口癖「なんか」の心理・性格3選
口癖「なんか」の心理・性格①納得できていない
「なんか」という言葉はとても多く使われる口癖ですが「納得できていない」ときに使われる傾向にあります。自分以外の周りの人の意見や提案に「なんか納得いかない」という気持ちが「なんか」という言葉として表れます。
納得はできないけれど「どんな理由で納得できないのか」具体的に自分の意見を上手く言えず「なんか」という言葉が先に出てきてしまうのでしょう。この場合の「なんか」は、不安で気が立っている状態のときに出てくる言葉なので、心配症な性格とみることができます。
口癖「なんか」の心理・性格②上から目線
「なんか」という口癖では、相手に対し「上から目線」になっている心理の表れの場合もあります。「私の方ができる」「私の方がすぐれている」という思いがあると、上から目線で「なんか」という言葉を使いがちで、傲慢な性格と言えます。
つまり、相手を自分より下だと思っていると、相手の意見に対して「なんかそれ違うよね」のように、相手を否定する「なんか」という言葉の使い方として表れるのです。心理として口癖というのは、大半が無意識に出てしまうものなので、相手を不快にさせるような言葉は意識して控えるようにしましょう。
他にも「上から目線な人の特徴」や「偉そうな人の心理」に関しては、下記のリンク先で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
口癖「なんか」の心理・性格③自分の意見に自信がない
「なんか」という言葉が口癖の人は「自分の意見に自信がない」性格の可能性もあります。自分の意見を言ったとしても、他の人たちが認めてくれるかわからないですよね。なので「なんか、私はこう思ったんですけれど」とワンクッション置くような言い方をする傾向にあります。
この場合の「なんか」は、自信のなさから「自分の言いたいことが上手く言えない」人が使いがちの口癖なんですね。おそらく幼少期に「言いたいことを言ったけど受け入れてもらえなかった」という経験が発端です。「どう言ったら正解なのだろう?」と頭で考えすぎてしまい、なかなか言葉に表せないのです。
口癖「いや」の心理・性格3選
口癖「いや」の心理・性格①我を通したい
「いや」という口癖の人は「我を通したい」という心理があります。頑固な性格の人に多く、会話をしていて人の意見を聞いたあと「いや」という否定形の言葉を言う人は「自分の意見は正しい」と思い込んでいる心理があり、人の意見を聞き入れない傾向にあります。
必ず「いや、そうじゃなくて」といった感じで否定から入る性格の人は、相手に不快な思いをさせるため嫌われやすく、あらゆる人間関係で損をしています。もしあなたが「いや」という言葉を頻繁に使っているとしたら、控えるように気をつけましょう。
口癖「いや」の心理・性格②自分が仕切りたい
「いや」という口癖で反論するタイプの人は「自分が仕切りたい」という心理があります。自分の意見を相手に「納得させて受け入れさせたい」仕切りたがり屋なのでしょう。相手の言いなりにならずに自分の意見を伝えることは大切なことですが、何度も「いや」を使うと人間関係のトラブルにもなりかねません。
「いや」という言葉で相手の意見を否定するのではなく、まずは先に「あなたはそう思うんですね」と相手の意見を受け止めることで穏便に話し合いができるのでおすすめです。
口癖「いや」の心理・性格③遠慮がちで謙虚
「いや」という言葉は、基本否定的な言葉ですが「遠慮がちで謙虚」な心理の表れの場合もあります。人から褒められたり称賛されたときに「いやいや、全然そんなことないです」という風に「いや」を使うタイプの人です。この場合、日本人にありがちな「謙虚さ」から使われるんですね。
ただし、素直に褒めている人からしたら「いやいや」と言われると、自分の気持ちを否定されたような悲しい気持ちになるので、時には褒め言葉を素直に受け取ることも大切ですよ。
他にも、「なんか」や「いや」という口癖の性格や心理に関しては、下記のリンク先で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
口癖「ちなみに」の心理・性格3選
口癖「ちなみに」の心理・性格①情報を伝えたい
「ちなみに」が口癖の人は「自分が持っている色んな情報を人に伝えたい」という心理があります。あまり知識や情報を持っていない人は「ちなみに」という言葉を使わないので、あなたの周りに「ちなみに」という口癖の人がいたら、あなたが欲しい情報を持っている可能性があるので聞いてみると良いでしょう。
