赤ちゃんの服装の種類は?
赤ちゃんの服装の種類①肌着
ベビー服の種類1つ目は、肌着です。肌着の中でも4種類あります。「短肌着」「長肌着」「コンビ肌着」「ボディ肌着」です。これら4種類の肌着は赤ちゃんの成長度合いによって使い分けるようにしましょう。もっとも使用頻度の高いのはコンビ肌着・ボディ肌着です。それぞれの特徴と使用時期を紹介します。
肌着の特徴と使用時期
肌着の名前 | 肌着の特徴 | 使用時期 |
短肌着 | 丈が短い | 新生児〜足をたくさん動かすようになるまで |
長肌着 | 丈が長い | 新生児〜生後一ヶ月頃まで |
コンビ肌着 | ズボン・ワンピースをボタンで切り替えられる | 生後1ヶ月頃〜生後半年頃まで |
ボディ肌着 | 股下をボタンで留めるのでお腹が出ない | 生後1ヶ月〜歩くようになるまで |
赤ちゃんの服装の種類②結婚式の服にも使えるカバーオール
ベビー服の種類2つ目は、カバーオールです。肌着の上に着る服です。カバーオールは、コンビ肌着のようにドレス・パンツを切り替えられる種類やボディ肌着のように股下をボタンで止められるものなど種類やデザインも豊富です。肌着同様に赤ちゃんの成長に合わせてデザインを選ぶようにしましょう。
新生児頃のおむつ替えの回数が多い時期は、ワンピースのように着せられるタイプを選ぶのがおすすめです。「2WAYオール」と表記されることもあります。足を動かすようになったらお腹が出ないようにボタンで留めてズボンとして使いましょう。おしゃれなデザインであれば結婚式にも使えます。
赤ちゃんの服装の種類③セパレート
ベビー服の種類3つ目は、セパレートです。上下分かれている服のことを指します。お腹が出やすいので、中にボディ肌着を着ておくのがおすすめです。はいはいが活発になったり、歩き始めたら動きやすいセパレートの服を着せます。
トップスは首回りがゆったりしているもので、肩にボタンが付いているものだと着脱しやすいです。ボトムスはお腹周りを締め付けないものを選ぶのがおすすめです。ストレッチ性のあるものだと赤ちゃんの活発な動きを阻害しません。
赤ちゃんの服装の着せ方は?
ベビー服の着せ方①前開きの服の着せ方
ベビー服の着せ方1つ目は、前開きの服の着せ方です。前開きの服は、まだ首の座っていない新生児〜おすわりができるようになるまで活躍してくれます。肌着・カバーオールのそれぞれで着せ方は変わらないので覚えておきましょう。
- 1服のボタンや紐をすべて外します。
- 2服の前を開いて布団の上など柔らかい場所に置きます。
- 3赤ちゃんを服の上に仰向けで寝かせます。
- 4まず袖を通します。引っ張らないように優しく腕を入れましょう。
- 5前のボタンもしくは紐をすべて止めます。
前開きの服の着せ方
ベビー服の着せ方②頭から被る服の着せ方
ベビー服の着せ方2つ目は、頭から被る服の着せ方です。頭から被る服は、首が座っていておすわりもできるようになったらとても着せやすい服です。おすわりができなくても、親の膝に乗せてしっかり背中を支えてあげることができるなら着せることができます。
- 1服の首回りを大きく開き、裾をクルクルと丸めて輪にしておきます。
- 2首の穴に赤ちゃんの頭をスポンと入れます。
- 3そのまま袖を通します。
- 4寝かせて股下のボタンを止めます。
頭から被る服の着せ方
寝かせたまま着せる場合でも、裾をクルクルと丸めて輪にすれば頭に被せやすくなります。赤ちゃんは頭が大きいので、頭にかぶせる時に締め付けるようなきつい首回りの服は避けましょう。肩にボタンの付いているタイプの服を選べば着脱しやすいです。
ベビー服の着せ方③セパレートタイプの着せ方
ベビー服の着せ方3つ目は、セパレートタイプの着せ方です。上下分かれているので、歩いたりできるようになると動きやすさも増し重宝します。はいはい時期の赤ちゃんでも着せることができます。どちらも赤ちゃんの動きによってお腹が出やすいので、肌着はコンビ肌着・ボディ肌着がおすすめです。
トップスは先ほど紹介した頭から被る服の着せ方と変わりません。また、ボトムスも大人と同様です。ブルマにタイツという組み合わせの場合は、タイツがしっかりお腹を覆い隠すようなものを選ぶと冷えを防止してくれます。締め付けの少ないものを選びましょう。
【季節別】赤ちゃんの服装14選
【春】赤ちゃんの服装①新生児〜生後2ヶ月頃(お宮参り頃)まで
