市販のストレートパーマと縮毛矯正の違い
①熱を使うか使わないか
ストレートパーマと縮毛矯正の違いは、熱を使うか使わないかです。ストレートパーマは薬剤の力だけで髪の毛を真っ直ぐにしますが、縮毛矯正はさらに熱を加えて加工します。そのためストレートパーマより縮毛矯正の方が強い力で、髪の毛を真っ直ぐにできるのです。
ただし、ただでさえ薬剤で髪の毛に負担を掛ける所に熱を与えるので、縮毛矯正の方がダメージが大きくなります。カラーや紫外線などでダメージを受けた髪の毛に縮毛矯正をするのは、あまりおすすめできません。ストレートパーマの方が、気軽に行えるのが両者の違いです。
②仕上がりに差がある
ストレートパーマと縮毛矯正では、仕上がりに差が出ます。ストレートパーマは完全に髪の毛を真っ直ぐにするわけではなく、ボリュームを抑える程度に仕上がるのが特徴です。一方縮毛矯正は、どんなくせ毛でも完璧に真っ直ぐにする効果が期待できます。
元々の髪の毛によっても仕上がりに差は出るので、あまり癖が強くない方の場合は、ストレートパーマでも比較的真っ直ぐになりやすいです。そのため、自分の髪質と好みに合わせてどちらを施術するか考えてみてください。
③持ちの長さが違う
ストレートパーマと縮毛矯正では、持ちの長さが違います。ストレートパーマはおよそ3カ月程度で取れてきて、元の毛髪の癖が目立つようになるのが特徴です。一方縮毛矯正は、半永久的に髪の毛のストレートが維持できるとされています。ただし新しく伸びてきた髪の毛には癖が出るので、伸びたら再度縮毛矯正が必要です。
ストレートパーマと縮毛矯正の違いをもっと知りたい方は、以下の記事を参考にしましょう。以下の記事では、縮毛矯正の持続期間や、施術の頻度についてまとめています。ストレートパーマとの違いをチェックして、自分にはどっちが向いているのか確認してみてください。
市販のおすすめストレートパーマ4選
① プロカリテ EXストレートパーマ
「プロカリテ EXストレートパーマ」は、ショートからロングまで種類のある商品です。そのため初めて市販品を使う方でも、自分の毛髪の長さに合った量が購入できます。ダメージ補修のトリートメントと、湿気をブロックする効果があるため、髪の毛をケアしながらストレートに導いてくれる商品です。
一般的にストレートパーマなど毛髪を加工する商品は、薬剤の香りがキツく苦手な人も多くいます。しかし「プロカリテ EXストレートパーマ」にはフローラルの香りが付いており、使っている間もリラックスできるのが特徴的です。価格も安いので、自宅で手軽に済ませたい方にぴったりのアイテムですよ。
② パルティメチャまっすぐストパー
「パルティメチャまっすぐストパー」は、安い価格で気軽にストレートパーマがかけられる人気商品です。ストレートパーマは美容院でプロにセットしてもらうと価格が高く、なかなか手を出しにくい人も多くいます。しかし「パルティメチャまっすぐストパー」なら、比較的安い価格でストレートパーマを楽しめますよ。
「パルティメチャまっすぐストパー」には2種類あるので、好みに合わせて選びましょう。ナチュラルに仕上げたい場合は「簡単まとまるストパー」がおすすめです。また、しっかり矯正したいのであれば「メチャまっすぐストパー」を選んでください。
③ダリヤ ベネゼル ナチュラルストレートパーマ
あまり癖が強くない方や、ナチュラルなスタイルが好きな人には、「ダリヤ ベネゼル ナチュラルストレートパーマ」がおすすめです。自然な仕上がりになるのが特徴的なので、自分の好みに合わせてチョイスしてみてください。不自然なストレートになる心配がないので、初めて自宅で挑戦する方にも人気ですよ。
また、通常市販のストレートパーマは2種類の薬剤を使いますが、「ダリヤ ベネゼル ナチュラルストレートパーマ」は1個で大丈夫です。そのため、自宅でも手軽にセルフスタイリングが楽しめます。部分用も販売されているので、前髪だけ真っ直ぐにしたい女性も使ってみてください。
④ クリスタライジングストレート α N
少し値段の高い商品が欲しい方は、「クリスタライジングストレート α N」がおすすめです。他の市販品よりも高い価格設定の分、ヘアケアや仕上がりに定評があります。比較的ナチュラルな仕上がりになるので、縮毛矯正のように不自然なストレートが苦手な方にも人気です。
市販のストレートパーマの商品の選び方
①値段で選ぶ
市販のストレートパーマを購入する場合、値段で選ぶのがおすすめです。市販のストレートパーマは、1000円以下で購入できる物から3000円程度まで幅広い価格設定がされています。そのため、自分が購入しやすい値段の物を選んでみてください。
市販のストレートパーマは大体2カ月程度で効果が無くなってくるので、再度自分でケアしなければなりません。そうなった時に、あまり高過ぎる商品だと使いにくい場合は、なるべくプチプラな物を選んでください。また初めて挑戦する方は、安い商品を選んでおけば失敗しても損しにくいです。
