初級編|納戸の収納方法・アイデア5選!
初級|納戸の収納方法①予備品を種類ごとに全て並べて収納
特売の時にティッシュやトイレットペーパー類をまとめ買いすることがあっても、納戸に綺麗に収納できなければ使いにくいですね。細かく区切られた棚に、備品の種類ごとに並べて入れておけば困ることなく、次の買い物の際にも新しいものと区別して収納できそうです。
シンプルですが「種類ごとにきちんと分けて置く」というだけでスッキリして見える基本の収納アイデアですね。写真のようにこんなにたくさんは買わないという場合でも、予備の品を置いておく場所を種類ごとに決めておくだけで収納がスッキリしますよ。
POINT
備品が少ないなら仕切りやカゴの活用を
同じ種類で固めようとしても備品の種類が多く、予備数が少ない場合は整然と並べようとしても、どうしてもごちゃまぜになりがちです。そんな場合は小さめのカゴや仕切り板、ブックエンドなどを活用して仕切ってやると備品が混ざりにくくなりますよ。
初級|納戸の収納方法②ワイヤーラックと専用ダンボール箱で管理
納戸にワイヤーラックの棚を入れておき、脇に品目を書き込めるダンボール箱を使って納戸の中を整頓するアイデアです。一般的なダンボール箱だと綺麗に見えませんが、白を基調とした専用のダンボールで統一すると、視界がうるさくなく、かつ中身が見えないので整頓された印象が強くなります。
大き目のダンボールなので、中にたくさん物が収納できますし、箱が大きすぎる場合は中で仕切り板などを使って小分けにすると整頓しやすくなりますよ。
POINT
ダンボール箱は同じ種類を使おう
納戸の中がごちゃついて見えてしまうのは、色や形の違うアイテムがたくさん視界に入ってしまうからです。すっきりとして見せるにはできるだけ色や形が同じものが整然と並んでいる方が良いですね。このため、使うダンボール箱はできるだけ同じ色や形のものを用意すると良いでしょう。
初級|納戸の収納③フックを付けて長いものは倒れないようにする
モップやワイパーなどは、納戸に入れておく時に倒れたりして場所が定まらず、収納しづらいものです。そんな時には納戸の壁にフックをいくつか取り付けて、ほうきやワイパー、モップといった長い物は固定して収納してしまいましょう。
フックを取り付ける位置を少し高い場所にすれば、足元は別の荷物を置くこともできますし、空間のデッドスペースを減らすのにも役立ちます。ただし、掃除道具をつるす場合には下にゴミが落ちても問題ないように、下に物を置く場合は埃避けをかけたり、収納ボックスにするなど収納物が汚れない工夫をしておきましょう。
初級|納戸の収納方法④カラーボックスと引き出しを使って整頓
納戸で問題になりがちなのが、縦の空間を使いにくいということです。そこで、納戸に縦長のカラーボックスを入れてしまい、引き出しを付けて縦方向の空間を使いやすくします。中の見えにくい種類の同じ引き出しを使えば、収納物が外に見えづらく納戸をパっと開いたときにも散らかって見えません。
カラーボックスに使える引き出しは、カラーボックスに対してぴったりに使える引き出しが豊富で、サイズも2個並べて入れられるものなど充実しているので、納戸の収納を整える際に便利ですよ。
初級|納戸の収納方法⑤思い切って本棚にしてしまう
写真はレール式の移動棚が納戸に設置されている例ですが、本棚を入れるなどして棚板を増やし、納戸を思い切って本棚にしてしまうという収納アイデアです。納戸のドアを閉めてしまえば本はすっかり隠れてしまうので、蔵書が多すぎて困っている方にはうってつけの納戸の活用方法です。
納戸としても活用したいのであれば、目線の位置の棚板だけ本棚として使い、その上下は日用品などを統一した箱に収納しておけば、本棚としても納戸としても活用できますよ。
中級編|納戸の収納方法・アイデア3選!
