Icon search 36px


ヘアアイロンの温度で髪がダメージを受ける原因は?

ヘアアイロンの温度で髪がダメージを受ける原因①タンパク質の変性

ヘアアイロンの温度で髪がダメージを受ける原因1つめは、タンパク質の変性です。ご存知の方も多いかもしれませんが、髪はタンパク質で出来ています。タンパク質は熱に弱く、ヘアアイロンで熱を加える事によってタンパク質が変性され、ダメージを受けてしまいます。

タンパク質の変性によって現れる具体的な症状は、切れ毛や枝毛などの髪トラブルはもちろんのこと、パサついてしまったりまとまりにくくなってしまう事もあります。タンパク質の変性は大体60度頃からされる為、どれだけ低温のヘアアイロンを使っても髪へのダメージが現れてしまいます。

ヘアアイロンの温度で髪がダメージを受ける原因②水蒸気爆発

ヘアアイロンの温度で髪がダメージを受ける原因2つめは、水蒸気爆発です。しっかりと髪を乾かしていない状態でヘアアイロンの熱を加えると、水蒸気爆発という現象が起きてしまいます。この現象は髪を乾かしておけば防げるダメージですが、少しでも濡れた状態だと髪へのダメージを引き起こしてしまいます。

濡れた髪に熱を加えると、髪の内側の水分が蒸発して水蒸気になり、毛髪が破裂してしまいます。水蒸気爆発状態の髪はパサついた状態になり、ザラついた髪質へと変わってしまいます。

ヘアアイロンのおすすめの温度・適温は?

カールヘアアイロンのおすすめ温度・適温は140度

カールヘアアイロンのおすすめ温度・適温は140度です。カールヘアアイロンは、ストレートアイロンよりも髪にあてる時間が長くなってしまいます。そうすると、カールヘアアイロンの方が髪へのダメージが強くなるのは必然的なので、カールヘアアイロンの温度は140度がおすすめです。

カールヘアアイロンを使いこなせる方であれば、高温で短時間で巻いていく方がダメージが抑えられる様になるので、160度位でも可能です。

ストレートアイロンのヘアアイロンおすすめ温度・適温は170度


ストレートアイロンのヘアアイロンおすすめ温度・適温は170度です。カールヘアアイロンは髪にあてている時間が長いですが、ストレートアイロンは滑らせるだけなので比較的短時間で髪へ熱を与えていきます。その為、カールヘアアイロンより高めの170度程度がおすすめの温度となっています。

170度のストレートアイロンを髪にあてる際、髪の同じ部分には2秒〜3秒程度に止めておくのがポイントです。ゆっくりと引っ張るようにしながらストレートアイロンを使う方をよく見かけますが、こうしてしまうと髪に熱のダメージを強く与えてしまうのであくまでもサッとスルーしていく事を意識して下さい。

髪が痛まない様にしたいならカールもストレートアイロンも140度が適温

髪が痛まない様にしたいならカールもストレートアイロンも140度が適温です。髪質などによっても異なりますが、タンパク質の変性は大体60度頃からされる為、出来るだけ低温でヘアアイロンを使用する事が理想的だと言われています。

とはいえ、あまりにも低温にしていると癖付けが難しくなり、何度もヘアアイロンを髪にあてるようになってしまう為、かえってダメージの原因を引き起こしてしまう可能性があるので、140度程度にするのがおすすめです。癖付けをしながら出来るだけ熱のダメージを抑えられる様に心がけましょう。

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ9つ

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ①濡れた髪に使用しない

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ1つめは、濡れた髪に使用しない事です。お風呂上がりや寝癖を取る為に髪が濡れた状態の時、ドライヤーをするのが面倒臭くてそのままヘアアイロンをする…なんて事をするのだけは絶対に止めて下さい。

濡れた髪にヘアアイロンの熱を与えると、ジューッと髪の毛が蒸発している事に気付くと思います。この蒸発は、濡れている表面上の水分だけではなく、髪の内側の水分まで一緒に蒸発させている状態です。

