征服欲・独占欲の強い男性心理16選【傲慢】
征服欲・独占欲の強い男性心理①プライドが高過ぎる
プライドは「誇り・自尊心・自負心」などを意味しますが、日本では「自尊心・自負心」の意味で用いられることが多いです。自尊心や誇りはある程度持つべきですが、高くなり過ぎると高圧的になってしまいます。
征服欲・独占欲の強い男性心理にあるプライドは、高いのではなく高過ぎるため、誇り・自尊心・自負心といったものが「傲慢」の形で表面に現れやすいとされます。自分の何かに思い上がっており、他を全て下だと考えている状態です。
自分が何よりも優れていると思い込んでいるため、その思想を脅かそうとする相手には暴言暴力や不正などを働かせる傾向にあります。プライドが高過ぎること・それにより周囲が負担なことに気付かなければ、結果的に自滅する可能性があります。独占欲や支配欲が強い女性については、以下の記事が参考になります。
征服欲・独占欲の強い男性心理②完璧主義
征服欲が強い男性心理を持つ人は、高確率で「完璧主義」な傾向にあります。完璧主義とは「不足や欠点の無い完璧な状態・結果しか受け入れない心に抱く行動方針」のことで、誰かの労力・手間・時間・負担なども考慮せずに完璧以外は不採用とします。
征服欲の強い男性心理を持つ当人だけが労力・手間・時間・負担などをかける物事の場合には、努力家という形で映ります。完璧となるまで時間や労力をとてもかけるため、人によっては体を壊しますが、その極限にまで行かなければ努力の人になります。
しかし、征服欲の強い男性心理を持つ人以外の労力や時間なども関わる物事の場合は、その関わる人たちの気持ちを全く考えない傾向が見られます。とにかく目的は完璧であり、それに適わないなら不要とするため、そういった扱いを受けた人たちからは恨みを買う可能性が高いです。
征服欲・独占欲の強い男性心理③自分の考えだけが正義
征服欲が強い男性心理を持つ人の中には、「自分の考えが正しい!」という心理が強く働いています。それはつまり、「自分以外の人の考えは間違っている」ということでもあります。全てを否定するわけではありませんが、自分の考えと対立する場合には完全なる否定を示します。
プライドが高過ぎるために他人の意見を聞くことができないのが、征服欲が強い男性心理です。上手く付き合うなら、反対意見でも真っ向から対抗せずに、理論的に説明する必要があります。その時に気を付けたいのは、感情的にならないことです。
常識・道徳・倫理といった基本はありますが、支配欲が強くない人としても真っ向から否定されるのは不満となるでしょう。基本に基づきながら、冷静かつ平和的に真っ直ぐな気持ちで説明することが必要です。頭が悪いわけではないので、納得できる運びにするよう頭を使いましょう。
征服欲・独占欲の強い男性心理16選【勝手】
征服欲・独占欲の強い男性心理④自己中心的
征服欲や独占欲が強い男性心理には、「自己中心的」も含まれています。自己中心的というのは「自分が世界の中心かのように勝手なこと」を言い、自分が正しい・自分の考えはおかしくない・自分は何をしても許されるなどの思想を抱いています。
自己中心的さと高過ぎるプライドが組み合わさることで、全ての人を屈服させて支配しようとする征服欲が生み出されます。自分を否定せずに自分のためになってくれる人を求めている、ということです。
自己中心的さは、征服欲の有無を問わず、持っている人は割と多いです。特に近年は増加傾向にあり、表面的にはそれを隠している人も多いです。自己中心的+強い征服欲で心理が構成されている人の場合は、征服欲が表面化するにつれて自己中心的も目立ってきます。
征服欲・独占欲の強い男性心理⑤思い通りにしたい
自己中心的さが強い人には、「自分の思い通りにしたい」心理も強く存在しています。自分の考えが正しくて、自分が世界の中心だと思い込んであるので、その中心感を否定されると納得できないようです。
自己中心的な心理は、視野の狭さ・世間知らずさ・執着的な思考回路が影響していると考えられます。世の中には色んな人がいて、様々な物事が起きているということを知らないわけでは無いと思いますが、それを自分には無関係としているのかもしれません。
