シリコンシャンプーとは?
シャンプーの種類
子供のころは何をしてもキレイだった髪ですが、髪は年齢を重ねるにつれて水分が失われ乾燥が進みます。乾燥が進むと、キシミやツヤやハリそして毛量も減少します。今は女性の薄毛も悩みの一つとなっていますが、大人だからこそ髪のキレイにこだわりたいものですよね。
市販のドラッグストアや薬局でシャンプーを買う時には、CMなどで宣伝されている頻繁に見かける人気商品を購入していましたよね。種類も豊富で品数が多いことはもちろんですがシャンプーはその場で試すことができないため何となく有名どころを選んでしまいます。
髪の量が多く艶やハリがあると年齢も若々しく感じるため宣伝力の高い人気のシャンプーを選びがちです。そんなシャンプーにシリコンシャンプーやノンシリコンシャンプーなど違いがあることはご存知ですか?普段何気なく購入しているシャンプーに違いがあるのは驚きですよね。早速シリコンシャンプーについてお教えします。
シリコン入りシャンプーとは薬局で中心的に販売されているシャンプー
シリコンシャンプーとは市販のドラッグストアや薬局で中心的に販売されているシャンプーです。シリコンシャンプーとは言葉の通り、「シリコン」入りのシャンプーで、多くの方が愛用している商品でもあります。
シリコンとは研究開発により化学反応などを経て作られた人工物を差します。シリコンは髪の命でもあるキューティクルに付着することにより髪の毛をコーティングする役割があるので、シリコンシャンプーで洗った髪の毛は、手触りが良くなり髪からツヤを出す効果があるため数々の市販されているシャンプーに使用されています。
シリコン入りのシャンプーは、髪の毛のコーティングには効果がありツヤを引き出すことができるのですが、髪の毛本来の補修や修復を行ったり髪の毛に最も大切と言われている水分を保湿する様な効果はありません。髪の毛を根本から補修させる効果が必要な方はトリートメントの併用をおすすめします。
シリコン入りシャンプーの一覧表示
市販のシャンプーがシリコンシャンプーかノンシリコンシャンプーかをご自身でも見分けるためのコツは、シャンプーの容器に記載されている成分一覧表を見ることが重要になります。
市販されているシャンプーの容器には内容量や注意事項などと共に成分が載っています。シャンプーの容器に記載されている成分一覧に「ジメチコン」「メチコン」「シクロメチコン」など「コン」が付く成分や「シロキ」「シリカ」 などが含まれているシャンプーはシリコンシャンプーと呼ばれます。
シリコンシャンプーに含まれている「シリコン」は、化粧品などにも使用されている成分なので建築資材で使用されているシリコンや美容整形などで使用されるシリコンとは別のものなので安心して使用することができます。
シリコンシャンプーのメリット5選
シリコンシャンプーのメリット①キューティクルを守る
シリコンシャンプーのメリット1つ目は、キューティクルを守ることです。1本の髪の毛は、3層からできています。1番外側にある層をキューティクルといい真ん中の層をコルテックス、髪の毛の中心にある層をメデュラと言います。そしてシリコンは外側のキューティクルを守る効果があります。
キューティクルは、髪の毛の表面を覆っている部分なので、役割としては外部からの刺激からも毛髪内部を守ることはもちろんタンパク質や水分を失われないように働くと共に髪にツヤを与える効果があります。シリコンシャンプーはツヤとして見ることのできるキューティクルが壊れることを防ぐ役割があるのです。
オーガニックシャンプーやノンシリコンシャンプーがブームになりつつある昨今ですが、シリコンシャンプーにも良い点がたくさんあることが分かりました。こちらの記事では、いい香りが残るシャンプーのランキングTOP10を詳しく紹介しています。シャンプーを購入する際に是非参考にしてください。
シリコンシャンプーのメリット②髪の毛同士の摩擦を減らす
シリコンシャンプーのメリット2つ目は、髪の毛同士の摩擦を減らす効果があることです。シリコンには髪をコーティングする役割があるので髪の毛を洗う時に生まれる各々の髪の毛による摩擦が生まれずキシミや傷みの原因から解放されます。そのため髪の毛がツヤツヤになります。
シリコンシャンプーで洗った髪の毛は、洗う時はもちろん梳かした時、そして乾かしたときなどにも髪の毛同士が絡まり摩擦が起きることを減らすことができるため髪の潤いをキープすることができます。
シリコンシャンプーのメリット③ドライヤーの熱から髪の毛を守る