ただし、「ちなみに」を使う人の中にもただ話好きな性格の人もいるので、あまりためにならない情報を延々と語られてしまう可能性もあります。その場合は、話につき合うのもほどほどにしておきましょう。よく喋る男性心理については下記記事で詳しく解説しています。ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
口癖「ちなみに」の心理・性格②理屈っぽい
「ちなみに」が口癖の人で、理屈っぽい性格の人もいます。理数系に多いタイプで、物事を白黒つけないと気がすまないところがあり、気持ちよりもデータなどを重視しがちです。そのため、自分の意見や価値観には絶対の自信を持っています。
周りからなにを言われても「ちなみに私の意見は」と話し出して、けして自分の意見を曲げない性格です。この場合は「ちなみに」と話されたあと、「そうなんですね」と相手の意見を受け取って話を終わらせたほうが無難でしょう。
口癖「ちなみに」の心理・性格③探究心がある
「ちなみに」が口癖の人は、とても「探究心がある」ので興味を持ったことに関しては、とことん調べて追求する集中力のある人です。「ちなみに、さっき言ってた〇〇ってなに?」のような使い方をする人は、好奇心旺盛で探求心が強い性格と言えるでしょう。
口癖「みたいな」の心理・性格3選
口癖「みたいな」の心理・性格①責任を持ちたくない
「みたいな」が口癖の人は、自分の発言に「責任を持ちたくない」という心理があります。無意識に責任を避ける言葉として「みたいな」という曖昧な言い方をします。精神年齢が幼く、自分の発言に責任を持つのが怖い臆病な性格と言えます。
他にも「仕事に対して責任感がない人の心理」に関しては下記のリンク先で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
口癖「みたいな」の心理・性格②本音を知られたくない
「みたいな」という口癖では若い女性に多いのですが「本音を知られたくない」という心理から使う人がいます。このタイプの人は、何気ない会話の中でも頻繁に語尾に「みたいな」をつける傾向にあります。たとえば「あの人感じ悪くない?みたいな」や「あれ可愛くない?みたいな」といった感じです。
このタイプの人は、周囲の顔色をうかがい他人の目を気にし過ぎる性格で、本音を隠すために「みたいな」が口癖になっているのです。語尾に「みたいな」をつけることで、もし相手が同意しなかったとしても嫌な気持ちにならずに済むので、あえて曖昧な言い方をしてごまかします。
他にも「本音を言わない人の心理」に関しては、男女別で下記記事にて詳しく解説しています。ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
口癖「みたいな」の心理・性格③重い話にしたくない
「みたいな」が口癖の人で、話は聞いてほしいけど「重い話にしたくない」ときに「みたいな」を使う人がいます。例えば「ちょっと悲しいかなみたいな」のように「たいしたことではないんだけど」という含んだ言い方をする心理があります。
このタイプの人は、物事をなるべく軽く考える傾向にあるので、相手の真剣な話を聞くことも苦手です。相談しようと話をしても、茶化したり「気のせいだよ」とか「たいしたことないよ」といった風に軽く受け取られてしまう可能性があるでしょう。
口癖「まぁ」の心理・性格3選
口癖「まぁ」の心理・性格①細かいことに囚われない
「まぁ」というのは日本人に多い口癖ですが、「まぁ」を多く使う人は「別に完璧でなくてもいい」と出来ない自分のことを認めている性格の人です。「まぁ、これくらいでいいんじゃない?」というようなタイプは細かいことに囚われない性格と言えます。そのため、綿密な作業は苦手という特徴があります。
他にも「雑でがさつな女の性格と特徴」について、下記のリンク先で詳しく解説していますので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
口癖「まぁ」の心理・性格②穏便にすませたい
「まぁ」という口癖では「穏便にすませたい」という心理で使っている場合もあります。仲間内でケンカが始まったときなど「まぁまぁ、ちょっと落ち着こうよ」といった感じで使っているなら、争いを静めて穏便にすませたいという気持ちが表れています。
