ほうれん草の保存方法・仕方|使用するアイテム・物は?
冷蔵庫で保存する場合に必要なアイテム
冷蔵庫で保存する場合、ほうれん草の水分をコントロールできる物が必要になります。冷蔵保存に必要なアイテムは以下になります。
- 新聞紙、ポリ袋、キッチンペーパー、ラップ、濡れタオル、鮮度保持袋、グリーンセーバー、ケース、ジップロック
冷蔵保存に必要なアイテム
この中から、必要に応じて選んでいきます。新聞紙やタオル、キッチンペーパー、ラップは手元にあるものが使えます。鮮度保持袋、グリーンセーバーは保存専用の袋やケースになるので新しく購入する必要があります。ケースはあると立てて保存するのに便利です。
冷凍庫で保存する場合に必要なアイテム
冷凍庫で保存する場合、密閉できる袋やタッパーが必要です。臭い移りや冷凍焼けを防げます。冷凍保存に必要なアイテムはこちらになります。
- タッパーなどの保存容器、ジップロック、ラップ
冷凍保存に必要なアイテム
タッパーやジップロックは家にあるものが使えます。冷凍保存に対応したものかどうか確認しましょう。ラップはゆでたほうれん草を保存するのに使用します。
ほうれん草の保存!おすすめの方法・仕方は?
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方①濡れた新聞紙で包む
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方1つ目は、濡れた新聞紙で包んで袋に入れることです。農家もおすすめする保存方法です。ほうれん草が新聞紙の水分を吸収し、鮮度が落ちず長持ちします。日持ちは1週間程度です。新聞紙は湿る程度に濡らします。袋はポリ袋がおすすめです。
新聞紙がない場合、濡れたキッチンペーパーに包んで袋に入れます。キッチンペーパーより大きいサイズのほうれん草もありますが、その際には重ねて全体を覆うようにします。こちらも1週間ほど日持ちします。袋の代わりにラップで包む方法もあります。キッチンペーパーは二枚ぐらい重ねると頑丈になって水分も保持できます。
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方②濡れタオルを上から被せる
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方2つ目は、濡れタオルを上から被せることです。いちいち濡らした新聞紙やキッチンペーパーで包むのが面倒、という方におすすめです。やり方は、ボックス内に置いてあるほうれん草の上から被せるだけです。
画像は横倒しにしてあるほうれん草ですが、立てて置けない場合はこのように濡れタオルで覆います。他の野菜もいっしょに保存できます。下にも濡れた布などを敷くとより効果が出ます。
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方③鮮度保持袋を使う
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方3つ目は、鮮度保持袋を使うことです。鮮度保持袋は、野菜から出るエチレンガスを吸収し、長持ちさせます。エチレンガスは野菜の鮮度を落とすガスで、主に切り口から発生します。折れてしまったり、切ったところはラップを巻き付けておきましょう。100均やスーパーで購入できます。
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方④グリーンセーバーを使う
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方4つ目は、グリーンセーバーを使うことです。グリーンセーバーは鮮度保持袋と同様に、エチレンガスなどの野菜が劣化する要素を防ぐ機能のある保存容器です。鮮度保持袋よりも値段は高くなりますが、洗えるので衛生的で、何度も使えるという利点があります。
画像のグリーンセーバーはLサイズのものです。通気孔があり、野菜ごとに開けたり閉じたりできます。このままざるとして使えて水洗いもできるので、あると便利なアイテムです。ネット通販で手に入ります。
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方⑤ケースを使う
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方5つ目は、ケースを使うことです。ほうれん草は立てて保存するものですが、ほうれん草は厚みがなく、すぐに倒れてしまいます。そんな時はケースが役に立ちます。ほうれん草をまっすぐ立てられるので、ただポリ袋などに入れたものでも2、3日は持ちます。
画像はセリアのストレージバッグでほうれん草を保存しています。100均には冷蔵庫の整理に向いたケースがたくさんあります。こちらの記事で100均のものが紹介されています。
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方⑥口が閉じる袋やジップロックを使う
ほうれん草の冷蔵保存方法・仕方6つ目は、口が閉じる袋やジップロックを使うことです。ジップロックは冷凍保存のイメージがありますが、冷蔵保存にも向いています。濡らしたもので包んだほうれん草をしまったり、ラップに包んだほうれん草をしまったりと何かひと工夫加えてから保存するとより長持ちします。
ジップロックや袋の角に水を溜め、ほうれん草の底の部分が浸かるようにします。こうすることで畑に植えられていた状態になり、葉が生き生きします。水は毎日取り替えるとさらに日持ちします。水がこぼれないように立てて保存します。
ジップロックは100均で販売されています。おしゃれなイラストが描かれているものなど種類が多く、色々と保存するのに向いています。こちらの記事で詳しく紹介されているので、興味を持った方はご覧ください。
ほうれん草の冷凍保存方法・仕方①タッパーに入れる
ほうれん草の冷凍保存の方法・仕方1つ目は、タッパー容器を使った保存方法です。タッパーは頑丈で、乱雑になりにくいのでおすすめです。生でもゆでても保存できます。生の場合、キッチンペーパーでしっかり水気を切ってから入れます。ここで水分が残っていると容器に張り付いたり、ほうれん草同士でくっつきます。
画像のタッパーは100均のものです。タッパーは冷凍保存できるものを選んで下さい。冷蔵専門のもの、特にプラスチックの薄いものを使うと割れてしまいます。名前の書いてあるシールを貼れば何が冷凍されているか分かりやすくなるのでおすすめです。
ほうれん草の冷凍保存方法・仕方②ジップロックに入れる
ほうれん草の冷凍保存の方法・仕方2つ目は、ジップロックを使った保存方法です。ゆでたものを冷凍するのに向いています。生の場合、他のものとぶつかる可能性があるので注意します。ゆでたものを冷凍する際に、ラップで包んでから冷凍すると冷凍焼けを防ぐことができます。
画像は手前にほうれん草をゆでたものを冷凍しています。瞬冷凍の機能のある冷凍庫ならそのまま冷凍しても必要な分だけ切ることができます。冷凍庫に入れる際は、ジップロック内の空気を抜くことを忘れずに。
ほうれん草の保存方法・仕方|注意するポイントは?