シリコンシャンプーのメリット3つ目は、ドライヤーの熱から髪の毛を守ることです。シリコンには髪の毛をコーティングする作用があるのでドライヤーやヘアアイロンの熱から髪の毛を守る役目があります。ドライヤーで髪の毛を乾かさないことは最も髪の毛を傷める原因となりますが、熱も髪の毛を傷める原因となるのです。
しかしシリコンはキューティクルに付着し、コーティングする作用があるため手触りが良くなりツヤを引き出す役割があるので外部からの熱や紫外線などから髪の毛を守ってくれます。外的要因が解消されることは髪の毛にとってもいい影響です。
シリコンシャンプーのメリット④髪の毛をしっとりとまとめる
シリコンシャンプーのメリット4つ目は、髪の毛をしっとりとまとめることです。シリコンにはキューティクルを保護し髪の毛の絡まりを和らげる効果があります。髪の毛1本1本がシリコンによりコーティングされているのでシッカリとまとまる髪の毛になります。
実は髪の毛のダメージがひどい方や髪の毛が長い方はシリコンシャンプーやシリコン入りのコンディショナーがおすすめなのです。現代ノンシリコンが良いといわれてはいますが、シリコンにより髪の毛が絡まることなくまとまることにより、ダメージから髪の毛を守る効果があります。
シリコンシャンプーのメリット⑤髪の毛に艶が生まれる
シリコンシャンプーのメリット5つ目は、髪の毛に艶が生まれることです。シリコンには髪の毛をコーティングする作用があります。そのため1本1本の髪の毛がコーティングされるため髪の毛同士による傷みを減少させます。
髪の毛は髪の毛どうしが絡まることにより傷みや切れ毛・枝毛の原因にもなります。せっかく髪の毛自体がキレイでも摩擦や絡みよって傷んでしまう場合があるのです。そんな髪の毛の傷みに対してシリコンは髪の毛をコーティングし保護するため艶が生まれます。
シリコンシャンプーのデメリット5選
シリコンシャンプーのデメリット①パーマがかかりにくい
シリコンシャンプーのデメリット1つ目は、パーマがかかりにくいことです。シリコンは髪の毛をコーティングして保護する役割があります。コーティングされている分薬液などは髪の毛に浸透しにくいです。パーマの薬液は決して髪の毛に良いのではありません。しかしパーマをかけるためには必要不可欠です。
シリコンに含まれているコーティングがバリアになってパーマ液を寄せ付けないような役割になっています。そのためシリコンシャンプーにて洗った髪の毛にはパーマがかかりにくくなってしまいますので、頻繁にパーマをマメにかける方にはシリコンシャンプーは向いていません。
シリコンシャンプーのデメリット②カラー剤が浸透しにくい
シリコンシャンプーのデメリット2つ目は、カラー剤が浸透しにくいことです。シリコンシャンプーに含まれているコーティング成分によりパーマ剤同様カラー剤も髪に浸透しにくいのです。メリットとデメリットは相反していると言えますね。
シリコンシャンプーに含まれているシリコンのコーティング効果は、熱や紫外線などから髪を守るため、見た目をキレイにしてくれますがパーマ剤やカラー剤そして必要な栄養も跳ね返してしまうデメリットもあります。
こちらにはヘアカラーを長持ちさせることのできるおすすめのシャンプーを人気ランキングにした記事が載っています。今は若い方はもちろん年配の方までほとんどの方がヘアカラーを楽しんでいます。そしてなるべくでしたらヘアカラーを長持ちさせたいですよね。是非こちらの記事を参考にしてください。
シリコンシャンプーのデメリット③毛穴が詰まりやすい
シリコンシャンプーのデメリット3つ目は、毛穴が詰まりやすくなることです。シリコンシャンプーで髪を洗うとキューティクルをシリコンがコーティングします。
シリコンシャンプーが髪の毛だけではなく頭皮にも付着することにより、毛穴にシリコンが詰まる可能性があり汚れが詰まりやすくなります。
シリコンシャンプーのデメリット④ボリュームが抑えられてしまう
シリコンシャンプーのデメリット4つ目は、髪のボリュームが抑えられてしまうことです。髪の毛が細い方や髪の毛のボリュームをアップさせたい方はシリコンシャンプーは向いていません。
シリコンシャンプーはシリコンにより髪の毛をまとまりやすくします。頭皮のべたつきの原因にもなるため皮脂量の多い方にも適してはいません。
シリコンシャンプーのデメリット⑤栄養素が浸透しづらい
シリコンシャンプーのデメリット5つ目は、栄養素が浸透しづらいことです。シリコンは髪の毛1本1本をコーティングすることにより髪の毛をまとまりやすくする作用があります。
髪の毛がコーティングされることにより紫外線や熱など外部の刺激から髪を守ってくれる反面、栄養素など髪の毛にとって良い栄養素も浸透しません。保湿成分も浸透しないため髪の毛の補修は行われません。
シリコンとノンシリコンの違いは?