つまり、髪の内側から水分を奪ってしまっている状態なので、髪が乾燥してしまい、ダメージの原因となってしまいます。ヘアアイロンを使う前にはしっかりと髪を乾かしてから使用する様にして下さいね。

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ②同じ場所に何度もコテを当てない

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ2つめは、同じ場所に何度もコテを当てない事です。熱を直接髪に与えるのでヘアアイロンやコテはそれだけでもダメージです。それなのに、同じ場所に何度もコテを当てていればダメージが一層強くなってしまうのは当然です。


だからこそ、ヘアアイロンのダメージから髪を守る為には、ヘアアイロンの使い方をマスターして短時間で低い温度で、髪の癖付けを一度で出来る様にする事が大切です。

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ③スタイリング剤をつける

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ3つめは、スタイリング剤をつける事です。スタイリング剤は、つける事で形状記憶しやすくしたり、髪に熱を直接与えずにコーティングしてくれるのでダメージから髪を守ってくれます。

そんなヘアアイロンのダメージから髪を守る為に欠かせないスタイリング剤ですが、そのままヘアアイロンを使ってはいけません。スタイリング剤をつけた後はしっかりとドライヤーで乾かしてから使用して下さい。先ほども説明した様に、濡れた髪でヘアアイロンを使うとダメージになるので注意して下さい。

以下の記事では、ストレート用のヘアスタイリング剤おすすめランキングTOP7についてご紹介しています。また、巻き髪用のヘアスタイリング剤についても併せてご紹介しているので、ヘアアイロンのダメージから髪を守る為にはどんなスタイリング剤が人気なのかしっかりチェックしてみて下さい。

関連記事

ストレート用のヘアスタイリング剤おすすめランキングTOP7|巻き髪も

色々なスタイリング剤やヘアアイロンなどを使ってなんとかストレートヘアや

Small thumb shutterstock 326885012

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ④ストレートアイロンはスチーム式

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ4つめは、ストレートアイロンはスチーム式にする事です。さらさらの綺麗なストレートヘアにしたい時、どうしてもなかなかうまくストレートに出来ず、何度もストレートアイロンを髪に滑らせてしまいがちです。

しかし、そうすると髪へのダメージが一層強くなってしまうので、ストレートアイロンはスチーム式を選ぶ事で髪をダメージから守る事が出来ます。スチーム式だと、髪のパサつきが抑えられたり癖付けがしやすいので一度でツヤツヤなストレートヘアを作れます。

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ⑤なるべく低温にすると痛まない

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ5つめは、なるべく低温にすると痛まない様です。先ほども説明した様に、タンパク質の変性は60度頃からされるのでヘアアイロンを使う以上、多少のダメージを負ってしまうのは仕方ない事です。しかし、極力痛まない様に意識するだけでもダメージの大きさはだいぶ変わってきます。

あまりにも低温にしすぎてしまうとすぐに巻きやストレートが取れてしまったり形状記憶しにくくなるので、最低限の温度として140度程度の低温にしましょう。なるべく低温で短時間でヘアアイロンを使用すると、髪のダメージを最大限にカバー出来ます。


ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ⑥ヘアアイロン後の保湿

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ6つめは、ヘアアイロン後の保湿です。ヘアアイロンで熱を加えた時、髪は乾燥してしまっています。その為、ヘアアイロンを使った後は保湿する事が大切です。

洗い流さないトリートメントには種類が豊富ですが、使用目的やなりたい印象・髪質によって変えるのがおすすめです。サラサラに仕上げたい時はミストタイプ、潤いのある茶髪に仕上げたい時はオイルタイプ、広がる髪をまとめたい時はミルクタイプを選ぶとヘアアイロンから髪のダメージを守りつつ思い通りの髪に仕上がります。

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ⑦ヘアアイロンをしない日を決める

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ7つめは、ヘアアイロンをしない日を決める事です。どれだけ髪が痛まない様に気をつけていても、ヘアアイロンを使うとそれだけ髪へダメージを与えてしまいます。

