無添加化粧品とは?
特定の成分が使われていないことを意味する「無添加」
まず1つ目に無添加化粧品の定義についてをご説明させていただきます。実は“無添加”には明確なルールはなく、メーカーやブランドによって“無添加”を謳う際の定義は異なってまいります。みなさんは無添加化粧品と聞くとどういったイメージを持ちますか?
無添加化粧品を販売するどこのブランドでも“肌に優しい”や“低刺激”といったイメージを消費者に伝えるために“無添加”の言葉を使用していることが多いのではないでしょうか。どちらのブランドでも、ある特定の成分が使われていない場合に無添加化粧品として販売していることが多いようです。
「無添加」の定義に重要な主な指定成分
2つ目にご説明させていただきたいのは“無添加”を定義づけるのに重要な指定成分についてです。肌の質や肌状態などによりますが、肌にトラブルを与えかねない103の成分の指定成分と言い、それらの指定成分が使用されている場合には表示しなくてはいけないという決まりがあります。
その指定成分が使われていない化粧品を無添加化粧品とし、ラベルなどに表示しています。無添加化粧品の場合の主な指定成分には人工香料や人工着色料、石油系界面活性剤などが挙げられ、これらが使用されていない化粧品に、○○(人工香料など)無添加などと表示します。
環境にも優しい自然由来のものが多い「無添加化粧品」
3つ目は無添加化粧品の多くが環境にも優しいということについてです。無添加化粧品は作られる過程で人工的な香料や着色料、石油系界面活性剤が使われていない場合が多いです。そうするとおのずと自然由来の成分を配合し作られるので環境にも配慮された自然由来の化粧品が多くなるということに繋がります。
必ずしも配合されるすべての成分が自然由来という意味ではないですが、配合される成分全体の割合としては通常の化粧品よりも無添加化粧品の方が環境に優しいと言えるでしょう。
下記の記事ではコストコで購入できるシャンプーが紹介されています。アメリカでは無添加化粧品やオーガニック化粧品に、食品などが早くから注目されていました。ナチュラル思考な人が多いアメリカのスーパーだからこそヘアケア商品の種類も豊富にあるのがコストコの楽しいところでもあります。是非参考にしてみて下さい。
無添加化粧品の選び方は?
無添加化粧品の選び方①どういったスキンケアが必要かを見極める
無添加化粧品の選び方1つ目にお伝えしたいのは、必要なスキンケアについてを知るということです。抱える肌トラブルは人それぞれです。何百、何千とある化粧品の中からどの化粧品、スキンケアが適しているのか、悩んでいるうちに何種類も何種類も購入してしまっているという方も多いのではないでしょうか。
手当たり次第に化粧品を試す前に、まずは自身が必要としている用途の化粧品やスキンケア方法を知りましょう。乾燥が気になる方、てかりが気になる方など様々です。強い香りが苦手な方や、アルコール負けをしてしまうといった方には無添加化粧品はぴったりですね。
無添加化粧品の選び方②自然由来のコスメで肌本来の働きを引き出す
無添加化粧品の選び方2つ目では自然由来のコスメについてご紹介させていただきます。ボタニカルと言う言葉を耳にしたことはありますか?自然由来という意味なのですが、近頃コスメやヘアケア商品などに取り入れられることが多く、人気も高いです。
無添加化粧品には自然由来のものも多く、自然の力で肌本来の働きを引き出してくれる効果が期待されます。一度お試しください。肌に負担をかける成分などを排除した無添加化粧品や、自然由来の化粧品は肌に効果がでるまでには時間がかかるので、ゆっくりと時間をかけケアをしてみて下さい。
無添加化粧品の選び方③安いプチプラコスメでも無添加化粧品がある
3つ目はプチプラの無添加化粧品についてです。無添加化粧品というと少し値段が高いというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。数多くある無添加化粧品の中にはいわゆる、プチプラのものもあります。ドラッグストアで簡単に購入いただけるコスメ、1000円台で購入出来るコスメなど様々あります。
話題の無添加化粧品を使ってみたいけれど、いきなり高い化粧品を買う勇気はないという方は、プチプラの無添加化粧品から試してみるのも良いでしょう。無添加化粧品ならではの使い心地が合うようであれば、そこから幅を広げてみるのも良いですね。
無添加化粧品の選び方④気になるブランドのトライアルセットでスキンケア
4つ目は無添加化粧品のトライアルセットについてです。自身で調べ、新しいコスメを購入してもなかなか効果が期待できなかったり、肌に合わず最後まで使うことが出来なかったといったような経験はございませんでしょうか。
すべてのブランドで行っているわけではありませんが、中にはトライアルセットが無料で試せたり、数日分のコスメが安くで試せるセットなども販売されています。自身に合うコスメを長く使うためにも、気になるブランドがあればトライアルセットなどがないか確認してみましょう。
無添加化粧品の選び方⑤口コミサイトなどで利用者の声を確認してみる
