オケージョンとは?
オケージョンとはTPOのOに当たる英語「Occasion」
オケージョンとは、「Occasion」という英語です。直訳すると「特別なことが起こった場面」という意味になります。有名な和製英語として、時間・場所・場合を表す「TPO」という言葉がありますが、その「O」に当たる言葉です。
オケージョンは「その場にふさわしい服装」という意味
オケージョンという言葉は、主にファッションの分野で使われることが多く、その場合には「その場にふさわしい服装」という意味となります。オケージョンという英語自体は、プライベートを含めた様々なシーンを指しますが、実際には、ドレスやスーツなどきちんとした席で対応出来る服装を指す事がほとんどです。
オケージョンの使い方は?
オケージョンの使い方①オケージョンスタイル
オケージョンの使い方一つ目は、オケージョンスタイルです。オケージョンという言葉をよく目にするのは、ファッション雑誌である事が多いですよね。オケージョンスタイルとは、結婚式やパーティーなど、きちんとした席でも対応出来るフォーマルな服装という意味となります。
後半でオケージョンにぴったりのアイテムもご紹介しますが、主にきれいめなワンピースドレスや、オールインワン、パーティーバッグの説明として「オケージョンにもぴったり」と記載されている事が多いです。
オケージョンの使い方②オケージョンシーン
オケージョンの使い方二つ目は、オケージョンシーンです。オケージョンスタイルが服装の事を表すのに対して、オケージョンシーンとは「かしこまった席」という場合を意味するものです。
シーンも英語で「場面」を表す言葉なので、オケージョンとは同義語に当たるのですが、和製英語をより分かりやすくするために、二つの単語をかけあわせています。
オケージョンの使い方③オケージョンアイテム
オケージョンの使い方三つ目は、オケージョンアイテムです。オケージョンアイテムとは、冠婚葬祭などにも対応出来る服やファッション小物の事を表します。また、ファッション雑誌などでは、もっと軽いホームパーティーなどに向いている服を指す事もあります。
日常使いではなく、特別な日のおめかし服としてオケージョンという言葉を用いる場合もありますので、購入を考えている場合はどういった場面を指すのかしっかり確認する必要があるでしょう。
ソーシャルオケージョンの意味は?
ソーシャルオケージョンとは「社会的な場面」という意味の英語
ソーシャルオケージョンとは「社会的な場面」という意味の英語です。社会的な場面とは、社会で生活していく上での特別な行事の事を表します。例えば結婚式やお葬式に呼ばれたときなどに、「ソーシャルオケージョン」という言葉を使います。
ソーシャルオケージョンは最もフォーマルな服装
冠婚葬祭を指すソーシャルオケージョンでは、最もフォーマルな服装が必要になります。結婚式では肌を出し過ぎない・白のドレスは選ばないといったマナーがあったり、お葬式でも二重のネックレスは付けないなど、様々な礼節があります。そういった暗黙のルールを守った服装がソーシャルオケージョンです。
お呼ばれされた日には、服だけでなくメイクにも気を使いたいですよね。以下の記事ではゲスト向けのパーティメイクをご紹介していますので、参考にして下さいね。
オフィシャルオケージョンの意味は?
オフィシャルオケージョンとは「公的な場面」という意味の英語
オフィシャルオケージョンとは「公的な場面」という意味の英語です。誰でも、社会での立場というものがあります。例えば学生であれば学生としての立場、社会人であれば会社に属していたりしますよね。オフィシャルオケージョンとは、その立場上での服装の事を指します。
オフィシャルオケージョンは学校や仕事上で決められた制服
オフィシャルオケージョンとは、学校であれば制服、社会人であればスーツなど、その場面で決められた服装を差します。工場などに勤務している方にとっては作業着がオフィシャルオケージョンになりますし、レストランのウエイトレスであればウエイトレスの制服がそれにあたります。
プライベートオケージョンの意味は?