だからこそ、ヘアアイロンのダメージから髪を守る為にもヘアアイロンをしない日を決める事がとても大切です。理想としては週に2回程度に抑えられると髪へのダメージ的にも良いと考えられています。

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ⑧ヘアケアをしっかりする

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ8つめは、ヘアケアをしっかりする事です。ヘアアイロンを使用する頻度が高く、ダメージを負いやすい方は日頃からシャンプーやコンディショナー・ヘアパック・洗い流さないトリートメントなど…ヘアケアはしっかりと丁寧にする事を意識しましょう。

以下の記事では、【100均シャンプー】ダイソー・セリアの9個をご紹介しています。ヘアケア用品は高く、経済的負担になる事も多いですが、100均なら惜しみなくたっぷりと使う事が出来るのでおすすめです。おすすめのヘアケア商品についても併せてご紹介していますので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。

関連記事

【100均シャンプー】ダイソー・セリアの9個!おすすめのヘアケア商品は?

ダイソー・セリアなどの100均のシャンプーを9個紹介します。100均の

Small thumb shutterstock 326885012

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ⑨プレートがチタン素材を選ぶ

ヘアアイロンのダメージから髪を守るコツ9つめは、プレートがチタン素材を選ぶ事です。カールヘアアイロンもストレートアイロンも、髪をヘアアイロンに挟んで癖付けさせます。この時、必ず髪へ摩擦を与えてしまい、摩擦が髪へのダメージとなってしまいます。

ヘアアイロンを使用する上で摩擦は避けては通れないものですが、出来るだけダメージを抑える為にプレートはチタン素材のものを選ぶのがおすすめです。チタン素材のヘアアイロンは最も摩擦が少ない素材とされ、痛まないアイロンと言われているので、コテ選びの際には意識して選ぶ事でダメージから髪を守る事が出来ます。

温度で受けるダメージを軽減するヘアケア商品は?

温度で受けるダメージを軽減するヘアケア商品①すとんとしっかりストレート

温度で受けるダメージを軽減するヘアケア商品1つめは、いち髪の『すとんとしっかりストレート 和草ミスト』です。こちらのミストは、ヘアアイロンの温度で受けるダメージを保護してくれる効果はもちろんのこと、紫外線ダメージをケアする効果にも期待できるヘアケア商品です。お値段が安いのも嬉しいポイントです。

温度で受けるダメージを軽減するヘアケア商品②カールセットローション

温度で受けるダメージを軽減するヘアケア商品2つめは、マシェリの『カールセットローション』です。こちらのローションは、くるんとしたしっかりカールを作りやすくしてくれる上、ヘアアイロンの熱から髪を守ってくれます。また、香りが良い事が女性の間で人気を集めているポイントです。

こちらのローションを使ってコテで髪を巻くと、形状記憶されやすい事や、髪にツヤを与えてくれるので仕上がりも美しくなれるヘアケア商品です。マシェリのシャンプーやコンディショナーとセット使いすると香りが統一されておすすめです。

ヘアアイロンは適切な温度で髪のダメージを抑えよう!

ヘアアイロンのおすすめの温度・ダメージから髪を守るコツについてのご紹介まとめはどうでしたか?毎日のスタイリングの幅を広げてくれるヘアアイロンはおしゃれ女子にとって欠かせないアイテムです。しかし、そんなおしゃれの為に髪へ必要以上のダメージを与えてしまうと大変な事になってしまいます。

ヘアアイロンを使用する時は出来るだけ痛まない様に、適切な温度で髪のダメージを抑えるのが大切です。また、温度だけではなく、普段のケアやヘアアイロンを使用する前のスタイリングを意識するだけで髪を極力痛まない様にする事が出来ます。是非、ヘアアイロンのダメージを抑えながらおしゃれを楽しんで下さいね!


商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。

KEYWORD

関連のキーワード


NEW

新着記事


RANKING

人気の記事