中級|納戸の収納方法①棚を入れてウォークインクローゼットに
こちらは広い納戸に専用の棚を入れてウォークインクローゼットとして活用している収納アイデアです。納戸の手前側にはよく使う掃除機などの日用品を配置し、奥の方にはリネン類を入れて、整頓しています。
広い納戸の場合は真ん中のエリアにダンボール類を置いて上の空間が余りがちなのが問題です。そこで単純に壁に沿って棚を配置せずに写真のように棚を組み合わせて、棚自体で壁を作るというのも手ですね。
中級|納戸の収納方法②押し入れ用棚を使って縦の空間を活用・倉庫にも
押し入れに入れる用に販売されている棚は、左右の幅を調節できるため、納戸の幅いっぱいに丁度良いサイズに広げて使うことができます。この棚はいくつも積み重ねて使うことができるので、必要な高さまで積み重ねれば縦の空間が全て活用できます。
階段下の納戸は上部が斜めになっていてなかなか棚が淹れにくいですが、この押し入れ用の棚であれば左右の幅が調節できるので使うことができます。また、棚が不要になった場合も撤去しやすいのが特徴です。この収納アイデアは棚を設置しにくい倉庫の中でも活用できますよ。
POINT
天板が全面にないことに注意
押し入れ用の棚は、幅が自由に調節できますが最大に広げると天板が全面を覆えなくなります。これは元々押し入れ用棚がお布団や衣類など天板が全てなくても問題ない用途に使われることを想定しているからです。幅を規定値いっぱい広げて使う場合には天板を乗せるなど、物が落ちにくい工夫をしてくださいね。
中級|納戸の収納方法③突っ張り式の棚を使って上部に収納
納戸に背の高い棚を入れようとしても、狭すぎてうまく入らず、縦の空間をうまく使えないことも多くあるでしょう。そんな場合には、突っ張り式の棚を使って上部の空間を活用して収納しましょう。
写真のように突っ張り棒を設置する感覚で網の棚を設置すれば、上部に収納スペースができます。突っ張り式の棚は耐荷重が低いので、トイレットペーパーやティッシュなどのかさばるけれども重量は軽い物を収納しておくのがおすすめですよ。
POINT
棚にフックをかけて活用してもOK
突っ張り棒式の棚はS字フックなどで物を吊り下げても便利です。ただし耐荷重がさほど高くないので、吊り下げるものはガムテープ類を数点など少な目にするように注意しましょう。あまり物を乗せすぎると上の照明を遮り暗くしすぎるので、その点も注意が必要です。
上級編|納戸の収納方法・アイデア2選!
上級|納戸の収納方法①レールの引き出し式の収納を活用
幅に対して奥行きが広い納戸に物を収納したい時におすすめなのが、こちらのイケアの引き出し式収納です。ワイヤーラックの可動棚もついているので、掃除機やワイパーと共に洗剤類も一種に収納しておくのに便利ですね。
広めの納戸の場合でも隅にこちらの引き出し式収納を設置しておけば、他に収納している物の邪魔になりづらく掃除道具と保管品が干渉しないのでおすすめです。
上級|納戸の収納方法②白い棚と白いボックスで統一してしまうアイデア
こちらは納戸に収納するものを全て白いアイテムで揃えて視界をすっきりさせるというアイデアです。白い棚を入れて、大小の白いボックスと白い書類ケースを活用しています。
ボックスの種類自体は大きさによって多少ばらつきがありますが、色が全て統一されているので納戸の中がとてもきれいに見えますね。中身が見えない分、ラベルシールを貼って確認できるようにしているので、物を紛失させることもありません。
POINT
白くない物は目隠ししてしまおう
納戸に収納する家電の中には白くないものも多数あるでしょうが、その場合は視界に映りにくい足元に配置したり、棚に収納した上で、白い布を棚の一面に貼るなどして目隠ししておくと視界がスッキリしますよ。家電に布をかけるだけでは皺などが目立ってかえってだらしない印象になるので注意しましょう。
DIY編|納戸の手作り収納アイデア3選!作り方も
DIY|納戸の収納アイデア①納戸や倉庫の壁面を工具掛けに改造する
- 合板
- 3~4cmのくぎ
工具掛けに必要な材料
- 1合板を壁に取り付けたいサイズに裁断します。
- 2合板の上に工具を並べ、工具がかけられるようにくぎの位置を決定し、印をつけます。
- 32cm程度残るようにして、印をつけた所にくぎを打ち付けます。
- 4納戸の壁にくぎ、もしくはねじで取り付けて完成です。
工具掛けの作り方
ここで紹介しているアイデアで打ち付ける木の板は、ベニヤ板では薄すぎるため、合板が望ましいです。有孔ボードでも構いません。また、くぎでの作り方を紹介していますが、ねじで作っても構いません。この見せる工具の収納方法は、納戸はもちろん、倉庫にもおすすめの収納アイデアです。
日曜大工やDIYをよくするという方にはおすすめの見せる収納方法ですが、工具も少なくあまり活用の機会がない場合は、この工具掛けをDIYする方法よりも、工具箱に収納したほうが綺麗に収納できますよ。
中級|納戸の収納アイデア②レール式可動棚を設置する
- レール2本~
- 棚板1枚~
- レール用支柱2個~
レール式可動棚の材料
- 1レールを納戸に取り付けたい長さにカットします。
- 2棚板を作りたい棚の横幅にカットします。
- 3レールを棚板の淵から5cmほど離した位置にねじで取り付けます。
- 4レールに支柱を取り付けて、棚板を乗せて完成です。
レール式可動棚の作り方
こちらのDIY方法は、写真と同じ、レールが2本で棚板を支えるタイプのレール式可動棚の説明です。レール式可動棚は、メーカーによって、レールを取り付ける間隔やレールの必要本数が異なるので、実際にホームセンターで材料を購入する時には、よくご確認ください。
レールと棚板のカットはホームセンターでも可能ですが、最初からちょうどいいサイズの品を買って取り付けるのが一番楽ですよ。可動棚のメリットはライフスタイルが変わって納戸の中身を整理したくなった時にも、自由に棚が変えられるので、一度DIYすれば新たな収納を買わなくても済むという点です。
DIY|納戸の収納アイデア③有孔ボードで小物をなんでも収納する
- 有孔ボード
- くぎ
- フック(適宜)
有孔ボード小物かけに必要な材料
- 1納戸の壁に収まるサイズに有孔ボードをカットします。
- 2有孔ボードを納戸の壁面にくぎで固定します。
- 3有孔ボードにS字フックやワイヤーフックをかけたら完成です。
有孔ボードの小物かけの作り方
このDIYでは有孔ボードを使って小物をかけるので、収納する小物が変わってもフックの位置を変えればすぐに整頓しなおせるというのがポイントです。納戸の壁にくぎやフックを直接取り付けて収納するアイデアは昔からありますが、有孔ボードを使えば位置の移動も楽で、納戸の壁を必要以上に傷つけることもありませんよ。
有孔ボード以外にも、ワイヤーラックなどを活用して納戸や倉庫の壁面収納を活用する方法もあります。このようなDIYに役立つアイテムは100均にも多数取り揃えられています。詳しくはこちらの記事もご参照ください。
100均編|100均グッズを使った納戸の収納方法2選!
