化粧水の役割や正しい使い方
化粧水の役割
化粧水は水を主成分とし、そこに保湿や美白、エイジングケアなどに効果のある成分を配合して作られています。肌に潤いを与え柔らかくし水分バランスを整える効果があり、後からつけるスキンケアの効果を高める効果もあります。化粧水と乳液が一緒になったものや、化粧水と美容液が一緒になったものもあります。
テクスチャーもサラサラしているとしたものからトロトロしたものまで商品によって様々です。自分が使いやすいと思う化粧水を探してみましょう。
化粧水と乳液の違い
簡単に説明すれば水分か油分かの違いです。化粧水は洗顔で失われた水分を補い肌に潤いを与える効果があり、その他にも後から使用する美容液などの浸透をよくする役割があります。乳液は、化粧水で補った水分を逃がさないように上からふたをする役割があります。
化粧水だけでは時間がたつと乾燥してしまいます。それでは肌に与えた潤いがなくなってしまうので化粧水の後には油分の多い乳液で肌にふたをする必要があります。
化粧水をつける順番
一般的にスキンケアは『化粧水→美容液→乳液・クリーム』の順番になっています。一番始めに水分を与えて油分でふたをしてあげるイメージです。商品によっては順番が前後する物もあるので、推薦された使い方をするのが効果的です。
【肌悩み別おすすめ】化粧水の種類
化粧水の種類①乾燥肌におすすめな保湿化粧水
保湿化粧水はその名の通り保湿をメインとして考えられた化粧水で、一番ポピュラーな化粧水です。グリセリン、BGなどの保湿剤や防腐剤などが主に配合されています。ヒアルロン酸や、セラミドなど保湿効果が高い成分を配合しているものもあり特に乾燥肌の方におすすめです。
また保湿から化粧水までが一本で出来る拭き取りタイプの化粧水もあります。角質や洗顔では落としきれなかった汚れを拭き取ることもできるプラスワンアイテムとして持っておくと良いでしょう。
化粧水の種類②美白におすすめな美白化粧水
美白化粧水は、紫外線によるシミやソバカスを防ぐ効果があり、成分ではアルブチンやトラネキサム酸などが配合されています。美白=色白になるではなくあくまでシミやソバカスを防ぐことを美白といいます。
シミやソバカスを防ぐ効果はありますが、できてしまっているものを消す効果は期待できません。今シミやソバカスに悩みがなくても予防の為に使用するのをおすすめします。
化粧水の種類③ニキビ肌におすすめな収れん化粧水
収れん化粧水は皮脂の分泌をコントロールし毛穴を引き締める効果があり、そのほかにも黒ずみ対策、ニキビや吹き出物を予防する効果もあります。化粧水、乳液でしっかり保湿した後に使うのが効果的です。アルコールが含まれるので敏感肌の方は赤みや肌荒れする可能性がありますので使用を控えるのが良いでしょう。
化粧水の値段は高いものから安いものまで沢山の商品が販売されています。こちらの記事にはプチプラなのに優秀な化粧水が紹介されていますので、参考にしてみてください。
化粧水の上手なつけ方
化粧水の上手なつけ方①500円玉くらいが適量
大体の化粧水は500円玉くらいが適量になります。もちろん目安の量なので必ずこの量でなければいけないという訳ではありません。肌を触ってみてひんやりしたらしっかり保湿できたサインといわれているので、スキンケアをする際には意識してみましょう。
化粧水の上手なつけ方②手で付ける
手で付けるコツとして、清潔な手で力を入れすぎないように、こすらず押し込むようにつけます。優しく押し込みながら入れることで一緒に顔のむくみをとる効果もあるので一石二鳥です。一度に沢山の化粧水をつけようとすると語ぼれてしまうので数回に分けてつけるのが賢いといえます。
ゴシゴシとこするようにつけるのは刺激となってしまいます。強くパッティングするのも化粧水が肌によく浸透するように思われがちですが肌を傷つける原因になるのでやめましょう。
化粧水の上手なつけ方③コットンでつける
コットンでつけるコツは、コットンが透き通るくらいたっぷりと化粧水を染み込ませて、優しく顔の中心からなじませます。この時にゴシゴシこすってはいけません。ある程度保湿が出来たらそのままコットンパックをするのもおすすめです。
化粧水の量が少なかったり強くパッティングをすると、肌に刺激を与えてしまうので気をつけましょう。また肌が敏感になっている場合やニキビができている場合はコットンが摩擦の原因になることがあるので、手でやさしくつけるのが良いでしょう。
POINT
化粧水を使用する際の注意点
化粧水には、それぞれ異なる効果のものがあります。悩みに合わせていろんな化粧水を使いたくなるかもしれませんが、たくさんの種類を使用して過剰なスキンケアになってしまうと肌荒れにつながり逆効果になってしまうことがあるので注意が必要です。
女性なら知っておきたい肌のこと
自分の肌質を確認しよう!