口癖「まぁ」の心理・性格③本当のことを隠したい
「まぁ」という口癖では、軽く否定して「本当のことを隠したい」ときにも使います。例えば仕事のことなどで「うまくいってる?」と聞かれて「まぁ、なんとか」と言う場合は、「本当はそうでもない」という気持ちをごまかすために使われることが多いのです。
なので、近況などを聞いたときに相手が「まぁ、ぼちぼち」とか「まぁ、それなりに」というような話し方をしたときは、あまり突っ込まないようにした方が良いでしょう。
口癖「とりあえず」の心理・性格3選
口癖「とりあえず」の心理・性格①めんどうなことが嫌い
「とりあえず」という口癖の人は「めんどうなことが嫌い」という特徴があります。そのため、あまり考えずに「とりあえずやってみよう」という心理があり、考えるより即行動するタイプの人でしょう。たくさん失敗することもありますが失敗を経験値として生かし、立ち止まらずに次へ次へと動いていく行動力があります。
口癖「とりあえず」の心理・性格②自分に自信がない
口癖で「とりあえず」を頻繁に使う人は、自分の発言や行動に「自信がない」という心理があります。「とりあえず、大丈夫です」とか「とりあえず、できると思います」と言われても、「本当に?」と心配になりますよね。
このタイプの人は、自信のなさを隠すために「とりあえず」を使う場合が多いのですが、ほぼ周りにバレています。もし心当たりのある人は、「とりあえず」という口癖が相手を不快にさせるだけでなく、信用を失う言葉であることを自覚して使うのを控えるようにすると良いでしょう。
口癖「とりあえず」の心理・性格③自己防衛本能
「とりあえず」という言葉をよく使う人は「自己防衛本能」の強い人が多い傾向にあります。たとえば「とりあえずやっておこう」とか「とりあえずやりました」のような使い方をする人は、自分に自信がない性格の人です。
このタイプの人は、できなかったときや失敗したときに責任を負いたくないので、防衛策として「とりあえず」というあいまいな言葉を無意識に使うのです。
かまってちゃんに多い口癖
かまってちゃんに多い口癖①「忙しい」
「忙しい」が口癖の人は「忙しさをアピールしたい」という心理が隠れています。本当に忙しい場合もありますが、それほど忙しくなくても自分を認めて欲しいという「承認欲求」が強いため、自分は有能であると印象付けたいのです。
男性に多いタイプですが、頻繁に「忙しい」という言葉を口にする人は、忙しいことは良いことと捉えています。なので、忙しさをアピールすることで自分を「出来る人間」だと見せたいのでしょう。
かまってちゃんに多い口癖②「疲れた」
「疲れた」という言葉をたびたび使う人は、私のことを「ねぎらってください」という、かまって欲しい心理が隠れています。特にSNSなどの不特定多数の人に向けて「疲れた」と投稿する人は、かまってちゃん気質が強いといえます。
思い込みが強い人の口癖
思い込みが強い人の口癖①「普通は」
「普通は」という口癖を頻繁に使う人は「自分の価値観は正しい」という思い込みが強い心理があります。自分の中にある「普通」が一般常識と思い込んでいるので「普通はこうするのが当たり前」と決め付けて信じています。
そのため、自分とは違った意見を言われると許すことが出来ずにイラついて、自分の中の常識(価値観)を相手に押しつけようと躍起になる傾向があります。「普通は」が口癖の性格の人には「あなたはそう思うんですね」とあくまで冷静に対処すると良いでしょう。
思い込みが強い人の口癖②「あなたのため」
「あなたのため」という言葉が口癖の人は、自分の価値観や考え方を他人に押し付けたい心理があります。よく親が子どもに「あなたのために言ってるのよ」と言うことがありますが、これは子どものためというよりも「自分のため」に言っていることが多いのです。
親は「あなたのため」という言葉を使いながら、自分自身の不安を解消するために子どもをコントロールしようとしているに過ぎません。恋愛においても同じで「あなたのためにやってるのに」と言う人は、恋人に愛されるため(自分のため)にやっているのです。
人に喜ばれたり好感を持たれる口癖3選
人に喜ばれたり好感を持たれる口癖①「ありがとう」
「ありがとう」は感謝の言葉なので、言われて嬉しくない人はいないと思われます。小さなことでも助けてもらったら「ありがとう」と言うのを口癖にしている人は、相手を明るい気持ちにさせるので人から好かれます。