プライベートオケージョンとは「私的な場面」という意味の英語
プライベートオケージョンとは「私的な場面」という意味の英語です。これは、社会的・公的な制約から一切解放された自由な場面の事を表します。家でのんびりテレビを見ている時間や、休日にアウトドアを楽しむのもプライベートオケージョンとなります。
プライベートオケージョンとは自由な服装
プライベートオケージョンはその名の通りプライベートですので、自分の好きな服装になります。リラックスしたいのであれば一般に「部屋着」と呼ばれるものであったり、おでかけであれば好みの服を自由に着ると思いますが、それがすべてプライベートオケージョンになります。
オケージョンシーンに使えるアイテム12選
オケージョンシーンに使えるアイテム①黒のワンピースドレス
オケージョンシーンに使えるアイテム1つ目は、黒のワンピースドレスです。シンプルな黒のワンピースドレスは、フォーマル用として1つは持っておきましょう。結婚式であれば、小物や靴でカラーアイテムをプラスして華やかにするのがおすすめです。ジャケットを羽織って、お葬式用として着る事も出来ます。
スカート部分は、フレアシルエットであれば女性らしく華やかに。タイトなストレートタイプであれば、大人っぽく落ち着いた印象になります。尚、あまり広がりすぎているものやロング丈のものはお葬式用としては向きません。ストンとしたシルエットのワンピースドレスなら、どんな場面にも対応出来て便利ですよ。
以下の記事では、パーティードレスを買える人気のブランドをご紹介しています。その他にも、よりフォーマルなオケージョンシーンに対応出来るものもご紹介していますので、参考にして下さいね。
オケージョンシーンに使えるアイテム②セットアップ
オケージョンシーンに使えるアイテム2つ目は、セットアップです。ジャケットのセットアップは、結婚式だけでなく子供の入学式などにも着る事が出来ます。おすすめは、襟の付いていないノーカラータイプのものです。年齢を問わず、よりきちんとした印象を与える事が出来ます。
セットアップの利点は、上下別々にも使う事が出来る事です。ジャケットを①のような黒ワンピースドレスに羽織ってもいいですし、オフィスカジュアルや、デイリーに使う事も出来ます。シンプルな黒無地が最も万能ですが、画像のようなツイード素材でも女性らしく着る事が出来ますよ。
オケージョンシーンに使えるアイテム③カラードレス
オケージョンシーンに使えるアイテム3つ目は、カラードレスです。万能な黒のワンピースドレスの他に、華やかなカラーのワンピースドレスもあると、結婚式やお祝いパーティーに使う事が出来ます。もちろん黒でも問題はありませんが、オケージョンシーンが増えると、気分を変えたくなる事もありますよね。
色は、基本的には好みのものを選んで問題ありません。ただ、年齢に合わせたものを選ぶ方が顔映りも良く、より品のある印象を与える事が出来ます。はっきりとした原色や淡いパステルは20代向け。それ以降の年齢の方は、同じ色でもややくすみがかった色や、ワインレッドやグレージュなど、ニュアンスカラーがおすすめです。
オケージョンシーンに使えるアイテム④ボレロやストール
オケージョンシーンに使えるアイテム4つ目は、ボレロやストールです。ジャケットはお葬式やお仕事でも使えるのでとても便利ですが、パーティーの場合にはそれよりも女性らしくエレガントな羽織りものが好まれます。ドレスに合わせる軽い羽織りものがあると、季節や会場に対応したり、露出を抑える事が出来ます。
春夏用としてレースやオーガンジーのストール。秋冬用としてファーボレロなどがあると便利です。尚、最近は多少許容される傾向があるものの、ファーアイテムは殺生を連想するため結婚式では基本的にはNGです。冬場の結婚式では、袖ありのワンピースドレスや、五分袖や七分袖のジャケットボレロで対応しましょう。
オケージョンシーンに使えるアイテム⑤ヒールシューズ
オケージョンシーンに使えるアイテム5つ目は、ヒールシューズです。ヒールのある靴はきちんとした印象を与えるので、女性としてはやはり何足かは持っておくべきでしょう。オーソドックスな黒のパンプスでも、お祝い事にはエナメルなど光沢のあるもの。お葬式にはマットなものなど、マナーは厳密に決められています。
また、冠婚葬祭すべてにおいて、つま先の出るタイプの靴はNGです。足をすっぽり覆うような、シンプルなパンプスが万能に使えて便利です。黒のパンプスの次には、結婚式などのオケージョンシーンで使えるカラーパンプスや、もっと気楽なパーティーで使えるお洒落なシューズもあると、足元のお洒落も楽しめますね。
イベントごとで慣れないパンプスを急に履いて、靴ずれをしてしまう事がありますよね。せっかくのイベントをもっと楽しむために、パンプスが少しきついかなと思った時にはあらかじめ対策を取っておきましょう。以下の記事で、パンプスの伸ばし方や選び方についてご紹介しています。
オケージョンシーンに使えるアイテム⑥クラッチバッグ
オケージョンシーンに使えるアイテム6つ目は、クラッチバッグです。服装をきちんとしていても、バッグがいまいちだと良い印象を与えません。どんな席でも対応出来る、小ぶりなクラッチバッグがあるととても便利です。