春の赤ちゃんの服装1つ目は、新生児から生後2ヶ月頃(お宮参り頃)までの服装です。まだ首のすわっていない赤ちゃん・体の小さな赤ちゃんには前開きのカバーオールを着せます。下には肌着を着せましょう。おむつ換えのしやすい短肌着・コンビ肌着がおすすめです。
室内では肌着とカバーオールの組み合わせで十分です。肌を爪で引っ搔きやすい赤ちゃんには柔らかい素材のミトンを履かせてあげます。外出時は締め付けの少ない靴下があるといいですね。肌寒い日はおくるみで包みます。外出用のおくるみがあるとベストです。抱っこ紐を使う場合はカバーがあると防寒になってくれます。
【春】赤ちゃんの服装②足をたくさん動かすようになったら
春の赤ちゃんの服装2つ目は、足をたくさん動かすようになった赤ちゃんの服装です。まだおすわりが安定していなかったりおむつ替えの回数が多い時期なので、やはり前開きのカバーオールが役に立ちます。ボタンで留めてズボンになるタイプを選ぶようにするとお腹が出るのを防げます。
足の動きを妨げない柔らかいものを選びましょう。下には肌着を着せます。コンビ肌着・ボディ肌着がおすすめです。外出時は着せやすいカーディガン・ジャケットがあるといいですね。帽子もあると太陽の日差しから赤ちゃんの頭を守ってくれます。抱っこ紐にのせる場合は服の着せすぎで汗を掻くので気をつけましょう。
【春】赤ちゃんの服装③ズリバイ・はいはいが始まったら
春の赤ちゃんの服装3つ目は、ズリバイ・はいはいが始まった赤ちゃんの服装です。動きやすい服装を選んであげましょう。カバーオールでもいいですが、ブラウスにブルマといったセパレートの組み合わせも可愛くておすすめです。動きが激しくなる時期なので、温度調節がしやすい服を心がけましょう。
セパレートなら、室内で汗をかいたらトップスを脱いで肌着・ボトムスで過ごさせることができて便利です。外出時はカーディガンやジャケットを羽織ります。こちらも着脱しやすいものを選ぶのがベストです。立ったり歩いたりするのであればベビーシューズを履かせてあげると足を刺激から守ってくれます。
【夏】赤ちゃんの服装④新生児〜生後2ヶ月頃(お宮参り頃)まで
夏の赤ちゃんの服装4つ目は、新生児から生後2ヶ月頃(お宮参り頃)までの服装です。汗を吸い取りやすく熱を放出しやすい服を選びましょう。暑い夏の季節はコンビ肌着1枚で過ごさせます。
綿100%の汗の吸い取りがいいものを選びます。汗をかいたらすぐに着替えができるように、この頃の肌着は多めに準備しておきます。抱っこ紐にのせる場合は、親の体温と赤ちゃんの温度が触れ合ってかなり高温になるのでお腹とお腹の間にタオルを1枚挟むのがおすすめです。
【夏】赤ちゃんの服装⑤足をたくさん動かすようになったら
夏の赤ちゃんの服装5つ目は、足をたくさん動かすようになった赤ちゃんの服装です。動きが激しくなればなるほど、汗も頻繁にかくようになります。タンクトップタイプの肌触りのいいカバーオールは動きも邪魔せず涼しげです。
首回りも特に汗をかきやすいので、締め付けが無くゆったりとした服を選んであげます。肌着同様に汗の吸い取りがいい素材を選びましょう。また、着替えも多めに準備しておくようにします。
【夏】赤ちゃんの服装⑥ズリバイ・はいはいが始まったら
夏の赤ちゃんの服装6つ目は、ズリバイ・はいはいが始まった赤ちゃんの服装です。ボディ肌着1枚もしくはカバーオール1枚で過ごします。この頃の赤ちゃんも汗の吸い取りがいい服を心がけましょう。おむつ替えがしやすいように股下をボタンで止めるタイプがおすすめです。
【夏】赤ちゃんの服装⑦たっち・あんよができるようになったら
夏の赤ちゃんの服装7つ目は、たっちやあんよができるようになった赤ちゃんの服装です。セパレートタイプだと動きを邪魔しないので外遊びの時ものびのび遊べます。室内では肌着1枚で過ごさせてもいいですね。外出時のセパレート服は温度調節がしやすいものを選びましょう。
【秋】赤ちゃんの服装⑧新生児〜生後2ヶ月頃(お宮参り頃)まで
秋の赤ちゃんの服装8つ目は、新生児から生後2ヶ月頃(お宮参り頃)までの服装です。長袖のカバーオールを選びます。裏起毛やもこもことした素材は赤ちゃんが熱を発散できないので暖かい室内では避けましょう。中には肌着を1枚着せます。外出時はブランケットやおくるみ・抱っこ紐カバーで風を防ぎましょう。
【秋】赤ちゃんの服装⑨足をたくさん動かすようになったら
