【キット使用で簡単】ロールカーテンを手作りする材料は?
手作りロールカーテンの材料①ロールカーテンキット
手作りロールカーテンの材料の1つ目は、ロールカーテンキットです。好みの布を取り付ければロールカーテンにできるキットが売っています。もしも希望のサイズがない、という場合には、既成の安いロールカーテンを購入し、解体して利用しても大丈夫です。
ロールカーテンキット、あるいはロールスクリーン作成キットの中には、中心の芯がついていないキットもあります。この場合、塩ビパイプを好みの長さにカットして、中心の芯に使用すれば、自由自在に好みのサイズのロールカーテンを作成することができます。
POINT
中芯がない場合はパイプカッターも必要
中芯がないタイプのロールカーテン作成キットを使用する場合は、パイプを好みの長さにカットする必要があるので、別途パイプと、パイプカッターが必要なので注意してください。
手作りロールカーテンの材料②布
手作りロールカーテンの材料の2つ目は、布です。ロールカーテンの要になる布ですが、大きささえ合えば、好みの柄、好みの布地で構いません。布の大きさは作る予定のカーテンのサイズに対して、縦幅約20センチ、横幅4センチをプラスしたサイズを用意します。
布の厚みに関しては、シーツ程度の厚みの物が一番作りやすく、キットを利用してロールカーテンにしたときにも綺麗に巻取りができますよ。
手作りロールカーテンの材料③ほつれ止め・布用ボンド
手作りロールカーテンの材料の3つ目は、ほつれ止め剤または布用ボンドです。カーテン専用の生地でない布地で布の端がほつれる生地を使う場合に使用します。このほつれ止めをムラなく塗るために刷毛を準備しておくと便利です。
布用ボンドやほつれ止め剤を用意できない場合には、木工ボンドを3倍の水で薄めたものを代用しても構いません。木工ボンドで代用する場合には水とよく攪拌してから使ってください。
【キット使用で簡単】手作りロールカーテンの作り方は?
【キット使用】ロールカーテンの作り方①布でカーテン部分を作る
これは切り落とした布端がほつれる生地の場合の作り方です。ビニールコーティングされている生地などのような、切り落としでそのまま使える生地の場合は、出来上がりのカーテンサイズに対して、上下を20センチ程度プラスしたサイズだけ布を用意して、カットしたら次の行程に進んで構いません。
布の端を折り返して縫う方法で端の処理をすると、巻き上げた時に左右の端が膨らんでしまい、うまく巻き取れなくなるので、布端の厚みを変えずにほつれ止めができる方法で処理をしています。
- 1布地に出来上がり寸法に縦幅20センチを足して線を書きます。
- 2布の出来上がり線の左右2センチずつにほつれ止め剤をはけで上から下まで塗ります。
- 3布が乾いたら、出来上がり線に沿って、布を裁断します。
布地でカーテン部分を作る方法
【キット使用】ロールカーテンの作り方②カーテン生地をキットにつける
ロールカーテンの作り方の手順2つ目は、カーテン生地をカーテンキットへ取付します。カーテン生地の縦幅を出来上がり寸法よりも長くしているのは、ロールカーテンを開ききった時に、少しだけ中心のロールに巻き付いた状態にしておくと、見栄えが良いことと、スムーズに巻取りができるからです。
- 1キットを解体して、中心芯のロールから取付用の芯を出します。
- 2取付用の芯にカーテン生地の上端を張り付け、ロールに戻します。
- 3下側の中心芯のロールにある取付芯に、5センチ分ほど布を巻き付けて、ロールに戻します。
- 4ロールカーテンの上側の中心芯にカーテンを巻きつけます。
カーテン生地をキットにつける方法
【キット使用】ロールカーテンの作り方③壁などに取り付けて完成
キット使用のロールカーテンの作り方の3つ目は、ロールカーテンを壁や棚、天井への取り付けです。ロールカーテンの取付用金具を壁や天井にネジなどで固定してから、中心芯を取り付けます。
基本的にロールカーテンは、棚以外の壁や天井に設置する場合は柱や梁がある場所に取り付けます。木造建築の場合、石膏ボードやベニヤ板の奥に柱がありますが、その柱に対してカーテンを固定しないと、ロールカーテンの重みを支えられずに外れてしまうことがあるので、気をつけましょう。
【100均アイテム使用で簡単】手作りロールカーテンの材料は?
