絶対に怒らない人の心理12選
絶対に怒らない人の心理①怒ることが面倒
絶対に怒らない人の心理の1つ目は、怒ることが面倒だということです。泣いたりわめいたりせず静かに怒るにしても、怒り自体がかなりのエネルギーを消費する感情です。激しく怒った後は精神的にも身体的にも疲れてしまい、ぐったりしたという経験をもつ人も多いかと思います。
つまり絶対に怒らない人は、怒りが疲労を伴うものだと理解しているということなのです。怒った後の疲れが面倒に感じているため、極力怒らないように努力しているのですね。
絶対に怒らない人の心理②基本的に期待はしない
絶対に怒らない人の心理の2つ目は、基本的に期待はしないということです。「これくらいしてくれるだろう」と他人に何らかの期待をしていると、思い通りにならなかった時に腹が立ちます。
怒らない人というのはそもそも他人に期待をしていないため、相手がどんな行動をとろうとキレることはありません。人は思い通りにならないのが当たり前という考えをもっていると、期待はせず怒りを感じることもないのです。
絶対に怒らない人の心理③完璧な人はいないと思っている
絶対に怒らない人の心理の3つ目は、完璧な人はいないと思っているということです。人がよくキレるシチュエーションのひとつに挙げられるのが、他人の失敗かと思います。
しかし、怒らない人は「誰にでも失敗はあるし完璧な人はいない」という考え方をします。そのため怒らずに「仕方がない」と受け入れ、その後何らかの処理が発生したとしてもイライラすることはありません。
下記の記事では、完璧主義の人の特徴や原因について紹介しています。周囲の人にとっては困ってしまう完璧主義な人ですが、治し方についても書かれていますよ。
絶対に怒らない人の心理④相手の気持ちを考えられる
絶対に怒らない人の心理の4つ目は、相手の気持ちを考えられるということです。誰かから怒られるというのは精神的な負担を伴うもの。
それを理解して「怒られた相手が委縮してしまうのでは」と考えられる思いやりをもっていることから、人に怒るということがないのです。多少イラついたとしても静かに怒る程度であり、他人には当たらず自分の中でその怒りを昇華させます。言いたいことは優しく伝えるため、相手を怖がらせず意図が正しく伝わるでしょう。
絶対に怒らない人の心理⑤スルースキルが高い
絶対に怒らない人の心理の5つ目は、スルースキルが高いということです。相手が怒りをぶつけてきた時、それに反論する人と反論せずに聞き流す人がいます。絶対にキレることのない人というのは、後者の方です。
人がこちらに怒りをぶつけてくる時点で、相手と自分の意見は一致していないということ。いずれは和解できるかもしれませんが、ほとんどの場合反論すれば口喧嘩が長引くことになります。だらだら続く口論は面倒以外の何物でもありませんので、スルーするのが賢いといえますね。
絶対に怒らない人の心理⑥争いごとが大嫌い
絶対に怒らない人の心理の6つ目は、争いごとが大嫌いだということです。元々の性格が気弱だったり、両親の仲が悪い家庭で育ったりすると、争いごとが嫌いになります。
そのような人は相手に不満があったとしても、争いに発展することを考えると怒りを表に出せないのです。下手に怒って口喧嘩が始まるくらいなら、自分が我慢する道を選んでしまうのですね。
絶対に怒らない人の心理⑦どう怒りを表現したらよいか分からない
絶対に怒らない人の心理の7つ目は、どう怒りを表現したらよいか分からないということです。絶対に怒らないといわれている人でも、怒りという感情自体はあります。問題はそれを言葉にできずに、人に伝えられないことなのです。
相手に怒りを伝えるにも何と言えばよいか分からず、口ごもっているうちにどうでもよくなってしまいます。結局怒りは伝えられないままになるため、心にはモヤモヤとした感情が残ってしまうでしょう。
絶対に怒らない人の心理⑧怒ることで嫌われたくない
絶対に怒らない人の心理の8つ目は、怒ることで嫌われたくないということです。このタイプの怒らない人は、怒りは芽生えるものの「キレることで周りの人に嫌われてしまうのでは」という思いが心の中に存在しています。