人気のあるシリコン入りシャンプーの特徴
人気のあるシリコンシャンプーの特徴は、シリコンにより髪の毛のキューティクルが保護されツヤが生まれることです。シリコンによってドライヤーの熱や紫外線からも髪の毛を守ることができ髪の通りも良くなります。
悪い点としては、髪の毛を膜で覆う形になるため髪の毛の美容液や栄養素が浸透しにくくパーマやカラーもかかりにくい点や頭皮にシャンプーが付着した場合毛穴に詰まりやすいことです。
シリコンシャンプーは化学反応などを経て作られた人工物である「シリコン」が含まれているため頭皮のかぶれやニキビなどの肌トラブルが起きる可能性があります。
ドラッグストアで販売している人気ノンシリコン入りシャンプーの特徴
最近人気がある話題のノンシリコンシャンプーとは、髪の毛をコーティングする成分である「シリコン」が配合されていないシャンプーの名称です。
ノンシリコンシャンプーは、毛穴を詰まらせる成分が配合されていないことから敏感肌の方にもおすすめで、髪内部まで栄養が行き渡ることも特徴です。
しかし髪の毛をコーティングするシリコンが含まれていないため洗い上りはサッパリすると同時にきしみが気になります。そのため、髪の保湿効果があるトリートメントで仕上げることがおすすめです。
おすすめシリコンシャンプー3選
市販でランキング上位のシリコンシャンプー①モッズ・ヘアのシャンプー
市販でランキング上位入りのシリコンシャンプー1つ目は、モッズ・ヘアのシリコンシャンプーです。モッズ・ヘアは、パリでのファッションショーをきっかけにヘアメイクチームとして始まりました。日本でもモッズ・ヘアのサロンはとても人気があります。
そんなモッズ・ヘアの人気シリコンシャンプー「ホットケアシリーズ」は、スタイリング剤を含めた髪の毛の汚れをシッカリと落とし熱を味方にし髪に潤いを与えるおすすめのシリコンシャンプーです。
市販でランキング上位のシリコンシャンプー②パンテーンのシャンプー
市販でランキング上位入りのシリコンシャンプー2つ目は、パンテーンのシリコンシャンプーです。パンテーンから発売されている「エクストラダメージケアシリーズ」は切れ毛や枝毛を防ぎ毛先まで滑らかな髪になることができます。
こちらのシリコンシャンプーはカラーやパーマをする方にもおすすめで人気ランキングに入り常に上位にランクインしています。ブルーベリー・ラズベリー・洋ナシの爽やかな香りも魅力です。
市販でランキング上位のシリコンシャンプー③アジエンスのシャンプー
市販でランキング上位入りのシリコンシャンプー3つ目は、アジエンスのシリコンシャンプーです。くせやうねりそして髪の毛が硬くて太い方におすすめのシリコンシャンプーが花王から販売されている「アジエンス メグミ」のシリコンシャンプーです。
普段から髪の毛がまとまりにくい方や、うねって広がる方にはこちらのシャンプーをお使いになると髪型が落ち着きやすくなります。
おすすめシリコンコンディショナー3選
市販でおすすめのシリコンコンディショナー①パンテーンのコンディショナー
市販でおすすめのシリコンコンディショナー1つ目は、パンテーンのエクストラダメージケアトリートメントコンディショナーです。エクストラダメージケアと名前が付いているだけあって枝毛や切れ毛に悩まされとても傷んだ髪を修復するトリートメント成分が配合されているコンディショナーです。
髪の主要成分でもあるタンパク質の流出をガードし毛先までまとまったしなやかな仕上がりになります。濃密補修プロビタミン処方で髪になじませすぐに流すだけで効果は抜群です。人気も非常に高くドラッグストアや薬局のコンディショナー人気ランキングの上位に入ります。
市販でおすすめシリコンコンディショナー②いち髪のコンディショナー
市販でおすすめのシリコンコンディショナー2つ目は、いち髪のなめらかスムースケアコンディショナーです。純・和草プレミアムエキスと紫玄米ぬかエキスが配合されキューティクルを整えてくれる効果があります。
髪の毛同士が絡まり、摩擦によるダメージや補修を予防し、指どおりが滑らかな髪の毛に仕上げてくれます。ランキングで常に上位にランクインしているコンディショナーです。
市販でおすすめシリコンコンディショナー③エッセンシャルコンディショナー
市販でおすすめのシリコンコンディショナー3つ目は、エッセンシャルのしっとりツヤ髪コンディショナーです。時間が経過するとパサつきが発生してしまう髪のお悩みに潤いを与え1日中毛先までしっとりとまとまる髪になります。
荒れたキューティクルを補修し整える効果のある「オートスムーステクノロジー」を採用し、みずみずしい果実と華やかなブーケの香りが広がります。大人のツヤ髪に仕上がります。
おすすめのシリコンシャンプーとコンディショナーを使おう
こちらではシリコンシャンプーのメリットやデメリット、そしてシリコン入りのシャンプーとノンシリコンシャンプーの違いが分かりました。シリコンシャンプーだけが良いわけでもノンシリコンシャンプーだけが良いというわけでもなく上手に利用することが大切です。
市販のドラッグストアや薬局などでのランキングも参考にしつつ、用途によってシャンプーもコンディショナーも上手に活用しましょう。そして自分の髪の毛に適したシャンプーを使い、髪の毛をいつまでも若々しく保ちたいですね。
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