イルミナカラーとは?
イルミナカラーとはWELLA(ウエラ)が開発したカラー剤
イルミナカラーとは、WELLA(ウエラ)というブランドが開発したカラー剤のことです。WELLA(ウエラ)は白髪染めで定評があるのですが、イルミナカラーはその技術を用いてつくられています。また、一般的なカラー剤と比べると透明感やツヤ感があるうえ、髪のダメージ予防にも効果があるといわれています。
イルミナカラーはダメージを抑え・ツヤを出してくれる
イルミナカラーの魅力は、ブリーチをせずに、外国人のような明るい髪色に染まることです。カラー剤自体に潤い効果があり、カラーリングにありがちなキューティクルのダメージを抑えてくれるので、髪が綺麗に染まります。イルミナカラーの詳細については、以下の記事を参考にしてみてください。
イルミナカラーのメリットとデメリットとは?
イルミナカラーのメリット①ツヤ感と透明感が出る
イルミナカラーのメリットの1つ目は、明るい髪色に染めてもツヤ感と透明感が出ることです。カラー剤に含まれている潤い成分が髪に浸透し、綺麗なツヤと透明感を与えてくれます。日本人の髪は赤みが強い傾向にありますが、それを目立たなくして、明るい髪色を実現してくれるのです。
イルミナカラーのメリット②色落ちの過程も綺麗さを保つ
イルミナカラーのメリットの2つ目は、カラー剤の色落ちの過程も綺麗さを保ってくれることです。一般的なカラー剤は、色が落ちると髪に黄色みや赤みが出てきます。また、ブリーチをしていると髪が傷んでしまうため、より汚い印象を与えがちです。
しかしブリーチをしないイルミナカラーでは、そうした心配がありません。イルミナカラーの多くが青み系なので、色落ちしても明るいベージュのような色になるので綺麗です。イルミナカラーのバリエーションについては、以下の記事を参考にしてみてください。
イルミナカラーのデメリット①カラーバリエーションが少ない
イルミナカラーのデメリットの1つ目は、一般のカラー剤と比べると、カラーバリエーションが少ないことです。イルミナカラーは、光の加減や透明感にこだわった製品づくりを行っています。そのため、2019年8月現在では7色しか用意されていません。そして、淡い色合いのカラーが用意されています。
くすんだ色にしたい人には適していますが、明るい綺麗な色に染めたい人だと好みの色がない可能性があります。トーンに幅はありますが、選択肢は多くない点がデメリットといえます。
イルミナカラーのデメリット②価格が高い
イルミナカラーのデメリットの2つ目は、一般的なヘアカラーより価格が高いことです。これは、イルミナカラーのカラー剤の単価が高いことが、サロンの値段に反映されてしまうからです。施術を受ける時には、あらかじめ価格をリサーチしてみることをおすすめします。
イルミナカラーのデメリット③取扱店が少ない
イルミナカラーのデメリットの3つ目は、取り扱いをしているサロンが少ないことです。WELLA(ウエラ)の直営店であればできる可能性は高いですが、製品を仕入れて使っているサロンでは、イルミナカラーを取り扱っていないこともあります。インターネットなどで検索し、問い合わせてからサロンに足を運びましょう。
イルミナカラーの色落ち期間は?
イルミナカラーの色落ち期間①一般のヘアカラーと変わらない
イルミナカラーの色落ち期間ですが、実は一般のヘアカラーと変わりません。ブリーチをしていない分、色が綺麗に入っていないのではないかと心配する人もいるようですが、その点は問題ありません。ただし、カラーリング後の色落ちはどんなヘアケアをしているのか、髪が受けているダメージによって個人差があります。
イルミナカラーの色落ち期間②2~3週間で色落ちし始める
イルミナカラーはカラーリングをして、2~3週間で色落ちし始めます。これも一般的なヘアカラーと変わりません。ただし、色落ち後の髪の色には違いがあります。一般的なヘアカラーの場合は、色落ちした髪が赤みか黄色味をおびることが多く、綺麗とは言い難いです。しかしイルミナカラーなら、そうした心配は無用です。
イルミナカラーの色落ち期間③時間が経過しても綺麗さを保つ
イルミナカラーの色落ち期間で特徴的なのが、透明感を維持したまま、綺麗なベージュに変化していくことです。イルミナカラーは色落ちすると、元の色より明るい髪色になる傾向が強いです。これは、イルミナカラーに黒髪の色素を抜く成分が含まれているからだといいます。
女性の中には白髪染めとしてイルミナカラーを使ってみたいと考える人もいるはずですが、使って問題はありません。イルミナカラーで白髪染めが可能かどうかは、以下の記事を参考にしてみてください。
イルミナカラーの色落ちの過程は?