そのために、たとえ怒りを覚えたとしてもその感情を伝える前に周りの反応について考えてしまい、結局怒らずに終わってしまうのです。自分に自信がない人は相手に嫌われるという恐怖が大きいため、このような心理で怒らない傾向にあります。
絶対に怒らない人の心理⑨器が大きい
絶対に怒らない人の心理の9つ目は、器が大きいということです。人にはそれぞれ「これをされたら怒る」というラインがありますが、怒らない人はそのラインがかなり高い位置に設定されています。
だからこそ、多くの人にとっては不快な出来事でも、怒らない人にとっては「怒るほどのことでもない」と判断されて怒りに発展しません。何をされてもニコニコしていることが多いため、周りの人から心配されることも多いようです。
絶対に怒らない人の心理⑩現在が幸せで心に余裕がある
絶対に怒らない人の心理の10つ目は、現在が幸せで心に余裕があることです。何か心配事があって心に余裕がないと、ちょっとしたことでもイライラしてキレることが多くなります。
でも、毎日が満たされていると心を穏やかに保つことができるため、多少嫌な出来事があっても怒ることはなくなります。マイナスよりプラスの感情の方が大きく心を占めていると、些細なことでは怒りを感じにくくなるのです。
絶対に怒らない人の心理⑪怒るべき場面がよく分からない
絶対に怒らない人の心理の11つ目は、怒るべき場面がよく分からないということです。このタイプの人は怒りを感じたとしても、「他の人にとっては怒るポイントではないのかも」と考えてしまいます。場違いな怒りを伝えて他の人に変な目で見られるのが怖いのです。
自分の行動に自信が持てない人、常に周りを気にする人などは、怒りたいと思っても周りを気にしてしまい、怒ることが難しくなります。
絶対に怒らない人の心理⑫過去に嫌なことが続いて感情が麻痺している
絶対に怒らない人の心理の12つ目は、過去に嫌なことが続いたことから感情が麻痺しているということです。不快な出来事が起きる頻度が時々ならばその都度怒ることができますが、あまりにも嫌なことが続くと怒る気力すら湧かなくなってしまいます。
さらに「腹は立つけど昔経験したあの辛さよりはマシ」といった考え方が身につくため、少々のことでは怒らなくなります。仮に怒りを感じたとしても、周りが気付かないように静かに怒るでしょう。こんな心理も存在することから、絶対に怒らないと思われている人も昔は人並みに怒っていた可能性があるといえます。
絶対に怒らない人がキレるとどうなるのか
怒らない人がキレる時の反応①静かに怒る
普段怒らないからこそ本当に頭にきた時は静かに怒るものであり、大声で怒鳴ることはほとんどありません。しかしその分、淡々と相手を追い詰めるか、謝ってくれるまで完全に無視するでしょう。
もちろん、身にまとう空気は一目見て怒っていると分かるほど、恐ろしいものになります。いつもは怒らないこそ、静かに怒るというのは相手を心底怖がらせる効果があるのです。
怒らない人がキレる時の反応②縁を切る
絶対に怒らない人というのは、自分を不快にさせる人をどうにかして変えようとはしません。ただし、だからこそ「この人とはもう付き合いたくないな」と感じると、あっさりと縁を切ってしまいます。
怖いのは、縁を切るそぶりをまったく見せないところ。無理だと思ったら、表面上は普通にしていても突然連絡先を消去してしまうため、縁を切られた人は「なんで急に?︎」と戸惑ってしまいます。
怒らないメリットとは
怒らないメリット①疲れない
誰かに対して怒るのは多くのエネルギーを消費する行為です。そのため、絶対に怒らないことは疲れないというメリットがあります。
怒りとは、うまくいかないことを思い通りにしようとするからこそ生まれる感情です。事象に対して反発しようとするから、精神的にも肉体的にも疲れます。怒らない人は抵抗しようとせず、基本的には流れに任せるスタイルです。だから、無駄なエネルギーを使うこともなく疲れません。
怒らないメリット②人間関係を良好に保つ
自分を怒った相手に好感を抱く人はあまりいません。ほとんどの人はその相手に反発するか恐怖を抱くかのどちらかであり、その後の人間関係は悪化してしまいます。そのため、怒らないメリットには人間関係を良好に保つことが挙げられます。