悲しい人・可哀想な人と言えばそうですが、自己中心性を大人になってから変えるのは簡単な話ではありません。「自分は自分で変えられるが自分は他人を変えられない」と言われるように、他者が自己中心性を改善するために思いをかけても無駄です。関わり方を考えましょう。
征服欲・独占欲の強い男性心理⑥主導権を得たい
征服欲は相手を屈服させて支配することを言うので、言い換えれば「主導権を得たくて仕方がない」ということです。なぜ主導権を得たいのか?と言えば、全てを自分の思い通りにしたい男性心理があるからです。
我儘が強い子供のように、自分の思い通りにいかなかった時の感情処理能力が低いことが原因です。感情処理能力が低くなる理由には育ちも関係していますが、当人の考え方が他人のせいにする傾向にあることも一要因と言えます。しかしそれも、周囲の大人から学んだことかもしれません。
いずれにしても、大人になってからもそれを良くないことだとして改善しなかったことは、当人の性質的問題となります。主導権を得たい人の言動は不快なものかもしれませんが、そのことに頭を悩ませるよりも、現実的かつ冷静な判断と対応を考えましょう。
征服欲・独占欲の強い男性心理16選【虚勢】
征服欲・独占欲の強い男性心理⑦負けず嫌い
征服欲が強い男性心理を持つ人には、「負けず嫌い」な心理が生じやすいです。相手を屈服させたい・自分の思い通りに物事を進めたい・そのために主導権を得たいなどの欲が強いので、自分よりも上の存在がいると闘争心が掻き立てられます。
闘争心は時に必要ですが、征服欲が強い男性心理による闘争心は「自分のため」です。自分の立場や理想を脅かされないように、相手を負かしたいだけなのです。つまり、生きる上で絶対的に必要な闘争心ではありません。
征服欲や独占欲が強い男性心理を持つ人は「自分のため」な心理が強いので、闘うのも基本的には自分のためです。また、負けず嫌いには真っ向勝負型と不正型が存在しますが、征服欲が強い場合は追い詰められると不正に走りやすい傾向にあります。
征服欲・独占欲の強い男性心理⑧攻撃性が強い
征服欲や独占欲の強い男性心理を持つ人は、自分の思い通りにならない時に暴力や暴言が露出しやすいとされます。暴力は身近な人に出やすく、暴言は会社関係者やお店の人などに対して出やすいようです。
ドメスティックバイオレンス(DV)やパワーハラスメント(パワハラ)を起こしやすい人の特徴として、完璧主義・征服欲・支配欲・独占欲が強いことが挙げられているように、攻撃性コントロールが下手な傾向が強いです。
攻撃性のコントロールは、理性の問題になります。征服欲が強い男性心理を持つ人は一見インテリに見えるタイプも少なくありませんが、攻撃性コントロールが不得意な時点で理性的ではありませんし、理論性にも欠けます。争いを避けたいなら、対抗心や恐怖心は持たない方が良いでしょう。
征服欲・独占欲の強い男性心理⑨強がり
征服欲や独占欲が強い男性心理には、他人を自分の思い通りにしたい割に、他人を信用していない節があります。それは、自分が他人に信用されないことをしている裏返しでもありますが、裏返しであることは無自覚な場合が多いです。
また、強がりは弱みを見せることを嫌う性格のことですが、なぜ見せないのかと言えば、プライドが高過ぎるからです。完璧な自分・優れた自分・良い人生を送る自分など、社会的に良い評価を得る自分を求めているので、それが無い時には表面的な演出を決行します。
大丈夫では無いのに大丈夫と言い、悩みで苦しいのに攻撃的な態度しか表に出せなかったり、悲しみがある反動で他者に意地悪したりなど、強い人・優れた人・優位な人に見せたいのです。自分を自分で苦しめるタイプなので、心に問題が生じた時には壊れやすい傾向にあります。
征服欲・独占欲の強い男性心理16選【野望】
征服欲・独占欲の強い男性心理⑩ナンバーワンでありたい
征服欲や独占欲が強い男性心理には、「ナンバーワンでありたい」あるいは「ナンバーワンになりたい」気持ちが強いとされます。会社の中で一番優れた人でいたい、彼女にとって一番の男でいたいなど、いずれの状況でも一番の地位を求めています。