イルミナカラーの色落ちの過程①シャンプーによって薬剤が流れる
イルミナカラーの色落ちの過程の1つ目は、ジャンプーによって薬剤が流されてしまうことです。イルミナカラーに限らずカラーリングでは、髪のメラニン色素を破壊して、そこに髪色を染める薬剤を浸透させます。しかし日本人は髪の色素が濃いため、色が入りにくく抜けやすいという特徴を持っています。
さらに清潔志向の高い日本人女性は、日に何度もシャンプーをする人も多く、洗うたびに浸透させたカラー剤が流れ出て、抜けていってしまうのです。
イルミナカラーの色落ちの過程②熱により薬剤が壊れる
イルミナカラーの色落ちの過程の2つ目は、髪に熱を与えることで薬剤が壊れることです。特にロングヘアの女性の場合は、ドライヤーの熱風で髪を乾かすことが多く、薬剤が流れ出やすくなります。
また、ヘアアイロンやコテなどを使って、巻き髪などのアレンジをする女性も、熱によって色落ちしやすくなります。それに加えて、カラー剤の褪色の原因にもなるのです。
イルミナカラーの色落ちの過程③紫外線が色素を壊す
イルミナカラーの色落ちの過程の3つ目は、紫外線に長時間さらされることで、色素が壊れることです。カラーリングしなくても、毛髪は紫外線を浴び続けると、キューティクルが剥がれ落ちやすくなります。剥がれたキューティクルの隙間から紫外線が入り込むことで、メラニン色素が破壊され色落ちの原因となるのです。
イルミナカラーの色落ち後の髪色は?
イルミナカラーの色落ち後の髪色①カラーによって違いがある
イルミナカラーの色落ち後の髪色の1つ目は、選んだ色によってその後が異なるということです。全般的にイルミナカラーは色落ちするとベージュっぽくなりますが、実は抜けやすい色とそうでないものがあります。明るいアッシュ系やマット系、赤系、ピンク系は色落ちしやすいです。
一方、ブラウン系やヴァイオレット系のイルミナカラーは色落ちしにくいとされています。とはいえ、色落ちしないということではないので、明るい髪色が引き立つヘアアレンジをして目立たせなくするなどの工夫をしている女性も多いです。
イルミナカラーの色落ち後の髪色②色落ち後の髪が明るい
イルミナカラーの色落ち後の髪色の2つ目は、髪の色が明るいということです。日本人が憧れる外国人カラーとして人気が高いのが「オーシャン」ですが、明るいブラウンが太くて硬い髪質に柔らかさを加えてくれます。さらに色落ちするとベージュに変化するので、透明感と柔らかな質感を演出してくれます。
イルミナカラーの色落ち後の髪色③暗い色は色持ちがいい
イルミナカラーの色落ち後の髪色の3つ目は、暗い色の方が色もちがいいことです。暗い色のイルミナカラーは、色落ちしても赤みや黄色みが目立つことがないからです。ヌードカラーなども、おすすめの色の一つです。
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法とは?
