あさりの保存方法・仕方|使用するアイテム・物は?
あさりの保存方法・仕方|使用するアイテム・物①3%〜4%ほどの塩水
あさりの保存方法・仕方で使用するアイテム・物1つ目は、3%ほどの塩水です。あさりを食べる前、保存する前には、必ず砂抜きをしておく必要があります。あさりを海水と同じくらいの濃度の塩水につけ、暗い場所に置いておくことで、あさりの体内に入っている砂が吐き出されます。
あさりの砂抜きの仕方は、3%〜4%程度の塩水にあさりを入れます。塩水の温度は、15℃程度にしておくと良いでしょう。18℃以上になると、あさりの身が痩せていきますので、注意しましょう。あさりを暗く静かな場所に数時間置いておくと、あさりが砂を吐き出してくれます。
あさりは水温が20℃を越えると死に始めますので、特に暑い時期は、水温には注意しておきましょう。室温が高すぎると水温も上がり、あさりが痛んでしまう場合があります。またあさりは砂出しの時に水とともに砂を吐き出しますので、部屋が汚れる場合がありますので、あさりは涼しい浴室などにおいておくと良いでしょう。
あさりの保存方法・仕方|使用するアイテム・物②密封できる袋と金属トレイ
あさりの保存方法・仕方で使用するアイテム・物2つ目は、密封できる袋と金属製のトレイです。密封できる袋と金属製のトレイは、あさりを冷凍保存する場合に使います。あさりを新鮮な状態で保存するためには、急激に冷凍させる必要がありますので、熱伝導の良い、アルミ製かステンレス製のトレイを用意しておきます。
あさりを冷凍する場合は、密封できる袋を使いますが、冷蔵で保存をする場合は、密封してしまうとあさりが呼吸をできなくなってしまいますので、使わないようにしましょう。冷蔵で保存をする場合は、砂抜きの時と同じように、塩水の入れられる容器を準備しましょう。
食材の保存に大活躍するジップロックなどの密封できる袋は100均でも用意することができます。ジップロックなどの密閉できる袋は、冷凍したり解凍したりをそのままできるものもあり、保存の場所も取らないので、非常に便利です。ぜひ常備しておくと良いでしょう。こちらの記事もチェックしてみてください。
あさりの保存!おすすめの方法・仕方は?
あさりの長期保存!おすすめの日持ちする保存方法・仕方①冷蔵庫で保存
あさりの長期保存やおすすめの日持ちする保存方法・仕方1つ目は、冷蔵庫での保存の方法です。冷蔵庫での保存の方法は、あさりを休眠状態にして保存します。塩水に入れて冷蔵庫で保存することで、1〜2日は新鮮な状態で保存することができます。数日で使い切る時におすすめの保存方法です。
あさりを冷蔵庫で保存する方法は、3%〜4%の塩水に、砂抜きをして殻をしっかり洗ったあさりを入れ、上に新聞紙やキッチンペーパーをかぶせておきます。そのまま冷蔵庫のチルド室で保存します。冷蔵で保存する場合の温度は7℃〜10℃程度が理想ですので、冷蔵庫の中もチルド室に入れると良いでしょう。
保存する際の容器は、フタをしっかりと閉めないようにしましょう。フタをしっかりと閉めてしまうとあさりが酸欠になってしまいます。容器にはフタはせず、新聞紙やキッチンペーパーを軽く乗せましょう。また、水で濡らした新聞紙であさりを包んで冷蔵庫で保存することもできます。
あさりの長期保存!おすすめの日持ちする保存方法・仕方②冷凍庫で保存
あさりの長期保存やおすすめの日持ちする保存方法・仕方2つ目は、冷凍庫での保存の方法です。あさりを急冷凍することで、新鮮なまま保存することができます。あさりを冷凍することで、1ヶ月程度は美味しく食べられる状態での保存が可能です。それ以上の期間になると、冷凍焼けなどの可能性が出てきます。
あさりの冷凍の仕方は、まずはしっかりと砂抜きをしたのち、カラをきれいに洗ってキッチンペーパー等で水気をしっかりと取っておきます。ジップロックなど密封できる袋に、余裕のある状態であさりを入れ、しっかりと空気を抜きます。金属製のトレイに袋をおき、冷凍庫に入れます。
あさりは、できるだけ早く冷凍することが肝心ですので、あまり詰め込みすぎないようにしましょう。冷凍庫自体にも、ものが入りすぎていないようにしておくと良いでしょう。また、解凍しやすいように、あさりは、袋には少量ずつ小分けにして入れておくと良いでしょう。
あさりの保存方法・仕方|注意するポイントは?
