無言電話の心理や目的7選!非通知イタズラ電話の理由は?
無言電話の心理・目的・意味・理由①留守番をしている人の確認をしている
無言電話の心理・目的・意味・理由1つ目は「留守番をしている人の確認をしている」です。この場合の無言電話は、100%犯罪を実行するためにされるものです。特に、空き巣はターゲットの家が留守かどうか確かめるために、事前に無言電話をかける傾向にあります。
空き巣にとって一番怖いのは、侵入した家で誰かに遭遇すること。顔を見られれば捕まる可能性が格段に上がります。「誰にも見つからず物を盗む」という目的を達成するためには、盗みに入る家で留守番をしている人がいるか、確認することは欠かせないのです。
無言電話の心理・目的・意味・理由②ストーカー目的でかける
無言電話の心理・目的・意味・理由2つ目は「ストーカー目的でかける」です。ストーカーと聞くと後ろをひたすらついてくるというイメージが強いものですが、厄介なのはそれだけではありません。時には無言電話をかけて、執着している相手の声を聞こうと試みます。
ストーカー目的の無言電話はひと月に2、3回の場合もあれば、数十回にも及ぶことがあります。お互い面識が無くても、ストーカーがターゲットにしている人の家を特定してしまえば、郵便物などから電話番号を知ることは難しくありません。
つまり、無言電話が何度もかかってくる場合は、同時につきまといや郵便物漁りなどの被害も受けている可能性が高いということになります。
無言電話の心理・目的・意味・理由③不倫相手の家族を知るため
無言電話の心理・目的・意味・理由3つ目は「不倫相手の家族を知るため」です。交際している相手が既婚者であった場合、「相手の妻(夫)はどんな人なのだろう?」と疑問に思うことは珍しくありません。つまり相手の伴侶を知る手段として、一番身近で簡単な電話を利用するのです。
たとえ嫌がらせではなく、単なる好奇心で無言電話をかけたとしても、危ない橋を渡ることに変わりはありません。こうしたイタズラ電話が何度も続けば、相手の伴侶が不審に思い、最終的には不倫関係が明るみに出ることもあるでしょう。
無言電話の心理・目的・意味・理由④単なるイタズラ電話
無言電話の心理・目的・意味・理由4つ目は「単なるイタズラ電話」です。この場合の無言電話は大きな目的があるわけではなく、「ちょっとからかってやろう」という軽い気落ちでかけられるものです。犯人も友達であったり見ず知らずの人であったりと、特定するのは難しいでしょう。
小さなイタズラとはいえども、電話をかけたのが自分だとは知られたくはないため、非通知で電話をします。ただし、相手を少し困らせる程度のイタズラですので、ほとんどが罪悪感をもちません。イタズラ電話をかけてから時間が経った後、自分が犯人だったと白状することもあります。
無言電話の心理・目的・意味・理由⑤精神的苦痛を与えるため
無言電話の心理・目的・意味・理由5つ目は「精神的苦痛を与えるため」です。一度や二度のイタズラ電話は首を傾げるだけですが、それが何十、何百という数になると、電話を受ける方は恐怖を感じるようになります。電話をかける方は、無言電話によって相手が苦しむことを楽しんでいるのです。
彼の浮気相手に腹が立って無言電話をかけた、隣の家の騒音がうるさいからイタズラ電話をしたなど、無言電話をかけるにいたる経緯は様々なものがあります。しかしどんな理由にせよ、憎しみから生まれた行動であることは同じ。非通知での無言電話は、積もりに積もった恨みを晴らすための手段としても使われてしまうのですね。
無言電話の心理・目的・意味・理由⑥住んでいる人の名前を確認している
無言電話の心理・目的・意味・理由6つ目は「住んでいる人の名前を確認している」です。非通知で無言電話をかける人の中には、苗字という情報を集めるため、当てずっぽうに電話をする人がいます。電話に出る時に「はい、○○です」と苗字を名乗るのは、それだけで情報を与えていることになるのですね。
たかが苗字と思うかもしれませんが、「この家には○○さんという人が住んでいる」という情報が犯罪の材料にされる恐れもあります。基本的に電話がかかってきたらすぐ名乗らず、間違っても無言電話の相手に自分の情報を漏らさないように気をつけましょう。
無言電話の心理・目的・意味・理由⑦住人の年齢層を調べている
無言電話の心理・目的・意味・理由7つ目は「住人の年齢層を調べている」です。家に侵入して何らかの犯罪を実行しようとしている時、その家に住んでいる人の年齢層はとても重要です。ゆえに、無言電話をかけて電話に出た声から年齢を推測しようとしています。
たとえば、無言電話をかけた家に若い人しか住んでいなければ、詐欺の電話をかけても失敗する可能性は高くなります。一方、お年寄りだけが住んでいたら、オレオレ詐欺などは成功しやすいでしょう。このように、住人の年齢層によって犯罪の成功率は左右されることから、無言電話を使った調査が必要なのです。
非通知で無言電話をかけてくる人の中には、別れた恋人が恋しくてイタズラ電話をしてしまう人がいます。もしかしたら、無言電話の犯人は元カレかもしれません。以下の記事では、別れた後も連絡をしてくる元カレの心理について紹介しています。思い当たる節がある人は、一度目を通してみましょう。
無言電話の対応や対処法3選!
