ラブリコとは?
ラブリコの特徴①工具不要の柱を立てるパーツ
ラブリコの特徴1つ目は、工具不要の柱を立てるパーツであることです。普通、柱を立てるとなるとL字金具とビスを使って天井や床に接着しますが、ラブリコなら木材をアジャスターにはめて天井に突っ張ってネジを回すだけで柱が立てられます。そのため、女性でも簡単に柱が立てられるのが魅力です。
突っ張り棒の理屈を柱に応用したラブリコですが、強度はどれくらいなのでしょうか?ラブリコの強度は、掃除機が当たっても倒れない程度です。ちなみに、震度5くらいの地震には耐えるそうですが、あまり重い物を乗せていると倒れてしまうようです。また、倒れなくてもネジが緩みます。地震がきたらネジの確認をしましょう。
ラブリコの特徴②壁と天井を傷つけないから賃貸でも使える
ラブリコの特徴2つ目は、壁と天井を傷つけないことから賃貸でも使えることです。ビスで留めずにアジャスターのみで固定するので、穴を空けることはありません。このアジャスターは樹脂でできているので、柱を立てるときに壁にぶつけてしまっても安心です。また、すべり止め付きなのでネジを回しても天井に跡が残りません。
また、ラブリコは場所を選ばず使えます。玄関わきのスペースやカウンター下、少しのスペースでも立てられるので、木材の長さを選びません。画像はキッチンわきのデッドスペースにラブリコを使って収納棚を作っています。
ラブリコとディアウォールの違いは?
ラブリコとディアウォールの違い①アジャスター
ラブリコとディアウォールの違い1つ目は、アジャスターです。ラブリコは画像のようにネジを回して固定するのに対し、ディアウォールはアジャスターに入っているバネで天井と床に突っ張って固定するだけです。ディアウォールの方が脚立いらずで手間もかからない一方、強度はラブリコよりも落ちます。
見た目はバネがないぶんディアウォールの方がスマートです。ラブリコと違い全てのサイズが同じデザインなので、サイズを変えて使っても統一感が出ます。
ラブリコとディアウォールの違い②種類
ラブリコとディアウォールの違い2つ目は、種類です。ラブリコのサイズは1×4と2×4の2種類ですが、ディアウォールはその2つと1×6用、2×6用もあり4種類とサイズが充実しています。色はラブリコが画像の3色でディアウォールが白、ライトブラウン、ダークブラウン、黒です。
ちなみにラブリコにはステープラーというシリーズがあり、そちらは白、黒、ブロンズ、です。ラブリコは色味やアジャスターの種類が充実していて、ディアウォールはサイズとナチュラルな色味が充実しています。その時々で使い分けましょう。
こちらの記事ではディアウォールを使った本棚や壁面収納の例が紹介されています。ラブリコと比べながら、どちらが良いか選びましょう。
ラブリコの使い方は?
ラブリコの使い方①オープンクローゼット
ラブリコの使い方1つ目は、オープンクローゼットです。見せる収納としても使えるもので、お店のように服をディスプレイするとおしゃれです。こちらはラブリコで4本柱を立てて、棚受けを使って棚板を設置しています。ワイヤーハンガーが斜めになっているので服を取り出しやすく、また収納量も増やせています。
ラブリコのアジャスターは1,5mmの厚みなので、柱の上の方に棚を設置して物を置いても邪魔になりません。画像のように木箱を置いても引っかからず簡単に下ろせます。棚板は特に塗装していません。オープンクローゼットにすると服がどこにあるか分かりやすく、不要な服も分かるというメリットがあります。
ラブリコの使い方②メイク棚
ラブリコの使い方2つ目は、メイク棚です。テーブルとその上にスペースがあれば、ラブリコを使ってドレッサーにすることもできます。こちらは1×4を使って柱を立て、棚板を設置してから大きい鏡と丸鏡を設置してライトを取り付けて完成です。ライトや丸鏡はIKEAのものを使っています。
鏡にライトが付いているので顔が見やすく、また棚の下にも付いているので、手元が明るくなりメイク道具の判別がしやすくなりました。メイクスペースだけでなく棚を設置することでバッグの収納にもなっています。ここにもLEDライトがあり、間接照明のようでおしゃれです。ライトのコード類は棚や柱で隠してあります。
ラブリコの使い方③壁面収納
ラブリコの使い方3つ目は、壁面収納です。スペースがないときに収納を増やすといえば壁面収納ですね。こちらは2×4の柱に板材を覆うように貼り付けた後、天井に突っ張らせて立てています。ワイヤーハンガーも設置してブーツを立てて収納しています。ブーツ以外にパンプスのヒールを引っ掛けて収納することもできます。
