でしゃばりの意味とは?
でしゃばりの意味とは「でしゃばること」
でしゃばりとは、「でしゃばることや、そういう人のこと」の意味になります。具体的には、必要以上に自分以外の人に対して、世話を焼いたり口出しをしたりすることや、またはそのような人のことを指します。本人は親切心で行動しているつもりなのですが、相手に取ったら迷惑極まりない「余計なお世話」と感じています。
でしゃばりの類語
でしゃばりにはたくさんの類語があります。簡単な意味と合わせて、主だったものやよく聞く言葉をリストにして、ご紹介いたします。日常生活の中でも一度は耳にした言葉があるかもしれません。参考にしてみてください。
- 僭越(せんえつ):「余計なお世話かもしれませんが」という意味を込めた謙譲語
- 差し出がましい:自分に使う場合には謙譲語、相手に使う場合には悪い意味になる
- いらぬ世話:自分が求めていないことまでする様子やそのような人
- 余計なお世話:必要以上に相手の為に行動する様子やそのような人
- しゃしゃり出る:誰も呼んでいないのに先頭に立って仕切ろうとする様子
- 蛇足:現状とはまったく関係のない行動や言葉
- 無用の口出し:必要としていないことを言う様子
- お節介:相手が求めていないことまで助けようする様子
- ありがた迷惑:良かれと思っていることが相手の為になっていない行動
でしゃばりの類語
目立ちたがり屋・でしゃばりな人の心理10選
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理①親切心
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理の1つ目は、親切心、という心理です。本人は相手の為を思って行動したり、発言したりしています。それが相手の今後の為に必要な事だと思い込んでいるのです。相手の人が自分の行動や発言を鬱陶しいと思っている、または迷惑だと思っているなどのようなことは、全く思っていません。
相手や周囲の状況の空気を読めないからでしょう。相手の立場に立った考え方や想像ができない為、相手の迷惑な気持ちを読み取ることができないのです。また、その場が白けてしまったり、鬱陶しいという空気が流れていることも、感じ取ることはできていません。自分の親切心が相手に伝わっていると思い込んでいます。
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理②優越感に浸りたい
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理の2つ目は、優越感に浸りたい、という心理です。周囲の人たちの為に何かをすることが、とても気持ち良いと感じています。それは、「私が助けてあげた」や「私は周囲の人たちの役に立っている」という思いから来ています。それらが周囲の人たちの思いかどうかは関係ありません。
自分が満足できればそれで良いのです。「~してあげた」という思いは中毒性があります。このような思いに浸れば浸るほど、更に自分の優越感を満足させる為に、周囲の人たちが求めていないような行動や言動を取るようになります。そこに親切心はありません。自分自身の優越感を満足させる為だけの行動や言動です。
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理③自尊心が強い
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理の3つ目は、自尊心が強い、という心理です。「私は周囲の人たちよりも、ずっと賢いんだ」や「私は誰よりも仕事ができるんだ」という思いが強いのでしょう。自分は周囲の人たちよりも才能に恵まれていると思い込んでいる為、その才能を存分に発揮しようという気持ちが湧いてきます。
また、自分は周囲の人たちよりもできる人なのだから、周囲の人たちの為に行動したり発言したりすることは当然だ、とも思っています。才能に溢れた人間が先頭に立って前を進むのは当たり前だと思っているのです。自分は誰よりも才能があると思い込んでいるので、このような行動や言動が目立つようになります。
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理④自己中心
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理の4つ目は、自己中心、という心理です。これは「自分を基準にして生きている」という意味です。自分の考えや思いがすべての基準になっています。自分が感じたことや考えたことは、他の人も絶対に一緒だと思い込んでいます。『絶対』一緒だと思い込んでいるのです。
この為、「親切」の基準も自分の考えや思いになります。自分が「これは必要だ」と感じたことは、すべての人たちにとっても同じだと思い込んでいます。「自分にとっては必要でも、他の人にとったらそうではないかもしれない」などのような考えや思いは、浮かんで来ないのです。これが原因で余計な行動や発言をします。
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理⑤認められたい
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理の5つ目は、認められたい、という心理です。周囲の人たちを助けたり、親切心から行動したり発言したりすることで、自分の存在を認めてもらおうとしています。誰かと関わることで、自分の存在意義が感じられるようになるのです。自分が必要とされているということを感じたいのです。
幼少期に両親から充分に愛情を感じていなかった場合には、このような行動や言動を取ることがあります。両親に認められてこなかった、という思いが大人になっても残っている為、周囲の人たちから、「認められている」という思いを得ようとしているのです。その為に、余計なところまで行動したり、発言したりしてしまいます。
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理⑥尊敬して欲しい
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理の6つ目は、尊敬して欲しい、という心理です。自分は周囲の人たちに比べて偉い、ということを感じたいのでしょう。周囲の人たちの為に行動したり発言したりすることによって、「さすが」や「やっぱりすごいね」などのような言葉を掛けて欲しい、と思っています。
周囲の人たちから尊敬されて、「やっぱり自分はすごい存在なんだ」という思いを噛み締めたいのです。過去にそのような経験があったのでしょう。その時、思いのほか気持ち良かった為、すっかり病みつきになってしまったのです。もっと尊敬して欲しい、という強い欲求から、そのような行動や言動が目立つようになります。
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理⑦頼りにされたい
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理の7つ目は、頼りにされたい、という心理です。今まで周囲の人たちが頼りにしている人がいた場合には、このような心理を抱くことがあるでしょう。ずっとその人のことを羨ましいと思っていたのです。周囲の人たちから頼りにされているその人の存在を、ずっと羨んでいたのでしょう。
