人参の保存方法・仕方|使用するアイテム・物は?
人参を保存するときに使うアイテム①新聞紙
人参を保存するときに使うアイテム1つ目は、新聞紙です。人参は表面に水分がついていると、傷みやすくなります。人参を保存する際には、水分をしっかりと拭き取り、新聞紙に包んで保存しましょう。新聞紙は、いらない水分を吸収してくれるだけでなく、野菜を乾燥からも防いでくれます。
新聞紙で包んだ人参はできるだけヘタを上にして立てて保存しましょう。野菜は収穫前の状態と同じようにしてあげると、より長持ちすると言われています。人参は土に植わっているので、同じように立てて保存してあげると、長持ちさせることができます。また、土付きの人参は土を取らずにそのまま保存するほうが良いです。
人参を保存するときに使うアイテム②ラップ・ポリ袋・チャック付き保存袋
人参を保存するときに使うアイテム2つ目は、ラップやポリ袋、チャック付きの保存袋などです。料理で使いかけの人参が余ったり、カット済みの人参を保存する際には、ラップやポリ袋を活用しましょう。使いかけの人参は切った場所から傷み始めやすいので、ぴったりとラップで包んで空気が入らないように保存します。
人参を冷凍保存する場合には、チャック付きの保存袋が便利です。人参は、丸ごと1本を冷凍保存しても調理には向かないので、用途に合わせて棒状やスライスにカットしてから保存袋で冷凍すると使いやすいです。千切りやいちょう切り、輪切りなどにして冷凍しておけば、いろんな料理にササっと出してつかえるので便利です。
食材の保存以外にも、チャック付き保存袋はたくさん消耗するものなので、できるだけ安くて使いやすいものを選びたいところです。関連記事では、100均のおすすめジップロックを紹介しています。おしゃれでかわいいジップロックもピックアップされていますので参考にしてみてください。
人参を保存するときに使うアイテム③タッパー・フタ付きの保存瓶
人参を保存するときに使うアイテム3つ目はタッパーやフタ付きの保存瓶です。調理が済んだ後の人参メニューは、タッパーや保存瓶にフタをして冷蔵庫で保存しておきましょう。日持ちするピクルスや漬け物は保存瓶に、作りおきメニューなどはタッパーに詰めておくと、食べる際にも温めやすく便利です。
次の関連記事では、100均で販売しているタッパーについて紹介しています。重ねやすい物やフタが立つ物、収納しやすい物など便利で機能的なタッパーが勢ぞろいしています。気になる人はぜひチェックしてみてください。
人参の保存!おすすめの方法・仕方は?
人参のおすすめの保存方法・仕方①新聞紙に包んで常温で立てて保存
人参のおすすめの保存方法・仕方1つ目は、新聞紙に包んで立てて保存することです。人参は、水分に触れるとそこから傷んでしまいます。人参を保存する際は、キッチンペーパーなどでしっかりとふき取っておきましょう。また湿気の多い環境も嫌うので、湿気を吸い取ってくれる新聞紙で1本ずつ人参を包んでおくと最適です。
また、新聞で包んだ人参は、日の当たらない涼しい場所に立てたまま保存しましょう。温度が上がりやすい夏場は、常温ではなく冷蔵庫の野菜室に立てて保存してください。野菜室に入れる場合は、新聞紙で包んだうえに、ポリ袋にいれて乾燥を防ぐことをおすすめします。この方法で約1週間は新鮮なままおいしく保存できます。
人参のおすすめの保存方法・仕方②使いかけの物はラップに包んで冷蔵庫保存
人参のおすすめの保存方法・仕方2つ目は、使いかけの人参はラップに包んで保存することです。人参は切った断面から乾燥して瑞々しさを失ってしまいます。それを防ぐためにも人参の切り口は、ラップで包んでおきましょう。また、人参を使うときはできるだけ先よりもヘタの方から使用するほうが傷みにくいと言われています。
