リトルブラックドレスとは?魅力は?
リトルブラックドレス|シャネルが発祥の黒いワンピースドレスのこと
リトルブラックドレスはシャネルから始まった黒いワンピースドレスのことです。ココ・シャネルがドレスとして発表する前の黒いワンピースは、お葬式のときにだけ着用されていました。ドレスといえば明るい色を使ったゴージャスなもの、という概念がヨーロッパにあり、それを覆してドレスに仕立て上げたのがシャネルです。
シャネルは華美なデザインを嫌い、シンプルなデザインを次々と発表してモード界に衝撃を与えました。黒いワンピースはそのなかの1つで、汚れが目立たず何にでも合わせられることから人気になりました。そのうちアメリカまで伝わり、リトルブラックドレスと呼ばれるようになり今では定番のドレスとして定着しています。
リトルブラックドレスの魅力|どんな場面でも使える
リトルブラックドレスの魅力は、どんな場面でも着られること。結婚式や葬式といった冠婚葬祭の他、仕事や普段着にも使えます。一番出番が多いのはノースリーブのドレス。ジャケットを羽織って仕事や葬式に、ボレロを羽織ればパーティーに、サンダルを合わせて普段着にと使い回せます。
画像はミュウミュウのドレス。胸元に切り替えがあるエンパイアのミニドレスで、裾がフレアになっているのでパーティーなど華やかな場面に向いています。同じくミュウミュウのリボンパンプスを合わせてキュートな印象に。ハイカットスニーカーを合わせて普段着として着てもおしゃれです。
おすすめのリトルブラックドレスのブランドは?
人気ドレスブランド①フォクシー
人気ドレスブランド1つ目は、フォクシーです。フォクシーは上品なテイストのブランドで、ワンピースが特に人気のあるアイテムです。ドレスのデザインはシンプルでフレアな形のものが多く、ウエストに切り替えがあるので華奢に見せられます。エレガントなドレスならこのブランドで見つかります。
画像のドレスは胸元にダーツが入り、裾のサイドがフレアになっているので着るとスタイルが良く見えます。膝丈でスクエア型なので胸元の開きがなく、ゴージャスすぎないので場面を問わず使えます。オールシーズン使える素材で1着あると便利なドレスです。
人気ドレスブランド②セルフォード
人気ドレスブランド2つ目は、セルフォードです。スナイデルなどのウサギ系ブランドで、ドレスやワンピースを専門にしています。デザインはシンプルなものから華やかなものまであり、好みに合わせて選べます。店舗だけでなくネット通販のチェックもすると、オンライン限定のワンピースに出会えます。
この画像のドレスは袖のサイドにタックが入ったデザインで、ボレロと重ね着しているように見えます。わき部分が分厚くできていないので、上にジャケットを着ることもできます。結婚式では1枚で着られるので楽です。デザインはシンプルなので、小物で味付けしましょう。
ドレスブランド③ヨーコチャン
人気ドレスブランド3つ目は、ヨーコチャンです。シンプルなデザインときれいな形で大人の女性から高評価のブランドです。服は黒と白のモノトーンが多く、リトルブラックの種類が豊富です。ドレスはしっかりした生地でしわになりにくく、結婚式など座ることのある場面でも安心です。
画像のドレスはノースリーブでウエストにパールが施され、アクセントになっています。首元が詰まっているクラシックなデザインで上品に着られます。小物は簡素なものを選んでコーディネートして、パールを活かすのが人気のある着方です。
人気ドレスブランド④シャネル
人気ドレスブランド6つ目は、シャネルです。元祖だけあって毎年リトルブラックのドレスが発表されています。今シーズンのドレスは丈の長く、チュールやレースを使った女性らしいデザインが特徴です。ノースリーブタイプが多く、赤や青などのヴィヴィットなロンググローブを合わせたコーデがコレクションで披露されました。
画像のドレスは60年代のヴィンテージです。シャネルの象徴であるカメリアのブローチとウエストのリボンが目立ちます。60年代はポップでキュートなアイテムが大流行した年でした。シャネルは歴史が古いため、その年の流行を反映した色々なリトルブラックが存在しています。
ワンピースドレスのブランドはこちらの記事でピックアップされています。リトルブラック以外の素敵なドレスも紹介されているので参考にどうぞ。
シチュエーション別・リトルブラックドレスの着こなしのコツは?
