プラトニック不倫とは?
プラトニック不倫は肉体関係がなく恋愛初期のような関係
そもそも、プラトニック不倫とは一体どういった関係のこと?一般的な不倫とどう違うの?という疑問をお持ちの方もいるでしょう。まずは、そのあたりについて御説明致します。
多くの方は「プラトニック」という言葉を一度は耳にしたことがあるでしょう。その「プラトニック」の言葉の意味は辞書等では理想的、純粋な、精神的なといった意味で用いられる英語の形容詞のことです。特に男女の恋愛関係で使われる場合は、肉体関係をもたない精神的な恋や愛のことを指します。
互いにパートナーがいる男女が他の異性と肉体関係のない恋愛なんて成立するの?と思う方もいるかもしれませんが、互いに既婚者だからこその理由がありプラトニック不倫に走る男女も多いようです。そこで、次項からはそんなプラトニック不倫に走る男女の心理をご紹介していきます。
実際のプラトニック不倫
プラトニック不倫は精神的な恋愛と先で述べましたが、では単なる片思いのこと?と考える方もいるでしょう。しかし、片思いはプラトニック不倫の一部であってそれがすべてではありません。それでは、プラトニックな不倫・浮気関係の実際について御紹介致します。
- 食事やデートといった楽しい時間を共有する
- お互いの好意を認識している
- 用事がなくてもメールや電話で連絡をとる
- 相手への想いを胸に秘めている
プラトニック不倫の実際
こうして、プラトニック不倫の実際について見ると、一般的な不倫カップルとは違うことがわかりますよね。食事やデートといった楽しい時間を共有したり、用事がなくても連絡を取るのは、一般的な不倫カップルにも言えることですが、肉体関係なしにそんな関係が続くのかという疑問も生じますよね。
そして、お互いの好意を認識している・相手への想いを胸に秘めているというのは不倫というのかと思う方もいるでしょう。でも、パートナー以外の男性が自身の心の中にいるということはどちらかが望めば肉体関係ありきの不倫になることも考えられ、その一歩手前という捉え方でプラトニック不倫になるのでしょう。
精神的な浮気・不倫に走る心理12選ー男性編ー
精神的な浮気・不倫に走る男性心理①プラトニックなら浮気や不倫じゃない
プラトニック不倫・浮気に走る男性の中には、肉体関係がなければそれは浮気でも不倫でもない!という考えを持っている人が多くいます。男性には生殖本能がありますから、女性に恋心を抱けば肉体を求めるのは当たり前のことです。
しかし、あえてその肉体関係をもたないことで浮気や不倫をしてパートナーを裏切っているという罪悪感をもちたくないという心理が根底にあるのでしょう。こういう考え方でプラトニック不倫に走る男性は、自分は間違ったことなんかしていない!と自己肯定感が強いナルシストな方が多いです。
精神的な浮気・不倫に走る男性心理②心のよりどころが欲しい
全ての家庭がそうではないでしょうが、結婚生活が長くなると子供の成長等で、わりと男性は家庭での居場所が小さくなっていくことが多いようです。また、妻との関係も付き合った当初のようなキラキラした関係から変化しますよね。
良く言えばそれは家族として妻と落ち着いた関係を築けているということなのですが、悪くとらえれば冷めきった関係とも捉えられます。そして、男性は女性に比べて寂しがり屋な生き物です。相手にされていないと感じるとほかの場所に自分の心のよりどころを求めてしまいます。
そんな時に素敵な女性が現れれば、相手に心のよりどころになってほしいという心理から、プラトニック不倫や精神的な浮気に走ってしまうようです。心のよりどころが欲しい時や癒されたい、優しくされたい心理については、以下の記事も参照してみてくださいね。
精神的な浮気・不倫に走る男性心理③刺激は欲しいが自分を見失いたくない
結婚生活が長くなれば自分の中で、恋愛をすることは過去のものと男女問わず既婚者は皆思うのですが、実際にはそういう恋愛初期のドキドキ感や刺激を求めている男性も少なくないです。
しかし、家庭を壊したくないし、自分が不倫をして相手に振り回されるようなことがあってはならないという心理的葛藤がある男性は、プラトニック不倫や精神的な浮気に走る傾向にあります。プラトニックなら相手の肉体に溺れて自分を見失うことなどないだろうと考えるのです。
