秘密主義者の心理・特徴12選
1.秘密主義の人は他人と関わりを持ちたくない
秘密主義者の多くは、男性女性に関係なく他人と密な関わりを持ちたくないと考えています。家族や友人は別です。正確に言えば、関わり合う相手を選んでいると言うべきでしょう。社会人になれば仕事でたくさんの先輩や同僚、または上司や後輩に取引先など人間と否が応でも関わるようになります。
そこで線引きをしていると考えればわかりやすいでしょう。仕事はあくまで仕事、プライベートのつき合いはしないから情報を出したくないという信念を持っています。そのため、会社の人には「あいつは秘密主義だ」というカテゴリーに入れられる結果になってしまいます。
2.オンとオフは分けているのが特徴
秘密主義者の人は、毎日の生活の中できちんとオンオフを分けたいと考えているのも特徴といえます。外の環境とふれあっているときはオン、それ以外はオフとして自分を使い分けています。そして、使い分けをしながら自分の健康や精神状態を保つことを心がけています。オフは自分だけの時間にしたい心理が強くあります。
オンオフが一緒の人から見れば、オフには関係を密接に持とうとしない相手を秘密主義者だと決めつけてしまいます。しかしオフを大事にする人からすれば、オフは自分を休めるための重要な時間で、自分だけのものです。人にわざわざオフについて口出しや干渉されたくないため、秘密主義者をつらぬいています。
3.余計な干渉をされたくない心理
人のは自分以外の他人に興味をもちます。しかし、それが度を越す人も多く見受けられます。そういった人は他人がすることを放置できない、または好奇心を持ちすぎるなどの性格をしています。当然そういったさまざまなことに干渉されたくないという心理を持つ人もいて、確信犯的に多くを語らない人もいます。
そんな多くを語らない人に対して、秘密主義だと決めてかかる人もいます。男女関係なく干渉してくる人を遠ざけたいと思う人は多くいて、秘密主義というバリアを張ることで過干渉な人との関係を適当にすますことができるように防衛します。
4.自分は他の人と違うと見下した心理
自分は周囲にいる他の人とは違うという心理を持っている人は、「どうして自分の話を他の人にしないといけないのか」と感じて話をしたがりません。こういう人は秘密主義者と言われてもそれを少し誇らしく思っていたりします。周囲の人を自分より下だと見下しているので、何かを教えたり深いつき合いをしたりしません。
周囲が楽しそうな話をしていても、内心でバカにしていたり自分は絡まないようにクールな対応をします。そして、自分より上の相手だと判断すると、途端に親しくなろうと試みたり、秘密主義者を取っ払って関わりを持とうとするような性格も持ち合わせています。
5.秘密にしないといけないプライベートを持っている
本当の秘密主義者は、絶対に秘密にしないといけない秘密を抱えています。恋愛に関して他人に話さない人は実は不倫をしていたり、家族について話さない人は家族に隠したい何かを持っていたりします。また、副業をしているような人も周囲にばれたら困るため、秘密主義をつらぬこうとします。
ばれたら人の噂に上がったり、話のネタになってしまったり、仕事に影響を及ぼしたり不利益を被ることを避ける場合は、男女ともに頑張って秘密主義者になります。ばれたら絶対ダメなことを隠しすのが、人間というものです。
6.自信がない性格のせいで「仲間に入りたくても入れない」
秘密主義の人の中にも、決して秘密を言いたくないのではなく、ただ単に自分に自信がない性格をしているため人とコミュニケーションが上手く取れない人もいます。そういった人は、自信がなさすぎるため自分の意見やプライベートを言えない状態になっています。それが逆に秘密主義のように見えてしまいます。
自信のない人は、自分の話をすることもはばかられてしまい、一切話すことをしません。周囲の人も秘密主義だと勘違いしているので、あえて自信のない人を構うことがありません。その結果自信のない人は孤立することになり、一段と秘密主義者として奉られます。
7.話好きなのに自分の話をしそびれてしまう心理