【100均使用】手作りロールカーテンの材料①突っ張り棒2本
100均アイテム使用の手作りロールカーテンの材料の1つ目は、突っ張り棒2本です。取り付ける予定の窓や棚のサイズに合うものを用意してください。1本は、取付予定のサイズより2センチほど短いもので、サイズさえ合えば普通の棒でも構いません。
【100均使用】手作りロールカーテンの材料②布
100均アイテム使用の手作りロールカーテンの材料の2つ目は、ロールカーテン用の布です。サイズは作るロールカーテンの出来上がりサイズより、横幅4センチ、縦幅8センチ大きい物を用意してください。
【100均使用】手作りロールカーテンの材料③すだれ巻き上げキット
100均アイテム使用の手作りロールカーテンの材料の3つ目は、すだれ巻き上げキットです。100均では1連の巻き上げキットが売っています。幅広のロールカーテンを作りたい場合には、ホームセンターに売っている2連のすだれ巻き上げキットを使用するといいでしょう。
【100均使用】手作りロールカーテンの材料④布用ボンド・裁縫道具
手作りロールカーテンの材料の4つ目は、裁縫道具または布用両面テープまたは、布用ボンドのいずれかです。ミシンや手縫いが苦でない方は、裁縫道具を、裁縫が得意でない方は布用両面テープか、布用ボンドのどちらかを用意してください。
思い切って裁縫に挑戦したいけれど手縫いの縫い方が分からない、という方にはこちらの記事がお勧めです。初心者にも易しい手縫いでの裁縫のやり方が丁寧に解説してありますよ。
【100均アイテム使用で簡単】手作りロールカーテンの作り方は?
【100均アイテム】ロールカーテンの作り方①布に突っ張り棒通し穴を作る
100均アイテムを使ったロールカーテンの作り方の1番目は、布に突っ張り棒の通し穴を作り、カーテン生地にする作業です。この作業で、突っ張り棒の通し穴は3センチですが、太い突っ張り棒の場合は適宜、通し穴を大きくしてください。
- 1カーテンの出来上がりサイズに対して、縦8センチ、横4センチ大きく布を裁断します。
- 2布の裏を上にした状態で、布の横側を左右共に1センチ折り返してアイロンをかけます。
- 3布の横側を更に1センチ、折り返して、布端を隠した状態にして、アイロンをかけます。
- 4布の横側を左右とも、縫います。ボンドまたは両面テープで張り合わせてもいいです。
- 5布の上下を1センチずつ裏に折り返して、アイロンをかけます。
- 6更に上下を3センチずつ折り返してアイロンをかけます。
- 7布の上下を折り返した部分を縫います。ボンドか両面テープで貼り合わせてもいいです。
布に突っ張り棒通し穴作る方法
【100均アイテム】ロールカーテンの作り方②突っ張り棒を通す
100均アイテム使用のロールカーテンの作り方の2番目は、カーテン生地に突っ張り棒を通す作業です。突っ張り棒と普通の棒を用意した人は、上側に突っ張り棒を、下側に普通の棒を通してください。
【100均アイテム】ロールカーテンの作り方③すだれ巻き上げキット取付
100均アイテム使用の手作りロールカーテンの作り方の3番目は、すだれ巻き上げキットの取付です。これは巻き上げキットの種類によって異なる場合がありますが、代表的な取り付け方を紹介します。
- 1すだれ巻き上げキットのクリップを、上側の突っ張り棒の真ん中に引っ掛けます。
- 2ロールカーテン生地の下側から、カーテン生地をくるくると巻いていきます。
- 3巻き上げキットについている紐を、カーテンの下を通して、クリップの反対側に引っ掛けます。
- 4カーテンの下を通った紐のたるみを引っ張って引き締めておきます。
すだれ巻き上げキットの取り付け方
【100均アイテム】ロールカーテンの作り方④窓枠や棚に突っ張り棒の取付
100均アイテム使用のロールカーテンの作り方の4番目は、窓枠や棚にロールカーテンを取り付けます。通常の突っ張り棒を取り付けるのと同様に、窓枠サイズより少し縮めた突っ張り棒をはめてから、つまみを回転させて調節し、取り付けたら完成です。
ロールカーテンに似たカーテンは?何が代用できる?