自分の肌質を知っていますか?一人一人性格が違うように肌質もそれぞれ違います。自宅で簡単に調べるほうがあるので確認してみましょう。自分肌を知ることでケアがしやすくなるのはもちろん美肌に近づく一歩になります。
肌質の調べ方
洗顔をした後、何もつけずに5分から10分ほど様子を見ます。乾燥肌であればすぐに全体的に突っ張ってきます。混合肌はU-ゾーンは乾燥して突っ張るのに対しTゾーンは皮脂が浮き出しテカリます。脂性肌は全体的に皮脂が浮き出しテカリが気になります。普通肌なら肌の突っ張りもなくテカリも気になりません。
女性の敏感肌対策とケア
敏感肌とは
敏感肌にはきちんとした基準や定義がないのが事実で、肌のバリア機能が低下していて少しの刺激にでも反応してしまう肌状態のことを言います。肌がヒリヒリしたり、突っ張ったり目に見える症状が見られない肌トラブルのことです。
原因はさまざまで外的要因だと紫外線や化粧品による刺激、摩擦、乾燥などがあります。内的要因だと睡眠不足、暴飲暴食、ストレスがあり、また体質的になりやすい方もいます。
敏感肌対策・ケア①乳液だけでもOK!保湿が重要
敏感肌になってしまうと化粧水がしみることがあります。その場合には無理に化粧水はつけず、乳液やクリームだけでのケアに切り替えてみましょう。重要なのは乾燥しないようにしっかり保湿をすることです。
ただし塗る量が少ないと効果が得られないので指定された量をきちんと使用しましょう。肌荒れがひどい場合は皮膚科に行って診察してもらいましょう。
敏感肌対策・ケア②紫外線対策をする
紫外線も敏感肌の原因の一つになります。日焼けをするとシミやソバカスが出来るだけでなく、乾燥もしやすくなってしまいます。そうなる前に日焼け止めを塗ったり、日傘を使うなどをして紫外線対策をしましょう。また紫外線は夏だけでなく一年中降り注いでいるので年中のケアをおすすめします。
女性の悩み!生理前の肌荒れ対策
生理前の肌荒れの原因
生理前に肌荒れする原因は女性ホルモンにあります。生理が近づくとプロゲステロンという黄体ホルモンが増える影響により、皮脂の分泌が促進され毛穴が詰まりニキビができやすい状態になるためです。
またストレスが溜まっているとホルモンバランスが崩れてしまい生理周期が乱れ、肌のターンオーバーも狂ってしまいます。ターンオーバーがうまく行われないと肌荒れに繋がってしまいます。
生理前の肌荒れ対策①刺激の強いものは避ける
生理前の肌はとてもデリケートな状態です。洗顔は洗浄力が強くない優しいものにし、スキンケアは刺激が強いものは避けるのが良いです。保湿を念入りにしバリア機能を高めるケアを心掛けましょう。
ニキビができたからと言って、他の基礎化粧品に替えてしまうと余計に肌が荒れてしまうことがあるので注意が必要です。替えるのであれば生理後に肌の調子を見ながらにしましょう。
生理前の肌荒れ対策②生活習慣を見直す
スキンケアと一緒に生活習慣を見直すことも大切です。ゆっくりお風呂に入ってリラックスする、質の良い睡眠をとる、ストレスを溜めない、野菜を食べて体の中からケアをする。当たり前のことですが毎日するのは難しい事だったりするので、生理前だけでも意識してみましょう。
化粧水と乳液を上手に使って上手にケアをしよう!
それぞれの基礎化粧品にどんな役割があるのかを理解すれば、この肌状態には何が効くのかがわかってくると思います。自分に合った基礎化粧品や、スキンケア方法を見つけていつまでも美しい女性を目指しましょう。
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