秋の赤ちゃんの服装9つ目は、足をたくさん動かすようになった赤ちゃんの服装です。前開きのカバーオールは着脱もしやすくておすすめです。セパレート風のデザインならおしゃれでお出かけにも重宝しますね。中にはコンビ肌着・ボディ肌着を着せます。
【秋】赤ちゃんの服装⑩ズリバイ・はいはいが始まったら
秋の赤ちゃんの服装10個目は、ズリバイ・はいはいが始まった赤ちゃんの服装です。セパレートの服を着せても可愛くておすすめです。お腹が見えないようにサスペンダー付きのものを選ぶと冷えを防止できます。中にはボディ肌着を着せます。長ズボン・タイツではいはいした時の膝を守ることができます。
【冬】赤ちゃんの服⑪新生児〜生後2ヶ月頃(お宮参り頃)まで
冬の赤ちゃんの服11個目は、新生児から生後2ヶ月頃(お宮参り頃)までの服装です。外は寒くても部屋の中は暖かいので着せすぎに注意します。短肌着もしくは長肌着にカバーオールを合わせます。ドレスになる2WAYオールならおむつ替えも楽です。外出時は日差しの暖かい日を選んでしっかり防寒します。
【冬】赤ちゃんの服装⑫足をたくさん動かすようになったら
冬の赤ちゃんの服装12個目は、足をたくさん動かすようになった赤ちゃんの服装です。足の動きを邪魔しないカバーオールを選んであげましょう。2WAYオールのボタンをズボンのように止めて着せてもいいですね。室内は暖かいので、中には肌着を1枚着せます。
【冬】赤ちゃんの服装⑬ズリバイ・はいはいが始まったら
冬の赤ちゃんの服装13個目は、ズリバイ・はいはいが始まった赤ちゃんの服装です。長袖長ズボンのカバーオールを着せてあげると動きやすくておすすめです。暖かい室内では肌着を1枚中に着せます。カーディガンは汗をかきやすくなるので、何か羽織らせるなら薄手のベスト程度にします。
【冬】赤ちゃんの服装⑭寒い季節に使える外出時のアウター
冬の赤ちゃんの服装14個目は、外出時のアウターについてです。寒い冬の外出時はしっかり防寒させましょう。屋内と屋外の温度差も激しいので、ファスナー付きの着脱しやすいものがおすすめです。画像のようなジャンプスーツならベビーカー・抱っこ紐どちらでも使いやすい防寒着として活躍してくれます。
まだ立ったり歩いたりしない赤ちゃんなら、足先まですっぽり隠れるジャンプスーツを選ぶと暖かくておすすめです。頭は帽子を被って外気にさらさないようにしてあげましょう。おでこやほっぺに刺激の少ない肌触りのいいボアなどの素材で防寒アイテムを選びましょう。
【行事別】赤ちゃんの服装は?
【行事別】赤ちゃんの服装①お宮参りの服装
行事別の赤ちゃんの服装1つ目は、お宮参りの服装です。お宮参りの時にはベビードレスを着せます。セレモニードレスともいいます。退院時に着せた方はそのまま使うことができます。夏の暑い時期のお宮参りであればベビードレスではなく白っぽいカバーオール1枚でも構いません。
【行事別】赤ちゃんの服装②結婚式の服装
行事別の赤ちゃんの服装2つ目は、結婚式の服装です。おめかし用のデザインで作られたカバーオールを使用すれば結婚式にもぴったりの服装になります。赤ちゃんの結婚式の服装にマナーは特にないので、親の服装に合わせた綺麗な色合いの物を選ぶといいですね。
女の子であれば、少しフォーマルなデザインのワンピースが結婚式におすすめです。ちょっとしたお出かけ・お食事にも使えるデザインを選べば結婚式で着た後も使うことができます。チェックのふんわりとしたワンピースやチュール付きのワンピースなど、結婚式の華やかな場所に合う可愛らしいデザインを選びましょう。
赤ちゃんに季節ごとにぴったりの服装を着せてあげよう
赤ちゃんの服装を春夏秋冬の季節ごとに紹介しました。温度調節が苦手で汗をかきやすい赤ちゃんは、服を着せすぎないことと汗の吸い取りが良い素材を選んであげることがポイントです。赤ちゃんの過ごしやすい服装を心がけて、可愛いベビー服でいっぱいおしゃれさせてあげてくださいね。
可愛いベビー服はついついたくさん買ってしまいがちですよね。サイズの変動も激しく収納に困っている方も多いのではないでしょうか。可愛いベビー服の収納アイデアをこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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