あさりの保存方法・仕方|注意するポイント①砂抜きをしっかりする
あさりの保存方法・仕方で注意するポイント1つ目は、保存する前に砂抜きをしっかりすることです。保存する前に砂抜きをしておかないと、その後砂抜きをすることができませんので、美味しいあさりをいただくことができません。保存する前に、砂抜きをしっかり行っておきましょう。
スーパーなどで販売されている砂抜きされたあさりの場合は、砂抜きをしないで保存しても大丈夫です。また、カラを剥いて剥き身で保存をしたい場合は、砂抜きをしたのちに、ナイフなどを使ってカラを開けて身を取り出し、冷凍で保存することができます。剥き身は冷蔵保存には向いていませんので注意しましょう。
万が一、砂抜きを忘れて冷凍保存してしまった場合は、沸騰したお湯でさっと解凍し、あさりのカラの中を水洗いすることで、砂をだいぶ減らすことができます。一度冷凍したあさりは、再度冷凍することはおすすめできません。再度冷凍すると、あさりが傷んでしまうことが多いので、やめておきましょう。
あさりの保存方法・仕方|注意するポイント②なるべく急速に冷凍する
あさりの保存方法・仕方で注意するポイント2つ目は、なるべく急速に冷凍することです。あさりはなるべく急速に冷凍することで、新鮮な状態で保存することができます。そのために、熱伝導の良い金属製のトレイを使ったり、少量ずつ冷凍するなどの工夫をするとより美味しく保存することができます。
あさりの量が多い場合は、まず大きな器に氷をたっぷり入れた氷水を用意して、その中にあさりを入れてしっかりと冷やし、しっかりと冷凍できる分量ずつを小分けにして水気をしっかりと取り、冷凍保存をすると良いでしょう。空気を抜いておかないと、冷凍焼けの状態になるので、空気を抜くのも忘れないようにしましょう。
冷凍庫での保存は便利ですので、ついついものを詰め込みがちになってしまうかもしれません。しかし、冷凍庫にはものを詰め込みすぎてしまうことで、冷凍の効率が悪くなったり、霜や冷凍焼けの原因になってしまうこともあります。こちらの記事を参考に、冷凍庫の収納の見直しをしてみてはいかがでしょう。
あさりの保存方法・仕方|注意するポイント③保存する前に傷みをチェック
あさりの保存方法・仕方で注意するポイント3つ目は、保存する前にあさりの傷みをチェックすることです。特に冷凍保存をしてしまうと、解凍して料理に使うまであさりの状態がわからない状態になってしまいますので、冷凍保存をする前に、あさりの状態を確認しておきましょう。
あさりの塩抜きをする際、数時間置いておいても閉じたままのあさりは、取り除いておきましょう。逆に、カラの開き方の大きいあさりは、弱っている可能性が高いので、取り除き、なるべく早く食べましょう。他には、おかしな臭いがするあさりがある場合は、取り除きましょう。
あさりの上手な解凍方法は?
あさりの上手な解凍方法|冷凍したまま加熱する
あさりの上手な解凍方法は、冷凍したまま加熱することです。冷凍保存したあさりは、そのまま熱湯に入れたり、フライパンに入れるなどして、そのまま加熱をすると、最も美味しく、新鮮な状態に戻すことができます。ゆっくり温めてしまうと、身が硬くなってしまいますので、できるだけさっと早く解凍しましょう。
あさりは、加熱しすぎると身が硬くなり、旨味も損なわれてしまいますので、なるべく加熱時間は短くなるようにしましょう。お湯を沸騰させて、そこに冷凍したあさりをさっと入れて解凍することで、上手に解凍することができます。解凍に使ったお湯は、だしとして使うことができますので、捨てずに使いましょう。
あさりの上手な解凍方法|自然解凍はしない・電子レンジは使わない
あさりの上手な解凍方法で注意するポイントは、自然解凍はさせないことと、電子レンジは使わないことです。自然解凍をさせてしまうと、口を開かないあさりが増えてしまい、結果として食べられないあさりが増えることになってしまいますので、冷凍しておいたあさりは、できるだけ急速に加熱するようにしましょう。
自然解凍させたり、ゆっくり加熱をすると、あさりの身が硬くなりカラが上手に開かないものが増えてしまう可能性があります。カラが上手に開かないあさりは、事前に悪くなっていたものが混ざっている可能性もありますので、臭いなどを確認し、おかしな臭いがする場合は、絶対に食べないようにしましょう。
また、常温のあさりの場合は定番の調理法である電子レンジでの調理ですが、冷凍しておいたあさりを電子レンジで加熱すると、カラが破裂する場合がありますので、冷凍したカラ付きのあさりは、絶対に電子レンジは使わないようにしましょう。
あさりを上手に保存して美味しくいただきましょう
あさりは、潮干狩りのシーズンなどに、たくさん手に入ることがありますが、保存の方法を知らないと、焦ってしまうこともあります。ちゃんと保存をすることで、1ヶ月ほど美味しいあさりを楽しむことができますので、ぜひ保存方法を確認しておいてください。
あさりは、数日であれば冷蔵で保存、それ以上保存する場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍しておいたあさりは、グツグツ煮えているお湯などにそのままさっと入れることで、簡単に解凍することができます。楽しく潮干狩りをしたあとは、あさりをしっかり上手に保存して、たくさんのあさりを美味しくいただきましょう。
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