イタリア語の有名なことわざ7選!
イタリア語の有名なことわざ①良すぎるものはゴミで終わってしまう
イタリア語の有名なことわざ1つ目が、「La troppa bonezza finisce nella monnezza」です。「良すぎるものはゴミで終わってしまう」と訳されることわざです。これは、「正直者は馬鹿を見る」と似たような意味のことわざです。
イタリア語の有名なことわざ②いい母は100人の教師に値する
イタリア語の有名なことわざ2つ目が、「Una buona mamma vale cento maestre」です。「いい母は100人の教師に値する」という意味のことわざです。イタリアでの「ママ」は非常に偉大な存在です。そんな母親をイタリア人がどのように考えているかがよくわかることわざですね。
イタリア語の有名なことわざ③~⑦
イタリア語の有名なことわざを3つ目から7つ目までご紹介していきます。美食国家であるイタリアらしく、食べ物に例えた表現のものが多いのが特徴です。
- イタリア語の有名なことわざ3つ目が、「すべてのドーナッツに穴が開いているわけではない」です。ドーナッツと言えば真ん中に穴が開いていますよね。これが開いていないということは、「すべてのことが完璧や計画通りにいくわけではない」という意味になります。
③すべてのドーナッツに穴が開いているわけではない(Non tutte le ciambelle riescono col buco.)
- イタリア語の有名なことわざ4つ目が、「働く人は食べるだけ。働かない人は食べて飲んで眠ることができる」です。仕事と遊びのワークライフバランスを重要視しているイタリアでは、働くことだけを美徳とはしていません。人生は楽しんでこそのものだと思っています。
④働く人は食べるだけ。働かない人は食べて飲んで眠ることができる(Chi lavora mangia. Chi non lavora, mangia, beve e dorme.)
- イタリア語の有名なことわざ5つ目が、「すべての鳥は自分の巣を美しいと思うものである」です。自分で巣を作る鳥と、家の建築や内装などにこだわるイタリア人を掛け合わせたことわざです。どんな人も自分の家を気に入るという意味です。
⑤すべての鳥は自分の巣を美しいと思うものである(A ogni uccello il suo nido è bello.)
- イタリア語の有名なことわざ6つ目が、「樽いっぱいのワインと酔っぱらった妻を同時に手に入れることはできない」です。男性にとって樽いっぱいのワインと、酔っぱらってご機嫌な妻はどちらも手に入れたいものなんです。ですがどちらも同時に手に入るなど都合のいいことはそう起きません。このことから、いいものを同時に手に入れることはできない、という意味のことわざになります。
⑥樽いっぱいのワインと酔っぱらった妻を同時に手に入れることはできない(Non si può avere la botte piena e la moglie ubriaca)
- イタリア語の有名なことわざ7つ目が、「パンはパンと呼び、ワインはワインと呼ぶ」です。そのままではないかと思われた方も多いのではないでしょうか。このことわざの意味も、「ありのままに正直に言う」という意味なんです。
⑦パンはパンと呼び、ワインはワインと呼ぶ(Dire pane al pane e vino al vino )
イタリア語のかっこいいことわざ7選!
イタリア語のかっこいいことわざ①小さい樽に良いワインが入っている
イタリア語のかっこいいことわざ1つ目が、「Nella botte piccola c’è il vino buono」です。直訳すると「小さい樽に良いワインが入っている」という意味になります。「大きいものだけがいいものとは限らない」という意味のことわざです。
イタリア語のかっこいいことわざ②ワインの中に真実あり
イタリア語のかっこいいことわざ2つ目が、「In vino veritas」です。直訳すると「ワインの中に真実あり」という意味になります。ワインで酔っぱらうと、本性や本音が出るというように意訳されます。日本でも、酔うと本音が出ると言いますよね。
イタリア語のかっこいいことわざ③~⑦
イタリア語のかっこいいことわざの3つ目から7つ目までご紹介していきます。イタリアと言えばワインですよね。そんなワインの単語を使用したことわざもイタリアにはたくさんあるんです。
- イタリア語のかっこいいことわざ3つ目が、「いいワインはいい血液となる」です。ワイン大国であるイタリアでは最もよくいわれることわざのひとつだともいわれています。ポリフェノールが豊富なワインは、いいものを適量飲めば健康にもいいということです。
③いいワインはいい血液となる(Il vino fa buon sangue)
- イタリア語のかっこいいことわざ4つ目が、「古いワインと友情は年月によって更に良くなる」です。大事に保管されてきたワインは年月とともに深みや香りが増しますよね。友情もワインと同じく、絆を大切にすれば年月が経てば経つほど更に深まっていくということです。
④古いワインと友情は年月によって更に良くなる( Amici e vini sono meglio vecchi)
- イタリア語のかっこいいことわざ5つ目が、「食欲は食べているうちにやってくる」です。なんだか食欲がわかなくても、一口食べてみれば意外と全部食べ切れたりすることがありますよね。何事も、やる気などが起きなくてもまずは始めてみることが大切だということです。やっているうちに夢中になったり、こなせるようになっているものなのです。
⑤食欲は食べているうちにやってくる(L’appetito vien mangiando.)
- イタリア語のかっこいいことわざ6つ目が、「髪の毛のからまりがあるとすぐにくしが通らなくなる」です。髪の毛がからまっているとくしは通らないですよね。このことから、何か隠し事をしていてもすぐに見つかってしまうものだという意味のことわざになります。
⑥髪の毛のからまりがあるとすぐにくしが通らなくなる(Tutti i nodi vengono al pettine)
- イタリア語のかっこいいことわざ7つ目が、「ビスケットとワインでしめよう」です。最後にワインとビスケットがあればそれで良し、という意味のことわざで、日本語でいうところの「終わり良ければ総て良し」と同じ意味となります。
⑦ビスケットとワインでしめよう(Finire a tarallucci e vino)
イタリア語の素敵な名言・格言7選!