一番ということは、誰よりも上にいることを意味します。征服欲は屈服させて支配することですので、自分の思い通りにしたい心理が強い男性はナンバーワンを目指しています。また、ナンバーワンになるために傲慢や暴力・不正を見せることもあります。
恋愛面では、征服欲と共に独占欲を強く出てきます。「自分は彼女のナンバーワンだ」と思い込んでいるので、そうでないかも?という疑いが生じると暴力暴言に移行しやすいです。第一に、対立せず、怪しい動きをしないことが大切と言えます。
征服欲・独占欲の強い男性心理⑪オンリーワンでありたい
独占欲に関しては、「オンリーワンでありたい」心理も含まれています。オンリーワン、すなわち「唯一無二の存在でありたい」ということです。一番であると共に、自分が特別な存在であり続けることを求める男性心理になります。
これは、「自分は価値の高い人間だ」という思い込みが原因で生じています。その過剰な自信のことは、人によっては魅力やカリスマと呼ぶかもしれません。しかし、人間性が伴っていなければどちらにもなりません。
征服欲や独占欲が強いだけで、他に大きな問題が無いなら、恋愛においては「あなたは私のオンリーワン」であることを示す工夫が必要と言えます。
征服欲・独占欲の強い男性心理⑫思い込みが強い
征服欲や独占欲が強い人は自己中心性が強い傾向にありますが、自己中心性が強い人は「思い込み」も強いとされます。逆に、思い込みが強いからこそ、自己中心的な性格が生まれたとも言えます。
恋愛では「彼女にとって自分は一番で唯一無二の存在である」と思い込んでおり、加えて「彼女よりも自分が優位で絶対的な立場にある」とも思い込んでいるので、典型的以上の亭主関白型になり得ます。
現代では男女平等を訴え過ぎて女性優位になっている関係性も少なくないため、征服欲や独占欲の強い男性と衝突しやすい女性も増えていますが、パートナー関係としては衝突も服従も避けたいところです。あくまで平等を崩さず、賢い対応をする必要があるでしょう。
征服欲・独占欲の強い男性心理16選【深層】
征服欲・独占欲の強い男性心理⑬1人になりたくない
征服欲の男性心理が生じる原因の1つに、「1人になりたくない」というものがあります。征服欲や独占欲の強い当人は、無自覚な場合がとても多いです。強がりなので「1人でも平気だ」と思ったり言ったりしますが、深層心理では孤独を好んでいません。
だからこそ、人を支配しようとするのです。支配・征服するということは、自分の近くに人がついているということになります。あくまで「自分の思い通りに」の意味は存在し続けますが、人に囲まれていたい気持ちは人一倍あると言えます。
そもそも、優劣をつけたがる人は弱い人です。優越感や思い通りになる環境がないと不安定になる、優しくも強くもない人なのです。本当の優しさに気付けないうちは、平和の有り難みにも気付けず、終いには1人になり、恨みをぶつけられ、良い死に方をしないでしょう。
征服欲・独占欲の強い男性心理⑭奪われたくない
恋愛において独占欲が強い男性の中には、「彼女を奪われたくない」男性心理がとても強く働いています。自分が彼女の一番で唯一無二の存在だと思い込んでいる反面、彼女との絆を信じていないということです。
そもそも、絆なんて無いのかもしれません。征服欲や独占欲の強い男性心理を持つ人は、自分の考えが正しいとして、それに固着する傾向があります。そのため、彼女側の心は分かっていないことが多いです。つまり、どう思い合っているのか?明白に理解していません。
そういった自分の固着的思考のせいで、唯一無二だと思い込む裏側に裏切られる不安を常に抱いているのです。彼女として彼を大切に思うなら、一番だと思わせること・不貞な行動をしないこと・恐れないこと・独占欲を示された時に嫌な顔をしないことです。
征服欲・独占欲の強い男性心理⑮自信が無い
以上までの男性心理の根源となっているのは、「自信が無い」心理です。自信が無い自分が精神面に素直に存在しているタイプもいますが、征服欲や独占欲の強い男性の中では、自信が無い男性心理が捻くれてしまい、傲慢や虚勢など別の良くない形で露出しています。