そして「ありがとう」を口癖にしていると、また「ありがとう」と言いたくなる出来事が必ず起きます。「ありがとう」は言霊の中でもとても良い言葉と言われており、使っていると自然に困ったとき助け合ったり協力し合える人間関係が生まれます。ぜひ意識して使うようにしてみましょう。
言霊とは、言葉に宿るというエネルギーのことです。 例えば、「ありがとう」という言葉には プラスのエネルギーが宿っていますし、 「うざい」とか「許さない」 という言葉にはマイナスのエネルギーが宿っています。 口に出してみたら、何となく その意味がわかるのではないでしょうか。 「ありがとう」と口にしたときは 何だか温かい気持ちになると思います。 それに対して、「許さない」 と口にしたときは 何となく汚れた感情を感じると思います。 まさにその通りで、特に 意味を考えていなくとも、 ただ口にするだけでそういう気持ちになるのです。 そのくらい、言葉には すごいパワーが秘められているのです。
引用 : 英語と人間心理、健康の学習は人生充実の鍵
人に喜ばれたり好感を持たれる口癖②「すごいね」
「すごいね」という言葉は相手を褒める言葉なので、人を心地良い気分にさせることができますよね。会話しているとつい自分の話をしたくなりがちですが、まずは一言「すごいね」と褒める言葉を先に使うと良いでしょう。
例えば友達から「最近ジムに通い始めたんだ」と言われたときは「すごいね!私も最近運動不足だから、ヨガを習い始めたんだよ」といった感じです。相手の言葉を一旦受け止めて褒めることで、好感を持たれるようになりますよ。
人に喜ばれたり好感を持たれたりする口癖③「さすがだね」
「さすがだね」という言葉は相手の実力を素直に認める言葉なので、誰でも言われると嬉しい気持ちになりますよね。ただし、適当に使っていると相手に「なんか適当に言ってるな」ということが伝わってしまいます。使うときは心からそう感じたときに言うようにしましょう。
人を不快にさせたり嫌われる口癖3選
人を不快にさせたり嫌われたりする口癖①「どうせ」
「どうせ」という口癖を使う人はネガティブ思考な傾向にあります。「どうせ自分に出来るわけがない」とか「どうせ私が悪いんだわ」のように、「どうせ」のあとには基本ネガティブな言葉が続きますよね。
ネガティブな言葉やマイナスの言葉を聞いていて、心地良くなる人は誰もいません。あなたがもし「どうせ」とよく言ってるなと思ったなら、なるべく言わないように気をつけましょう。
人を不快にさせたり嫌われたりする口癖②「でも」
「でも」という言葉は、嫌われるネガティブな否定形の言葉になります。無意識に使ってしまいがちな口癖ですが、「でもそれは違うよね」のように多用すると相手は「否定された」と感じて不愉快な気持ちになってしまいます。もし心当たりがある人は、周りから嫌われないためにも使い過ぎないように気をつけましょう。
人を不快にさせたり嫌われたりする口癖③「だって」
「だって」という言葉は言い訳するときに使う言葉です。何を言っても「だって」と子どもっぽく言い訳ばかりする人は、責任感のない人だと思われ人から嫌われる傾向にあります。特に仕事でミスをした時は、言い訳をせずに注意の言葉を受け止めて、次回気をつけるようにすると良いでしょう。
もし心当たりがあるのでしたら、あなた自身の成長のためにも大人の対応が出来るよう心がけてみましょう。そうすることで周りから信用され、人が離れていくこともなくなるはずですよ。嫌われる人の特徴と共通点に関しては、下記のリンク先でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
口癖の心理と性格を知って人とのコミュニケーションを楽しもう!
人々の中で比較的よく使われている口癖を紹介してみましたが、いかがでしたか?人は普段、無意識に「なんか」「ちなみに」「とりあえず」といった言葉を使っています。その言葉の背後には、使っている本人も気づいていない本音が口癖となって表れているのです。
口癖を言う人の心理や性格を知ることで、相手とのつき合い方もわかりやすくなりますね。また、自分自身も印象を悪くする口癖に気をつけながら、コミュニケーションを楽しんで人間関係のトラブルを回避しましょう!
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