100均ガーゼマスクの作り方のポイント
①マスクの材料は全て100均で購入できる
セリアやダイソーなどの100均には、マスクに必要な材料が売られています。ダブルガーゼやハンカチ・マスク用ゴム・裁縫セットなど、全てセリアやダイソーで購入できます。
また、ダブルガーゼが無い場合は他の生地など、マスク用ゴムがない場合は帽子用ゴムや丸ゴムを購入する事もできます。最低限の針と糸などが入った裁縫セットもあるので、ミシンが無い方や手縫いでしたい方は、購入すると良いですよ。
②大量に作っておける
100均の生地やゴムなどを使う事で、マスクを大量に作っておく事ができます。100均で材料をまとめて購入する事で、時間がある時に作る事ができ、ストックできるのでおすすめです。また、簡単に平面やプリーツ、立体が作れるので、用途に合わせて作っておく事ができます。
③色々なデザインのマスクが作れる
ダブルガーゼは、セリアやダイソーに売られています。白色だけでなく、動物柄や乗り物柄、など種類も豊富にあります。また、ダブルガーゼのほか、ガーゼハンカチという生地も売られているので、子ども用や大人用と、サイズによって使用するガーゼを選ぶと良いですよ。
100均ガーゼマスクの作り方|平面タイプ
作り方①平面ガーゼマスク
平面ガーゼマスクは、縫う工程が少なく、手縫いでも簡単にできるのでおすすめです。ダブルガーゼが無い場合は、ハンカチなどでも作る事ができます。平面ガーゼマスクのサイズが分からないという方は、Sサイズ・Lサイズを参考にしてみて下さいね。また、マスク用ゴムじゃなくても大丈夫です。
平面ガーゼマスクのサイズ
Sサイズ | 横41cm×縦17cm・ゴム(50cmを二つにカットする) |
Lサイズ | 横57cm×縦21cm・ゴム(60cmを二つにカットする) |
- 1ガーゼをサイズに合わせてカットし、裏面を上にして置きます
- 2ガーゼの中心線に向かって、上端・下端それぞれを折り、アイロンで折り目をつけます
- 3右端を、左端から2cmの開けたところで折り線をつけます
- 4開いて、折り線を中心に両端を中心から5mmあけて、アイロンで折り目をつけます
- 5そのまま、中心の折り線を折ります
- 6両端ともに、端から1.5cmあけた内側を縫い、ゴム通し口を作ります
- 7ゴムを通して、調節してから結びます
- 8結び目が見えないように中に隠して完成です
作り方
作り方②ノーズワイヤー入り
難しそうに見えるノーズワイヤー入り平面マスクも、簡単に作る事ができます。平面マスクと作り方が同じで、ワイヤーを入れる工程を足すだけなので、「マスクを作ったことがない」「裁縫が苦手」という方にもおすすめです。
- 1平面マスクの手順⑦まで行います
- 2使い捨てマスクなどからワイヤーを取り外します
- 3マスク上端のきわを縫い、マスク下端からマスク上端にワイヤーを入れます
- 4ワイヤーのすぐ下をゴム通し口を除いた両端まで縫います
- 5ワイヤーが動かないように、ワイヤーの両端も縫っていきます
- 6ゴムを通して長さを調節して結びます
- 7結び目が見えないように中に入れて隠して完成です。
作り方
作り方③ポケット付き
ポケット付き平面マスクの作り方も簡単です。ゴム通し口を縫うだけなので、「短時間で作りたい」「手縫いで作りたい」という方にもおすすめです。また、ダブルガーゼの他、ガーゼハンカチなど生地を変える事で、色々なデザインや風合いのマスクを作る事ができます。
- 1ガーゼ生地を裏を上にして広げて置き、手持ちのマスクなどを生地の真ん中に置きます
- 2型にするマスクの両サイドから1.5cm大きめに切ります ※両サイドのみ真っ直ぐにカットして下さい
- 3そのまま、型のマスクに上側の生地を被せて置き、型のマスクからはみ出る余分な部分をカットします
- 4続いて、下側の生地も型のマスクに被せるように置き、少し余白を残して余分な部分をカットします
- 5型のマスクを取り外し、生地の形を整えてアイロンをかけます
- 6型のマスクを生地の上に置き、生地の両サイドを型のマスクに合わせて折ります
- 7型のマスクを外しまち針で留めて、両サイドを縫っていきます