しかし、自信が無い心理が捻くれることにも理由があります。それは、もともと「自分は優れているはずだ」と思い込んでいるからです。そう思っていない人は馬鹿にされても「確かに」と気にしない、あるいは「そうなのかなぁ」と落ち込みます。
優れているはずと思い込んでいる性質の人は、「今に見てろよ」となります。すなわち、闘争心です。この闘争心は「相手を自分より下にする」目的で生まれているので、その心を持って生きる続けると征服欲や独占欲の強い人間ができあがってしまうのだと言われています。
征服欲・独占欲の強い男性心理⑯対人関係の苦悩
征服欲や独占欲の強い男性心理を持つ人は、その自己中心的さや傲慢さから人間関係が上手くいかない傾向にあります。しかし、当人は自分のせいだと心底思っていません。「どうして思い通りにならないんだ!」が、悩みの中心となっています。
表面的には「自分が悪い」と言っていたとしても、「あいつが悪い」などの他者を責める発言があるなら、自分が悪いとは思っていません。同情を買おうと、自分が悪いと言っているだけです。
こういった苦悩を抱えている時は、身近な人がとても迷惑をこうむります。そのため、身近な人が見捨てる態度をすれば精神的にかなり追い込まれることでしょう。そういったことをしたくないなら、事情を聞いて、男性の態度に対して相手がどう思うのか、これから改善すべきことなどを話し合いましょう。
支配欲を満たす男の扱い方
支配欲を満たす男の扱い方①一番・唯一を示すセリフを使う
支配欲を満たすセリフとして挙げられるのは、「あなただけ」「〜してくれたのはあなただけ」「あなたじゃなきゃだめ」「あなたがいないなんて考えられない」などの唯一無二を示すものです。「あなた」の部分は、支配欲のある男性の名前にしても良いでしょう。
支配欲を満たす男の扱い方②夢中な私を表現・支配感を演出
営みなどの時には、支配欲のある男性の名前を呼んだり、あなたしか見えていないアピールをすると良いそうです。また、支配欲が強い男性はいわゆるマグロを好むと言われますが、軽い抵抗の演技をした後に相手任せにすると、支配欲がより満たされやすいとされます。
支配欲を満たす男の扱い方③対抗心を見せず賢く扱うこと
支配欲のある男性には、上から圧力をかけるような言い方や、攻撃的な物言いをしない方が良いでしょう。なぜなら、攻撃性に拍車をかけてしまうからです。何か伝える時や間違ったことを指摘する際は、あくまで平和的な物腰が重要なものとなります。
そして、怯えない・イライラしない・相手を立てることも大切です。支配欲のある男性は冷静さに欠けやすいため、こちらが冷静に判断した方が賢く、何気にコントロールする側となれます。そういった立ち回りができる人が、征服欲・支配欲の強い男性と居られると言えます。
そして、独占欲については、裏切らないことが一番です。これは独占欲の有無を問わず人としての問題ですが、支配欲や独占欲が強い人を裏切ると後が大変です。また、怪しい動きも疑われるようなこともしないようにしましょう。
征服欲・独占欲が強い男性には心理を踏まえた賢い対応を!
征服欲や独占欲、支配欲が強い男性には、端的に言うと良い部分がありません。しかし、生じる理由の根源には自信が無い心理が存在あるため、上手くいない状況に陥ると精神的に追い込まれやすいタイプです。だからといって同情はせず、因果応報と厳しくすべきと言えます。傲慢の改善のためには、当人が気付く他ないからです。
対人に関しては「思い通りにしたい」同士が一緒になると、衝突だらけになり、互いに不満が蓄積されます。また、基本的に手が出た方が悪者扱いになりますが、「思い通りにしたい」や「社会的評価がとても気になる」の出し方の違いだけで、本当はどちらにも悪い部分があります。
征服欲・独占欲・支配欲が強い相手と一緒に居られるのは、冷静かつ柔軟に賢く立ち回れる人だけです。あなたはそのような人でしょうか?「そうだ」と言う人もいますが、本当に賢い人は言いません。一緒に居るのが難しいなら嫌いになる前にお別れを、仕事など関わるのが難しいなら必要以上に気にしないなど工夫をしましょう。
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