冷蔵保存のポイント①立てて保存
ほうれん草を冷蔵庫で保存する場合のポイント1つ目は、立てて保存することです。ほうれん草は畑から離れても生きています。なので、畑にいた時と同じような環境にすることで長生きさせます。ほうれん草の葉を上に、茎を下にして立てます。
ほうれん草を横倒しにすると水分が出しにくくなり、傷みやすくなります。横倒しにした場合は日持ちが半分以下になります。すぐに使う場合は大丈夫ですが、立てて置けない場合は冷凍したほうが長持ちするのでおすすめです。
冷蔵保存のポイント②密閉しすぎないように保存
ほうれん草を冷蔵庫で保存する場合のポイント2つ目は、密閉しすぎないように保存することです。ほうれん草は水分を放出するので、乾燥を防ぐために水分を閉じ込めたほうが良さそうな印象ですが、呼吸をする必要があるので最低限の口を開けておきます。
画像は販売されているほうれん草ですが、これも完全に口を閉じるのではなく、口を開けてゆとりを持たせています。ジップロックなら端の部分を空け、ポリ袋ならゆるく結びます。
冷凍保存のポイント①長期保存にはゆでること
ほうれん草を冷凍保存する場合のポイント1つ目は、長期保存する場合はゆでることです。1ヶ月は軽くもちます。生でも冷凍保存はできますが、味と鮮度は落ちます。ただし、少量保存する場合や、2週間ぐらいで使う場合は生のまま冷凍すると便利です。生の場合、洗って水気をしっかり切ってからカットして冷凍します。
ほうれん草の上手なゆで方は、たっぷりのお湯に塩をひとつまみ入れ、茎からゆでていきます。少し経ったら葉をゆでます。全体的に固めにゆでていきます。冷凍すると組織が壊れるので、あまり柔らかくゆでるとドロドロになってしまいます。
冷凍保存のポイント②ラップで包む
ほうれん草を冷凍保存する場合のポイント2つ目は、ラップで包むことです。ゆでたほうれん草は小分けにしてラップに包んでおくと、必要な分だけ取り出せるので使う際に楽です。ほうれん草をラップに包む前によく絞っておきます。ラップは隙間なく包むようにして、その後空気を抜いてからジップロックを閉じます。
生で冷凍保存する場合はラップを使わずジップロックに入れます。水気を切っているので、ほうれん草同士がくっつきません。必要な分だけ取り出して使えます。ゆでたものより水分が少ないので、炒め物にも向いています。
ほうれん草の保存食|冷凍保存もできる常備菜
日持ちする保存食①ほうれん草の胡麻和え
ほうれん草を使った保存食、1つ目はほうれん草の胡麻和えです。作り方は、ゆでたほうれん草に白だし、ほんだし、砂糖、ごまを和えるだけの簡単な料理です。ほうれん草をしっかり絞っておくのがポイント。冷凍もしやすくなります。
日持ちする保存食②ほうれん草のナムル
ほうれん草を使った保存食、2つ目はほうれん草のナムルです。作り方は、ゆでたほうれん草に白ごま、にんにくのすりおろし、塩、しょうゆ、ごま油を混ぜ合わせます。こちらも冷凍できます。お好みで人参やもやしを足します。ごまは保存性の高い食品なので、混ぜるだけで長持ちします。
ほうれん草の保存方法に詳しくなろう!
ほうれん草の保存方法についてご紹介してきました。ほうれん草は料理の付け合わせから常備菜、メインの料理まで使える食材です。ひと手間かける方法や入れるだけの手軽な方法があるので、好きな方法で上手に保存して、料理に活用しましょう!
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