どんな場面、どんな色の服装にも合わせられる、黒のクラッチバッグは1つ目としておすすめです。その他には、ベージュやグレーなども合わせやすく使い勝手のいいアイテムです。パールやビジューで綺麗にデコレーションされたものもあるので、結婚式やパーティー用に買い足すのも楽しいですね。
オケージョンシーンに使えるアイテム⑦フォーマルサブバッグ
オケージョンシーンに使えるアイテム7つ目は、フォーマルサブバッグです。クラッチバッグは基本的には見栄えを優先したアイテムなので、荷物はほとんど入りません。たからといって紙袋や適当なバッグに他の荷物を入れて持っていっては、せっかくのオケージョンスタイルも台無しです。
化粧直し用のコスメや財布を入れる、画像のようなサブバッグがあるととっても便利です。色は、やはり黒が万能に使えて便利ですが、ドレスに合わせてひとまずはベージュ系をチョイスするのもいいでしょう。サブバッグはあくまでわき役なので、サブバックだけが目立たないようにベーシックなカラーを選ぶのが◎です。
オケージョンシーンに使えるアイテム⑧パールネックレス
オケージョンシーンに使えるアイテム8つ目は、パールネックレスです。オケージョンシーンにふさわしいアクセサリーとして最も人気なのが、パールのアイテムです。一連のシンプルなネックレスであれば冠婚葬祭何でも◎なので、1つ持っておくと大変重宝します。
ネックレスを付けるだけでももちろん素敵ですが、イヤリングやブレスレットなどとセットで付けるのも華やかでおすすめです。最近はデニムスタイルなどデイリーにもパールアクセサリーを気楽に取り入れるのが流行っているので、オケージョンだけでなく普段にも使いまわせるのが嬉しいですよね。
オケージョンシーンに使えるアイテム⑨ゴールドアクセサリー
オケージョンシーンに使えるアイテム9つ目は、ゴールドアクセサリーです。シルバーのアクセサリーももちろん問題ありませんが、より華やかさをアピールしたい時に使えるのがゴールドのアクセサリーです。シンプルな黒のワンピースドレスに一点加えるだけで、見違えるほどエレガントになります。
きらきらと光沢の強いものであれば、小ぶりなサイズでも充分華やかになります。マットな質感のものであれば、大げさかなと思うほど大きなものを選んでも、意外とシックで落ち着いた印象になります。アクセサリーをゴールドにした時は、すべてのアクセサリーをゴールドで統一した方がまとまり感が生まれますよ。
オケージョンシーンに使えるアイテム⑩サッシュベルト
オケージョンシーンに使えるアイテム10個目は、サッシュベルトです。必須アイテムというものではないですが、あると意外と便利なのがサッシュベルトです。ドレスはいくつも買うものではないため、飽きてしまう事もあるかと思います。そんな時に使えるのが、画像のようなきれいめなベルトです。
ベルトでウエストマークするだけでも、着慣れたドレスをまた違った表情で楽しむ事が出来ます。飾りのついているものなら華やかさをアップさせるのにも◎ですし、ウエストを絞る事でスタイルアップ効果も得られます。ドレスを買い足すのは難しいけれど、少し印象を変えたいなという時にはベルトを買うのもおすすめですよ。
オケージョンシーンに使えるアイテム⑪スカーフ
オケージョンシーンに使えるアイテム11個目は、スカーフです。こちらは主に、個人的なパーティや、お仕事上でのお祝いの席などで活躍するアイテムです。スカーフはとても華やかな柄が多いのですが、きちんと感や女性らしさを与える事も出来るので、社会人になったら持っておきたいアイテムです。
首に巻くのも素敵ですが、抵抗がある場合はバッグに巻いたり、大判のスカーフを肩からさっと羽織るだけでもお洒落に見えます。初めての方は、スカーフとドレスの色味を合わせるとコーディネートも簡単です。また、ベーシックなカラーのドレスに差し色として華やかな色を足すのも◎です。
オケージョンシーンに使えるアイテム⑫コサージュ
オケージョンシーンに使えるアイテム12個目は、コサージュです。もっと気楽に取り入れられるプラスワンアイテムとして、コサージュがとても便利です。結婚式や入学式など、お祝い事の席にふさわしいアイテムとなります。お花のモチーフのものが圧倒的に多いのですが、リボン、レース、パール等も人気があります。
コーディネートをして、少し寂しいかなと感じた時には胸元にコサージュを付けてみましょう。大ぶりなものであればコサージュだけで十分ですが、ものによってはネックレスとの組み合わせを楽しんでも◎です。また最近では、コサージュを手作りする方も増えていますので、自分だけのアイテムを作るのもおすすめです。
オケージョンシーンにふさわしいスタイルを心がけよう
オケージョンについてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?「オケージョン」の意味はとても広いので少し難しいですが、その場にふさわしい服装という意味として覚えておくといいでしょう。オケージョンシーンに合わせた服装を心がけて、素敵な大人を目指しましょう!
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