秘密主義者だからといって話が嫌いなわけではありません。話を聞くのは大好きな人もいます。話を聞いて慰めてあげたり、意見を言ってあげたりと、意外に他人にはかいがいしく世話をします。しかし、相手の話を聞きすぎる結果、自分の話はしそびれてしまうことがいつもです。
そのため、周囲の人には「〇〇さんは話をよく聞いてくれるけど、自分の話は絶対しないよね」ということになってしまいます。決して隠したり、話したくないと感じている人ばかりではないのです。タイミングや魔の悪さで、秘密主義な人とレッテルを貼られることがあるのを覚えておきましょう。
8.女性に多い「嫌いなので放置して欲しい」という心理
女性に多く見られるのは、嫌っている相手には心から放置して欲しい、構わないでほしいといった心理です。自分が嫌われていると自覚のない人は、やたら話しかけたりプライベートを詮索してきたりします。しかし、嫌っている側からすれば迷惑以外のなにものでもありません。
女性は特に嫌いな人との関わりを避けたがる心理が強いため、嫌っている人にはできる限りプライベートを話さないようにします。干渉されたくないし、構って欲しくないのですが、それが伝わらずに秘密主義だと揶揄されたり非難されたりします。
9.裏切られるのが嫌だから秘密主義になる
秘密主義の人は、かつては普通の人だったかもしれません。しかし、身近な人間に話したことをべらべら話を流されたりして、結果ひどい目にあったことがある人がいます。そういった裏切られたことがある人は、次に自分が置かれる環境では「絶対に余計なことはしゃべらない」と決めています。
そのため、社内では特に余計なことを一切プライベートなことは話しません。その頑なな態度によって、周囲には秘密主義なひとだと判断します。このように元々の誰かの裏切りによって、一人の秘密主義者が誕生することがあります。
10.男性に多い「話す理由が見つからない」という心理
男性に多く見られる心理が、他人に自分のプライベートを話す理由が見つからないといった心理です。仕事で絡む人には仕事の話をするだけでいいと感じ、なぜプライベートな質問を受けたりわざわざ話したりしなければならないかわからない、といった男性が多くいます。
男性はただでさえあまり余計なことを喋りたがらない人が多く、親しい人以外に個人的な話を漏らしたり愚痴ったりしません。しかし周囲にはそれを理解する人ばかりではありません。そのためプライベートや自分のことを話さない男性を、勝手に秘密主義だと決めつける人も出てきます。
11.大切にしたいプライベートがある
自分にとって何よりも重要で、大切にしたいプライベートがある時も秘密主義をつらぬくことがあります。例えば自分の趣味が人から敬遠されたりバカにされたりすると不安に感じたりする場合、人は他人に知られたくない心理になります。絶対ばれないように、自分の大切なプライベートを守ろうとします。
12.あえて秘密主義を装ってミステリアスな雰囲気を出したい心理
中には他人との関係の駆け引きにおいて、あえてミステリアスな雰囲気を出すために秘密主義を装う人もいます。こういう人は、秘密主義を格好いいといった心理を持っています。ちょっと夢見心地な性格をしていて、ミステリアスさを演出することで他人からの関心を引こうとします。また、それに惹かれる人もいます。
これはあくまで演出であって、決して干渉されたくないと考えているわけではありません。逆に干渉されたいと願う心理を持っていたりします。そのため、惹かれた誰かが構ってくると、ちゃんと秘密主義を止めて自分をさらけ出していきます。男性女性関係なく、可愛らしい性格・心理といえるでしょう。
プライベートを干渉されたくない人の性格
干渉されたくない男性の性格
男性の秘密主義者は珍しいことではありません。男性はだいたい女性よりも自分のことを話しません。特に仕事では必要なことだけを話し、プライベートは話す必要性を感じていない人ばかりです。他人と自分の生活は関係ない、関わり合う必要はないといった心理を持っている人が大勢を占めるでしょう。
