ベビーパウダーは乾燥肌さんが顔に使っても良い理由とは?
①赤ちゃんの敏感肌にも使える
ベビーパウダーは、もともと赤ちゃんの敏感な肌にも使えるパウダーです。赤ちゃんの肌はデリケートで、少しの刺激でも肌荒れを起こす可能性があります。赤ちゃん肌にいいパウダーは、大人のデリケート肌にもいいとも言えます。
②乾燥を防ぐ
ベビーパウダーは、皮膚の水分を調整して乾燥を防ぐ効果があります。赤ちゃんの肌が、あせもやただれという肌荒れを起こさないように使用されるパウダーで、蒸れや乾燥を無くすことから、大人の乾燥対策としても効果があります。
③肌に優しい成分
ベビーパウダーの主成分は、タルクとコーンスターチです。タルクはファンデーションなどのコスメによく含まれる成分で、肌の水分バランスを維持し、肌表面を滑らかにして外部からの刺激から守る効果もあるとされています。
コーンスターチはトウモロコシのデンプンからできていて、料理にも使われる成分ですが、粒子が細かく、肌に塗布すると余分な皮脂や水分を吸着する効果があります。また、抗菌・消炎・鎮静などの作用も期待できます。つまり、肌に優しい成分でできているベビーパウダーを使うと、乾燥対策になるということです。
ベビーパウダーを乾燥肌さんが使う効果とは?
①肌のベタつきを防止
ベビーパウダーは、肌のベタつきを防止する効果があります。肌が乾燥すると水分と油分のバランスが崩れ、皮脂の分泌が多くなることがあります。ベビーパウダーは細かい粒子で皮脂を吸着して、顔のテカリやメイク崩れを防げるため、化粧直しの回数が減ります。
②刺激から保護する
ベビーパウダーは、肌を刺激から保護する効果もあります。外部の刺激から肌を守る作用も期待できる成分が含まれているため、花粉やホコリなどの刺激から肌を保護できます。また、肌を滑らかにして、摩擦を軽減する働きも期待できます。
③肌が柔らかくなる
ベビーパウダーには、肌が柔らかくなる効果もあります。ベビーパウダーに含まれるコーンスターチは、皮膚軟化作用があります。硬くなった皮膚を柔らかくして、滑らかな状態を保てます。また、タルクは水分バランスを保つ効果があるため、乾燥対策としても水分を保持しながら柔らかい肌をキープできます。
ベビーパウダーを乾燥肌さんが使う時の注意点とは?
①保湿をしっかりする
ベビーパウダーには皮脂を吸着する効果があるため、保湿をしっかりしてから使いましょう。保湿が十分でない場合、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまい、乾燥する可能性があります。しっかりと乾燥対策の保湿をしてから使用するようにしましょう。
乾燥対策の保湿には、乳液を使ってしっかり保湿するのが効果的です。下記の記事では、乾燥肌におすすめの乳液を、しっとり編・低刺激編・さらさら編などに分けて紹介しています。プチプラで優秀な乳液選びの参考にしましょう。
②つけすぎない
乾燥肌にいいベビーパウダーでも、つけすぎは良くありません。顔につけすぎると、細かい粒子が毛穴に入り込んで詰ってしまい、肌荒れの原因になる可能性があります。ベビーパウダーの量は、つけすぎないように注意しましょう。
③肌荒れ部分につけない
ベビーパウダーは、肌荒れしている部分にはつけないようにしましょう。ニキビ・あせも・赤みなどの肌荒れがある部分は、皮脂が詰まってできることが多く、その上にベビーパウダーをのせるとより悪化させることがあります。肌荒れ部分には、病院の処方薬や専用の薬を使いましょう。
乾燥肌にいいベビーパウダーのおすすめのタイプやつけ方とは?