②毛量で選ぶ
市販のストレートパーマを試す場合、毛量で選びましょう。ストレートパーマに必要な薬剤の量は、髪の毛の量や長さによって変わります。そのため、自分の毛量に合った商品を購入するのが大切です。一般的に、ショートヘアであれば50gが目安になります。前髪や毛先にだけ使いたい場合も、50gを選んでください。
ミディアム程度なら80gが目安になり、ロングだと100g以上必要です。そのため、髪の毛の長さや量が多い方は、念のために2箱用意しておくと安心ですよ。市販品の中には、レングス別の量が入っている商品もあるので、初めて使う方は自分の長さが記載されているパッケージを選んでください。
また、市販品のストレートパーマは2種類の薬剤が入っている物がほとんどです。そのため両方とも、自分の長さに合っている量を手に入れてください。1剤・2剤ともに同じ量が必要になるので、片方だけ少ないなどという事態が起こらないように気を付けるのが大切です。
③仕上がりで選ぶ
市販のストレートパーマを使う場合、仕上がりで選んでみてください。しっかりストレートに仕上がる物や、ナチュラルタイプなど色々な商品が売っています。そのため、自分好みの仕上がりになるような市販品を選んで使うのがおすすめです。
市販のストレートパーマを使ったおすすめヘアスタイル
①ナチュラルウェーブ
市販のストレートパーマを使って、ナチュラルウェーブスタイルに挑戦しましょう。元の髪の毛の癖が強い方や、ナチュラルタイプを使った場合は軽くウェーブが残ります。そのため、ふんわりとした軽やかな質感のスタイリングを試してみてください。
②ふんわりヘア
市販のストレートパーマを使用した場合は、ふんわりヘアを試してみましょう。ストレートパーマは縮毛矯正のようなストレートにはならないので、ワックスやジェルでスタイリングするとふんわりとしたヘアになります。大人っぽさと女性らしさが出るので、是非試してみてください。
③ワンカール
市販のストレートパーマをかけたら、ワンカールにスタイリングしてみてください。ドライヤーの温風を当てながらブラシで癖を付けると、可愛らしいワンカールに仕上がります。ストレートパーマがかかっているので、通常時よりもワンカールにしやすいです。女の子らしいヘアスタイルなので、試してみてください。
市販のストレートパーマの使い方
①シャンプーをする
市販のストレートパーマを行う場合、まずはシャンプーをしましょう。ストレートパーマは濡れた髪に使用するので、シャンプーをして髪の毛全体を湿らせます。髪の毛に付いている汚れや余分な癖を取り、しっかり薬剤が染み込む効果もありますよ。
ただし、リンスやトリートメントは絶対に使わないでください。リンス・トリートメント・スタイリング剤は髪の毛の表面に膜を張るので、ストレートパーマが効かなくなってしまいます。そのため、使う前はシャンプーだけ使用するように心がけてください。
②第1剤を塗る
シャンプーをしたら、第1剤を塗ります。濡れた髪の毛をタオルドライして、水分をある程度無くしておくのが大切です。水がポタポタと垂れない程度までタオルドライして、吸水しておきましょう。襟足やサイドから薬剤を塗っていき、櫛でとかして馴染ませてください。
パッケージに必要な時間が記載されているので、放置したらぬるま湯でしっかりと洗い流します。1剤を塗る時は、必ず地肌から1、2cm程度離して使用してください。根元には塗らないように意識すると、トラブルや毛髪の切れ毛を防止できます。
③第2剤を塗る
1剤を流し終えたら、第2剤を髪の毛に塗り込んでいきます。1剤で切断した髪の毛の成分を、2剤の力で再び繋ぎ合わせるので、必ず両方とも使ってください。2剤を使用しないでストレートパーマを終わらしてしまうと、髪の毛が傷んで切れるので注意が必要です。
パッケージの記載に従って所定の時間を置いたら、ぬるま湯でしっかり流します。使用後はドライヤーでしっかりと乾かして、髪の毛のストレート具合をチェックしましょう。また、ダメージが気になる方は洗い流さないトリートメントを塗って保護してください。
市販のストレートパーマを使ってみよう!
市販のストレートパーマは、自宅でも手軽に挑戦できると人気があります。今回ご紹介した内容を参考にして、是非自分でもストレートパーマに挑戦してみてください。市販のストレートパーマ剤には様々な商品があるため、最も自分に合った商品を見付けるのが大切です。
パーマには、ストレート以外にも様々な種類があります。以下の記事であれば、色々なパーマの種類を勉強できますよ。レディースとメンズ別におすすめのパーマヘアも紹介しているので、自分に似合うヘアスタイルが分からない方もチェックしてみてください。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
KEYWORD
関連のキーワード
NEW
新着記事
RANKING
人気の記事