人参のおすすめの保存方法・仕方③下ごしらえをした後に冷凍保存
人参のおすすめの保存方法・仕方3つ目は、下ごしらえをした後に冷凍保存することです。人参は生のままでも冷凍できるので、千切りなど使いやすい状態に下ごしらえをしてから、チャック付きの保存袋などにいれて冷凍保存しましょう。また、下茹でを済ませてから冷凍するという方法もあります。
下茹でする場合は、人参を輪切りやいちょう切り、乱切りにして固めに茹でてから粗熱をとり、保存袋にいれて冷凍保存します。冷凍する際には、できるだけ食材が固まらないように保存袋を平行にして冷凍庫へ入れます。この保存方法であれば、いろんな料理に少しずつ使えるので手軽に野菜を摂取でき、時短にもつながります。
そのほかにも、人参が柔らかくなるまで茹でてからブレンダーなどでペースト状につぶして冷凍するという方法もあります。ペースト状の人参は、スープやカレーに混ぜたり、赤ちゃんの離乳食としても使えます。製氷皿や離乳食用の小分け容器に入れて冷凍すると少量1回分ずつ使えて便利です。保存期間は約1カ月となります。
人参のおすすめの保存方法・仕方④天日干しをして長期保存
人参のおすすめの保存方法・仕方4つ目は、天日干しをして長期保存する方法です。人参に限らず、野菜は天日干しをすることによって長期保存をすることが可能です。作り方は野菜を好みの大きさに切って、水気をふき取ってから天日干しにするだけです。天日干し専用のネットやザルにのせるかヒモでつるしてもOKです。
野菜の天日干しは、太陽を浴びて乾燥させるので、野菜自体の栄養価をアップさせてくれるうえ、うま味を凝縮させてくれるというメリットもあります。人参以外にも、大根やカボチャ、キノコ類、ミニトマトなどが干し野菜に適しています。干す期間はだいたい2~3日程度、保存期間は1カ月程度です。
人参のおすすめの保存方法・仕方⑤作り置きのおかずにして保存
人参のおすすめの保存方法・仕方5つ目は、作り置きのおかずにして保存する方法です。野菜を新鮮なうちに調理して保存しておくというのは、日頃の献立作りも楽になるうえに、食材のロスも抑えられます。特に、週末にまとめて買い物をする人や忙しいワーキングママなど、時短を目指す主婦には特におすすめの保存方法です。
人参の保存方法・仕方|注意するポイントは?
人参の保存方法で注意するポイント①水気をきちんと切る
人参の保存方法で注意するポイント1つ目は、水気をきちんと切ることです。人参は、無駄な水分が付着していると傷みや劣化の原因となってしまいます。特に冷凍保存する場合に水分が残っていると、解凍する際に味が落ちる原因となります。人参を保存する際は、あらかじめキッチンペーパーなどでふき取っておきましょう。
人参の保存方法で注意するポイント②加熱後の冷凍でより長持ち
人参の保存方法で注意するポイント2つ目は、加熱後の冷凍でより長持ちさせられるということです。人参には酵素があり、生のまま保存をすると、酵素の働きで腐敗が進んでしまいます。あらかじめ加熱して酵素を壊しておくことで、生のままよりもっと保存性を高めることができます。
人参の保存方法で注意するポイント③保存袋には日付を記載して
人参の保存方法で注意するポイント3つ目は、保存袋には日付を記載することです。冷凍庫の中のストック食材が、いつ保存したものかわからず、捨ててしまったという経験を持つ人も多いと思います。食材を保存する際には日付を書いておくと安心です。保存袋に直接書き込んだり、マスキングテープに書いて貼るのも良いです。
人参の日持ちはどのくらい?