①大量使いはパウダータイプ
ベビーパウダーを日常的に使う場合は、パウダータイプがおすすめです。メイクやスキンケアなど、家で大量に使用する人や値段を抑えたい人は、大きな容器にたくさん入っているパウダータイプを使用するのがおすすめです。
しっかりとつけたい場合は、パフを使ってつけるのがおすすめです。そのまま顔につけるのではなく、パフを半分に折ってベビーパウダーを馴染ませるか、フタに余分なパウダーを落としてから使います。パフは肌を押さえるようにして、ゆっくりとのせていきましょう。
ナチュラルにつけたい場合は、ブラシを使ってつけましょう。ブラシの先にベビーパウダーをつけたら、手の甲やフタに余分なパウダーを落として、顔の中心から外側に向かってつけていきます。つけ終わったら、ブラシについたパウダーを落として、顔の余分なパウダーを取るとナチュラルな仕上がりになります。
②化粧直しには固形タイプ
化粧直しには、固形タイプのベビーパウダーがおすすめです。固形タイプはコンパクトに入ったものが多く、持ち運びに便利です。パウダータイプと違い粉末が飛び散らないことや、つけ方が簡単なことがおすすめの理由です。パフに少しずつ取り、ポンポンせずに押さえるようにして化粧直ししましょう。
③敏感肌にはシェーカータイプ
シェーカータイプは、敏感肌におすすめです。使う分だけ容器の小さな穴から出すため、パフを使わずに手で塗れます。パフやブラシが苦手な人や、敏感肌の人には、摩擦を軽減し肌荒れを防ぐ肌にいいつけ方ができます。
スキンケア編|乾燥肌にいいベビーパウダーの使い方
①洗顔
ベビーパウダーは洗顔に使うと、毛穴の黒ずみがキレイになります。ベビーパウダーは細かい粒子で出来ているため、毛穴に入り込んで皮脂汚れを吸着し、取り除く効果があります。皮脂汚れが気になる場合には、ベビーパウダーを洗顔料に混ぜて使ってみましょう。
- 1洗顔料を手に取る
- 21にベビーパウダーをティースプーン1杯くらい混ぜる
- 32をしっかり泡立てる
- 4顔にのせ、優しくマッサージするように洗顔する
- 5ぬるま湯で洗い流す
洗顔方法
②パック
洗い流すタイプのパックに、ベビーパウダーを入れるのも乾燥肌にいい使い方です。ベビーパウダーの細かい粒子が、洗い流す時に毛穴汚れをキレイに落としやすくなります。また、ヨーグルトや牛乳などと混ぜた手作りパックは、保湿効果があり肌が乾燥するのを防げます。
- ベビーパウダー:大さじ3
- 牛乳:100ml
牛乳パックの材料
- 1牛乳パックの材料を混ぜる
- 21を顔に塗布して、10分放置
- 3ぬるま湯で流す
牛乳パックのやり方
- ベビーパウダー:小さじ2
- プレーンヨーグルト:大さじ1
- ハチミツ:大さじ1
ヨーグルトパックの材料
- 1ヨーグルトパックの材料を混ぜる
- 21を顔に塗布して、10分放置
- 3ぬるま湯で洗い流す
ヨーグルトパックのやり方
③ナイトパウダー
ベビーパウダーは夜のスキンケアの後に、ナイトパウダーとして使う方法もあります。乾燥対策でしっかりと保湿した肌はベタついてしまうことがあるため、スキンケア後にベビーパウダーを使うと、ベタつきを抑えてサラッとした肌になります。
メイク編|乾燥肌にいいベビーパウダーの使い方
①ファンデーション代わり
ベビーパウダーはファンデーション代わりの使い方ができます。すっぴん風メイクをしたい時には、化粧水や日焼け止めなどの後にベビーパウダーを塗ると、顔のトーンが明るくなり、透明感のある自然な肌に仕上がります。
乾燥対策には、乾燥肌向けのパウダーファンデーションを利用するのもおすすめです。化粧崩れを防ぎ、保湿効果のあるパウダーファンデーションは、デパコス・プチプラ・美容成分配合などに分類して、下記の記事で紹介していますので参考にしてください。
②フェイスパウダー代わり
仕上げ用のフェイスパウダー代わりに、ベビーパウダーを使用する方法もあります。ベースメイクの最後に塗ると、テカリや皮脂崩れが予防でき、サラッとした肌をキープします。一度にたくさん付けずに、顔の凹凸に沿ってパフを軽く抑えるようにして使いましょう。
③ハイライト代わり
ベビーパウダーは、ハイライト代わりの使い方もできます。ノーズシャドウのメイク後に、鼻筋にベビーパウダーをのせると、ハイライトを入れたような仕上がりになります。鼻の頭のテカリも抑えられて、化粧直しがなくなりスラッとした鼻筋が保てます。
④マスカラ下地代わり
マスカラの下地代わりに、ベビーオイルを使用するのもおすすめです。乾燥する季節はまつ毛が抜けやすく、マスカラをしてもボリュームがなくなってしまいます。ベビーオイルを下地代わりにすると、少なくなったまつ毛のボリュームアップができます。
- 1ビューラーでまつ毛を上げる
- 2マスカラを塗る
- 3綿棒でベビーパウダーを取り、まつ毛の上にのせる
- 4もう一度、マスカラを塗る
塗り方
⑤アイラインのにじみ防止
ベビーパウダーは、アイラインのにじみ防止にもなります。アイラインの引く前にのせると、ベタつきが抑えられるので、ラインがにじむのを防げます。メイクが肌に密着して長持ちするので、化粧直しの手間もなくなります。
⑥リップの持ちを良くする
ベビーパウダーは、リップの持ちを良くする使い方もできます。リップを塗った後に、ベビーパウダーを上から少量重ねます。メイク持ちが良くなり、リップがカップにつくのを防げて、化粧直しの手間がなくなります。また、質感をマットしたい時におすすめの使い方です。
⑦アイシャドウのヨレ防止
アイシャドウのヨレ防止にも、ベビーパウダーが使えます。クリームアイシャドウはヨレやすく、特に二重幅に溜まりやすくなります。アイシャドウにベビーパウダーを重ねる使い方をすると、ヨレを防止できて化粧直しの回数も減ります。
乾燥肌にいいベビーパウダーを活用しよう
ベビーパウダーは十分な保湿をすることで、乾燥対策になり肌荒れなどを防げます。また、メイクに使用すると化粧直しの手間をなくすこともできますが、毛穴に汚れが残らないようにしっかりと洗い流すようにして、乾燥肌にいい使い方をしましょう。
顔が極度に乾燥するには原因があります。今までのスキンケアでは乾燥が止まらないという場合は、ケア方法が間違っているのかもしれません。下記の記事では、極度に乾燥する原因や乾燥ケア、乾燥対策のアイテムなどを紹介していますのであわせてご覧ください。
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