この壁面収納の使い方は、板の間の隙間にフックをかけて帽子やバッグの収納に、ハンガーを使って次の日に着る服をかけておくなどです。収納以外にディスプレイとしても使えるので、上のアイアンブラケットにドライフラワーを吊り下げ、フックで花を飾っておしゃれな空間にしています。
ラブリコで棚のDIY実例8選
DIY実例①飾り棚
DIY実例1つ目は、ラブリコのアイアンアジャスターを使った飾り棚です。作り方は、2×4用を使って3本柱を立て、専用の棚受けを使って棚を作り、ロッドを突っ張り服を掛けています。全て2×4材で作れて簡単です。本や植木鉢を置いたりと自由な使い方ができます。ロッドには服とお手入れブラシをぶら下げています。
ラブリコには柱を立てるアジャスターの他、棚受けやロッド、アイアンフレームといった商品があります。棚受けは片側だけのシングル、柱に差し込んで両側を支えるダブルがあります。どちらもドライバーでネジを固定します。棚受けはネジが見えないのですっきりした見た目です。アジャスターと同じ色にすると統一感が出ます。
DIY実例②キッチン収納棚
DIY実例2つ目は、キッチン収納棚です。作り方は2×4材にディアウォールの棚受けを使い、棚を設置してから立てています。シンクの上に立てることで、調味料を収納するのに丁度良いスペースになっています。わきにはアイアンフックを取り付けて鍋つかみをぶら下げ、ドライフラワーを飾ってナチュラル感をプラスします。
スパイスラックはすのこでDIYすることもできますが、ラブリコを使えば倒れにくく安定感のあるものを作れます。すのこは強度を考えると下にも棚を作る必要がありますが、ラブリコなら画像のように下が空いていても倒れることはありません。なので、画像のようなシンクの上のスペースを有効活用できます。
DIY実例③洗面所の収納棚
DIY実例3つ目は、洗面所の収納棚です。こちらは木材以外ラブリコのものを使って収納棚にしています。棚受けシングルと1×4用のアジャスターを使って棚を作り、立てて完成です。洗面所のデッドスペースである洗濯機の上を収納棚にすることで、洗剤や掃除用具など洗面台下に収納できないものを置けます。
洗濯機の上なので洗剤を置けるとすぐ使えて便利ですね。洗濯機スペースは真上に窓があることが多いため、上の方には棚を設置できないこともあります。また、木材はそのままだと水に弱いので防水塗料を塗っておく必要があります。この画像では棚と壁に隙間がありますが、壁に密着させると置いた物が落ちなくなります。
DIY実例④玄関脇収納棚
DIY実例4つ目は、玄関の収納棚です。板材を棚にしてその間に有孔ボードを貼り付け、下にはアイアンハンガーを設置して柱を立てて作ります。有孔ボードはホームセンターに行くとサイズも豊富ですが、小さいものなら100均でも販売されています。
有孔ボードは時計やアクセサリーなど小物類を吊り下げ収納するのに向いています。使い方は穴にピンを刺し、引っ掛けるだけです。画像では帽子や眼鏡もぶら下がっていますね。外出するときに必要なものをまとめてここに置いておけるので便利です。
DIY実例⑤工具収納棚
DIY実例5つ目は、工具収納棚です。工具用収納棚は市販の棚だと使い勝手が悪いので、DIYで工具を使用する人は大体手作りしています。こちらは塗料などを置く棚と工具を引っ掛けて置く壁を柱に設置して立てたものです。棚の間に引き出し付きの箱を入れれば、ビスなどの細かい部品も収納できます。
金づちや差し金はビスを打って収納しています。ただ置いて収納するよりもごちゃつかず取り出しやすくなっています。塗料や工具は1ヶ所にまとめてあり、どこに収納するかが分かりやすいので片付けるのも簡単です。
DIY実例⑥カウンター上収納棚
DIY実例6つ目は、カウンター上の収納棚です。こちらは1×4を使い、普通の棚と蓋付きの棚を設置しています。一番下の棚にはカップをぶら下げ、中段には多肉植物などインテリアを飾り、蓋付きの部分にはタンブラーを収納しています。奥の方にはオーブントースターとポットをアイアンフレームを使って収納しています。
カウンターはキッチンが丸見えになるので、収納棚を作ると目隠しにもなります。ぶら下がったカップやランプなどの色味が揃っていてまとまり感がありますね。蓋付きにすると埃防止になるので、あまり使わないものを収納するのに良さそうです。
DIY実例⑦本棚
DIY実例7つ目は、本棚です。こちらはラブリコで柱を立ててから棚を設置しています。本を背表紙が見えるように並べると棚板に幅が必要なので、後から棚受けを使って柱に接着します。本をびっしり並べると重くなってしまうため、グリーンなどを飾ってスペースを空けながら本を並べます。