- 8ゴムを通し、長さを調節して結び、結び目を中に入れて隠します
- 9あとは、ポケットにガーゼやフィルターなどを入れます
作り方
作り方④縫わないガーゼマスク
縫わないマスクの作り方は、とても簡単なので、裁縫が苦手な方におすすめです。必要な材料も、生地とゴムだけなので、今すぐマスクが必要・近場への買い物だけ、という場合に作ってみて下さいね。
- 1ゴムの長さを調節し、カットして結びます
- 2ガーゼを裏面を上にして置き、三つ折りにします
- 3結び目を作ったゴムを、三つ折りにしたガーゼに通します
- 4左右ともに、ガーゼに通します
- 5両サイドを内側に折り、片方の輪の中に入れ込みます
- 6入れ込んだ部分を手で押さえて形を整えて完成です
作り方
100均ガーゼマスクの作り方|プリーツ付き
作り方①プリーツ付きガーゼマスク
セリアやダイソーのダブルガーゼを使って、簡単にプリーツ付きマスクを作る事ができます。ガーゼハンカチなど様々な生地でもできるので、「不織布マスクみたいにプリーツがいい」という方におすすめです。また、手縫いで作る事ができ、生地の大きさを変える事でいろんなサイズのマスクが作れます。
- 1ガーゼ生地を表布・裏布それぞれ1枚ずつカットします
- 2表布・裏布それぞれを横に二つ折りにして、指で軽く折り目をつけて広げます
- 3表布と裏布を中表になるように折り目に合わせて重ねて、生地の上下にまち針を止めます
- 4生地の上下を縫い代1cmで、生地が重なっている範囲を縫います
- 5生地をひっくり返して、アイロンをかけながら形を整えます
- 6マスクの両端に、上部から順番に4cm→1cm→2cm→1cm→2cm→1cmの位置に印をつけます
- 7上から順番に、印に合わせて山折り→谷折りと交互にアイロンで折っていきます
- 8マスクの両端を、1cm→1.5cmと三つ折りにして、まち針で止めて縫っていきます
- 9余分な糸をカットし、ゴムを通して長さを調節します
- 10ゴムを結び、結び目をゴム通し口に隠して完成です
作り方
作り方②ノーズワイヤー入り
セリアやダイソーに売っているガーゼを使って、ノーズワイヤー入りのプリーツマスクも簡単に作る事ができます。ワイヤーは、使用済みマスクやビニールタイなどを用意して下さい。ワイヤーの入れ方も簡単なので「ワイヤー入りのプリーツマスクが欲しい」という方は、参考にしてみて下さい。
- 1プリーツマスクの手順⑤まで行います
- 2使い捨てマスクなどのワイヤーを取り外します※ビニールタイでもOK
- 3生地上部の端から縫い代7mmで縫って、ワイヤーを入れるスペースを作ります
- 4ワイヤーを入れる位置に、中心・両端ともに印をつけます
- 5印をつけた片方の端を、7mm縫って閉じます
- 6縫っていない方の端からワイヤーを入れていき、ワイヤーが動かないように印をつけた片方の端を縫います
- 7あとは、プリーツマスクの手順⑥からしていきます
作り方
100均ガーゼマスクの作り方|立体タイプ
作り方①立体ガーゼマスク
難しそうに見える立体マスクも、手縫いで簡単に作る事ができます。型紙が必要になりますが、ネットで無料の型紙が多くあるので、好きなサイズを使うと良いですよ。また、ダブルガーゼやガーゼハンカチのほか、色々な生地で作る事ができるのでおすすめです。
- 1型紙に合わせてカットします
- 2表布・裏布それぞれ中表で2つ重ね、カーブ部分をまち針でとめます
- 3表布・裏布それぞれのカーブ部分から1cmのところを縫っていきます※縫い始めと終わりは全て返し縫いします
- 4縫ったカーブ部分の縫い代に1cm間隔で切れ込みを入れていきます
- 51cm間隔で入れた切れ込みを、片方に倒してアイロンで折り目をつけます
- 6表布・裏布それぞれを中心の縫い代を押さえるように、縫い代1~2mmのところを縫います
- 7表布・裏布ともに表面を中にして中央の縫い目に合わせて2つを重ね、マスクの上下にまち針を止めます
- 81つになった布の上下(裏布の端から端まで)を縫い代1cmで縫います
- 9サイドから手を入れて布をひっくり返します
- 10指で形を整えながらアイロンでしっかり折り目をつけます
- 11マスク上下のきわを端から端まで縫います