イタリア語の素敵な名言・格言①友達なしで最高の人生はなし
イタリア語の素敵な名言・格言1つ目が、「Noi non potremo avere perfetta vita senza amici」です。「友達なしで最高の人生はなし」という意味のことばです。ダンテの格言でもあり、13世紀から友達というものは人生を豊かにしてくれるという認識があったのです。
イタリア語の素敵な名言・格言②テーブルの上では年を取らない
イタリア語の素敵な名言・格言2つ目が、「A tavola non si invecchia」です。「テーブルの上では年を取らない」という意味のことばです。一人で食事をすることがないイタリアでは、常に家族や友達に囲まれて食事をとります。みんなと団らんしているときはイキイキとしているということですね。
イタリア語の素敵な名言・格言③~⑦
イタリア語の素敵な名言・格言の3つ目から7つ目までご紹介していきます。どれもポジティブで、前向きになれる素敵なものをピックアップしてみました。
- イタリア語の素敵な名言・格言3つ目が、「親を愛することは最大の美徳である」です。これは実は聖書にも書かれていることばでもあります。国民の大半がキリスト教徒であるイタリアでは、聖書の教えを守っている方も多くいます。
③親を愛することは最大の美徳である(L’ affetto verso i genitori è fondamento di ogni virtù)
- イタリア語の素敵な名言・格言4つ目が、「どこに行こうが必ず最後は家に帰ってくるものだ」です。家族を重要視するイタリアでは、成人しても独身であれば実家に居続けるのも珍しいことではありません。イタリア人にとっては生まれ育った我が家が一番、ということなんです。
④どこに行こうが必ず最後は家に帰ってくるものだ(Chi si volta, e chi si gira, sempre a casa va finire)
- イタリア語の素敵な名言・格言5つ目が、「年齢と飲んだ数のワインは数えるな」です。一見すると、ワインを飲むための言い訳のような感じもしますが、この名言の本当の意味は、「年なんて気にせずいつまでも若くあれ」という意味なんです。
⑤年齢と飲んだ数のワインは数えるな(Anni e bicchieri di vino non si contano mai )
- イタリア語の素敵な名言・格言6つ目が、「泣いたことがないのなら、瞳は美しくなれない」です。泣くことが弱いことではない、という意味のことばです。泣いたり笑ったりするからこそ瞳は綺麗になるという素敵なことばです。
⑥泣いたことがないのなら、瞳は美しくなれない(Se non hai mai pianto, i tuoi occhi non possono essere belli)
- イタリア語の素敵な名言・格言7つ目が、「知恵とは経験の娘である」です。経験をしないと知恵がつかない、という意味のことばで、世界的有名な画家である「レオナルドダヴィンチ」の名言でもあります。
⑦知恵とは経験の娘である(La sapienza è figliola dell’esperienza)
イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言7選!
イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言①心に命令はできない
イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言1つ目が、「Al cuor non si comanda」です。直訳すると「心に命令はできない」という意味のことばになります。誰かを好きになったとき、どんなに自分に言い聞かせても心を動かすことはできないということです。
イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言②愛がすべてを支配する
イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言2つ目が、「Amor vincit omnia」です。「愛がすべてを支配する」という意味のことばです。愛する二人にルールや法律は関係ないということです。日本語でも「愛がすべて」や「恋は盲目」などと言いますよね。
イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言③~⑦
イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言の3つ目から7つ目までまとめてご紹介したいと思います。女性ならば共感できるあるあるなものから、少しチクリとくる痛烈なものまでご紹介してみますね。
- イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言3つ目が、「女性がほほ笑むときはあなたの財布を見ているときだ」です。男性がお金を持っているのを知ってニコニコしだす女性がいるというのは世界でも共通ということですね。「綺麗なバラにはとげがある」と似たような意味のことばになります。
③女性がほほ笑むときはあなたの財布を見ているときだ(Bella femmina che ride, vuol dir, borsa che piange )
- イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言4つ目が、「初めての恋は忘れないものだ」です。初恋の人を忘れられなかったりする人も多いのではないでしょうか。イタリアでも、初恋はやはり忘れられないもののようですね。
④初めての恋は忘れないものだ(Il primo amore non si scorda mai)
- イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言5つ目が、「傷つかない恋愛なんてほとんどない」です。恋愛に対して臆病になってしまっている方や、傷心中のかたへ向けたことばでもあります。どんな恋愛でも一度は傷つくものだと思えば、前向きになれます。
⑤傷つかない恋愛なんてほとんどない(Amore senza sofferenz e molto raro)
- イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言6つ目が、「愛と咳と煙は隠すのが難しい」です。咳を我慢するのも、煙を隠すのも難しいですよね。同じように、愛だって隠すのは難しいことなんです。
⑥愛と咳と煙は隠すのが難しい(Amor, tosse, e fumo malamente si nascondono)
- イタリア語の恋愛にまつわる名言・格言7つ目が、「本物の愛に後悔はない」です。どんな選択をしたり、どんな困難があったとしても愛が本物であれば、あとから後悔したりすることはないということです。自分の本当の意思ということですね。
⑦本物の愛に後悔はない(Il vero amore e senza rimpianti)
イタリア語のことわざや格言はかっこいいものがたくさん!
イタリア語の名言・ことわざ28選、いかがだったでしょうか。今回は有名なことわざやかっこいいことわざ、恋愛にまつわるものや素敵な名言など細かく分けてご紹介してみました。最後に外国語の名言などに関する関連記事もいくつかご紹介するので、是非参考にしてみてくださいね。
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