怒りという感情は争いの種でもあります。少なくとも、自分が怒らなければ喧嘩の数を増やすこともなく、お互いの関係を悪化させる可能性もできるだけ低く保てるというわけです。
怒らないメリット③怪我や事故が減る
怒りという感情を抱いている間、多くの人は行動が大胆になってしまい、時にそれは怪我や事故を引き起こします。つまり、怒らなければ怪我や事故が減るということです。
キレることで運転が荒くなったり、動作が乱暴になると自覚している人は多いと思います。その結果もたらされる怪我や事故は、小さなものから大きなものまで様々です。少なくとも、怒らないことでそういった怪我や事故が減るため、身の安全を守ることに繋がります。
怒りを鎮める方法4選
怒りを鎮める方法①状況を客観的に見て静かに怒る
怒りを上手に鎮めるために是非実践してもらいたいのが、状況や感情を紙に書き出して客観的に見つめることです。腹が立っている時というのは思考が次から次へと溢れてきて、まったく冷静になれません。ですので、怒りを感じたら心を整理する癖をつけるとよいでしょう。
怒った理由やその時の気持ち、自分には問題がなかったか、相手はどんな気持ちだったかなど、その状況を客観的に見ることでヒステリックな怒り方は抑えることができます。
まずは静かに怒ることを目標に気持ちの整理をつければ、怒りそのものも徐々に落ち着いてくるでしょう。感情的になっても問題は解決しません。怒りを長引かせないためにも、書き出す方法を試してみて下さい。
怒りを鎮める方法②「まぁそうだよね」を脳内の口癖にする
イライラを抑えるポイントは誰にも期待しないことです。しかし、人間ですからつい何かに期待してしまうことはあると思います。そんな時は、「まぁ、そうだよね」を心の中の口癖にしてみて下さい。
他人が自分の思うように動いてくれなくても「まぁ、そうだよね」と心の中で呟くことで、期待通りにいかなかったことへの怒りが消えていきます。何をされても期待しないというスタイルが身について、無駄に怒ることがなくなりますよ。
怒りを鎮める方法③嫌なことを考え続けることをやめる
怒りというのは、それについて考えれば考えるほど増幅していくものです。だからこそ、イライラを抑えたいのなら、嫌なことを考え続けることをやめてみましょう。人に対して怒っている時、許していない状態で相手のことを考え続けても、どんどん怒りが倍増して収集がつかなくなってしまいます。
そんな状態では何を考えても良い気持ちになんてなれません。心を無にして深呼吸するか、何も考えずに好きなことに取り組み、嫌な想像をすっぱりとやめると次第に心が落ち着いてくるでしょう。
怒りを鎮める方法④キレることを我慢した後のご褒美を設定する
怒りという嫌な感情であっても、ポイントカードのようにある程度溜まったら良いことがあると思うことで、プラスの感情に変えることができます。試しに、キレることを我慢した後のご褒美を設定してみて下さい。
具体的にいうと、10回キレるのを我慢できたらコンビニスィーツを食べる、ちょっと高めの入浴剤を使ってみるなど「〇回我慢したらプチご褒美」と決めるという方法になります。
ご褒美を設定することで、たとえイラっとしたとしても「あと〇回でご褒美!」と瞬時に切り替えられるため、怒りが静まるスピードが速くなりますよ。
怒らない人の心理を理解して心を穏やかに保とう
怒りっぽいことに悩んでいる人は、絶対に怒らない人と自分を比べては落ち込むことが珍しくありません。でも、怒らないといわれている人にも怒りという感情はあります。
それは静かに怒る、突然連絡先を消すなど、大きな声や動作で行うことではありませんが、どんな人でも怒ると分かったら少しは心が穏やかになるのではないでしょうか?
大切なのは、自分の心と向き合って上手に怒りを鎮めることです。そのためにも、絶対に怒らない人がもつ心理を理解して、イライラを落ち着かせる方法に取り組んでいきましょう。
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