パイプを使った屋外自転車ポート・自転車置き場のDIY自作方法
屋外自転車ポート・置き場の自作方法①必要なものを準備する
屋外自転車ポート・置き場の自作方法の1つ目は、必要なものを準備することです。一番簡単な方法ですと、単管パイプを用意するのがおすすめです。準備するものは、単管パイプと単管パイプ用ジョイント、垂木用木材、ポリカ波板、さらにサドルバンドと言う湾曲した金具も用意しておくと便利です。
単管パイプの本数や、長さについては設置場所によって異なるため、各自最適な本数や長さのものを用意しましょう。すべて、ホームセンターでも手に入る物ばかりですが、あまり大きな単管パイプともなると大型店でしか取り扱っていないということもあるので、電話などで聞いてから行ってみてください。
ちなみに、単管パイプやポリカ波板といったアイテムは、インターネットでも手に入れることが可能です。配送無料で送ってくれるメーカーもあるため、自分で買いに行けないという方はインターネットを利用してアイテムを準備するのもおすすめです。
屋外自転車ポート・置き場の自作方法②支柱を立てる
屋外自転車ポート・置き場の自作方法の2つ目は、支柱を立てることです。単管パイプを地面にしっかりと打ち付け、支柱を立てていきます。この時、地盤が弱い場合はモルタルや生コンで地盤を固めておくと安定させることができます。支柱は、すべて並行に立てても良いですが、水はけを良くするのであれば傾斜をつけます。
支柱を立て終わったら、屋根の部分と側面の部分にそれぞれ補強用のパイプをジョイントで組んでいきます。こうすることで、単管パイプ同士がしっかり接合され、強度が上がります。とくに、雪が降る地域の場合には、補強を頑強に行うようにしておくと、冬場もそのまま使うことができます。
ちなみに、地面に単管パイプが入っていかないという場合には、単管パイプを固定できる束石を使用するのもおすすめです。束石とは、コンクリート製の基礎部分で、単管パイプが固定できる丸い穴が開いた石のことです。これを利用すれば、地中に単管パイプを埋め込まなくても大丈夫なのでとてもおすすめです。
屋外自転車ポート・置き場の自作方法③屋根を付ける
屋外自転車ポート・置き場の自作方法の3つ目は、屋根を付けることです。ポリカ波板などを利用し、屋根部分として貼り付けていきます。ポリカ波板には、予め垂木をつけておき、垂木と上部に設置した単管パイプをサドルバンドなどの金具で止めていきます。
また、単管パイプの中に雨水がこもるのが嫌な人は、パイプ用のキャップを使うと浸水を防ぐことができます。ちなみに、おしゃれに仕上げたい人は、単管パイプや垂木などに予めペンキで色を塗っておくと、仕上がりに統一感が出ます。
ちなみに、コストと耐久性を重視してポリカ波板をご紹介しましたが、実は屋根材にも色々なものがあります。おしゃれさを重視したいのであれば、手間はかかりますがアスファルトシングルなどの屋根材などを使ってみるのもおすすめです。
布製簡易タイプの自転車ポート・自転車置き場のDIY自作方法
自転車ポート・置き場の自作方法①必要なものを準備する
自転車ポート・置き場の自作方法の1つ目は、必要なものを準備することです。雨が少ない時期や夏場だけ使えればよいという場合には、自宅などの建造物の軒先を利用したシェードタイプの簡易な自転車ポートや置き場もおすすめです。用意するものは、フック2個、アンカー2本、防水タイプのシートです。
ちなみに、個々で用意するフックは、自宅などの建造物の側面に設置するためのフックです。もし側面部分にロープなどを固定するものがある場合には、特にフックを用意する必要はありません。また、フックを付ける際は壁面の材質によっては取り付けが出来な場合もあります。予め確認しておきましょう。
尚、これらのアイテムもまた、すべてインターネットでの購入が可能なものです。今回はブルーシートをご紹介しましたが、インターネットなら色々なカラーバリエーションの防水タイプのシートも数多く販売されています。おしゃれさも重視したい方は是非チェックしてみてください。
自転車ポート・置き場の自作方法②ブルーシートをフックにつける
自転車ポート・置き場の自作方法の2つ目は、ブルーシートをフックにつけることです。ブルーシートを建造物の高所に取り付けます。S字フックなどで引っ掛ける場合には、付けた後に風で飛ばされないよう、S字フックをペンチで湾曲させておくよいでしょう。
設置予定の場所に対して、ブルーシートが長すぎる場合には、はさみやカッターなどを使ってカットしておきます。その後、アンカーを打つ予定の場所に、ハトメパンチ加工をしておくと、ブルーシートを打ち付けた時に穴が広がったり、裂けたりすることを防ぐことができます。
ちなみに、ハトメパンチは実は100均でも手に入るアイテムであることをご存知でしたか?小さいタイプですので、アンカー部分には合わない場合もありますが、普段からハンドメイドなどの補強用にハトメパンチが欲しいなと考えていた方はぜひ、次の記事を参考にしながら100均のハトメパンチについて調べてみてください。
自転車ポート・置き場の自作方法③アンカーでブルーシートを固定する
自転車ポート・置き場の自作方法の3つ目は、アンカーブルーシートを固定することです。アンカーとは、テント設営などの時などに使う、杭のことを言います。このアンカーを2本、ブルーシートのハトメパンチ穴を利用して打ち付けていきましょう。
アンカーは、抜けてしまうとブルーシートが風で飛ばされてしまうため、しっかりと固定します。不安な場合には、アンカーの数を増やし、ブルーシートがピンと張るようにして取り付けていきましょう。ちなみにアンカーを打ち付けることができない庭の場合には、コンクリートブロックなどを利用してもOKです。
コンクリートブロックは、100円程度でホームセンターなどで手に入ります。コンクリートブロックには、もともと穴が開いているため、その穴にロープなどを使ってブルーシートを固定していきましょう。もし、固定が不十分だと思われた場合には、コンクリートブロックの数を増やすのもおすすめです。
自転車ポートを自作するのに役立つDIYキットは?
