メイクがマスクについてしまう原因とは？
①湿気でマスク内が蒸れるから
メイクがマスクに付く原因に、湿気があります。マスクをすると、マスクで覆われた部分がしっとりしますよね。場合によっては水滴が生まれることもあります。これは、呼気や汗などが水蒸気になってマスクの中にこもってしまうからだと言われています。
湿度が高くなることはメイク崩れの大きな原因の一つです。そのためマスク内に湿気が溜まれば、必然的に化粧が崩れてしまうのです。
②マスクと肌が擦れ合うから
マスクをすると、どうしても顔にマスクが密着しますよね。更に顔はよく動く部位のため、マスクと肌が擦れてしまいます。この時に生じる摩擦によって化粧が落ちたり、マスクについてしまうのです。
③マスクを外した瞬間肌が乾燥するから
乾燥も、化粧が落ちてしまう大きな原因の一つです。「マスクをしているのだから乾燥は防げる」というイメージを持っている方は多いでしょう。しかし、マスクの中に湿気が溜まった状態でマスクを外したりズラしたりすると、一気に顔の水分が蒸発していきます。この蒸発で肌の潤いまでもがなくなってしまうのです。
また、急激に皮膚が乾燥することで大量の皮脂が分泌されます。この皮脂もメイクを落とし、化粧崩れの原因となってしまいます。マスクをしていれば乾燥しないというイメージは、実は真逆だということがわかりますね。
【スキンケア編】マスクをしてもメイクが落ちない対策方法とは？
①適量の基礎化粧品を使用する
マスクをしてもメイクが落ちないようにするためには、スキンケア方法から見直す必要があります。特に気をつけて欲しいのは基礎化粧品の量です。スキンケアアイテムの量が多すぎるとメイクが肌に密着せず、すぐにマスクについてしまうでしょう。また量が少なすぎると十分に肌が保湿できず、ベースメイクが崩れます。
基礎化粧品の量は、あくまで適量を使用するようにしてください。使用するアイテムに記載されている使用量を守ってスキンケアをすることが、メイクが落ちない有効な対策方法です。
②必ず洗顔をしてからスキンケアを行う
化粧が落ちない対策方法に、洗顔をしてからスキンケアを施すことが挙げられます。朝の肌には、夜中の間に溜まった汚れや皮脂が大量についています。この汚れた状態でメイクをしてもベースメイクが肌にしっかりと馴染まず、すぐに崩れてしまうでしょう。
つかない・落ちないメイクを作りたいのであれば、必ず洗顔後の綺麗な肌に基礎化粧品を浸透させてください。洗顔をすると肌がひどく乾燥する、という方には拭き取り化粧水などの使用をおすすめします。こちらにおすすめの拭き取り化粧水や使い方、効果などがまとめられた記事を載せておきますので、是非参考にしてください。
③基礎化粧品は人肌に温める
スキンケアアイテムを温めると、落ちないメイクを作ることができますよ。基礎化粧品は冷たいまま使っても肌への浸透率が悪いと言われています。手のひらに出して数秒おき、基礎化粧品を温めてから顔に塗ることを心がけてください。
冷え性で手が冷たくなってしまう方は、基礎化粧品をレンジで温める方法で対策すると良いでしょう。簡単にできる対策方法ですので、是非試してみてください。
【ベースメイク編】マスクをしてもメイクが落ちない対策方法とは？
①スキンケアからベースメイクまでは時間をあける
落ちない・つかないメイクをしたいのであれば、スキンケア後すぐにベースメイクをしてはいけません。基礎化粧品は肌に浸透するまでに時間がかかります。スキンケア後、すぐにファンデーションや化粧下地を塗ってしまうと、乳液などの油分とファンデーションが混ざり、メイクが崩れやすくなります。
スキンケア後は必ず時間を置いてから、ベースメイクに取り掛かってください。もしゆっくりと浸透させている時間が取れないのなら、軽くティッシュでオフする対策方法をおすすめします。
②ベースメイクは薄く伸ばす
マスクにつかないメイクの為には、ベースメイクをなるべく薄く塗る必要があります。マスクをすると、どうしても肌と擦れ合ってしまうため、厚塗りのベースメイクはマスクに付着します。ベースメイクの崩れを防ぐためには、ファンデーションを薄く、均一に伸ばすことが大切ですよ。
③顔の部位ごとにファンデーションを変える
マスクがかぶさる部位ごとに化粧品を変えるのも、メイク崩れを抑える有効な対策方法です。汗や水蒸気が出やすい口まわりや小鼻には汗・皮脂を抑えるファンデーションを、頰や顎には保湿タイプのファンデーションを使ってみてください。ファンデーションの使い分けで、マスクにメイクがつかないようになるでしょう。
④リキッドタイプのファンデーションを使用する
リキッドタイプのファンデーションを使用すると、マスクによるメイク崩れを抑えることができます。リキッドタイプのファンデーションは他のタイプと比べて肌への密着力が高いです。また伸びやすいので薄さが調整しやすく、マスクにつかないメイクが施しやすくなります。