精神的な浮気・不倫に走る男性心理④家庭に不満があるがそれを言えない
もともと他人同士であった男女が結婚して生活を共にするのですから、多くの男性は家庭に不満を抱いています。しかし、それをパートナーに伝えると喧嘩になったり家庭での居場所がますますなくなったりすることを想像すると言えないという方も多いのが事実です。
そうなると、ストレスが溜まる一方ですからその捌け口を求めてプラトニック不倫に走ってしますのです。恋をして深みにはまらなければそれだけで、日常生活が楽しくなるのは誰もがそうですよね。
精神的な浮気・不倫に走る男性心理⑤責任を背負い込みたくない
先にもお伝えしましたが、男性は生殖本能から結婚しても異性を求める生き物です。ですが、理性というものもありますから不倫をして深みにはまれば大変なことになることもわかっています。不倫相手に対しても、家庭に対してもそんな責任を背負い込みたくないという心理から、プラトニック不倫に走る男性もいます。
精神的な浮気・不倫に走る男性心理⑥セックスに自信がない・興味がない
プラトニックな浮気や不倫に走る男性の中には、自分の性的な部分に対し劣等感を持っている方も以外と多いです。パートナー以外の女性に恋心を抱いたとしても相手とのセックスに自信がないためプラトニックな関係を選択するのです。
また近頃、草食系男子という言葉をよく耳にしますが、そういった男性の中には、そもそもセックスに対して淡白な方もいます。そういう男性からすればパートナー以外の女性と恋に落ちても、逢えばセックスしないといけないというのが関係が進むにつれわずらわしくなってくるのです。
しかし、セックスに対して淡白なだけで男性ですから異性に興味を抱くのは止められません。とても矛盾していますが、こういう男性は存在します。そして、そういうわずらわしい関係を持ちたくないという心理から、プラトニックな不倫や浮気に走るのです。
精神的な浮気・不倫に走る心理12選ー女性編ー
精神的な浮気・不倫に走る女性心理⑦精神的な繋がりが欲しい
女性はどちらかというと男性より精神的な恋愛を重視する傾向にあります。たとえ、肉体的な関係がなくても、精神的な繋がりがあればいつまでもその男性のことを大切に思えると考えています。
しかし、不倫といえば肉体的な欲にまみれた関係のイメージ一般的であるといえるでしょう。しかし、不倫であってもそんな肉欲にまみれた汚らわしい愛じゃないという心理からプラトニック不倫に走るのです。
精神的な浮気・不倫に走る女性心理⑧今のままの環境や関係を壊したくない
プラトニック不倫に走る女性の心理には今、自分が置かれている環境を壊したくない、不倫相手との関係が壊れるのが嫌という特徴もあります。たとえば、夫には何の不満もない女性がほかの男性に恋心を抱いてしまった時にはこういう心境に陥ることでしょう。
身勝手な心理とも言えますが、実際、離婚となれば子供がいたり経済的な事情もあります。不満のない夫と離婚して不倫相手の彼とやっていく自信がなかったりうまくいくのか不安になったり躊躇するのが当然です。ですが、恋する気持ちは止められずプラトニック不倫を選択するのでしょう。
精神的な浮気・不倫に走る女性心理⑨いつまでも女でありたい
よく言いますが、女性はいつまでったも「女」でありたいのです。結婚したから女として見られなくなるのは嫌だ!いつまでも女でありたいという心理があります。女として誰かのために自分を磨くことが張り合いになるのです。
ですから、女性として外見を磨けば男性に気づいてほしいし、褒められたいと考えます。しかし、結婚生活が長くなれば、互いにパートナーーのことを空気のように感じてしまうようになってきます。ですから、夫にそういった女として頑張っている自分を見てもらえていないと不満を抱くことがあります。
そんな時に、素敵な男性に褒められれば結婚前のような胸がキュンっとする思いを感じ、恋心を抱きます。でも、一線を越えるような行為をするほどの恋愛感情ではないので、プラトニックな不倫や浮気に走るのです。
精神的な浮気・不倫に走る女性心理⑩夫に対する不満がある
プラトニック不倫に走る男性の心理的特徴でもご紹介しましたが、女性にも夫に対する不満という心理からプラトニック不倫へと走ってしまうことがあります。結婚生活の中で子供ができ家族が増えても、基本的に女性の不満は夫に集中します。