無言電話の対応や対処法①突然大きな音を出す
無言電話の対応や対処法1つ目は「突然大きな音を出す」です。イタズラで無言電話をかけてくる人というのは、何も言わない代わりに相手の反応をうかがっているもの。そのじっとすましている耳に、突然大きな音を聞かせてあげましょう。
音は大声でも、目覚まし時計のベルでもなんでも大丈夫です。急に耳が割れるくらいの音がスピーカーから聞こえれば、驚いて電話を切ってくれるはず。相手をドン引きさせたいなら、大声でわざと音痴な歌を歌うというのも効果的な対処法ですよ。
無言電話の対応や対処法②無言で切れるまで待つ
無言電話の対応や対処法2つ目は「無言で切れるまで待つ」です。当然ですが、誰かに電話をかけるにはお金がかかり、電話が長く続けば続くほど通話料は増えていきます。その制度を利用して、無言電話がかかってきたら相手が切るまでじっと待ち、通話料を増やしてやりましょう。
相手の反応をうかがうために電話をかけたのに、向こうも同じように無言な上、通話料だけが上乗せされていくのは面白いわけがありません。次第にイライラしてきて電話を切ってしまうでしょう。加えて、望んだ反応をしてくれない相手と認識し、イタズラ電話をかけてこなくなりますよ。
無言電話の対応や対処法③知らない番号からの電話には出ない
無言電話の対応や対処法3つ目は「知らない番号からの電話には出ない」です。電話を使ったイタズラに一番効果的なのは、知っている番号以外の電話はとらないようにすること。電話がかかってきたらディスプレイを見る癖をつけ、非通知や知らない番号が表示されている時は無視してしまいましょう。
同じ電話番号から何度もかかってくる時は、その番号をネットで調べてみることをおすすめします。迷惑電話の番号というのは、要注意番号としてネットで紹介されています。同じような被害にあった人のコメントも見ることができますので、気になる人は一度検索にかけてみましょう。
嫌がらせの1つである無言電話ですが、電話のほかにもメールやSNSを使って攻撃してくる場合もあるようです。以下の記事では、嫌がらせをする心理をはじめ、状況やタイプ別に応じた対処法を紹介しています。まったく気にしないのは難しいものですが、嫌がらせをする相手に負けないよう、毅然とした態度を保ちましょう。
何度も続く無言電話や非通知イタズラ電話がかかってこないための対策は?
何度も続く無言電話や非通知イタズラ電話への対策①非通知拒否の設定にする
何度も続く無言電話や非通知イタズラ電話への対策1つ目は「非通知拒否の設定にする」です。携帯電話はもちろん、固定電話であっても機種や利用しているサービスによって、非通知電話を拒否できる設定に変えることが可能になります。
あらかじめ非通知拒否の設定を行っておけば、非通知からかかってきた電話を自動で拒否してくれるため、着信音が鳴りません。しつこく繰り返される非通知のイタズラ電話に困っている場合は、精神的にかなり楽になりますよ。
何度も続く無言電話や非通知イタズラ電話への対策②別の電話番号に変更する
何度も続く無言電話や非通知イタズラ電話への対策2つ目は「別の電話番号に変更する」です。当たり前のことですが、電話をかけてくる相手というのは、こちらの電話番号を知っているからこそ何度も無言電話をするのです。
電話番号を変えてしまえば、イタズラ電話をしてくる犯人から電話がかかってくることはなくなります。ただし一度電話番号を変えると、会社や友人はもちろん、通販など様々なサービスを受けるために新しい番号を伝え直さなければならないため、ある程度の手間がかかることは覚悟しておきましょう。
無言電話をかける心理を理解して正しい対策をとろう
無言電話をかける心理や目的をいくつかの例として紹介しましたが、なぜイタズラ電話をかけるのかは本人しか分かりません。相手は何も言ってくれないため、その目的がはっきりしないのです。しかしだからこそ、無言電話をかける心理をできるだけ多く理解し、正しく対処することが必要といえるでしょう。
ただ、相手が困る声を聞いて楽しむだけの無言電話とは違い、犯罪を実行する準備としてかける無言電話には警戒が必要です。着信の無視が「今は家に誰もいない」と受け取られることもあります。非通知のイタズラ電話がかかってきた後は、部屋の電気やテレビをつけるなど、家に人がいるとすぐに分かる対応を心がけて下さいね。
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