100均|納戸の収納アイデア①ワイパー用フック等各種フックを活用
100均のフック類は充実しているので、アイロン台やワイパーなどのフック類を納戸に取り付けて活用するのにうってつけです。両面テープタイプのものは、綺麗にはがせるタイプのフックも販売されているので、賃貸住宅でも安心して壁収納を利用することができます。
納戸の壁面にフックを取り付けて収納すれば、縦の空間を有効利用できます。フックを取り付ける位置を上下にずらせば沢山フックを付けて収納することができますよ。両面テープタイプが耐荷重が低いですが、くぎで固定するタイプや熱圧着のものなど様々にあるので、納戸の状況に合わせて選ぶと良いでしょう。
100均|納戸の収納アイデア②ワイヤーラックとフックでテープ類の収納
100均のアイテムでも便利だと評判のワイヤーラックはその種類が豊富です。写真のように吊り下げタイプのワイヤーラックに、フックを取り付けて、テープ類、紐類をかけて収納するアイデアです。ガムテープやPPロープは種類が多くバラつきやすいものですが、一か所にまとめてひっかけて置けば紛失しにくいです。
- 壁に直接ワイヤーラティスを固定し、フックを使う
- 突っ張り棒2本の上にワイヤーラティスを載せて結束バンドで固定して棚にする
- ワイヤーラティスを納戸の扉に固定して、かごやフックを組み合わせる
組み合わせると便利なワイヤーラックの例
同じ写真に写っているフタ付きカラーボックスも100均の商品ですが、100均では納戸収納に便利なボックスが多数あります。おすすめの種類についてはこちらの記事もご覧ください。
屋外倉庫・納戸で収納アイテムを選ぶ際の注意点は?
注意点①錆びやすい素材・傷みやすい素材は避ける
屋内の納戸ではダンボールや金属製のラックも問題ありませんが、屋外の倉庫や外に直接つながる納戸は、湿度や温度の変化が激しく、場合によっては雨漏りなどもします。そういった環境下ではダンボール箱は劣化しやすく、中に収納しているものを傷める原因になるため、ダンボール箱での収納は避けます。
また、塗装やメッキのされていないスチールラックなどの錆びやすい素材の棚は、水が浸入しやすい屋外の倉庫などでは錆びやすくなる可能性があるため、避けた方が無難です。
POINT
湿度の高い納戸でのダンボールは虫の温床にも
ダンボールでの収納は手軽なものの、湿度が高くなりやすい屋外の納戸、倉庫ではダンボールが傷みやすいのはもちろんのこと、湿気を含んだダンボールに虫が湧くこともありますので、注意が必要です。傷みやすいダンボールは崩れて収納したものを汚すだけでなく、隙間の多いダンボールは虫の住処になりやすいので避けた方が無難ですね。
注意点②高温になる倉庫・納戸ではプラスチック製の収納は避けた方が無難
プラスチック製の収納は高温に弱いですが、屋外の納戸や倉庫は締めきっていると夏場、非常に高温になります。安いプラスチック製の収納を使っていると、収納しているものと接地している面が溶けてしまうこともあります。
このため、高温になりやすい納戸などではプラスチック製のものは避けた方が無難です。プラスチックではないタイプの樹脂製の収納を、屋外では使うと良いでしょう。
POINT
プラスチック製品と他の樹脂製品とは?
熱で溶けるタイプの樹脂製品を指して一般的にプラスチックと呼ばれます。熱を加えると固くなるタイプの樹脂製品はエポキシ樹脂やポリイミドなどが挙げられます。熱を加えた時に難くなるか、溶けるかの違いがあります。
納戸をおしゃれに収納しよう!
納戸収納は物が散乱したり縦の空間をうまく使えずデッドスペースが生まれがちです。サイズの問題でなかなか棚を入れにくい納戸や倉庫もありますが、突っ張り棒や収納ボックスなどをうまく活用して収納できるといいですね。
納戸をおしゃれに収納するコツは収納するためのアイテムを統一することです。また、デッドスペースを作らず収納するには縦の空間を100均グッズなどを駆使して活用することですよ。ぜひ収納アイデアを活用してみてくださいね。
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