ロールカーテン類似品①布製やプラスチック製など種類が豊富なブラインド
ロールカーテンの類似品の1つ目は、素材の種類が豊富なブラインドです。ロールカーテンと同様に、上下方向にカーテンを上げ下げできるのが特徴ですが、ロールカーテンと異なり、ブラインドを全て下げた状態でも、ブラインドの角度を変えることによって、中が見えるようにしたり、光を遮蔽したりすることができます。
ロールカーテンと異なり、ブラインドは布製、金属製、プラスチック製など種類が豊富ではありますが、色の種類はあまり多くなく、柄物はほとんどないのも特徴です。また手作りキットが販売されているロールカーテンと異なり、ブラインドはオーダーするか、既製品を買ってくるかの2択のため、DIYできません。
- ブラインドは上下方向で開け閉めする
- 全て閉じていても光の入り具合を調節できる
- 手作りキットは販売されていない
- 色柄があまり選べない
ロールカーテンとブラインドの類似点と相違点
ロールカーテン類似品②シェードカーテン
ロールカーテンの類似品の2つ目はシェードカーテンです。ロールカーテンと同じくシェードカーテンは布製で、上下方向にカーテンの開け閉めをするタイプのカーテンです。大きく異なるのは、カーテンを開ける時の巻き上げ方で、ロールカーテンが巻くのに対し、シェードカーテンは折り重なって畳むようにあげていきます。
- 上下方向にカーテンを開け閉めする
- シェードカーテンは折り重なるように生地をたたんで開ける
- DIY用の手作りキットの販売がある
ロールカーテンとシェードカーテンの類似点と相違点
シェードカーテンのDIY方法が気になった方には、こちらの記事を参考にしてみてください。ロールカーテンもシェードカーテンも手作りできますから、お好みのシェード、ロールカーテンを作れるといいですね。
DIYロールカーテンの実例集4選!
DIYロールカーテン実例①小窓を覆うロールカーテン
DIYロールカーテン実例の1つ目は、小窓を覆うロールカーテンです。このDIY例では手作りキットではなく、市販の安いロールカーテンを買ってきて、好みの布に差し替えるという方法でDIYしています。
DIYロールカーテン実例②階段の仕切りに長いロールカーテン
DIYロールカーテン実例の2つ目は、階段の仕切りとしてロールカーテンを天井に取り付けています。階段と下の部屋との境は作りにくく、リビングに階段が設置されている部屋などでは2階が気になったりしますが、壁と同じ白いロールカーテンで遮ることで自然な目隠しを演出しています。
DIYロールカーテン実例③バスルームの扉にロールカーテン
DIYロールカーテンの実例の3つ目は、バスルームの扉前に設置したロールカーテンです。手作りカーテンキットで好きな布を使用して作ったロールカーテンを設置しています。擦りガラスのバスルームですが、シルエットはどうしても見えてしまうものです。カーテンがあれば中に人がいても目隠しができますね。
DIYロールカーテン実例④押入れ・棚・クローゼットの目隠しに設置
DIYロールカーテン実例の4つ目は、押入れ、棚、クローゼットに目隠しとして設置したロールカーテンです。こちらも手作りキットを使用してのDIY例なので、作り方はキットを使用した例と同じです。
ロールカーテンの作り方をマスターしてインテリアに活用しよう!
ロールカーテンの作り方は、カーテン生地の準備さえできれば意外に簡単です。好みの布でのロールカーテンやシェードカーテンの作り方をマスターして、棚や窓、階段にロールカーテンを設置して、自分好みのインテリアを演出してみてはいかがでしょうか。
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