人参の日持ちは常温で1週間・冷蔵保存で約2週間くらい
人参は、適切な方法で保存をしていれば、常温で1週間、冷蔵保存で約2週間くらいの間、保存することができます。暑い室内においたままの状態や水分がついたままの状態で置いておく場合はもっと短くなり、ハリやツヤがなくなったり、変色、ぬめりが生じてしまうこともあります。
人参の日持ちは天日干し&冷凍保存なら1カ月程度
人参の日持ちは、天日干しや冷凍保存なら1カ月程度が保存可能です。天日干しや冷凍保存は、切って干す作業や下茹でなどのひと手間を加えなければなりませんが、その分長く保存できたり、調理の手間が省けるというメリットもあります。長持ちするので、まとめて何本か下ごしらえをしておくのもおすすめです。
人参の作り置きレシピ
人参の作り置きレシピ①ピクルス・漬物
人参の作り置きレシピ1つ目は、ピクルスや漬物です。調理の手間がかからず副菜としても活躍してくれるのがピクルスと漬物です。下ごしらえをしてから、ピクルス液や漬物の素に漬ければ出来上がるので簡単です。フタつきの保存瓶やタッパーにいれて冷蔵庫で保存してください。保存容器は事前に煮沸消毒しておくと安心です。
- 人参1/2本
- 水1/4カップ
- 酢大さじ2
- 砂糖大さじ1
- 塩小さじ1/4
人参のピクルスの材料
- 1人参は長さ5㎝、1㎝角の拍子木切りにします
- 2耐熱ボウルに人参を移し、水、酢、砂糖、塩を加えて軽く混ぜます
- 3ラップをふんわりとかけて、電子レンジで約1分30秒ほど加熱します
- 4ラップをとり、粗熱が冷めるまで10分ほど寝かして完成です
人参のピクルスの作り方
人参の作り置きレシピ②人参のグラッセ
人参の作り置きレシピ2つ目は、人参のグラッセです。甘くてトロっとしたおいしさが魅力の人参のグラッセは、まとめて作っておくと、洋食メニューの添え物やお弁当用にも便利です。作り方は放射状に切った人参を塩を加えた鍋で茹でて、柔らかくなったらバターと砂糖で味を調えて汁けがなくなったら完成です。
- 人参100ℊ
- 塩少々
- バター10ℊ
- 砂糖小さじ1
人参のグラッセの材料
- 1人参は皮をむいて、放射状に6等分にカットします
- 2沸騰させた鍋に塩を入れ、人参が柔らかくなるまで茹でます
- 3別の鍋でバター・砂糖を弱火にかけて溶かします
- 4最後に茹でた人参を加えて、よく絡ませれば完成です
人参のグラッセの作り方
人参の作り置きレシピ③人参しりしり
人参の作り置きレシピ3つ目は、人参しりしりです。沖縄の郷土料理として有名な人参しりしりですが、最近では作り置きメニューとしても人気です。人参しりしりは、千切りにした人参をフライパンでいため、砂糖・酒・醤油・だしの素などで調味し、仕上げに卵を入れて絡ませて完成です。お好みでゴマをふりかけてもOKです。
- 人参2本(約300g)
- 卵2個
- 塩小さじ1/3
- サラダ油大さじ1
- シーチキン140g(1缶)
- 酒大さじ1/2
- 塩小さじ1/2
人参しりしりの材料
- 1人参を千切りにし、卵はときほぐして塩を加えて混ぜておきます
- 2フライパンでサラダ油を熱し、人参をしんなりするまで強火で炒めます
- 3次に油を切ったシーチキンを加えて、さらに炒めます
- 4塩・酒で味を調え、最後に手順1の溶き卵を加えて火が通るまで加熱します
人参しりしりの作り方
人参の保存方法に詳しくなろう!
今回はさまざまな人参の保存方法を紹介しました。野菜が長持ちする方法はもちろん、冷蔵&冷凍保存テクや作り置きレシピなども掲載しています。「おいしい人参をまとめ買いした」「人参をたくさんもらった」など、一度に食べきれないという時は、上手に保存して、人参を無駄なく食べ尽くしましょう。
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