指で伸ばすとどうしても塗りムラが生まれます。ブラシなどを使って丁寧に伸ばし、スポンジで細部に密着させてください。ファンデーションのタイプにこだわるだけで、マスクにつかないメイクを作ることができます。是非試してみてください。
⑤仕上げにフェイスパウダーを使用する
ベースメイクの仕上げにフェイスパウダーを使用すれば、更に崩れにくいベースメイクが完成しますよ。フェイスパウダーは余分な皮脂汚れを吸収してくれる効果があります。マスク内でもサラサラとした質感をキープしてくれるので、メイクが崩れにくくなるのです。
ただしフェイスパウダーを大量につけてしまうと、逆にメイクがよれる恐れもあります。出来るだけ余分な粉を付けないように注意してください。また顔に塗り広げるのではなく、皮脂が出やすい小鼻や口まわりにのみ使用すると良いでしょう。
またこちらにフェイスパウダーの使い方や順番などがまとめられている記事を載せておきます。塗り方のコツなども紹介されていますよ。フェイスパウダーの使用が始めての方は、是非参考にしてみてください。
【リップメイク編】マスクをしてもメイクが落ちない対策方法とは？
①リップペンシルでベースを作っておく
マスクをすると、マスクに口紅が付き色が落ちてしまいますよね。しかしリップペンシルでベースを作れば落ちにくいリップメイクが完成します。リップペンシルは唇との密着度が高い上、上に重ねる口紅ともしっかり馴染んでくれます。そのためマスクをしてもリップが落ちなくなるのです。
まずリップペンシルで唇の外側をなぞり、輪郭を作ります。次に唇の中を丁寧に塗りつぶしていきましょう。またなるべく発色が良いリップがおすすめですよ。
②口紅を塗った後ティッシュでオフする
口紅を塗った後そのままマスクをすると、唇に密着していない分の色がマスクに付着してしまいます。口紅を塗ったら、必ず一度ティッシュでオフするようにしましょう。唇軽くタッチすれば、乗り切れなかった分の口紅だけが落ち、マスクにつかないリップメイクが完成します。
もし密着度に不安がある場合は、ティッシュオフした後指で口紅を押さえると良いですよ。軽く叩き込むように密着させることで更にメイクが落ちにくくなるでしょう。
③グロスタイプの口紅は使用しない
マスクにつかないリップメイクをするのであれば、グロスタイプの口紅は使わないようにしてください。瑞々しいグロスリップはかなり崩れやすく、マスクにも付着します。マスクについたグロスが頰や顎などに付着する恐れもあるでしょう。
メイク・化粧がつかないマスクの選び方とは？
①メイクが落ちにくいタイプのものを選ぶ
マスク選びのポイントに、メイクが落ちにくいタイプの商品を選ぶことがあります。「化粧が落ちにくい」と謳われているものを選べば、メイク崩れを最大限に抑えることができるでしょう。
おすすめは、興和製薬の「メイクがおちにくいマスク」です。マスク跡がつきにくい上、立体構造なので口紅の付着を避けることができますよ。
②顔のサイズに合わせたマスクを選ぶ
メイク崩れを防ぐためには、顔のマスクと肌の摩擦を抑える必要があります。そのためには、顔にぴったりフィットするサイズのマスクを選ぶことが大切です。着用して動いてもずれず、顔に合ったサイズのものを選んでください。
マスクをしてもメイクが崩れないおすすめコスメとは？
スキン フォーエヴァー＆エヴァー
「スキン フォーエヴァー＆エヴァー」は、ディオールの化粧下地です。肌に薄く伸ばすことでファンデーションとしっかり馴染み、キープ力をアップさせて崩れを抑えてくれますよ。口コミ等でも高い人気を誇る化粧下地ですので、是非試してみてくださいね。
ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ
「ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ」は、エスティローダーの人気ファンデーションです。リキッドタイプのファンデーションなので、マスクの下に付けてもよれません。肌に吸い付くようなテクスチャなので、摩擦や蒸れ、乾燥に強いのも特徴ですよ。マスクのベースメイクにもってこいの商品です。
フェルム リップライナー
「フェルム リップライナー」は、キスミーフェルムの人気リップです。クリームのような肌触りなので唇に乗せやすく、細かいところも余す所なく塗れます。またにじみにくい性質なので、蒸れやすいマスク内でもよれません。
適切な対策や化粧品を使ってマスクにつかないメイクをしましょう！
効果的な対策やメイク方法、化粧品などを使用することで、マスクをしていても崩れにくいメイクを作ることができるでしょう。マスクをよくつける方、風邪などをひいてしまった時などは、今回紹介した項目を参考にして崩れないメイクを仕上げてくださいね。
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