そのような人が身近にいなくなると、「今度は自分の出番だ」とばかりに、周囲の人たちの為だと称して空回りを始めます。自分が羨んでいた人のように、自分も周囲の人たちから頼りにされたいと思っているからです。ただ、羨む気持ちが強かった為、どんな風にすれば本心から頼りにされるのかは、全く理解できていません。
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理⑧自信がない
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理の8つ目は、自信がない、という心理です。意外に思われるかもしれませんが、自信がない人に限って、このような行動や言動が目立ちます。自信がないことを覆い隠してしまいたいのです。周囲の人たちにばれたくないという気持ちと、自分でも認めたくないという気持ちもあります。
虫歯になる夢は、夢占いでは自信喪失のサイン、と言われています。関連記事がありますので、リンクいたします。参考にしてみてください。
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理⑨寂しがり屋
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理の9つ目は、寂しがり屋、という心理です。これは言い換えるなら、「仲間に入りたい」ということです。周囲の人たちの為に行動を起こしたり、発言したりすることによって、「私はこの人たちの仲間なんだ」と感じたいのです。
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理⑩周りは大したことない
目立ちたがり屋・でしゃばりな男女の心理の10個目は、周りは大したことない、という心理です。これは自分が偉いと思っているのではありません。自分よりも周囲の人たちの方が劣っているという意味です。その為、自分が中心にならなければいけない、と思い込んでいるのでしょう。
目立ちたがり屋・でしゃばりな人への対処法8選
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法①うざい気持ちを出す
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法の1つ目は、うざい気持ちを前面に出す、という方法です。言葉で表現する必要はありません。鬱陶しい表情をしたり、その人が話し始めたら、突然他のことを始めたりなどのような方法があります。態度や表情で示すということです。
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法②おだてる
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法の2つ目は、おだてる、という方法です。このタイプの人はおだてれば、わりと何でもやってくれます。適当におだてれば、周囲の人たちがあまりやりたがらないような仕事でも、嫌な顔することなく引き受けてくれるでしょう。
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法③話半分に聞く
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法の3つ目、話半分に聞く、という方法です。このタイプの人は知識が大変浅いという特徴があります。勝手な思い込みが含まれているケースもある為、話半分に聞き流した方が良いかもしれません。
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法④後で自分で調べる
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法の4つ目は、後で自分で調べる、という方法です。このタイプの人の話には信憑性があまりありません。ただ、自分で調べるというチャンスを与えてもらったと受け取りましょう。自分で調べれば、あなたの知識はより深まります。
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法⑤そういう人だと思う
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法の5つ目は、そういう人だと思う、という方法です。このタイプの人はどこにでもいます。そういう人だと思うことで自分を納得させることができるのなら、その方が無駄な波風を立てることはない為、良いでしょう。
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法⑥最小限のことだけ任せる
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法の6つ目は、最小限のことだけ任せる、という方法です。たくさんのことを任せると、やらなくて良いところまでやってしまい、二度手間になる可能性があります。必要最小限のことだけ任せるようにすると良いでしょう。
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法⑦指摘する
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法の7つ目は、指摘する、という方法です。どうしても我慢できない場合にいは、思い切って指摘しましょう。ただし、その場合は毅然とした態度で指摘しましょう。そうしないと、あなたがその人の攻撃対象になってしまう可能性があります。
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法⑧距離を置く
目立ちたがり屋・知ったかぶりな人への対処法の8つ目は、距離を置く、という方法です。指摘をして波風を立てたくない場合は、そういう人だと思って自分を納得させることが難しい場合には、距離を置きましょう。ただ、空気を読めない人なので、あからさまに距離を置くという方法を取った方が良いでしょう。
目立ちたがり屋・でしゃばりな人に向いている仕事は?
目立ちたがり屋・目立ちたい人におすすめの仕事①モデル
目立ちたがり屋・目立ちたい人におすすめの仕事の1つ目は、モデルです。モデルは主役は服ですが、本人にもカリスマ性がなければ、モデルとして大成できません。目立ちたいという思いを磨けば、カリスマ性に化ける可能性が高い特徴があります。目立ちたい人には、向いている仕事と言えるでしょう。
目立ちたがり屋・目立ちたい人におすすめの仕事②芸能人
目立ちたがり屋・目立ちたい人におすすめの仕事の2つ目は、芸能人です。こちらは自分が主人公になります。自分の目立ちたいという思いや外見を磨けば磨くほど、より目立つでしょう。そういう点で、目立ちたい人にはぴったりな仕事と言えるでしょう。
目立ちたがり屋は上手におだてると付き合いやすい
目立ちたがり屋の人は、上手におだてると何でもやってくれます。褒めておだてれば良いのですから、そういう点では、もっとも付き合いやすいタイプの人と言えるでしょう。正確に裏表があるわけでもない為、その人の性格をしっかり理解すれば、とても楽しい知人になるかもしれません。
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