無添加化粧品の選び方5つ目では口コミサイトやコスメランキングサイトなどの利用についてをご紹介します。今はインターネットなどで利用者の声などが簡単に確認できる時代です。
同じような肌の悩みを抱える人の声や、購入を考えているコスメを実際に利用している人の声などを見ればコスメの知識なども広がります。是非、ランキングや口コミサイトも有効に活用してみましょう。
無添加化粧品おすすめ人気ランキングTOP5
無添加化粧品おすすめ人気ランキング|第5位・ニールズヤード
無添加化粧品おすすめ人気ランキング第5位はニールズヤードです。ニールズヤードはイギリス、ロンドン発祥のコスメブランドです。無香料、無鉱物油で作られたミネラルファンデーションが定番で人気を集めており、日本でも購入いただける店舗は多くあります。
ニールズヤードはアロマやハーブにも力を注いでおり、持ち運びができるサイズの小さなアロマも好評です。直接肌に塗っていただくことが出来き香りを楽しんでいただけます。
無添加化粧品おすすめ人気ランキング|第4位・HANAオーガニック
無添加化粧品おすすめ人気ランキング第4位はHANAオーガニックです。乾燥が気になる方に人気があり、特にムーンナイトミルクという美容液が人気のようです。使用感はしっとりとしたものが多いようです。
乾燥の気になる冬にはぴったりです。HANAオーガニックでは1週間分のトライアルセットなども用意されております。気になる方は是非お試しください。
無添加化粧品おすすめ人気ランキング|第3位・アルージュ
無添加化粧品おすすめ人気ランキング第3位はアルージュです。低刺激の敏感肌用コスメとして全薬工業から販売されています。肌なじみの良い天然セラミド配合で長時間肌の保湿を保ってくれます。ずっと使っていると利用量が少なくても満足感が得られるなどの声もあります。
無添加化粧品おすすめ人気ランキング|第2位・ファンケル
無添加化粧品おすすめ人気ランキング第2位はファンケルです。ファンケルは自ら綺麗になる肌の力を引き出すことに着目し無添加化粧品の開発をしています。ショッピングモールなどにもよく入っており目にする機会も多いためご存知の方も多いのではないでしょうか。コスメのランキングサイトでは常に上位に名前が上がります。
ファンケルの化粧品には防腐剤や香料などは一切使われておりません。そのため商品の1つ1つに製造年月日が記載されており、使い切るおおよその期間も決まっています。
無添加化粧品おすすめ人気ランキング|第1位・エトヴォス
無添加化粧品おすすめ人気ランキング第1はエトヴォスです。エトヴォスの商品は肌の基礎力を高めるスキンケアとストレスフリーなメイクに着目し開発されています。肌が持つ本来の力を引き出す自然由来の力でキレイを呼び覚ましてくれます。赤ちゃんの肌にも使っていただける商品の開発もされているエトヴォス。
乾燥が気になる方、敏感肌でお困りの方におすすめです。肌の悩みに合わせた、2週間分のトライアルセットも販売されております。興味のある方は是非お試し下さい。
無添加化粧品を使う際の注意点は?
無添加化粧品を使う際の注意点①何が無添加なのか商品表示を比較!
無添加化粧品を使う際の注意点として1つ目にお伝えしたいのは、無添加化粧品という表記があるからと言って指定成分が何も配合されていないという意味ではないということです。例えば“人工香料・防腐剤無添加”といった表記がある商品の場合はあくまでも人口香料と防腐剤が配合されていないという意味になります。
“無添加”として表記されていない成分は配合されているのです。求めるスキンケアでは何が配合されていない化粧品を必要としているのか、見極める必要があります。
無添加化粧品を使う際の注意点②無添加が必ずしも肌に優しいとは限らない!
無添加化粧品を使う際の注意点として2つ目にお伝えしたいのは、必ずしも無添加化粧品が自身の肌に良く、効果を発揮してくれるわけではないということです。無添加化粧品の方が比較的低刺激なものが多いものの、科学的に合成された化粧品でのスキンケアの方が効果が出るのが早い場合や、肌質に合っている場合もあるのです。
また、石油系界面活性剤を配合させることでつけ心地がよくなったり、刺激が少ない程度の防腐剤を配合することで長期間保管することが可能となったりと、無添加でないことが悪いものではないということも知っておいて下さい。
無添加化粧品を使う際の注意点③防腐剤を使っていても「無添加」の表示が!
無添加化粧品を使う際の注意点として3つ目にお伝えしたいのは、化粧品に防腐剤や合成界面活性剤、少量のアルコールが含まれていても無添加化粧品と表示をし販売することが出来るということです。指定成分には防腐剤や合成界面活性剤は含まれておりません。
そのため、その他の人口着色料や香料が配合されていないだけで“無添加”を強調したラベルの表記をすることが出来ます。アルコールフリーや合成界面活性剤不使用の化粧品のご購入ご希望であれば、無添加の表示だけにとらわれず商品ラベルなどを確認してみて下さい。
無添加化粧品を使う際の注意点④無添加では物足りなさを感じることもある!