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法①当日と翌日はシャンプーしない
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法の1つ目は、カラーリングした当日と翌日はシャンプーをしないことです。イルミナカラーに限らず、カラー剤が髪になじむためには24時間ほど必要といわれています。それだけ時間を置かなければ、髪の深部までカラー剤が定着できないのです。
しかしカラーリング当日はシャンプーを我慢できても、翌日までというのは辛いという女性が多いのも事実です。その場合は、ぬるま湯で頭皮を流す程度にすることをおすすめします。その際、シャンプーは使わなくても、トリートメントをすることでダメージを予防できます。
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法②カラーシャンプーの使用
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法の2つ目は、カラーシャンプーを日常的に使うことです。特にカラーリングしてから2週間程度は、色落ちを防ぐ意味でも、カラーをキープしてくれるシャンプーやトリートメントを使うことをおすすめします。
その際に使ってほしいのが、「紫」「シルバー」「ピンク」のカラーシャンプーです。カラーシャンプーの中でも紫は髪の黄ばみを抑える、シルバーはアッシュ系の色をキープしてくれる、ピンクは同色や赤を長持ちさせてくれるという効果が期待できます。
ただし、カラーシャンプーは染めた色を長持ちするためにつくられているので、髪を染めることはできません。シルバーシャンプーの使い方については、以下の記事を参考にしてみてください。
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法③シャンプー後はすぐにヘアドライ
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法の3つ目は、洗髪後はできるだけ早くヘアドライをすることです。濡れたままの毛髪は、キューティクルが開いた状態です。そこから、浸透させたカラー剤が流れ出てしまうのです。そのため、生乾きのまま放置しては絶対にいけません。
できるだけ早く髪を乾かすよう、心掛けましょう。また、ヘアドライする前に洗い流さないトリートメントをつけるのも、色落ち対策には効果的です。
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法④ヘアアイロンと͡コテの使用を避ける
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法の4つ目は、スタイリングする際にもヘアアイロンとコテはできるだけ使わないようにすることです。イルミナカラーに限らず、ヘアカラーが色落ちする原因に熱があることは前述しました。毛髪にダイレクトに熱を与えるヘアアイロンやコテは、色落ちを助長してしまうのです。
どうしてもスタイリングに必要だということであれば、120~160℃という低温設定にすることをおすすめします。最大の温度にして短時間でスタイリングするのも、同じくらいの効果はあります。
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法⑤透明のヘアマニキュアを使用
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法の5つ目は、透明のヘアマニキュアをすることで、毛髪をコーティングすることです。毛髪の表面をコーティングすることで、内部からカラー剤が流出しにくくなるだけでなく、髪が傷みにくくなるというメリットもあります。
イルミナカラーとは別にヘアマニキュアをすると、お金がかかるのは事実です。しかし、ヘアマニキュアは2~4週間は持つので、その分髪の色落ちが防げます。一方で、コーティングした髪の毛を硬いと感じる人もいるので、サロンで相談してみるとよいでしょう。
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法⑥髪の保湿ケアを行う
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法の6つ目は、髪の保湿ケアを習慣化することです。髪を保湿することで傷みにくくなり、色持ちもしやすくなります。基本は保湿効果の高い、シャンプーとトリートメントを併用することです。ヘアドライすることを考えると、トリートメントは洗い流さないタイプを使った方がよいでしょう。
それ以外にもパサついた毛先にニベアクリームを塗ったり、ワセリンをトリートメント代わりに使うという方法があります。また、ヘアドライの仕上げとしてヘアオイルを使うと、潤いをしっかり閉じ込めてくれます。ヘアケアにおすすめの製品については、以下の記事を参考にしてみてください。
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法⑦色落ちを前提に色を選ぶ
イルミナカラーの色落ちを防ぐ方法の7つ目は、色落ちを前提に色を選ぶことです。明るいイルミナカラーになればなるほど、色落ちした時に目立ってしまいます。変化の落差を少なくしたいなら、暗めの色を選びましょう。
イルミナカラーはメリット・デメリットを理解し、色落ち期間も楽しもう!
今回はイルミナカラーが持つ期間や色落ちの過程と防ぐ方法、色落ち後の髪の状態について説明しました。ダメージ予防効果も高く、色落ちの過程も楽しめるのは魅力ですよね。しかしメリットもデメリットもあるのは、他のヘアカラーと変わりません。その点を踏まえて、自分に似合う色を探してみてはいかがでしょうか。
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