結婚式の場合:透けた上着を羽織る
結婚式で着る場合のコツは、透けた素材の上着を羽織ることです。黒はきちんと感があるのが利点でもありますが、硬い雰囲気になるものでもあります。何かを羽織るのならかっちりしすぎないボレロやショールがおすすめです。素材がシフォンのものならドレスの黒が透けて軽さが出ます。
画像はkeaneのボレロとドレスのコーデです。ドレスにボレロの大きなリボンが映えます。ウエストの位置にあたるのでスタイルが良く見えます。飾り気のないドレスは凝ったデザインのボレロを合わせても派手になりすぎず、丁度良いバランスになります。
お葬式の場合:ジャケットを羽織る
お葬式で着る場合のコツは、ジャケットを羽織ることです。葬式のジャケットは光沢のないマットな素材で、ボタンが黒なのが正しいマナーとされています。ドレスは装飾部分を隠すのが普通ですが、準喪服では控えめな装飾なら構わないとされています。膝丈より長いものでないとお葬式では着られないので注意しましょう。
画像はマルイのブラックフォーマルです。葬式用で何を合わせたらいいか分からないという方は、デパートのブラックフォーマルコーナーで相談しましょう。マナーも教えてくれます。
パーティーの場合:派手めな小物を合わせる
パーティーで着る場合のコツは、派手めな小物を合わせることです。結婚式よりドレスコードが緩むので、思い切ったデザインの小物でリトルブラックを華やかにします。ファーストールを巻いてゴージャスにしたり、ジャラジャラしたアクセサリーを身に付けたりと目一杯装飾しましょう。
画像は七分袖のドレスにゴールドのネックレス、トランプ柄のクラッチバッグと個性的なアイテムで味付けしたコーデです。シンプルなドレスに派手な小物がよく合っています。足元はヒールで女っぽくするのがポイントです。
リトルブラックドレスのコーデ7つ
リトルブラックドレスコーデ①襟付きワンピースでガーリー
リトルブラックコーデ1つ目は、襟付きのワンピースドレスでレトロガーリーなコーデです。足元は同じ黒のレースアップブーツで、バッグとストールを派手な色使いにしているのでメリハリが付いています。タイツを履けばよりレトロな雰囲気になります。レースの襟は取り外し可能なのでガーリーにもシンプルにもできます。
素材はベルベットで高級感があり、結婚式にも着ていけます。レースの襟は取り外し可能なのでガーリーにもシンプルにもできます。このドレスは古着です。ヴィンテージ品がよく出回っているので、レトロなドレスが欲しいという方はヴィンテージショップをのぞいてみてください。
リトルブラックドレスコーデ②クラッチバッグを合わせて結婚式に
リトルブラックのコーデ2つ目は、ドレスにクラッチバッグとショールを合わせた結婚式スタイルです。上半身に装飾がなく寂しいので、ゴールドのショールを合わせて華やかに。サブバッグ以外はベージュでまとめていまです。装飾が控えめですが地味にならず、上品な印象です。
ショールはシルクで光沢があり、デザインがシンプルなので上等な素材が活きます。結婚式では一番格式の高いショールの素材はオーガンジーですが、使う場面が限られます。普段にも使い回せるシルクやニットが人気です。
リトルブラックドレスコーデ③パールを合わせてパーティーに
リトルブラックのコーデ3つ目は、パールを合わせたパーティーコーデです。ノースリーブのワンピースに長めのパールがよく合います。パンプスを合わせるとフォーマルになってしまうので、ソックスとオックスフォードシューズを合わせてドレスダウンしています。チュールの付いたベレー帽を合わせて靴と雰囲気を合わせます。
画像のワンピースはトゥデイフルのものです。デニムを使ったカジュアルスタイルが得意なブランドですが、オケージョンドレスもあります。ドレッシーなものに抵抗がある方におすすめです。
リトルブラックドレスコーデ④ブーツを合わせて普段着に
リトルブラックを着たコーデ4つ目は、ブーツを合わせた普段着コーデです。ボックス型で流動的なデザインのワンピースをがっしりしたブーツと時計でメンズらしく着こなしています。タイツと合わせてオールブラックなコーデですが、インパクトのあるアイテムを使っているので地味にならず、おしゃれに着崩しています。
画像のワンピースはバレンシアガのものです。バレンシアガは立体的なデザインが特徴で、メンズに人気のあるブランドです。メンズらしい雰囲気が好きという方におすすめです。
リトルブラックドレスコーデ⑤デニムを合わせてカジュアルに
リトルブラックを使ったコーデ5つ目は、デニムを合わせたカジュアルなコーデです。膝下丈のエレガントなドレスにスキニーデニムを合わせ、ゴールドのブレスレットとサングラスでドレスダウンしています。パンツ以外にGジャンで外す手もあります。デニムに合うドレスはノースリーブ。あまりドレッシーなものは合いません。
足元はジュート素材のサンダルならリゾート風に、ベルトサンダルを合わせればスポーツミックススタイルになります。かごバッグを合わせるとより夏らしいファッションになります。
リトルブラックドレスコーデ⑥ハットを合わせてリゾートチック
リトルブラックを合わせたコーデ6つ目は、ハットを使ったリゾートチックなコーデです。キャミソールのロングドレスに、つば広ハットを合わせて往年の女優風に。ストラップつきのウェッジソールサンダルが、レディな雰囲気を作るのに一役買っています。ノーアクセで潔い南国コーデです。
シャネルが帽子屋からスタートした影響があるのか、リトルブラックには帽子がよく合います。ベレー帽などのクラシックなものから、キャップやニット帽のカジュアルなものも着崩すのに使えます。
リトルブラックドレスコーデ⑦スニーカーを合わせて普段着に
リトルブラックを使用したコーデ7つ目は、ドレスにスニーカーを合わせて普段着にしたコーデです。ドレスの裾にレースが施されてきれいめな雰囲気ですが、ゆったりしたガウンを羽織ってスニーカーを履いたことで全体的にリラックスした雰囲気です。
ガウンの代わりにニットコートを羽織ればほっこり感が生まれます。スニーカーはコンバースなどのキャンバス素材のものが合います。ドレスはアルディノアールのもので、黒一色のワンピースの取り扱いが多いブランドです。
リトルブラックドレスを着こなそう
リトルブラックドレスは合わせるアイテムによって雰囲気が変わります。通勤用のジャケットを合わせて仕事に、着崩して普段着にとバリエーション豊富なので色々な着こなしを試してみてください。意外なものがマッチすることもありますよ。
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