100均ダイソーの穴開けポンチ|特徴は?
①皮革・布地・紙に使える鉛筆タイプ
100均ダイソーの「穴開けポンチ」は、円形の先端で穴を開ける、鉛筆のような形状の商品です。皮革用の皮ポンチとしてだけでなく、布地や紙などにも使えるアイテムなので、幅広い使い方ができますよ。丸い穴を綺麗に打ち抜きたいときに活用しましょう。
②ローレット加工で持ちやすい
ダイソーの「穴開けポンチ」の持ち手は、ローレット加工されています。ローレット加工とは、表面に施されている細かい凹凸のことです。片手を添えて使用する際に、滑り止めとなってくれるので、硬い皮革に穴を開けるときでも安心して使えます。
②基本はセット販売
ダイソーの「穴開けポンチ」は、基本的に2本セットで販売されています。異なるサイズのものが2本セットになっていて、100円です。場合によっては必要のないサイズも購入する可能性もあるので、注意しましょう。無駄にしないよう、活用法をチェックして効率的な使い方を探してみてください。
100均ダイソーの穴開けポンチ|種類とサイズは?
①2mm・7mmサイズ
1つ目は、「2mm・7mmサイズ」のセットです。ダイソーの穴開けポンチの中では最小となる2mmと、大きめの7mmが入ったタイプですね。1mmなどの極小サイズはないので、注意しましょう。
具体的な穴の大きさを確認したい場合は、パッケージの表面をチェックしてくださいね。使用後のそれぞれの穴の大きさを示したイラストがあります。
②3mm・6mmサイズ
2つ目は、「3mm・6mmサイズ」のセットになります。3mmの穴開けポンチは、ダイソーで販売されているものの中で、いちばん使い勝手が良いタイプですね。6mmも、ストラップ穴などに使いやすいので、人気のセットになっています。
③4mm・5mmサイズ
3つ目の「4mm・5mmサイズ」のセットは、微妙な穴の大きさを使い分けたいときに便利です。主にベルトの穴を追加するときなどに使うと良いでしょう。男性用と女性用の、微妙な大きさの違いにも対応できると言われています。
④8mmサイズ
4つ目の「8mmサイズ」の穴開けポンチは、一本でのみの販売です。他の種類は、すべてセット販売なのですが、8mmだけは例外となります。ダイソーで販売されているものの中では、最も大きめのタイプですよ。10mmや12mmといったサイズは、100均では販売されていません。
100均ダイソーの穴開けポンチ|使い方は?
使い方①カナヅチ&ゴムマットを使う
穴開けポンチの使い方では、必要な道具を揃えることが大事です。100均の穴開けポンチ単体では、穴を開けることはできないので、しっかりと準備しましょう。基本的に、穴開けポンチを打ち抜くためのカナヅチと、台座となるゴムマットがあればOKです。固い木の板も良いですね。
また、穴を等間隔に開ける必要がある場合は、定規や方眼紙、印付け用のペンなどがあると便利です。穴の中心位置を測って、ペンで印をつけていってくださいね。必要な道具は、100均ダイソーでも揃えることができますし、レザークラフトの専門店で探すこともできますよ。
使い方②素材に対して垂直に使う
穴開けポンチは、素材に対して垂直に立てて使います。必要な道具が準備できたら、皮革や布地などの素材に対して使っていきましょう。詳しい使い方は、下記の手順を参考にしてくださいね。穴を開けるときの力加減を目で見てチェックしたい場合は、動画も併せてご覧ください。
- 1ゴムマットなどの台座の上に、穴を開けたい素材を置きます。
- 2穴を開ける位置を決めて、穴開けポンチを垂直に立てます。
- 3穴開けポンチの頭を、カナヅチで思い切りよく叩きます。
- 4少しずつ叩いてしまうと、位置がずれて穴が歪む可能性があります。
- 5穴開けポンチが台座に刺さった場合は、台座を叩けば外せます。
穴の開け方
使い方③メンテナンスをしながら使う
穴開けポンチは金属製なので、サビ防止などのメンテナンスが必要です。とくに、しばらく使う予定がない場合は、使用後にサビ止め用のオイルを塗布してから保管するようにしましょう。防湿剤と一緒に保管ケースにしまうのもおすすめですよ。100均アイテムでも、大切に使えば長持ちしてくれることでしょう。
100均ダイソーの穴開けポンチ|注意点は?