そのため、プライドが高いとか低いの問題ではありません。公私混同をしない人が、男性ではマジョリティーだと考えましょう。男性にとっては赤の他人に干渉されたくないと考えるのが当然のことなのです。
干渉されたくない女性の性格
干渉されたくない女性の性格としては、構われるのが大嫌いと考えるのが特徴です。女性はとにかく興味を抱いたりすれば、距離を近く詰めてきたり土足で他人の心に踏み込んだりする人が男性より多くいます。そんな女性を同性として「うっとうしい」という心理で見ています。
干渉されたくない女性は、自分も他人を干渉しません。それがマナーだと考えています。しかし困った人が相談すれば、ちゃんと相談に乗ってくれて解決を手助けしてくれたりします。きちんと大人の対応ができる人が多いでしょう。
秘密主義の心理になった理由・原因
かつてひどい目に遭い秘密主義になった
過去に大切な人に裏切られたり、周囲が知らないと考えていた話が周囲に広がったりして嫌な想いや辛い想いをした人は秘密主義になりがちです。もう二度と同じ間違いは起こさないと心に誓って、信用できない人には一切自分の個人情報を出さなくなっているからです。
また、他人にひどい目にあった心理から、他人との距離を取ろうとしがちになってしまいます。そして、不安から構えてしまいます。はたから見れば、干渉されたくない心理が透けて見えるほど、他人に踏み込んでこられることに抵抗しているのがわかるでしょう。
他人との距離が適切にとれないことが原因
他人との距離感がわからないといった不安な心理を抱えている人も、どこまで自分の話をしていいのか適切な落としどころがわからずに秘密主義者のようになってしまいます。相手を見て、距離をどうとるかなどが適切に判断できる人は、そういった悩みを抱えることがありません。
しかし、人間関係が苦手であったり距離感に悩む人は、常に相手とどこまでの話をするのか、どれだけ自分を知ってもらえばいいのかがわからない心理になっています。それが原因でうまく自分のことを伝えられない人になってしまいます。しかし決して干渉されたくない性格であるわけではありません。
秘密主義の人との付き合い方
根掘り葉掘り聞かないようにする
人は何かを話したい時、基本的には自分から話をしていくものです。それを避けている人は、秘密主義者が干渉されたくないと考える男性や女性です。なので、つき合いをするときは根掘り葉掘り聞かないようにこころがけましょう。聞かれると、不愉快になったり、つき合いを切られる可能性があります。
その代わり、言いたくても上手く言えない結果秘密主義者にされている人の話は、ゆっくりと根気よく聞いてあげるのが親切です。そういう人はきちんと話を聞いてくれる人が表れれば、秘密主義の看板を下ろすことができます。
自分の話は気にせずにする
秘密主義の人には、秘密主義なりの深い事情があるかもしれません。それも知らずにとやかく思ったり、勝手に当て推量したりしても仕方ありません。相手のことを聞くのはあきらめて、自分の話は普通に気にせずしていれば問題ありません。相手も人の話は聞くので、関係はきちんと築けます。
秘密主義の人だからといって、特段つき合い方が変わるわけでもありません。友人知人とつき合うように振る舞っていれば大丈夫です。しかしながら「どうつき合ったらいい?」と悩んでしまう人は、つき合い方を色々と研究してみてください。参考記事も勉強になります。
秘密主義は個人の自由!自分らしく振舞おう
ここまでは人に話をしなければいけない、ここからは人に話してはいけない、といった明確な決まりごとがありません。それは自分が決めることであり、他人が勝手に決めることではありません。他人は「知りたい」とか「教えて欲しい」とか考えても、それは他人の願望であり強制ではないので気にしないのが一番です。
秘密主義でも親しい人や自分が伝えたい人に、自分のことを伝えられて知ってもらえていればそれで十分です。他人に秘密主義だと非難されたりしても、気にせず自分らしく振舞いましょう。無理をすれば自分の個性が薄れてしまいます。自分らしく毎日を送れることが一番大事なことです。
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