- 12両サイドを1cm→1.5cmと三つ折りにし、アイロンで折り目をつけて縫います
- 13ゴムを通して長さを調節し、結び目をが見えないように隠して完成です
作り方
作り方②ノーズワイヤー付き
ノーズワイヤー付きの立体マスクも、セリアやダイソーなどに売っているガーゼで作る事ができます。手縫いでも簡単にでき、ゴム通し口を縫う前にワイヤーを入れるだけなので、「ずれない立体マスクが作りたい」という方は、参考にしてみて下さい。
- 1立体マスクの手順⑩まで同じです
- 2マスク上下の縫い代7mmのところを端から端まで縫います
- 3使い捨てマスクなどからワイヤーを取り出します
- 4マスクに、ワイヤーを入れる位置を中心・両端に印をつけます
- 5片方の端から縫い代7mmの隙間にワイヤーを入れて、指で位置を調節します
- 6ワイヤーが動かないように、ワイヤーの両端を縫います ※縫い代7mmなので注意して下さい
- 7あとは、立体マスクの手順⑪から作業して完成です
作り方
作り方③ポケット付き
セリアやダイソーのガーゼを使って、ポケット付きのマスクも作る事ができます。手縫いでできるのでミシンが無くても大丈夫です。色々なサイズのマスクを作る事ができ、ダブルガーゼやハンカチなどの生地を使う事で、気分に合わせてマスクを使う事ができるのでおすすめです。
- 1立体マスクの手順⑪まで行います
- 2続いて、ゴムを通すため片方の端を1cm→1.5cmの三つ折りにし、アイロンで折り目をつけてまち針で止めます
- 3もう片方は、ポケット口になるため裏布を塞がないように三つ折りにして下さい
- 4アイロンをかけてまち針で固定し、ポケット口を塞がないように縫っていきます
- 5ゴムを通し、長さを調節してから結びます
- 6結び目が見えないように隠して完成です
作り方
下記の記事では、100均に売っているマスクケースをご紹介しています。持ち運びに便利なタイプや自宅で使えるタイプがあるので、「手作りマスクを持ち運びたい」「手縫いで作ったマスクがほつれないか心配」という方は、参考にしてみて下さいね。
100均ガーゼマスクの作り方|洗い方
①必要な材料
マスクを洗う際に必要な材料は、セリア・ダイソーなどの100均で購入する事ができます。ダブルガーゼやハンカチの他、どの生地でも材料は同じなので、マスク専用として購入しておくと良いですよ。また、いろんなサイズのマスクに対応できるように、大きめの洗面器を選んで下さい。
- 衣類用洗剤
- 塩素系漂白剤
- 洗面器
- 水
- タオル
必要な材料
②ガーゼマスクの洗い方
ガーゼマスクの洗い方は、簡単です。洗剤や漂白剤などが必要ですが、平面、プリーツ、立体もしっかりと洗えるのでおすすめです。「マスクの洗い方が分からない」「型崩れしそうで洗えない」という方は、ぜひ参考にしてみて下さい。また、ハンカチなど、いろんな生地のマスクも洗う事ができます。
- 1洗面器に水を張り、衣類用洗剤を溶かしてマスクを10分浸す
- 2飛び散らないように水を捨て、ためすすぎした後、水気を切る
- 3塩素系漂白剤を水に溶かし、マスクを10分浸します
- 4十分にすすぎ、清潔なタオルで水分を吸い取ります
- 5形を整えて干します
洗い方
③洗い方の注意点
ガーゼで作ったマスクは、洗い方にも注意が必要です。繰り返し洗うと、だんだん縫った部分がほつれてしまうため、ゴシゴシ洗わないように注意が必要です。ガーゼだけでなく、ハンカチや綿・麻素材など、どのマスクでも共通していますが、必ず注意して洗うようにして下さい。
- 他の人のマスクと一緒に洗わない
- 洗濯中は、炊事用手袋などを着用する
- もみ洗いはしない
- マスクを洗った後は、十分に手を洗う
注意点
100均ガーゼマスクの作り方を覚えよう!
セリアやダイソーなどに売っているガーゼを生地を使って、簡単に平面タイプやプリーツ付き・立体マスクなどを作る事ができます。手縫いでも簡単にでき、生地のサイズを変える事で、子ども用・大人用と色々な大きさのマスクが作れるのでおすすめです。
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