注意点①軍手で安全性を高める
穴開けポンチを持つ方の手は、できるだけ軍手をはめるようにしましょう。しっかりと支えるための滑り止めにもなりますし、手の保護にも役立ちます。
100均ダイソーの穴開けポンチは、小さな頭をカナヅチで打ち抜く必要があるので、手がすべったりすると危険です。分厚い軍手があると、安心感がだいぶ違います。とくに、初心者に大切にしてもらいたい注意点ですね。
注意点②薄い素材は厚紙で挟む
薄い素材を打ち抜くときの注意点として、厚紙で挟むことが挙げられます。ゴムマットの台座だけでは、状況によって穴が開けられない場合があるためです。作業台の上に厚紙を置き、打ち抜きたい素材をのせて、さらに厚紙で挟んでくださいね。あとは、穴開けポンチの使い方でご紹介した通りの手順で進めればOKです。
注意点③当たり外れの可能性がある
100均ダイソーの穴開けポンチには、当たり外れの可能性があります。ロットによって切れ味が異なるものがあるので、注意点として覚えておきましょう。すっぱり打ち抜けるものであれば良いのですが、切れ味が悪いと感じた場合は対策が必要です。
うまく打ち抜けないときは、穴開けポンチの先端をぐりぐりと回すようにしてみると、切れることがあります。また、100均アイテムという強みを生かして、別の穴開けポンチを試してみるのも一つですね。
100均ダイソーの穴開けポンチ|かわいい活用アイデアは?
アイデア①スタッズの取り付けに
ダイソーの穴開けポンチは、革製品へのスタッズの取り付けに便利です。スタッズとは、装飾に使う金属の鋲のことで、布地や皮に穴を開けて取り付けるものです。シンプルな革ベルトを、かわいいスタッズで装飾すると、印象がガラリと変わりますよ。小さめのポンチを活用して、かわいい一品に仕立ててみてください。
アイデア②手作り手帳の作成に
穴開けポンチは、手作り手帳の作成にも活用できます。ダイソーのものは、皮にも紙にも使うことができるので、試してみてくださいね。皮ポンチとして表紙や中身に穴を均等に開けたら、リングで固定していけばOKです。かわいいチャームなどを取り付けるための穴も追加すると素敵ですね。
ダイソーの穴開けポンチは、レザークラフトの皮ポンチとして活用できるので、かわいい革小物作りに挑戦してみるのはいかがでしょうか。こちらの記事では、初心者でも手作りできる革小物の作り方を紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
アイデア③フェルトの加工に
ダイソーの穴開けポンチを、フェルト加工に活用するのも良いですね。丸い穴を開けるのは難しい素材なのですが、穴開けポンチがあれば、いくらでも綺麗に加工していけます。アイデアしだいで、かわいい作品が作れるので、色とりどりのフェルトで試してみましょう。
アイデア④タグのハトメ付けに
穴開けポンチは、タグのハトメ付けでも重宝します。100均ダイソーのものなら、皮に布地、紙など、どんな素材のタグにも対応しますね。なんの変哲もないカードでも、ハトメを取り付ければ、かわいいアレンジが可能になりますよ。アイデアの見せ所なので、活用してくださいね。
アイデア⑤ケースの加工に
穴開けポンチを活用すれば、皮やシリコンなどのケース加工も可能になります。ストラップを取り付ける場所を作ったり、レンズの位置を調整するのにレンズ穴の幅を広げたりと、色々なアイデアが考えられます。スマホケースにかわいいアレンジを加えたい場合に使ってみるのはいかがでしょうか。
100均ダイソー以外でも穴開けポンチは買える?
ここまでは、100均ダイソーの穴開けポンチの種類や使い方、注意点についてまとめてきました。しかし、同じ100均のセリアやキャンドゥでも扱っているのかも気になりますね。セリアやキャンドゥで買える穴開けポンチや、代用品についてもご紹介していきます。
①キャンドゥの皮ポンチ
100均キャンドゥでは、「皮ポンチ」という商品が販売されています。「皮ポンチ」と名前がついていますが、布地やビニール、厚紙にも対応している点が特徴ですね。ただし、セット販売が基本のダイソーとは異なり、キャンドゥの「皮ポンチ」は1本のみでの販売となっています。
また、キャンドゥの場合は大きさのバリエーションも少なく、用途が多い3mmサイズのもの以外はあまり見かけません。使い方や注意点に関しては、ダイソーのものと同じですよ。キャンドゥの「皮ポンチ」を上手に活用してかわいい作品を作っていきましょう。
②セリアの彫刻刀
100均セリアでは、ダイソーやキャンドゥの皮ポンチのような商品は、残念ながら見られません。しかし、皮などに穴を開けるのであれば、セリアの彫刻刀を代用品にすることができます。
基本的に「小丸刀」と呼ばれる、半円形の彫刻刀を2回に分けて打ち付けることで、丸い穴が開けられますよ。プラスチックの持ち手だと、ハンマーの衝撃に耐えにくいですが、セリアの彫刻刀は木製なので耐久性もあります。
セリアの彫刻刀について、さらに詳しく知りたい場合は、こちらの記事を併せてご覧ください。セリアで販売されている種類だけでなく、ダイソーやキャンドゥのものもまとめられているので便利です。
100均ダイソーの穴開けポンチを活用しよう
100均ダイソーの穴開けポンチの使いみちは、ベルトの穴開けだけではありません。穴を開けるだけの商品でも、使い方しだいで、素敵な作品を作っていくことが可能です。
とくにダイソーの穴開けポンチは、セリアやキャンドゥと比較して、種類が豊富だという特徴があります。また、セット販売になっているので、全種類を揃えるのも簡単ですね。興味がある方は、ぜひ活用して、素敵な作品を生み出していってください。
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