無添加化粧品を使う際の注意点として4つ目にお伝えしたいのは、必ずしも化学成分が含まれた化粧品が肌に悪影響を及ぼすわけではないということです。防腐剤や安定剤には化粧水を劣化しにくくする役割がありますし、アルコールには肌を殺菌したり引きしめたりといった効果があります。
その他、使用時のしっとり感やさっぱり感の調整、のびの良さなどを出すためにも化学成分が多く使われます。無添加化粧品を使っていても肌に合わずにアレルギーが出てしまう場合もありますので、無添加ということだけにとらわれずに自身の肌に合うものを見つけましょう。
下記の記事では韓国で人気のスキンケアコスメが紹介されています。韓国のコスメには無添加化粧品も多く、敏感肌の方にもおすすめです。クレンジング、美容液、パックなどジャンルを分けて紹介されており見やすくなっております。是非ご参考になさって下さい。
自分で作る手作り無添加化粧品の作り方は?
手作り無添加化粧品の作り方①ボトルの消毒の重要性
手作り無添加化粧品の作り方1つ目ではご利用いただくボトルについてご説明いたします。手作りの化粧水や安いので肌に合えば長く続けていただけます。ご用意いただくのは化粧水入れるボトル、精製水、尿素、グリセリンです。使っていただくボトルは、プラスチック製のものでもガラス製のものでも結構です。
市販のボトルは誰が触っているかも分かりませんし、手作りの化粧品は劣化しやすいため使うボトルは必ず消毒するようにして下さい。煮沸消毒をされたい方はガラス製のボトルをご用意下さい。プラスチック製だと煮沸消毒すると溶けてしまいますのでエタノールでの消毒をお願いいたします。
手作り無添加化粧品の作り方②精製水
手作り無添加化粧品の作り方2つ目では一番多く使う、精製水についてをご紹介いたします。浄水された水道水やミネラルウォーターでも作れないわけではないですが、少なからず塩素やミネラルなどの不純物が含まれているため精製水を使いましょう。
精製水は塩素やphなどの不純物が取り除かれていますし、ドラッグストアなどで500mlで100円ほどで購入いただけますのでおすすめです。精製水には防腐剤などの殺菌成分は含まれませんのでご注意下さい。開封後は10日間ほどで使い切るのがいいようです。
手作り無添加化粧品の作り方③尿素
手作り無添加化粧品の作り方3つ目では材料の1つである尿素についてご説明いたします。尿素には角質を取り除いて柔らかくしてくれる働きや保湿をする役割があります。肌のターンオーバーの働きを促してくれるため、尿素入りの化粧水などでスキンケアをしていると肌がワントーン明るくなると言われます。
角質は肌に適度になくてはならないものであり、角質を落としすぎると余計に乾燥することに繋がりかねません。尿素の入れすぎにはご注意下さい。尿素はドラッグストアなどで見当たらない場合は、お店の方に確認してみて下さい。数日以内に取り寄せていただけるはずです。
手作り無添加化粧品の作り方④グリセリン
手作り無添加化粧品の作り方4つ目ではグリセリンについてをご紹介いたします。グリセリンには肌を柔らかくし、吸水しやすくする働きがあります。グリセリンは一般のドラッグストアなどでも購入いただけますが、石油化学原料を利用して作られた合成グリセリンも多くあります。
無添加にこだわるのであれば植物油を分解して作られたグリセリンを使うようにしてください。一応分量は決まっていますが、しっとりとした使い心地が好みの方はグリセリンの量を少し増やしていただいても結構です。
- 1ボトルを消毒液を使って清潔に
- 2精製水・・・100ml
- 3尿素・・・小さじ2分の1
- 4グリセリン・・・小さじ1 を順に混ぜるだけ
手作り無添加化粧品の作り方
何を試しても肌の調子が良くないなら無添加化粧品を試してみよう!
いかがでしたでしょうか。近頃よく耳にする機会も増えた“無添加”や“ボタニカル”、“オーガニック”などの言葉。少しでも気になっていた方の参考になっていれば嬉しく思います。無添加化粧品を扱うブランドや化粧品の種類は多いため、商品のラベルや無添加の内容をきちんと吟味して下さい。
どんな化粧品を試してもなかなか肌の調子が整わない方は、今使っている化粧品のどの成分が合っていないのかを知るところから始めてみましょう。アルコール負けをしてしまう方や香料が苦手な方などにはぴったりと言えるのが無添加化粧品です。記事を参考に自身の肌に合う無添加化粧品に出会ってください。
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