でも、家庭生活の平和は妻の采配によって保たれているのが現実であり、多くの既婚女性がそうあろうと努力しています。そんな、ストレスが溜まっていく中で素敵な男性に優しくされたりなんかすると、コロッと恋に落ちてしまうのも仕方がないでしょう。
しかし、家庭を大事に思うからこそストレスを溜めても何とかしようという気持ちが土台にあるわけですから、不倫に溺れたくないという気持ちを持つのも当然です。そういった表裏一体の気持ちから生活の中でのささやかな潤いや楽しみとしてプラトニックな不倫や浮気に走ってしまうのです。
精神的な浮気・不倫に走る女性心理⑪友達以上恋人未満な人を求めている
プラトニックな不倫や浮気に走る女性には友達以上恋人未満な関係の男性を求める心理があります。不倫相手の周囲の女友達と同等では物足りないし恋人となると相手や自分の嫉妬といった近すぎるがゆえにあるトラブルを想定してしまい、そこまで踏み込むことができない既婚女性がこういう心理を抱くようです。
精神的な浮気・不倫に走る女性心理⑫胸キュンできる世界観に酔っている
女性はいくつになっても、自分が主人公の少女漫画のようなドキドキ感を求めてしまうという心理があります。素敵な異性が現れると、ついそのスイッチがONになっちゃうこともあります。
家庭があるし不倫なんてだめ!と思いながらも、相手とのコミュニケーションで一喜一憂したり、彼のことを想う時間だったりとまるで、自分が主役の少女漫画のような世界観が楽しくてプラトニック不倫にのめりこむのです。
プラトニック不倫なら誰にも迷惑がかからない?
プラトニック不倫といっても不倫は不倫
いくらプラトニックといっても不倫は不倫です。パートナーが自分の妻や夫がほかの異性にそういう気持ちを抱いているということを知れば、少なからず傷つきます。そこに、肉体関係がなくてもデートをしたり不倫相手と密に連絡を取っていることを知ったりすると、裏切られた感でいっぱいになるのは目に見えてます。
肉体関係がなくても、頻繁にデートを重ねたり連絡を取り合っていたりするだけで家庭生活に支障を来す場合もありますし、恋するあまりパートナーに触れられたくないと夜の夫婦生活が上手くいかず亀裂が生じることだってあります。感情に身を任せすぎてはいけませんね。
決定打がないからこそパートナーは苦しむ
また、一般的な不倫関係は肉体関係があるので、それが不貞行為ということで離婚を決定づける判断基準であることが多いです。しかし、プラトニック不倫は肉体的な関係がないのでそういった決定打がありません。
だから、パートナーは相手の心がほかの異性に移っていることを気づいてもどうすればいいのかわかりません。最悪の場合自分の思い込みかと、妻や夫を信じきれない自分を責めることだってあります。それだけパートナーを苦しませる行為でもあるのです。
プラトニック不倫でも離婚はありうる
しかし、世の中には様々な夫婦関係がありますので不倫は悪いことだと完全否定はできません。ですから、気持ちを止められずプラトニック不倫に走ってしまう方を責めることはできませんが、あくまで不倫は不倫。以下記事も参考に、離婚という最悪の結末が訪れるかもしれないという覚悟をしていてください。
プラトニックでも不倫は楽しいことばかりじゃない
なんで、肉体関係も持たないのに不倫なんてしようと思うの?と思っていた方も、プラトニック不倫や浮気は、まるで恋愛初期のようなドキドキやトキメキが魅力だということが、ご理解頂けたかと思います。そんな甘酸っぱい刺激的な関係が日々の生活に潤いを与えてくれるので、プラトニックな関係を断ちきれないのです。
でも、実際は楽しいだけではありません。プラトニックであっても不倫は不倫。関係が周囲に露見すれば誰かを傷つける心の裏切り行為であることも否定はできません。一時のトキメキに気持ちを委ねて大きな後悔を招くこともあります。
ですから、プラトニック不倫や浮気に走ってしまいそうな時には、一度立ち止まって自分に問いただしてみてください。客観的にその気持ちを分析すれば熱も冷めるでしょう。そこで、やっぱりこんな気持ちはダメだ!と思うようであればそこまでです。相手への想いはすっぱり捨てたほうが家庭の平和は保てます。
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