙の作り方・起こし方①サイズをはかる

ぬいぐるみの服の型紙の作り方・起こし方1つ目は「サイズをはかる」です。ねこやテディベア・人形など、ぬいぐるみの形やデザインによって服を作る時に必要な生地の長さは変わってきます。そのため、実際に服を作り始める前に服を着せたいぬいぐるみのサイズをはかりましょう。

ぬいぐるみの1番太い部分を「バスト」とし、正面から見た時の横幅と身長をはかり、紙にラインを引いておきましょう。ぬいぐるみの身長にあたる縦のラインと、横幅にあたる横のラインを繋げて面にします。この面が服の型紙の全体になります。サイズをはかる時には以下の順番ではかっていくと簡単に採寸できますよ!

    ぬいぐるみの服のサイズのはかり方

  1. 1まずは首回りをはかります。メジャーはきつくなりすぎないように、少しゆとりを持たせて回します。
  2. 2次に腹回りです。身体の最も高さがある場所にメジャーを回します。ぽっこりお腹のぬいぐるみやTシャツを作る時には重要になります。
  3. 3袖まわりをはかります。腕まわりと手の回りにメジャーを回しましょう。腕だけの採寸にしてしまうと手が通らない場合がありますので注意しましょう。
  4. 4最後に袖の長さをはかります。長さよりも少しだけ長めに用意すると良いでしょう。ノースリーブの服の場合は必要ありませんが、長袖の服を作る時に重要です。

ぬいぐるみの服の型紙の作り方・起こし方②紙をぬいぐるみに当てながら調整

ぬいぐるみの服の型紙の作り方・起こし方2つ目は「紙をぬいぐるみの当てながら調整」です。服の型紙全体が完成したら、腕や足・頭などのパーツが入る部分を開ける工程になります。位置や大きさはぬいぐるみによって変わってきますので、微細な調整は紙をぬいぐるみに当てながら行いましょう。

大きさの調節が完了したら、縫い代を周囲に描き込みましょう。ぬいぐるみの服は、型紙の時点で縫い代を別で用意しておくと、完成時にサイズが小さくなりにくいのでおすすめです。またドレスやワンピースなどといった肩ひもやリボンなどを使用するデザインの場合は、取り付ける位置を印に残しておくと良いでしょう。

部屋のインテリアにもなり、丸々としたフォルムが可愛いぬいぐるみは、誕生日プレゼントとしても魅力的です。しかし、アクセサリーや小物などと違って大きさや幅のあるぬいぐるみはラッピングにも一苦労です。そこで関連記事では、簡単にできるぬいぐるみのラッピング方法についてまとめた記事を掲載しています。

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オリジナル型紙で作ったぬいぐるみ実例5選!

オリジナル型紙で作ったぬいぐるみ実例①もこもこテディベア

オリジナル型紙で作ったぬいぐるみ実例1つ目は「もこもこテディベア」です。もこもこ感が魅力的なボア系生地を使用しているこちらのテディベアは、ぽっこりとしたお腹が印象的です。このように丸みのある作品を作る時は、縫い目の付け方を工夫したり、丸くしたい部分の型紙を楕円形や瞳のような形に作るのがポイントです。

オリジナル型紙で作ったぬいぐるみ実例②立体的テディベア

オリジナル型紙で作ったぬいぐるみ実例2つ目は「立体的テディベア」です。多彩なデザインの生地を組み合わせて縫うことによって、このような可愛らしいテディベアも作ることができます。またボタンや専用のジョイントを取り付けて縫えば手足を自由に動かせるようになります。

オリジナル型紙で作ったぬいぐるみ実例③フェルトフルーツ

オリジナル型紙で作ったぬいぐるみ実例3つ目は「フェルトフルーツ」です。手作りぬいぐるみ初心者にも扱いやすい生地であるフェルトは縫いやすく柔らかいため、小さなお子様のおもちゃ作りにもおすすめです。リンゴやメロンは立体感を出す練習ができますし、スイカは違う形を繋げる練習にもなりますよ!

また、作ったフェルトフルーツを半分にし、マジックテープや面ファスナーなどを付けると、手作りのおままごとセットにもなりますので、小さなお子様がいる場合は、一度作ってみるのも良いでしょう。

オリジナル型紙で作ったぬいぐるみ実例④可愛い服で着替え!キュートな人形

オリジナル型紙で作ったぬいぐるみ実例4つ目は「可愛い服で着替えができる人形」です。フェルトやトイクロスなどの生地で全て作るだけでなく、髪の毛や肌などの部分によって使用する生地を変えるのも個性的な作品ができあがりますよ。ぬいぐるみのサイズを覚えておけば、様々な種類の服できせかえを楽しむこともできます。

オリジナル型紙で作ったぬいぐるみ実例⑤まるで本物!可愛いねこぬいぐるみ

オリジナル型紙で作ったぬいぐるみ実例5つ目は「まるで本物!ねこのぬいぐるみ」です。ねこのぬいぐるみを作る時にフェイクファーやボアなどを使用すると、より本物に近い手触りのぬいぐるみを作ることもできます。またビーズの代わりにレジンやボタンを付けたり、テグスなどをヒゲにするとねこらしいフォルムになります。

オリジナルの型紙を使って手作りのぬいぐるみを作ってみよう!

いかがでしたでしょうか?紙やテープを用いて作った型紙を使えば、お店などでも販売されているような可愛いぬいぐるみやテディベアを簡単に作ることができるようになります。今回ご紹介した型紙の作り方・起こし方を参考にしながら、自分だけのぬいぐるみを作ってみましょう!

疲れた時などに、その愛くるしい姿で癒してくれるぬいぐるみですが、たくさんあると収納方法に困ってしまいますよね。しかし、身近にある物やちょっとしたテクニックを使うだけで、大きなぬいぐるみも簡単に収納することができるのです!関連記事では、ぬいぐるみの難易度別収納アイデアについての生地を掲載しています。

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