自転車ポート・置き場用自作DIYキット①サイクルハウス
自転車ポート・置き場用自作DIYキットの1つ目は、サイクルハウスです。パイプとシートで作るこちらは、自転車3台まで収納することができます。雨の侵入を防ぐ防水シートで被うので、自転車やバイクが錆びる心配もありません。
自転車ポート・置き場用自作DIYキット②LIFETIME 屋外物置
自転車ポート・置き場用自作DIYキットの2つ目は、LIFETIMEの屋外物置です。組み立て式の物置ですが、自転車2台までの収納が可能です。収納時には、全面扉と上部が開けることができるので、取り出しやすく収納もしやすいのが嬉しいポイントです。
自転車ポート・置き場用自作DIYキット③万能物置
自転車ポート・置き場用自作DIYキットの3つ目は、万能物置です。こちらも、DIYキットによる組み立てタイプの物置で、自転車の収納はもちろん、洗濯物を干すスペースとして使うことができるくらい広々としたタイプです。設置も割と簡単なのでおすすめです。
ちなみに、コストコにも組み立て式小屋が販売されていることをご存知でしたか?小屋があれば、自転車の収納にも使えるので、庭が広い場合には小屋を作るという方法もおすすめです。次の記事では、コストコで販売されている小屋の耐久性やサイズ、組み立て方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自転車ポート・自転車置き場を自作DIYする時の注意点は?
自転車ポート・自転車置き場を自作する時の注意点①申請が必要な場合もある
自転車ポート・自転車置き場を自作する時の注意点の1つ目は、申請が必要な場合もあるということです。実は、建造物の広さやお住まいの地域などによっては、建築基準法により建築確認申請というものが必要となることがあります。特に大きな自転車ポートや自転車置き場を作ろうと思っている方は、予め確認しておきましょう。
自転車ポート・自転車置き場を自作する時の注意点②屋外での高所作業に注意
自転車ポート・自転車置き場を自作する時の注意点の2つ目は、屋外での高所作業に注意することです。自転車ポートと言えど、高所作業が必要なケースも多々あります。特に倉庫のような高さのある置き場を作る場合には、必ずヘルメットをかぶったうえで作業しましょう。
自転車ポート・自転車置き場を自作する時の注意点③積雪時は片付けが必要
自転車ポート・自転車置き場を自作する時の注意点の3つ目は、積雪時は片付けが必要であることです。これは、雪が多く降る地域でのことですが、とくにシェードタイプやハウスタイプの自転車ポートは、雪に対する耐久性に弱いものですので、夏の期間限定で設置するようにしましょう。
自転車ポートを自作する時に必要な道具は?
自転車ポートを自作するときに必要な道具①電動ドライバー
自転車ポートを自作するときに必要な道具の1つ目は、電動ドライバーです。自転車収納用のDIYキットの多くは、ネジ止めによって固定をする場合が多いですので、電動ドライバーがあると非常に便利です。高所作業が必要となる場合には、充電タイプのコードレスの電動ドライバーがあるとよいでしょう。
自転車ポートを自作するときに必要な道具②ハンマー
自転車ポートを自作するときに必要な道具の2つ目は、ハンマーです。ハンマーはアンカーを打ち付けたり、単管パイプを固定させる時などに使用します。そのため、できれば面が広めのゴム製のハンマーがあると非常に便利です。
自転車ポートを自作するときに必要な道具③カッター
自転車ポートを自作するときに必要な道具の3つ目は、カッターです。とくにシェードタイプのサイクルハウスなどを作る際、ブルーシートをカットするのに必要となります。刃が大きめのカッターを1つ用意しておくとよいでしょう。
自作の自転車ポートで自転車を綺麗に収納しよう!
自作の自転車ポートは、アレンジの幅が広いためおしゃれな見た目を作ることも可能です。自転車は収納場所に困るアイテムの1つです。ぜひみなさんも、素敵な自作の自転車ポートですっきりと綺麗な収納を実現させてみましょう!
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