本の高さに合わせて棚板を設置できるので、段ごとに雑誌や小説サイズにして上のすき間を作らず収納でき、本が汚れにくくなります。棚のサイドに側板がなく一列ぎっしり並べられないので、ブックエンドを使って倒れないようにします。
DIY実例⑧グリーンディスプレイ棚
DIY実例8つ目は、グリーンディスプレイ棚です。アイアンシリーズは床と天井さえあれば屋外でも使えます。こちらは棚とロッドを設置して立てた棚です。棚には植木鉢やジョーロを飾り、ロッドやアイアンフレームからはグリーンが垂れ下がったバスケットやエアープランツを吊るしています。
画像のような小屋以外に、バルコニーでも使えます。アイアンタイプは錆に強く紫外線でも劣化しない塗料が塗られているのが特徴です。使い方は従来通りなので、賃貸でも使えます。
ラブリコで棚のDIY方法5選
作り方①キッチン収納棚
作り方1つ目は、キッチン収納棚です。散らかりやすいキッチンを収納棚ですっきりさせましょう。ロッドを渡しているので、ざるなどが塗れていてもぶら下げて収納できます。皿を縦にすれば一時置き場としても使えます。
- 2×4材
- 棚板用の板材
- アジャスター
- 棚受け
- ロッド
- ひも
- ビス
- ドライバー
- のこぎり
キッチン収納棚の材料と道具
- 1アジャスターを2×4材に取り付ける
- 2板材から棚板を切り出す
- 3棚受けを使って1に2をビスで留める
- 4ロッドにひもを結んでおく
- 53を立てて天井とアジャスターの間に4を挟み、ネジで天井に固定する
キッチン収納棚の作り方
作り方②掃除用具収納棚
作り方2つ目は、掃除用具の収納棚です。ゴミ箱スペースにまとめておけば掃除がしやすくなりますよ。また、ダボレールを使って可動棚にして、掃除用具以外に普段使わないキッチン用品も置けるスペースになっています。
- 2×4材
- 棚板用木材
- ダボレール
- ダボレール用棚受け
- アジャスター
- ドライバー
- ビス
- のこぎり
掃除用具収納棚の材料と道具
- 12×4材にダボレールをビスで留める
- 21にアジャスターをはめ込む
- 3棚板サイズに木材をカットする
- 43にアイアンハンガーをビスで留める
- 52を立てて天井に固定する
- 6ダボレールに棚受けを取り付ける
- 76に棚板を乗せる
掃除用具収納棚の作り方
作り方③ディスプレイ本棚
作り方3つ目は、ディスプレイ本棚です。表紙を並べて置くタイプなので、柱と同じ2×4材で棚にできます。また、アイアンハンガーを付けて本が落ちないよう抑えにしてあります。本だけでなくCDを並べてもいいですね。
- 2×4材
- アイアンハンガー
- ラブリコ棚受け
- アジャスター
- ビス
- ドライバー
- のこぎり
ディスプレイ本棚の材料
- 12×4材から棚板を切り出す
- 2棚板にアイアンハンガーをビスで留める
- 3柱にする2×4材に棚受けを通してビスで留める
- 4棚板と棚受けをビスで留める
- 5柱にアジャスターを付ける
- 65を立てて天井に固定する
ディスプレイ本棚の作り方
作り方④靴棚
作り方4つ目は、靴棚です。靴箱に収まりきらない靴は靴棚に置いて保管しましょう。天井までの空いたスペースを利用して幅を取らないので、狭い玄関でも収納が増やせます。また、ロッドを付ければ傘を引っ掛けられます。
- 2×4材
- 棚板用木材
- アジャスター
- ラブリコ棚受けシングル
- ビス
- ドライバー
- のこぎり
靴棚の材料と道具
- 1木材を棚板用にカットする
- 22×4材に棚受けをビスで留める
- 3棚板と棚受けをビスで留める
- 4アジャスターを柱に付ける
- 54を立てて天井に固定する
靴棚の作り方
作り方⑤飾り棚
作り方5つ目は、飾り棚です。リビングに置いてグリーンやインテリアを飾りましょう。ワイヤーハンガーには霧吹きをぶら下げればグリーンのお世話もしやすくなります。テレビの上のスペースに設置しても良さそうです。
- 2×4材
- アイアンハンガー
- ラブリコ棚受けダブル
- ラブリコ棚受けシングル
- アジャスター
- ビス
- ドライバー
- のこぎり
飾り棚の材料と道具
- 12×4材から棚板を切り出す
- 2棚板にアイアンハンガーをビスで付ける
- 3長い2×4材に棚受けダブルとシングルを留める
- 4棚板と棚受けを留める
- 5立てて天井に突っ張らせて固定する
飾り棚の作り方
ラブリコでスペースを有効活用しよう!
場所を選ばず、どこにも傷を付けない利便性のあるラブリコ。散らかりやすいキッチンや狭い玄関に、ラブリコで作った収納棚があると省スペースで物がすっきり収まります。ラブリコを使って空いたスペースを有効活用しましょう!
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